昨年に引き続き 、鹿渡島定置さまより取り寄せした海の幸で心豊かになる年末年始を迎えさせて頂きました♪
大学院退学し漁師に 七尾の魚に感動
七尾市東部の崎山半島にある定置網水産会社「鹿渡島定置」の事務所を訪れると、漁を 終えてくつろぐ漁師の中に、黙々とパソコンに向かう栗原智章さん(31)がいた。2009(平成21)年に金大大学院博士課程を中退し、同社に入社。以来、漁師として働いている。
何の御縁かこうして定期的にお取り寄せでご相伴に預からせていただいております。
水揚げされた魚や新商品などをブログやツイッターで紹介し「七尾の魚が日本一である ことを全国に伝えたい」と栗原さんは意気込む。理論派の若手漁師の夢は、海のように大きい。(北國新聞 2012.2.11)
先日、カンブリア宮殿で「角上魚類」という勢いのある新潟魚卸からスタートした魚屋チェーン店が取り上げられていましたが、同社長が日本海のさまざまな魚こそと誇らしげに語っていた姿が印象的でした。
石川県漁業協同組合 新人漁師から一言
毎日のスケジュールについて(時間・内容)
1.起床・出勤
3:30
2.出 港
4:00~網起し
3.帰 港
6:00~7:00
4.陸仕事
魚の選別後、食事、休憩、陸仕事または漁場管理(網入替、修理等)
5.業務終了
14:00
夜型ならぬ朝型人間?一日の終りと始まりが早すぎて想像できない。・・・でも最近毎週週初めは起床5:00で帰りはorz
魚工房旬「鮮魚セット」¥5,000(送料込) の今回の内容は、
・スズキ 1匹(2.0キロ)
スズキのお刺身ー。船上で活き〆されているとのことで数日は生食可能とのお墨付きでしたが、その言葉通り、もちもち甘甘の上品な味を堪能
バルサミコ酢+バターソースの組み合わせにてスズキのソテー。おフランスに乾杯♪
アオリイカとスズキでカルパッチョ。世の超~薄切りのカルパッチョなんてもう食べられません><
スズキ様の真子。一口噛んだ瞬間に磯の香りが芳醇に口の中に広がります。折角なのでお雑煮にもいれさせていただきました。
青菜を肝で炒めてみました。このあと肝をつぶしながら炒めてまふ。
そしてスズキ+鯖のスキミで昆布締め↑1個でかなりボリューミー。あまり出汁に漬け切らないで薄味ぐらいがお魚さんの豊かな味を噛み締めてヨロコンブ。
そしてしめ鯖。栗原さま曰く、通称寒サバです活〆して血抜きと神経抜き処理がなされており、生臭さ?なんですかそれは?という感じ。写真の通り、青光りの具合がタマリマセン>< お酢につけこむというより昆布〆で軽く保存食化して正月の魚として堪能。2-3切れで1膳ご飯がいけちゃいます。
柚庵焼き(嘘)。単に鯖に切り込みをいれて柚子を挟んで塩焼き。味ですか?
で、あとは折角なのでかの栗原はるみ先生のさばそぼろに挑戦。鯖の身が非常に柔らかいので全体的にすいて、椎茸や人参、たまねぎと炒めてお晩菜へ。
で、ご飯に乗せても最強ですが、そのままネギを多めにかけて食べても美味しいし、あるいはジャージャー麺の具代わりにしてみたのですがこれまた絶品でございました。
そして、今回初めて食したコブダイ。栗原さま曰く、「本来南方の魚で、大きくなると1メ-トル近くになる魚ですが、日本海でも時折稚魚が網に入ります」とのこと。ご推奨どおり、皮霜造りでいただきました。こちらについては捌いたあと1日-は寝かしてから食べたほうが甘みがまして美味。とにかく食感が、弾力がすごくてこれ全身コラーゲンなりか?という具合です。
イカパスタ1種目。ジャガイモとローリアで炒めてパスタと絡めました。食べる直前に追いオリーブ(笑)
イカスミ焼きそばです。イカスミパスタと上海焼きそばのいいとこ取りしてみました。結局、焼きそばは塩味で味をつけるので、それをイカスミでほとんど補えてしまいます。
カルパッチョならぬ、イカとミツバと、パブリカをオリーブで絡めてサラダ風。
するめイカの肝が綺麗にとれて、最初はイカワタをそのままホイル焼きしようと考えたのですが、我慢できずにゲソとネギを炒めて肴のつまに!肴として最強の一品。
アオリイカについてはそこまで肝が大きくないので、身とかるく混ぜて食しました。塩辛というよりはイカの刺身をイカ肝に漬けて食べているという感じです。
もちろん刺身も大量に堪能いたしました。アオリイカという最高級のイカをこんなに食べていいのかと自問自答したくなることしきり。
ちなみにスルメイカをさばいていたら中からこんな子が!正しく天然の証。