村人の生命が損なわれることは尾崎への侮辱!それは断じて許されない! | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

1950年から1970年代前半の間に全世界の穀物生産量は二倍近くになったが、一人当たり穀物生産量は三分の一増えただけだった。1970年代以降、穀物生産量の伸びは鈍くなり、アフリカでは一人当たり生産量が10%以上減った。1980年代前半には、農業生産の拡大による穀物の余剰を、増加した人口が消費していた。1980年の世界の穀物備蓄は40日分に低下していた。一年分に満たない穀物の在庫しか持たずに、世界は端境期を生きていた。先進国では、近代的な食品流通ネットワークは通常、流通経路に数日分の供給量しか常備していない。


1970年から1990年にかけて、飢えた人々の総数は16%減った。これは一般には緑の革命の功績とされている。しかし、もっとも大幅な減少は緑の革命が届かなかった共産主義の中国で起きている。飢餓に苦しむ中国人の数は4億人以上から2億人未満へと50%以上減少した。中国を除けば、飢えた人の数は10%以上増えている。中国革命による土地の再配分が飢餓を減らす上で効果的であったことは、経済的および文化的要素が、飢餓対策には重要であることを示す。マルサスの思想をどう考えるにせよ、人口増加は依然重大問題である。


                         デイビット・モントゴメリー「土の文明史」



日中に少しでも外に出ると”Weak point”のアイコン点滅とばかりに すぐに頭痛…。歳を取ったせいか、この暑さ耐性の低さにはギブアップ、お手上げです。耳が完治しても夏コミは行けそうもないなorz


食の安全情報Blogさま「Road to Zero ~食中毒死亡者の推移」
>戦後まもない1950年代においては毎年300人近く、多い年には500人以上の人が食中毒によってなくなっていました。このころは安全よりも、まず量を満たすのがやっとであったと思われます。また、冷蔵など安全に供給する技術もほとんどありませんでした。


当該エントリーはどうぞ隅から隅まで、また分かりやすい図表も含めてお読みください!!!「三丁目の夕日」を目の敵にするつもりは毛頭ございませんが、終戦から65年目を契機に「果たして日本人は幸せになれたのか?」 みたいな現状肯定できない老醜を見ると悲しい気持ちになります。


食の安全情報Blogさま「消費者はヒジキを食べないように」
>日本の厚生労働省の言い分(これまでヒジキによる砒素中毒事例の報告はない)を根拠に、法律による禁止ではないからと販売継続。ただし健康のための助言として1日最大10gまでとしている。厚生労働省のこの見解はヒジキ以外のヒ素摂取を全く考慮していないという点でダメだと思う。急性中毒を心配しているわけではなく、がんとの関連の疫学調査はデータがないだけ。


こちらも同じく食の安全情報Blogさまより。ヒジキやワカメのみならず、お魚さん含めて健康的食事(材)という言葉、情報にあまり惑わされないようにと。ツマラナイ結論ですがバランス良い食事ほど健康的な食事はないということです。


野村HD、農業ビジネスに進出 国内金融機関で初
>資本金1億5千万円で100%出資の新会社「野村アグリプランニング&アドバイザリー」を設立。農業組合法人や大学の農学部教授らと顧問契約を結ぶなどして得た農業経営のノウハウを、自治体や大学、企業に対して提供する。
また、新会社は子会社「野村ファーム」を10月に設立し、自らも農産物の生産を行う。将来は、機能性食品やアンチエイジング食品など高付加価値のある農産物の開発を視野に入れている。(MSN産経 2010.8.13 15:56)


野村が国内金融機関初と言われましても、、、農業が野村(と特定せずとも大手金融機関諸々)の強欲に見合うだけの益を吐き出せようはずもないのだけど。先物相場の種銭ならぬ現物出資のため?とでもしか考えられない。後段のアンチエイジングなんちゃらとかやらを信じるならば別ですがwww


10 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/08/13(金) 17:15:54 ID:YZOFiUtC
野村もリストラ実施か 相変わらずひでえことするな


12 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/08/13(金) 17:21:05 ID:VTbIl8tI
リストラ用か。それは気づかなかったw


私もその発想は無かったわwww

野村証券、世界初の「漁業投信」 9日から募集
>「漁業投信」はフランス系運用会社アムンディ・ジャパンと協力。野村証券が日本で1400億円を上限に資金を集め、アムンディが運用を担当する。
運用先の国別では、全体の約3割を日本で、約4割を米国と想定。タイ、ブラジルなどの新興国のほか、漁業の盛んなノルウェーなどにも投資していく方針だ。各国の上場企業が対象で、漁業や養殖を手掛ける企業だけでなく、釣り具や船外機などの漁業関連機器メーカー、水産食材を扱う外食産業など幅広い業種を投信に組み入れる計画。(2010/08/07 共同通信)


漁業といっても漁獲量に比例というのではなくて、単に漁業に関係ある企業に投資していくという普通の投資信託。それとも野村様に於いては世界の漁業資源なども踏まえた専門知識を備えておいでだったりするのかと。というわけで結果的には漁業と言っても養殖メインとなりそうですな。


7 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/08/07(土) 21:38:15 ID:+RsbjoOZ
投信はどんなものでも運用手数料があほみたいな水準だからな
毎年全体の1,2%はとられる利益がでなくても直接株買うか、完全指数連動型のETFにしとけ


そもそも投資信託とかえらそーに野村さまに銘打ってもらうほどに日本に漁業関連銘柄存在しません!中心は日本水産にせざるをえず、あとはマルハニチロ、極洋で以上終了のはず。もちろん、釣具屋とかまで含むならしりませんがw


8 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/08/07(土) 21:40:00 ID:AFVh+j8M
水産資源が減ってるのに投資する馬鹿はいないだろ
あ、研究情報知ってるインサイダーでしたか失礼しました


29 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/08/08(日) 12:18:51 ID:M1KzOkkO
桃鉄のカニ漁船団を投信化みたいなもん?


一瞬、記事タイトルからはそういったものを想像してワクワクしたのですが、投資対象は船ではなく上場企業ですから違うみたいです。


米シカゴ小麦先物が一転ストップ安、前日の急騰受け利食い売り
>米シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物が6日、値幅制限いっぱいまで売られ、1日としては1年2カ月ぶりの大幅な下落となった。前日の相場はロシアの穀物輸出禁止措置を背景に約2年ぶりのストップ高となったことから、利食い売りが出たとみられる。(
2010年 08月 7日 10:56 JST)


さすがのマルサス、マルクスも今日のこの事態は想像だにしなかったでしょう。単なる金融商品として弄ばれています。小麦代替として自給率100%超えの米が使えるようになれば大きいです。

ワタミの4~6月期、初の営業赤字に転落=通期予想変更なし
>ワタミ=2010年4~6月期連結業績は、売上高が前年同期比0.3%減の281億円、営業損益が4億2400万円の赤字(前年同期は11億2500万円の黒字)、純損益は10億3500万円の赤字(同5億2400万円の黒字)だった。4~6月期の営業赤字は初めて。(時事通信 2010/08/10-17:52)


今日もちょうど居酒屋特集みたいなものが報道で組まれているのをちらっと見たのですが、五反田居酒屋戦争に乗り込む和民の戦略は局限まで人員削減(セルフで注文し、セルフで出来上がった料理を取りに来て、先払いカード方式で注文時にセルフで支払いすることで最終的には75席程度ならば店員1名が調理だけで廻せるようにすることで単品250円で勝負ですって!?)、そこで和民・渡邉美樹曰く、「メニューに顔が見えない、値段で店内に誘導して店内でギャップで感動を与えよう」(大意)とのことでした。御宣託の中身自体はどうでもいいのですが、それを隣で社長が一生懸命メモしている姿が印象的でした。


61 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/08/11(水) 01:01:34 ID:dTyRzPNF
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      ,'   i /   ;'  /i   ,   ヽ.r‐┐///、_  
      i  i /|‐ハ-、| / | /_|_    Yニi' ニ二7/ 
      | ノ ! ,ノY ヽ|/  |/  | ` i   i___,!`"''r-'  
       レヘ  ハ _  '   '   Y ' l   | .|  |   
       ,ヘ .7 " `ヽ    , ‐-、_  |  / /  |  ごはん、
      /  ,ハ ""  '     ,,,,,,,` ノ|/|/   |
      ,'    ヽ、  rァ--、    /  . |  i.  |  おいしいね♪  
      |へ/| / \   _ノ   ,.イ   i |   |   |      
        レヽ, /´ i`''ーr‐ァ ´/ / ,ハ|、 ハ  ノ
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   _|\/\∧∧∧∧MMMM∧∧∧∧/\/|_
   >                           <
     /  \  ./ _|_ ──┐ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
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   /\   _ノ    _ノ   \  / | ノ \ ノ L_い o o


137 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/08/13(金) 01:14:52 ID:eHmVs2+U
居酒屋稼業から自己啓発講師業に転換してたわな、いつのまにか。
日経系のメディアのマンセー記事が出始めたころから、「御輿に担がれてた」だけだよ、こいつ。
要は、経団連なんかのエスタブリッシュ階級のスピーカー(デフレにあわせた使い捨て)だよ、こいつは。

ちょっと前、こいつのポジションについてたのが天狗のテンアライドの社長かな。
要は、お偉いさんの要望を代弁する機会を与えられて、ちょっとだけいい気分になれるだけ。
お偉いさんが言い出しにくいことを、スピーカー代わりにがなりたてるだけ、
非難を受ける的となるわけで、代わりはいくらでもいるさ。

この人の信者も信者で、氷河期世代の学歴コンプとか低技能労働者なんかが支持基盤。
日経アソシエとかPHPから出してるような、ビジネス誌を装った自己啓発本(エロ本以上に恥ずかしい)
なんかを読んでる読者に大人気だから、程度が知れるわけだよ。

御輿に持ち上げられ始めたのが、5~6年くらい前だから、もう賞味期限切れ、上がる事はないだろうな。
昔は、企業の寿命は30年と言われてたけど、こーいう人達見てると、30年どころか10年ももってない・・・・


<アニメ感想>
金曜
屍鬼 第6話

住職と沙子、住職と尾崎のそれぞれの会話が良かった。尾崎の苦悩のようなものをいきなりきちんと掘り込んでいったのはこれまでの人物描写と照らすとなかなか面白かった(住職については一向に描かないだけにね)。


そして異常の真実に気付いた人間が数人出てきたことで以下続くと。上巻のクライマックス近し。


842 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/08/12(木) 08:00:27 ID:Fy/KIRZj0
オープニング思いっきりネタバレしてんね

夏野→骸骨→
沙子→屍鬼の先頭→

夏野、恵、徹の目が重なる→三角関係
静信→骸骨→屍鬼になる
恵→骸骨→屍鬼になる
律→骸骨→屍鬼になる
徹→骸骨→屍鬼になる
正雄、葵、保→骸骨→屍鬼になる
敏夫→骸骨にならない→人間のまま
正志郎→骸骨にならない→人間のまま
かおり、昭→骸骨にならない→人間のまま


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


844 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/08/12(木) 08:44:39 ID:ajngcW7+0
いや、これはネタバレに見せかけた高度な情報戦だ


高度な情報戦といえば”残酷なのは戦争” じゃないの?w


845 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/08/12(木) 08:53:12 ID:T3FwURH1P
>>842
四角関係じゃね?

恵→→→夏野→←徹←←←正雄


伝説の勇者の伝説 第7話

ふつー。


土曜
祝福のカンパネラ 第7話

ふつー。

1980年代半ば、キューバ政府は国立の研究機関に命じて、環境への影響を減らし、土壌肥沃度を改善し、収穫を増大させる代替手段の調査に着手した。ソ連崩壊から6ヶ月と経たないうちに、キューバは工業化された国営農場を民営化し始めた。国営農場はかつての労働者に分けられ、小規模農場のネットワークを作り出したのだ。政府が後援する直売所は流通コストを削減することで小規模農家の利益を増やした。政府は大規模なプログラムで、有機農業と都市の空き地での小規模農業を奨励した。化学肥料と農薬が手に入らないため、生まれ変わった小規模な民営農場と何千というごく小さな都市市場菜園は、好むと好まざるとに関わらず、有機農場になった


(中略)


キューバの農業革命は単なる伝統的農業への回帰ではない。有機農業はそれほど単純ではない。誰かに鍬を渡して、プロレタリアートに食糧を与えよと命令すればいいというものではないのだ。キューバの農業改革は、ソビエト時代の高投入の機械化農業と同じくらい科学に立脚したものである。違いは、従来のやり方が化学の応用に基づいていたのに対し、新しいやり方は生物学──農業生態学──の応用に基づくことだ。


灌漑、石油、化学肥料、農薬の使用を増やすことを前提に世界の農業を変えた緑の革命とはほぼ反対に、キューバ政府は農業を現地の条件に適応させ、生物学的な施肥と害虫駆除の手法を開発した。生物学的害虫駆除に加えて、低投入不耕起農法について農民にアドバイスするため、政府は全国に200を超える地方の農業振興事務所のネットワークを構築した。


キューバは砂糖の輸出をやめ、再び国内向けの食糧の栽培を始めた。10年のうちに、キューバ人の食生活は、食糧を輸入せず農業用化学製品も使用せずに、元の水準に戻った。


                         デイビット・モントゴメリー「土の文明史」

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▲表紙の装丁が「銃・病原菌・鉄」っぽくて超絶期待したのですが、それほどではなかったかな。文明史を古代から現代まで追いながら、土壌流出→文明衰退のサイクルを見ていくという構図が最初から最後まで崩れていないからね。たとえば上記キューバの事例でも国家経済全体も見ないと…みたいな。