今回の御相談は 正直あきれました。
名前はあえてあげませんが、某有名メーカーの仕様をフランチャイズで
工事をおこなっているハウスメーカーです。
施主との打ち合わせで最初に起きたのが、
打ち合わせのミス。
契約前に施主は、床暖房の設置、床暖房でも問題の無い床の仕上げ材の
打ち合わせまでしたそうです。
ただ、ここで問題なのが施主の御願いした床暖房と
工事屋があげた床暖房の違いが出て来たのです。
家は、高断熱、高機密の建物。
業者はガスで暖める床暖房も必要ないので蓄熱暖房を取り入れた。
しかし・・・高機密のはずが気密性が悪く暖房も効かない
お粗末な造りだったのです。
高機密を謝った造りをすると気圧の変化で余計に風が入って来たり
冬は寒く、夏は暑い家になるのです。
施主は話が違うと業者に直す様に依頼。
しかし、床暖房の話は聞いてなかったとハウスメーカーが主張。
また、打ち合わせの議事録も残っていない。
施主は素人なんです。
建築業者が議事録をとり施主に説明をして双方納得の上で
仕事を進めるのが筋。
隙間風も凄いのでクレームを言った所、直すと言いながらも
それ以降電話にも出ない。
代理に話をするが一向に進展も無し。
ここで弁護士に話を持って行くのが道理ですが、
この場合、かなり難しい。
証拠が無いんです。
裁判をしても言った言わないの水掛け論と、施主が契約書にハンを押した時点で
承諾した事になるからです。
業者は言葉巧みにこの『契約書』に印鑑を押させようとします。
そして契約時にと前金を頂く。
ある業者は概算見積りで簡単なプラン図だけ、事務処理があるから
先に契約書に印鑑を押してもらえないと書類作成もできない。
それが当たり前に思っている施主は印鑑を押す。
さて、図面が出来上がりました。
設備は最低のクラス、しかし見せる物は高級感ある設備。
『こっちの方が良い』
『かしこまりました。見積りの変更をいたします』
翌日、自分の予算とかけ離れた見積りが上がってくる。
『そんな予算ないし、やめます』
『最初に頂いた前金は戻りませんが宜しいですか?』
仕方なく、妥協してその会社の家を建てる。
未だにこの様な流れで仕事を進めている業者がいるんですね。
いや、現地調査や見積り、図面に経費は確かにかかるんです。
途中でやめるはって施主も多いのは確かです。
業者もこの様な体制になるのもわかる気がしますが・・・・。
今回の御相談の方もこれと似たケースです。
最初に提示した予算では床暖房設備は無理だったんでしょう。
しかし、先に契約して御客を確保したい。
床暖房も安い物で納めれば素人だからわからないだろう。
しかし、床暖房ならぬ蓄熱暖房はまったく温かくならず、
施主は以前に経験した体感温度にもならぬ床暖房に不満爆発。
高機密の家なのに隙間風も入ってくる。
施主側に聞きました。
『見積りの時に設備関係の説明は受けましたか?』
『いえ』
『図面に希望工事の詳細は書かれていますか?』
『いえ』
『それなになぜ印鑑を契約者推に押したのですか?』
『言った物が入っていると思ったからです』
これは施主のミスになります。
確認をしないで信用して印鑑をついて工事に承諾した。
まず、契約を急がせる工事屋は信用しない方が良いでしょう。
また、図面もお粗末、変更図面もよこさない。
契約時の見積りも『一式』が多い見積りは信用してはなりません。
概算見積りはあくまでもだいたいのいい加減な見積りです。
この段階で設備はどの程度の物がつくのか?。
仕上げは何でできているのか?。
後で追加になる工事はあるのか?。
確りと聞かなければなりません。
そして契約時には、図面と見積りを照らし合わせ、
内容を確りと聞く。
納得できた時点で印鑑を押して契約です。
少しでもわからない所や疑問に思った所があったら
確りと聞きましょう。
家は安い買い物ではありません。
あとで騙された、言ったのに違う工事になっているって事は
お互いに意思の疎通がはかれずに食違う事もあります。
業者も悪気が合っての事ではない場合の方が多い。
そういった起こってはならない食い違い、ミスを無くす為にも
業者に任せっきりにするのではなく
施主も確りと工事に参加し、一緒に家を造るんだという意識を
持たなければ良い家は造れません。
もう一度言います。
家造りは任せていては良い物はできません。
一致団結し、設計、職人、施主が一つの輪になる。
それだけのエネルギーが必要なんです。
名前はあえてあげませんが、某有名メーカーの仕様をフランチャイズで
工事をおこなっているハウスメーカーです。
施主との打ち合わせで最初に起きたのが、
打ち合わせのミス。
契約前に施主は、床暖房の設置、床暖房でも問題の無い床の仕上げ材の
打ち合わせまでしたそうです。
ただ、ここで問題なのが施主の御願いした床暖房と
工事屋があげた床暖房の違いが出て来たのです。
家は、高断熱、高機密の建物。
業者はガスで暖める床暖房も必要ないので蓄熱暖房を取り入れた。
しかし・・・高機密のはずが気密性が悪く暖房も効かない
お粗末な造りだったのです。
高機密を謝った造りをすると気圧の変化で余計に風が入って来たり
冬は寒く、夏は暑い家になるのです。
施主は話が違うと業者に直す様に依頼。
しかし、床暖房の話は聞いてなかったとハウスメーカーが主張。
また、打ち合わせの議事録も残っていない。
施主は素人なんです。
建築業者が議事録をとり施主に説明をして双方納得の上で
仕事を進めるのが筋。
隙間風も凄いのでクレームを言った所、直すと言いながらも
それ以降電話にも出ない。
代理に話をするが一向に進展も無し。
ここで弁護士に話を持って行くのが道理ですが、
この場合、かなり難しい。
証拠が無いんです。
裁判をしても言った言わないの水掛け論と、施主が契約書にハンを押した時点で
承諾した事になるからです。
業者は言葉巧みにこの『契約書』に印鑑を押させようとします。
そして契約時にと前金を頂く。
ある業者は概算見積りで簡単なプラン図だけ、事務処理があるから
先に契約書に印鑑を押してもらえないと書類作成もできない。
それが当たり前に思っている施主は印鑑を押す。
さて、図面が出来上がりました。
設備は最低のクラス、しかし見せる物は高級感ある設備。
『こっちの方が良い』
『かしこまりました。見積りの変更をいたします』
翌日、自分の予算とかけ離れた見積りが上がってくる。
『そんな予算ないし、やめます』
『最初に頂いた前金は戻りませんが宜しいですか?』
仕方なく、妥協してその会社の家を建てる。
未だにこの様な流れで仕事を進めている業者がいるんですね。
いや、現地調査や見積り、図面に経費は確かにかかるんです。
途中でやめるはって施主も多いのは確かです。
業者もこの様な体制になるのもわかる気がしますが・・・・。
今回の御相談の方もこれと似たケースです。
最初に提示した予算では床暖房設備は無理だったんでしょう。
しかし、先に契約して御客を確保したい。
床暖房も安い物で納めれば素人だからわからないだろう。
しかし、床暖房ならぬ蓄熱暖房はまったく温かくならず、
施主は以前に経験した体感温度にもならぬ床暖房に不満爆発。
高機密の家なのに隙間風も入ってくる。
施主側に聞きました。
『見積りの時に設備関係の説明は受けましたか?』
『いえ』
『図面に希望工事の詳細は書かれていますか?』
『いえ』
『それなになぜ印鑑を契約者推に押したのですか?』
『言った物が入っていると思ったからです』
これは施主のミスになります。
確認をしないで信用して印鑑をついて工事に承諾した。
まず、契約を急がせる工事屋は信用しない方が良いでしょう。
また、図面もお粗末、変更図面もよこさない。
契約時の見積りも『一式』が多い見積りは信用してはなりません。
概算見積りはあくまでもだいたいのいい加減な見積りです。
この段階で設備はどの程度の物がつくのか?。
仕上げは何でできているのか?。
後で追加になる工事はあるのか?。
確りと聞かなければなりません。
そして契約時には、図面と見積りを照らし合わせ、
内容を確りと聞く。
納得できた時点で印鑑を押して契約です。
少しでもわからない所や疑問に思った所があったら
確りと聞きましょう。
家は安い買い物ではありません。
あとで騙された、言ったのに違う工事になっているって事は
お互いに意思の疎通がはかれずに食違う事もあります。
業者も悪気が合っての事ではない場合の方が多い。
そういった起こってはならない食い違い、ミスを無くす為にも
業者に任せっきりにするのではなく
施主も確りと工事に参加し、一緒に家を造るんだという意識を
持たなければ良い家は造れません。
もう一度言います。
家造りは任せていては良い物はできません。
一致団結し、設計、職人、施主が一つの輪になる。
それだけのエネルギーが必要なんです。