【道端演奏雑感20240518】 | 電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ(ウインドシンセサイザー)で、路上演奏を中心に活動しています。その活動の記録です。

 

 新潟駅前万代口から歩いて十数分の信濃川ほとりでの「サンセットライブ」で4組のパフォーマンスを堪能してからの、店開きは21時となりました。どれも魅力的なパフォーマンスを観てから演るのは、こちらも「奏魂」を注入してもらえました。特にフルートとエレピの女の子二人組が観られたのは、参考になりました。歌物をインストで演ると、こんな風に聴こえるのかとか、選曲とか盛り上げ方とか、勉強になりました。

 

 

 以前も何回かは使ったのですが、バッキングの音源を2台体制にして演目を増やしました。以前は、完全に切り替えたり、ミキサーを使ったりしたのですが、エアロフォンその物をミキサーにしてしまいました。そうすると、音は少し劣化してしまいますが、リクエストに即時対応できます。

 

 

 

いつも通り何曲か、指慣らしをしているとジャズバージョンにアレンジした「22才の別れ」で、前を通り掛かった若い男性が、ステップを踏んで踊ってくれました。以前は「オトナブルー」で首振りダンスをしてくれる方は何人かおられましたが、まさかこの曲でという感じでした。しかし、自分にとって音楽は聴くか演るかで楽しむ物ですが、人によっては聴くか踊るかという事もあるのです。実は路上演奏を始めてから、同じように通る人にダンスパフォーマンスを披露したり練習している若い人に遭遇する事が多くなりました。それまでは、正直なところ眼中に無かったのですが、最近ではダンスも立派な音楽の表現なのだと思うようになりました。いつか、どなたかとちゃんとコラボができればと思っています。

 

 

そして指慣らしをすると、「恋におちて -Fall in love-」にリクエストをいただきました。なんでこの歌をと思う若い男性がリクエストしてくれましたが、親御さんの影響なのか、それとも場末のスナック辺りでは歌い継がれているのか、興味は尽きませんが全集中で演らせていただきました。すると、また何人もの人が集まってくれました。この曲もリストから外せなくなりそうです。

というわけで、いつもより少し短めの2時間ほどのパフォーマンスでした。

 

先週より人出が少ないと感じたのは、気温のせいでしょうか。寒暖の差が大きいと確実に人出に影響するようです。単純な事ですが、メニューを増やすのは、手応えがありました。何か書いて掲示すると、とりあえず読んでみようと、近寄ってくれる方も多いです。今回も楽しい週末の夜でした。