ドラマに関する原稿執筆を

依頼されているため、

今期もドラマをチェックしておりますテレビ

 

前期の「最愛」と

「アバランチ」が最高すぎたので、

今はまだこの2つを超えるドラマには

出会えていません。

(「最愛」はギャラクシー賞を受賞まじかるクラウン

 

今期分をチャックし始めて

まだ3週目ですが、

見ている中で一番ハマっているのが

日本テレビの水曜ドラマ。

高畑充希さん主演の

「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」。

 

 

 

 

 

出世欲のない主人公が、

社長から「子会社の社長就任」

ムチャブリされ、

新米社長として奮闘する物語。

コミカルでクスッと笑えます。

恋愛模様も描かれて

胸キュンも味わえますピンクハート

 

 

〜おおまかなストーリー〜

 

高畑演じる出世欲のない30歳OL・高梨雛子は、「株式会社リレーション・ゲート」の若きカリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)の秘書として働いていた。直感で動く浅海は常日頃から突然のムチャブリが多く、雛子は苦労させらている。ある時、新規事業の企画案を出すように指示された雛子は、年号を「平成」から「令和」に書き換えただけの数年前に提出した企画書を使い回したところ、なぜか採用されてしまう。

その結果、浅海から子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に指名されてしまい、老舗フレンチレストラン「セゾンヌヴェル」のリニューアルを命じられた。突然の社長就任に全く気持ちがついていかない雛子。ナマイキな部下・大牙涼(志尊淳)らと共に、レストラン事業をスタートする。

 

 

高畑さん演じる雛子は、

いきなり子会社の社長に任命されてしまい、

未経験の社長業と

レストラン事業をスタートさせます。

 

この「ムチャブリ!」をしたのが

若き天才カリスマ社長の

浅海寛人(松田翔太)。

もともと雛子は、

浅海の秘書として働いていました。

 

 

 

この男、

とにかくムチャブリばかりする魂

 

既に着手し始めた決定事項の企画を突然覆し、

雛子が取引先に謝罪に行く。

社内の3億円のコストカットを

いきなり提案し、

雛子が方々の部署に頭を下げてまわる。

出張を急きょ早めた浅海のもとへ、

雛子が慌てて

着替えや食事などを届ける、などなど。

 

 

直感と思いつきで動く浅海は、

いつでもどこでも仕事を振ってくる。

休みの日も夜も関係なく、

浅海のムチャブリに応える雛子。

その中でも

「社長就任」は一番のムチャブリです。

 

それでも、社長に就任した雛子は

悩んだり失敗したりしながら、

がむしゃらに前に進んでいきます。

 

 

時にナマイキな部下とけんかしながら。

 

 

ムカつきつつも一緒に協力しながら。

 

 

仲間と意見を出し合い、試行錯誤しながら。

 

社長として、

レストランを軌道にのせるために

奮闘しますグー

 

仕事だけでなく恋愛要素もあり、

ムチャブリ社長との関係、

ナマイキ部下との関係にも

キュンキュンさせられる場面が多いです。

(特に昨夜の第3話は

恋模様が大きく動き、

ときめきましたwピンクハート

 

ひまわりひまわりひまわり

 

このドラマを見ていると、

20代の頃の自分を思い出します。


数々のブラック企業を

渡り歩いてきたので(笑)

ムチャブリだらけの社畜20代でした。

(雛子の会社はホワイト大手ですけどね)

 

それでも、

上司や先輩、仲間と

協力したりぶつかったりしながら

がむしゃらに動いていた時期は、

今思うとすごく濃かったし、

キラキラしていますガーベラキラキラ

 

私にも浅海社長ではないけれど、

悪魔のような師匠宇宙人くんがおりましてもやもや

この悪魔に

めっちゃくちゃな

ムチャブリをされてきたので

(↓悪魔師匠についてはこちら)

 

 

 

雛子の気持ちが

痛いほどよくわかります笑い

(◯したいほどムカつく気持ちムキーや、

それでも悔しいけれど

尊敬してしまう圧倒的な凄さとか)

 

今はフリーランスなので

家で一人で仕事をしているし、

いろいろな人との打ち合わせはあれど、

「社員」「同期」「上司」「先輩」

という感覚ではありません。

上司や仲間とあーだこーだいいながら

同じ方向に向かって協力していく感覚、

すごく懐かしくなりますクローバー

 

仕事だけでなくて、

バタバタした生活の中で

恋愛を楽しんだり、

恋愛では恋愛で悩みがあったり、

結婚や子どもなど今後の人生を

あれこれ考えたり。

そういうことを、

このドラマで思い出します。

 

またこのドラマには、

子ども産んで専業主婦をしている

雛子の友人・知美(写真左)が

登場します。

 

 

知美は現在、

仕事復帰したくて就職活動中。

出産前は商社勤務で

お菓子の材料の輸入の

キャリアや経験があるものの、

「子持ち」というだけで門前払い状態です。

 

昨日のセリフの中に

ものっっつすごく

共感できるものがありました。


「これまでの経験が

活かせる職場があるといいね」

と言われた場面で言った一言。

 

「私もそう思ってだけど、ダメだね。

ブランクが長すぎて。

選り好みできる立場じゃないの。

(就活が)全然うまくいかなくて」

 

そして20代の後輩女性に


「結婚しても仕事を続けたい派なら、

絶対辞めない方がいいですよ。

一度辞めて、

落ち着いたら再就職なんて絶対だめ」


とアドバイスします。

 

私もこれ、

ここ5年で本当に感じてきたので、

昨日はすっごく刺さりましたえーん

 

上の娘を妊娠したタイミングで

夫の仕事の都合により東京を離れた私は、

縁もゆかりもない土地で

無職から仕事復帰を目指しました。

 

でも保活&就活しまくっても

全然うまくいかず、

結果フリーランスになったのです。

だからこのセリフはわかりすぎて、

頷きながら聞いていました。

 

家庭に専念したい人は別として、

結婚や出産後も働き続けたい、

そして家庭の事情で

働かざるを得ない人たちにとって、

結婚や子どもが

キャリアの足枷にならない社会

なってほしい。

 

今となってはフリーランスになって

よかったと思っていますが、

当時はそんなこと

全然思えませんでした。

 

そんな、

いろんなことを思い出したり

考えたりするドラマです。

 

クスッと笑えたり、

キュンキュンしたり、

気持ちに共感して

心を揺さぶられたり。


1時間でたっぷり楽しめるドラマです。

来週も楽しみだな照れ