すると、次に
「ワクチンの証明書は?」と聞かれ、
「先月の29日から、もう必要なくなりましたよ。」
まあ想定内だったので、
厚生労働相の水際対策のウェブページを開いて見せた。
英語バージョンもあって
「日本時間4月29日から、ワクチン接種証明書も
事前の検査も必要ではない」旨、太字で記載してある。
見せても、どうやら信じようとしてなくて、
すぐ隣の席でチェックイン業務をしている
別のスタッフに尋ねる女性。
「日本は29日から証明書から必要ないって言ってるわ」
「それはコリアじゃないの?」
という会話が聞こえてきた。
日本が水際対策を解除したのは
オーストラリア、しかもシドニーの空港職員にすら
いまだに浸透してないようだ。
そして「事実かどうか確認してくる」と言って
席を外して、どこかに行ってしまう
カウンターのスタッフ…
「You are right.」
ほんといい加減にしてくれ。
自分はあえて8日朝に帰国する便を
予約しておいたのだが、
解除が当初予定の5月8日スタートだったら
搭乗時間が7日だと
空港スタッフが誰も信じてくれずに
乗せてくれなかったかもしれない…
解除を29日からに前倒しした決定も直前だったし、
その頃に遠い国から、特に乗り継いで帰国する
ワクチン接種2回未満の日本人は
もっと混乱し、不公平を感じただろう。
自分は数十か国の在外大使館からの情報メールに
登録しているが、
今回の水際対策解除のメールは
発信した大使館と発信していない大使館があり
記載内容も統一されていない。
在イラン大使館の28日午後のメールに至っては
「イランの搭乗手続き時に航空会社職員の認知不足に
よるトラブル発生の可能性が払拭できない」
として引き続きワクチンか陰性証明のいずれかの
携行を求める内容になっている。
前倒しもGWの入国をスムーズにする為と
いうことだったかと思うが、
日本の空港や検疫職員側だけの都合じゃなくて
そもそも打った打たないで不公平であることや、
帰る国民の側の気持ちや
海外空港側のスムーズさは考えないのか?
それに決定が遅すぎる。
各航空会社への周知徹底が悪過ぎる。
日本に直行便がない場合まで
ちゃんと想定し十分にケアしてるとは思えない。
日本の水際対策については
ホント思うところが山程ある。
とまたイライラしてオーストラリア出国…
(航空会社スタッフではなく日本にです)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230507/22/fwafrica/63/8a/j/o1080050415281232305.jpg?caw=800)