大小992の島々で出来ているというソロモン諸島。
となると、
首都ホニアラがあるガダルカナル島以外の島にも
出かけてみなきゃですね。
ソロモン諸島の情報は日本では少ないので
おととい着いてからホテルで相談、
悩みに悩んで昨日リクエストしたばかりだ。
で、本日日帰りで向かったのは、サボ島。
面積31平方キロメートルの小さな火山島です🌋
何故ギリギリまでためらってたかというと、
島まではこんな小さなモーターボートで
行くと言うから…😮
これで太平洋上を1時間、
っていうからそこそこ不安だったわけで…
しかもボートのスタッフさんはたった1人😮
午前6時過ぎに出発。
今日は風も穏やかで
波も高くなさそうとの予報だったが、
ガダルカナル島を離れて沖合に出ると
うねりが結構出てきて
無数の暗い波の影が不気味に踊ってるではないか💦
さすが太平洋🌊
この辺にはワニがいるそうで、
過去には他の島にモーターボートで渡り
遭難した人もいるそうだ😧
とはいえ、
初めはかなり緊張していたが
途中からなんやかんや慣れてきた。
波しぶきもそこそこかかるし、
波でバウンドすると尻が痛いが…笑
なんとかサボ島まで無事着いた🙂
いざ上陸!
ちなみにサボ島に来る観光客は
オーストラリア人がほとんどだそうで、
あとはソロモン諸島で働いている人が
週末旅行で出かけるくらいらしい。
一般の観光旅行でソロモンに来て
わざわざサボ島に出かける日本人は
もともとほとんどおらず、
コロナが始まって以降は初めてで
今年はJICAの職員さん1グループのみが
サボ島に渡っただけだそうだ。
そんなレアな島には一体何があるのかな?
島に降り立つなり、そこの集落の偉い人?が
付いてこいというので連れていかれたのは、
こんな林の中…
皆何やら待機しているようで、
8時半になるまで一緒に休めという🤔🤔🤔
しかし、8時過ぎになると
数人が一斉にビーチ側に駆け足で動き出した。
彼らは何を見ているのかというと、
数十メートル先の鳥!
ツカツクリという鳥たちが
毎朝この時間に卵を産みに来るんだそうだ。
ツカツクリの産卵は面白い。
脚でせわしく器用に土を掘り掘り、
後ろに勢いよくかき出して、その穴の中奥深くに産む😮
ボクも現地人たちも遠くからその姿を見守る。
そして、ツカツクリたちが一通り去ると、
今度はさっきの子供たちと大人たちも含めて
一斉に走り出し、
さっきツカツクリたちが卵を産んだ穴にまっしぐら。
そして各自、そこらじゅうにボコボコ空いている
穴に首を突っ込んで、中に卵があるかどうかを
探しているのだ😮
この人なんか、上半身まですっぽり埋まってる…
ツカツクリって数十センチも深いところに
卵を入れとくらしいです。
なんでサボ島にツカツクリが集まってるのかというと、
ここは火山島なので、
地熱で早くヒナが孵るからだそうです。
でもこの卵は美味しくて高級らしく
実際はほとんど人間に食べられたり
売られたりしてしまうんですけどね…
ツカツクリの卵、かなり大きめですね。
それはまた後日。
サボ島、見所多くてとても面白く
超オススメの離島ですよ🤣🤣🤣🤣🤣