火山にイルカにツカツクリ!サボ島へはモーターボートで《ソロモン諸島旅行記③》 | すべての国がオモシロイ!岐阜からアフリカ好き的世界旅~現在169か国

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海外を旅すると、
不思議なハプニングとシンクロがいろいろ起こります
岐阜での日常でもそう、
今起こっている事は、偶然ではなく必然・・・
これまで169か国旅してきました
過去、そしてこれから遭遇するエピソード
気がむいたら記していきます…!

大小992の島々で出来ているというソロモン諸島。

となると、
首都ホニアラがあるガダルカナル島以外の島にも
出かけてみなきゃですね。

ソロモン諸島の情報は日本では少ないので
おととい着いてからホテルで相談、
悩みに悩んで昨日リクエストしたばかりだ。

で、本日日帰りで向かったのは、サボ島。
面積31平方キロメートルの小さな火山島です🌋

何故ギリギリまでためらってたかというと、
島まではこんな小さなモーターボートで
行くと言うから…😮
これで太平洋上を1時間、
っていうからそこそこ不安だったわけで…

しかもボートのスタッフさんはたった1人😮

午前6時過ぎに出発。

今日は風も穏やかで
波も高くなさそうとの予報だったが、
ガダルカナル島を離れて沖合に出ると
うねりが結構出てきて
無数の暗い波の影が不気味に踊ってるではないか💦
さすが太平洋🌊
この辺にはワニがいるそうで、
過去には他の島にモーターボートで渡り
遭難した人もいるそうだ😧

とはいえ、
初めはかなり緊張していたが
途中からなんやかんや慣れてきた。
波しぶきもそこそこかかるし、
波でバウンドすると尻が痛いが…笑

なんとかサボ島まで無事着いた🙂

いざ上陸!

ちなみにサボ島に来る観光客は
オーストラリア人がほとんどだそうで、
あとはソロモン諸島で働いている人が
週末旅行で出かけるくらいらしい。
一般の観光旅行でソロモンに来て
わざわざサボ島に出かける日本人は
もともとほとんどおらず、
コロナが始まって以降は初めてで
今年はJICAの職員さん1グループのみが
サボ島に渡っただけだそうだ。

そんなレアな島には一体何があるのかな?

島に降り立つなり、そこの集落の偉い人?が
付いてこいというので連れていかれたのは、
こんな林の中…
皆何やら待機しているようで、
8時半になるまで一緒に休めという🤔🤔🤔

しかし、8時過ぎになると
数人が一斉にビーチ側に駆け足で動き出した。

彼らは何を見ているのかというと、
数十メートル先の鳥!
ツカツクリという鳥たちが
毎朝この時間に卵を産みに来るんだそうだ。
ツカツクリの産卵は面白い。
脚でせわしく器用に土を掘り掘り、
後ろに勢いよくかき出して、その穴の中奥深くに産む😮

ボクも現地人たちも遠くからその姿を見守る。

そして、ツカツクリたちが一通り去ると、
今度はさっきの子供たちと大人たちも含めて
一斉に走り出し、
さっきツカツクリたちが卵を産んだ穴にまっしぐら。

そして各自、そこらじゅうにボコボコ空いている
穴に首を突っ込んで、中に卵があるかどうかを
探しているのだ😮

この人なんか、上半身まですっぽり埋まってる…
ツカツクリって数十センチも深いところに
卵を入れとくらしいです。

なんでサボ島にツカツクリが集まってるのかというと、
ここは火山島なので、
地熱で早くヒナが孵るからだそうです。

でもこの卵は美味しくて高級らしく
実際はほとんど人間に食べられたり
売られたりしてしまうんですけどね…

ツカツクリの卵、かなり大きめですね。
後でこの卵は、ボクが美味しく頂くことになり…😎


さて、一端海に戻ると
うわっ…イルカが大量😮
ボートの周りでサービス精神旺盛に
ピョンピョン飛び跳ねてくれます🤣🤣🤣


別の地点に上陸してここからは火山を目指します。

これが、片道1時間半〜2時間かかるという…
行くか行かないか聞かれたけど、
ここまで来たからにゃ、行かない選択肢は無いですね…
しかし、道といえる道など全くなく…
温泉みたいに温かい川に沿って上流に進んでいく。

途中にはなんと、温泉の滝が出現😮
もう汗と湿気と、
それと2回川にはまってしまったのもあって
もうグチャグチャの状態で
歩き続け…

しかも上に行けば行くほど
川の温度も高くなり、そこから上がる蒸気もあるので
さらに蒸し暑い…

いろいろすったもんだあった末に
1時間半程でゴールに到着!
硫黄の匂いがヤバく、これ以上は進めないとのこと。
火口はもっと先にあるのかな🤔
卵をどうしたかって?
それはまた後日。

サボ島、見所多くてとても面白く
超オススメの離島ですよ🤣🤣🤣🤣🤣