2017年生まれのコティ6歳、2021年生まれのリティ2歳、
姉妹を育てるコティマムです。
39歳、
元テレビ局芸能記者の
アラフォー
ワーママライター
◎BFC公式アンバサダー1期生
(23年3月卒業)
◎wicot公式アンバサダー活動中。
ワンオペ育児のあれこれや
大好きな洋楽、歌舞伎、アニメ、
おいしいもの(外食)など、
カオスな日常と
たまの贅沢を綴ります
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十二月歌舞伎座の演目を
見た時から、
ずーっとずーっと
行きたいと
思っておりまして
(10月くらいから思っていた)
コティを連れて
歌舞伎座の
千穐楽に行ってきました
↑開場前に木挽町広場で
腹ごしらえ
歌舞伎そばと
隈鶏(取)カレー
私、プライベートで
歌舞伎座来るの
本当に久しぶりで、
本当に懐かしかったです
去年、平成中村座に行ったのと、
今年は招待していただいて
中村屋の巡業には行ったのですが、
歌舞伎座で見るのは、
本当に久々
しかも娘の
コティと一緒に見れるなんて
感慨深い
子どもが生まれてから
「もう歌舞伎見るの
無理だなぁ」
と思っていたので
歌舞伎座はまだ早いかなぁと
思っていましたが、
今回私が絶対見たかった演目は
子どもにもわかりやすい話なので、
連れていきました
コティ歌舞伎座デビュー
私が見たかったのは、
「爪王」
という演目
これ、簡単に言うと
狐(勘九郎)と鷹(七之助)の
戦いです
田畑を荒らしたり
村に害を与える狐を、
鷹が退治するというもの
どちらも動物ですので、
勘九郎にも七之助にも
セリフはありません。
狐っぽい動きと
鷹っぽい動きで
動物として登場します。
この戦いがすごくてですね
歌舞伎の舞踊とは思えない
ものすごいスピードで
バトルするんですよ
私が初めて見たのは
2014年、
京都の南座
まだ娘も生まれていなかった頃
夫と京都に遊びに行って、
すき焼きを食べて、
その後、
大阪の友達夫婦と合流して
一緒に南座へ行ったのです
その時の演目に
「爪王」がありまして、
当時30代前半だった
中村兄弟が、
ものすごいスピードと
躍動感ある動きで
狐VS鷹のバトルをして、
私は目を奪われたのです
「すげーー!!!
こんな動きするの!!!」
って
イナバウワーみたいな
反り返りもあるし、
舞台の向こう側に落ちていくし、
花道のすっぽんの中に
すごい体勢で吸い込まれていく
鷹は狐に負けてしまい、
翼も片方失ってしまうのですが、
その後、復活して
再び戦いを挑みます
クライマックスのバトルは
更に激しく、
最後は衣装の早替えもあって、
吹雪が舞う中
すさまじい速さで戦います
そして鷹はついに勝利し、
ものっすごい煌びやかな衣装で
神々しいほどのオーラをまとって
雪山の朝日を浴びて舞います
もう本当に
見ていて心が躍動する演目で、
私は9年前からずーっと
「また爪王を見たい」
と思っていました
なので今回、歌舞伎座で
再演となり、
絶対見る!!と思って
コティを連れていきました
松竹の方に
十二月大歌舞伎に行くことをお伝えしたら、
「爪王が素晴らしいので
絶対楽しめますよ」と
40代となった彼らが、
果たしてあの動きができるのか?
そこも気になっていたのですが、
心配無用
キレのある動きで
目を瞑るのももったいない程の
闘いっぷりでした
そして、2人とも
それぞれが狐と鷹に
見えてくる
勘九郎さんって、
抜けててドジっ子な役とか
めちゃくちゃ良いヤツみたいな役が
ぴったりなんですけど、
この狐、すごい”悪”な
オーラが出てて、
それがカッコイイんですよね
悪イケメンみたいな
(狐だけど)
七之助さまは
ほんっとうにお美しくて、
そのままフィギュアにして
持って帰りたいくらい。。
鷹の名前が「吹雪」というのですが、
真っ白な雪と羽をモチーフにした
お着物がとっても似合って
まさしく美女
仕えたい。。
あー、目の保養でした
コティも
狐と鷹の戦いぶりを
よく見ていて、
さらに、舞台の鳴り物とか
雪の仕掛けとか、
黒子の存在とか、
細かいところに注目してました(笑)
爪王の後の
「俵星玄蕃」も面白かったです
(コティにはかなり難しかったけど)
これは講談「俵星玄蕃」をもとにした
新作歌舞伎で、
忠臣蔵でおなじみの
「赤穂浪士の討ち入り」
の前夜と当日の出来事を描いたもの
尾上松緑さん主演で、
いい味出てました
(松緑さん、最近私は
取材の機会がないのですが、
渋くてちょい悪オヤジみたいな
感じがすごく素敵なのです)
12月の演目は
一部、二部、三部と全てよくて、
私は今回二部を見ましたが、
本音を言うと全て見たかった
特に三部の「天守物語」は
七之助さまと坂東玉三郎さまの
美の共演
生で見たかったけど、
時間的にどうしても難しかった
一部は中村獅童による
初音ミク共演の超歌舞伎
↑これ私、
会見を取材していますが、
超歌舞伎を歌舞伎座でやる日が
来るなんて……
ペンライトを振って歌舞伎を
見る日が来るなんて
すごいことだと思います
(でも竹内結子との息子に
言及したので
そっちを書いた原稿の方が読まれた)
コティは歌舞伎座で売ってた
ペンライトを欲しがったので、
プレゼントしました(笑)
やっぱり、
生の舞台を見るって
いいですね
値段が高いから
しょっちゅうは無理だけど、
今後も娘と歌舞伎を見たいな
コティも
「今度は着物で見よう~」
と言ってました(笑)
そして、
帰りに銀座の喫茶店へ。
以前から行ってみたかった、
次女リティと同じ名前の
コーヒー屋さんです
コティは
カフェオレとアイス盛り合わせ
私はマイルドブレンドと
ガトーショコラ
束の間の、
2人で銀ブラでした