【道端演奏雑感20240525】 | 電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ(ウインドシンセサイザー)で、路上演奏を中心に活動しています。その活動の記録です。

 

 先週、信濃川のほとりで「サンセットライブ」を堪能したのですが、会場から新潟日報メディアシップビルが良く見えました。そう言えば、昼間は何回か20階の展望室からの景色を見た事があるのですが、夜は無かったなあと、新潟市中心部の夜景を観に昇ってみました。もちろん、「100万ドルの夜景」とか、夜景の景勝地はありますが、あそこにあれがあって、こんな事があってと思い、その景色が視界に入るとなんか一斉に、頭の中のマルチモニターに記憶が映し出される気がしました。いつかここで夜景をバックに演奏してみたいです。

 そして下界に降りて、駅に向かいいつものように、陣を構えて演奏開始。しかし、またしても痛恨のミスは、もう一台の音源とアンプ代わりのレコーダーを、載せるための椅子を忘れて来てしまいました。操作の関係で仕方なく、先々週と同じセッティングになってしまいました。そして今回印象に残ったのは、少し離れたところでしばらく聞いてくれていたオジサン。本日のリクエストメニューを確認してくれたのですが、リクエストは無し。でも、何か書いてあると、近寄って確認してくれる人がいます。もしかしたら、「全国縦断演奏中」とか書いておけばいいのだろうか。(笑)

 

 そしてもう一組、20代前半くらいの男の子3人組。前を通ってその時に演っていた「やさしさに包まれたなら」で軽くステップを踏んでくれて、一緒に記念撮影を頼まれて、演奏中につきうなずいて撮影開始。「ありがとうございました」と言って、投げ銭をして去って行きました。それで思った事3点。その1、若い男性3人組という組み合わせが多いように感じる。1人が自分を見つけて気になると、他の2人も反応してくれる感じです。なんとなくなのですが、この広場の景色の一つというか生BGM的にはなれてきたのかという手応えを感じました。以前から言っている当たり前に、そこにある「景色のような音楽」に近づいているとすれば嬉しいです。そして3番目は、先週も感じたのですが、若い子たちは踊りたいというか、音楽に合わせて体を動かしたいような欲求をもった子が、我々の世代より多いように思いました。そりやークラブとかよさこいサークルとか、踊る機会はあるのだろうけど、もっと日常的に、踊れる音楽があったら踊りたいような気がしてきました。カジュアルな竹の子族?まぁ、アナログレコードがもてはやされる時代なんで、そんなダンスシーンにまつわる新しい動きが来るのかも知れません。というわけで、少し、まわりの景色が見えてきたようです。

それにしても、この季節としては寒かったです。もう一枚、トレーナーか何か着てくれば良かったと思いましたが、オーディエンスも、暑い日もあると余計に寒く感じるらしく、聞いてくれる方が少なめでした。予定していた2時間を過ぎると、温かいラーメンをまっすぐに目指しました。