国選弁護人、あまり話題になっていないようだけれど田村正和演じる国選弁護人が
本当にかっこ良かった。岡村弁護士と弘中弁護士を混ぜたような設定でしたが、
テレビ朝日は「相棒」といい、ドラマ制作陣のほうが現在日本に対して物申している
と思うのは私だけ?
仏ルペン極右政党党首、世論調査で1回投票でトップ
>大統領選の世論調査で極右政党党首がトップに立つのは、第五共和制が始まった1958年以降で初めて。仏紙パリジャンによると、第1回投票でルペン氏に投票するとした人は23%で、サルコジ大統領とオブリ社会党第1書記はともに21%だった。
極右世襲女性政治家の方が、典型的なポピュリストのサルコジを上回るとはwww
>ルペン氏は1月に父親のジャンマリ・ルペン氏の後任として党首に選出されたばかり。人種差別で過激な発言を繰り返した父親と異なり、「共和国の価値」や「非宗教」に言及して極右色を薄めると同時に、従来のFNの主張である「反欧州」を掲げ、ユーロ危機に揺れる人心に訴えている。とくに治安対策や移民政策などで成果を上げられないサルコジ政権に不満をいだく伝統的な右派支持者からの支持を集めている。(MSN産経 2011.3.6)
「非宗教」というのが大革命以来のフランスの伝統・保守であることを知らないと単なる反イスラムと勘違いしてしまうかな(伝統では政教分離としてキリスト教を切り捨てる苦闘であったことは工藤庸子教授の書籍を紹介させていただいたとおり)。
31 名前:七つの海の名無しさん[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 01:12:35.31 ID:G24/HPuQ
そもそも多文化主義って言うのは個々の文化の同一性を保証することで「民族」を固定化
実体化させてしまうからな
他者の同一性を認めること、同一性を主張する他者との交通は、自己のアイデンティティを
強化する契機にもなる、つまり右傾化の契機になるわけだな
本来の左翼なら唯物論の教義の下、文化の同一性なんて幽霊みたいなものとして一蹴しても
よかったはずなのに、反帝国主義運動の梃子として民族自決みたいなスローガンを持ち出した
あたりから道を踏み外したね
今風のサヨクな人たちも少数者の文化にのみ同一性を認めて弱者救済をオシャレに訴えてるうちは
良かったんだけど、同一性に固執する他者との対立に煽られた多数派が自己の同一性を主張し
始めたことで極右の台頭の露払いをするハメにw
藪をつついて蛇を出すってのはまさにこのことだけど、反省してないだろうねぇw
まあ下の記事を読む限り、フランスはまだマシな方だと思うけど
<欧州で拡大する、反移民の極右ポピュリスト政党 (FT、15日)>
http://www.ft.com/cms/s/0/fd54377c-f104-11df-bb17-00144feab49a.html
Immigration: Tensions unveiled By Tony Barber Published: November 15 2010 22:36
ドイツ 英国 スウェーデン イタリア フランス オランダ ノルウェイ スイス
最近の選挙での
極右政党の得票率 1.8% 1.9% 5.7% 8.3% 11.9% 15,5% 22.9% 28.9%
極右政党 NDP BNP SD NL NF FP PP PS
非EU市民の人口比 5.7% 3.9% 3.2% 4.6% 3.8% 2.1% 2.9% 8.3%
ムスリムの人口比 4.2% 4.0% 5.6% 1.7% 9.8% 5.8% 1.8% 4.3%
平均年齢 44.5 NA 41.3 43.9 39.3 40.8 39.2 43.3
非EU市民平均年齢 34.7 NA 30.7 32.0 34.1 32.6 29.7 31.1
世論調査で高関心 5.0% 28% 9.0% 12% 6.0% 10% NA NA
http://media.ft.com/cms/eeb5f3d2-f0ea-11df-bf4b-00144feab49a.gif
スイス、ノルウェー、オランダ…。
98 名前:七つの海の名無しさん[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 21:33:45.58 ID:QxLd+4u6
ドイツでは昨年「ドイツが消える」という題の反トルコ移民の書籍がベストセラーになった。
著者が連銀総裁だったもんだから更迭されてる。
北欧とかスイスの急激な右旋回は小国のムラ社会ゆえの排他性ってのも結構影響している。
それとは別に「福祉重視→移民は福祉に頼りがち→福祉を負担する中流が嫌移民に傾く」
っつー傾向を見せてる。日本で子供手当を外国人に出すのが評判悪かったのと同じ構図。
「福祉重視」「移民に寛容」っていうのは左翼の旗によくつかわれてるが、
これを組み合わせると中流が極右化する、というのが欧州でのthe rise of the right分析の一つの結論。
そのへん地方労働者の感想も聞いてみたい。
アメリカでは移民というより、黒人差別と結びついたということもあわせて追加しておきましょうか。
イスラム移民が増え、国が消える?独で移民論争
>元ドイツ連邦銀行理事のティロ・ザラツィン氏(65)が出版した「ドイツが消える」が
発売以来約3か月で100万部を超え、専門書としては異例のベストセラーとなっている。移民の増加がやがてドイツ社会を衰退させるといった主張は、世論を二分する激しい議論を呼び起こしている。
日本でも藻谷浩介氏の著書が売れましたが、人口(動態)論と移民(問題)論は裏表の議論となることはこれまで延々とメモしてまいりました。
>移民やその子孫はトルコ系を中心に徐々に増加し、昨年の統計では、全人口8200万人のうち1570万人と約19%を占める。このうち、イスラム教徒は推定400万人。かなり分厚く、決して読みやすい本とは言えないが、「専門書では過去数十年で国内最高の売り上げ」(出版社)を達成している。同書発売直後の世論調査によると、「独社会に同化する意思がない移民には、社会福祉を減らすべきか」との問いに賛成が64%で、反対は31%。「移民はドイツ人にとって有益ではなく負担か」には賛成48%、反対36%という結果が出た。[読売新聞 10/12/02]
大欧州が民主主義を掲げる限りにおいて、いずれイスラム的価値観を受け入れざるを得なくなることは記したとおり(それこそ予め、「自由」を法的に擁護するシステムをつくるなりしておかないと)。
102 名前:七つの海の名無しさん[] 投稿日:2010/12/02(木) 19:16:22 ID:oZsogpgX
http://www.amazon.de/dp/3421044309/
ドイツ版のアマゾンでも盛り上がってるな。
レビューへの投票が5000越えなんて初めて見たw
まさに国の将来を問う議論ですからね…日本はそういう議論すら拡散しとるorz
イスラム教徒の急増にロシアが危機感「ロシアには合わない」と国民も反発
>イスラム教徒は、ロシアで自分たちのアイデンティティーをますます強く主張するようになった。これをどう扱えばいいのか、多民族国家ロシアにとっては、国の存亡に関わる問題と言ってもよい。欧州もイスラム教の台頭に悩んでいるが、ロシアではより深刻な問題として捉えられている。
ロシア帝国がその末期において国内多民族の不満を逸らすためにも南下政策をはじめ、膨張政策を続けていたという史実が思い起こされます(結果、ますます国内に多民族を抱えることになるという矛盾も含めてね)。
>ソ連時代は宗教弾圧のために、イスラム教徒も信仰意識が薄くなっていた。現在、ロシアにおけるイスラム教の民族の人口は1450万人とされているが、世論調査で、自分がムスリムだと認める人口は700万~1000万人と推計されている。(JBPRESS 2010.12.29(Wed) コンスタンチン・サルキソフ)
ロシアも既に10%ぐらいがイスラム教と。
地方経済縮小に拍車:38道府県で人口減、都市部への流入続く
>総務省が25日に発表した2010年国勢調査の速報集計では、地方で人口減が急速に進む構図が浮き彫りになった。05年調査に比べて人口が増加したのは東京や大阪などわずか9都府県。減少は38道府県に上っており、そのうち30道県で減少率が拡大した。人口減が地域経済や行政に与える影響は大きく、地方を中心に「縮小均衡」に陥る懸念が強まっている。05年の前回調査では、15都府県で人口が増加し、減少は32道県だった。今回調査を都道府県別にみると、05年調査に比べ増加率が拡大したのは東京、埼玉、千葉、大阪の4都府県。
封建制度ならぬ、道州制が間に合うか…大阪府、中京府、そして大東京構想以前に必要な地方があるのだけれど盛り上がらないね。
>都市部への流入傾向は続くが、人口数が全国2位の神奈川や4位の愛知では増加率が縮小しており、人口が頭打ちになる兆しが見え始めた。 [日経新聞 11/02/25]
ストロー現象にせよ、吸い尽くせば終わりです。
94 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2011/02/26(土) 13:28:10.77 ID:bzGh5qVC
国勢調査2010 人口増減率(2/25現在・確定)
<< 負け組↓ >>
秋田県 -5.2% (114万5501人→108万5845人)
青森県 -4.4% (143万6657人→137万3200人)
高知県 -4.0% (79万6292人→76万4281人)
岩手県 -3.9% (138万5041人→133万0530人)
山形県 -3.9% (121万6181人→116万8789人)
島根県 -3.5% (74万2223人→71万6354人)
長崎県 -3.5% (147万8632人→142万6594人) ←NEW
和歌山 -3.4% (103万5969人→100万1261人)
鳥取県 -3.1% (60万7012人→58万8345人)
福島県 -3.0% (209万1319人→202万8752人)
徳島県 -3.0% (80万9950人→78万5873人)
山口県 -2.8% (149万2606人→145万1372人)
鹿児島 -2.7% (175万3179人→170万6428人)
山梨県 -2.5% (88万4515人→86万2772人)
愛媛県 -2.5% (146万7815人→143万0957人)
新潟県 -2.3% (243万1459人→237万4922人)
北海道 -2.1% (562万7737人→550万7456人)
長野県 -2.0% (219万6114人→215万2736人)
佐賀県 -1.9% (86万6369人→84万9709人)
福井県 -1.8% (82万1592人→80万6470人)
富山県 -1.7% (111万1729人→109万3365人)
香川県 -1.6% (101万2400人→99万5779人)
宮崎県 -1.6% (115万3042人→113万5120人) ←NEW(災害ご愁傷様です)
奈良県 -1.5% (142万1310人→139万9978人) ←NEW
熊本県 -1.3% (184万2233人→181万7410人)
岐阜県 -1.2% (210万7226人→208万1106人)
大分県 -1.1% (120万9571人→119万6409人) ←NEW
<< 微妙組↓ >>
群馬県 -0.8% (202万4135人→200万8170人)
三重県 -0.7% (186万6963人→185万4742人)
広島県 -0.6% (287万6642人→286万0769人) ←修正入った
岡山県 -0.6% (195万7264人→194万4986人)
宮城県 -0.5% (236万0218人→234万7784人)
栃木県 -0.5% (201万6631人→200万7014人) ←NEW(200万人キープ)
京都府 -0.4% (264万7660人→263万6704人)
石川県 -0.3% (117万4026人→117万0040人)
茨木県 -0.2% (297万5167人→296万8865人) ←NEW
兵庫県 -0.0% (559万0601人→558万9117人)
大阪府 +0.5% (881万7166人→886万2896人)
福岡県 +0.5% (504万9908人→507万2804人)
<< 勝ち組↓ >>
埼玉県 +2.0% (705万4243人→719万4957人)
愛知県 +2.1% (725万4704人→740万8499人)
滋賀県 +2.2% (138万0361人→141万0272人) ←NEW
沖縄県 +2.3% (136万1594人→139万2503人) ←NEW
千葉県 +2.7% (605万6462人→621万7119人)
神奈川 +2.9% (879万1587人→904万9500人)
東京都 +4.7% (1257万6601人→1316万1751人) ←NEW(集中しすぎ)