乱世、天下、上洛、卿もまたそれらを免罪符とする武将の中の殺戮遂行者の一人に過ぎない。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

”非実在高齢者”問題で、先日古舘が最後の締めのコメントで


「コンクリートジャングルが齎す、ヒートアイランド現象なども影響しているでしょう」


と述べた記憶があるのだけれど、あまりの笑激的なコメントにどういう因果関係があるのかという肝心要な説明を聞きそびれたよ!?


2009-08-07 は日本に長らく君臨したインテリジェンスのドン後藤田正晴氏の至言と、あとNシステムの恐怖を感じていただければ。


同じ店舗なのに違うメニュー 二毛作、三毛作店が流行る理由
>昼はラーメン、夜は居酒屋。昼と夜で別の顔を持つ「二毛作店」が増えている。最近は一日の中で店名が変わる“二枚看板”の店舗も多い。


そしてブラック飲食系列チェーンが参入すると、名ばかり店長や、名ばかり正社員の労働環境がますます大変なことになると。


>西葛西の「芝浦食肉」は、夜はホルモン居酒屋として営業するが、同じテナントに持ち帰り寿司「十七代目 紀ノ重」、精肉や総菜を販売する「芝浦食肉 精肉部門」を併設。外食・中食・小売りの三毛作で注目を浴びている。「三店で厨房を一つにでき、設備費や食材、人材コストの削減が可能です。また昼の業態を加えることで物件も有効に活用できる。売り上げだけでみても、居酒屋だけの予想より倍以上になっています」(経営母体のAPカンパニー広報担当・岡田英樹氏)


持ち帰り寿司というのがよく分からないけれど、魚屋とお寿司屋の並列にさらにお持ち帰りの寿司屋が加わる程度でも違うのかね?


>大阪でも三毛作は人気だ。「京橋の『立ち呑み畑ECODEN』は、朝はモーニング喫茶、昼はクレープ屋、夜は立ち飲みの三毛作店。朝、昼、夜それぞれ異なる客層をつかんでいます」(前出・記者)(週刊文春7月29日(木) 12時12分配信)


農業関連メモしている成果、こういう二毛作とか三毛作というキーワードで自動的にそのニュースに飛びついてしまいます。冷静に見れば昔からある話で、そこに新たにラベリングされたというところでしょうか。


ロシア干ばつで小麦価格が上昇、欧米で最高値更新
>約130年ぶりの深刻な干ばつに見舞われているロシアでは、ポルトガルの国土面積に相当する穀物の作付け面積が打撃を受けている。ロシアの穀物関連団体は、2010年の穀物生産は7200万─7800万トンになると予想し、8150万─8500万トンから下方修正した。


小麦の大生産国の凶作はグローバルに影響を齎します。そしてこのニュース(2日時点)で、ロシアは穀留するのではないかと予測していましたが案の定その3日後には↓のニュースに続くことになります。


>7月初めからの上昇率は41%。ただトレーダーからは「小麦の在庫は健全な水準にあるため、行き過ぎた上昇だ」との声が聞かれるなど、相場の上昇はファンダメンタルズに合致していないとの見方も出ている。米小麦価格も上昇し、1年10カ月ぶりに最高値を更新した。[パリ 2日 ロイター]


為政者ならばまずは自国の民が飢えないように対策を講ずるのが当たり前のこと。経済・合理的には高い小麦を売って安い代替物を輸入すれば良い(アフリカの場合は輸出して得た外貨がどこで消えたの?となってましたが)となるのでしょうが、食”文化”は国民に根ざしています。


ロシア、穀物輸出を15日から禁止=首相報道官
>ロシアのプーチン首相のペスコフ報道官は5日、穀物輸出を15日から禁止すると述べた。プーチン首相はこれに先立ち、同国が深刻な干ばつに見舞われていることを受け、穀物および穀物から作られる関連製品の輸出を一時的に禁止すると発表していた。また、農業部門に対し100億ルーブル(3億3490万ドル)の助成金と250億ルーブルの融資を提供することを確約。政府の穀物備蓄を入札なしで放出することも約束した。[モスクワ 5日 ロイター]


紙屋研究所さま「自給率政策批判に「待った」 石川雅之『もやしもん』9巻」 で食糧安全保障の観点からの反論の無効さについて触れられていますが、こういうことです。上記記事では世界的に小麦価格が急騰していることを行き過ぎとしていますが、その価格が是正されるまで食べないとは中々いきませんからね。


助っ人、主力は社会人 羽咋のスイカ畑、就職難反映
>羽咋市内のスイカ畑でアルバイトする高校生が年々減っている。少子化により生徒数が減ったことや暑くて重い作業が敬遠されているためで、高校生に替わって、就職難を反映しハローワークや人材派遣会社を通した社会人が炎天下、収穫作業に励んでいる


かつて、国が人材派遣会社としてこういう就業支援かつ一次産業の人口動態問題を解決すれば…みたいなことを書きましたがここでも民間人材派遣会社が参入してきたとorz


>高校生の代わりに農家が頼りにしているのは、民間の人材派遣会社やハローワーク羽咋。現在も3軒の農家がハローワーク羽咋に求人を出している。しかし集荷場での選別やトラックへの積み込みなど暑い中で肉体を酷使する作業に耐えられる社会人は少なく、一日で辞めた例や、逆に辞めてもらった例もある。(北國新聞 8.3)


農家側が雇いたいのも安い一時的なアルバイトですからね、労働需給が単に交わらないで終了ということもありうると。


38 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/08/03(火) 17:23:10 ID:JS1oqeWw
http://www.arbeitstock.jp/detail/1184939.html
羽咋市のスイカ出荷作業員があった。時給800円。


149 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/08/03(火) 20:40:43 ID:zQdaCDBn
場所は違うけど、スイカ収穫の求人見つけてきた
http://jp.indeed.com/redirect/hw.php?refid=17011-845201


石川県かほく市
臨時(4ヶ月未満) (平成22年 7月 5日~平成22年 8月10日)
1) 8:00~17:00
賃 金 170,000円


カルピス バター回収 二戸の工場で製造  
>カルピスが全国に販売している高級バターからカビが見つかった問題で、製造していたのは、二戸市石切所の同社東北工場だった。1万個以上が自主回収されるとあってカルピス本社では対応に追われているが、15人ほどが携わる生産ラインは停止しない方針で、現在のところ、雇用などへの影響はない模様だ。
カルピス広報CSR部によると、7月12日に消費者から「開封したら黒いカビのようなものがついている」と連絡があり、カビの発生が確認された。3月16日に製造した際、包装銀紙にカビの胞子が付着したとみられる。これまでの届け出は3件で、健康被害は確認されていない。(2010年8月4日 読売新聞)


そこそこ冷静な記事だなと若干感心。そもそも記事にするだけの記事かと言われればそれまでですが、いずれにせよカルピスバターはお菓子づくりには欠かせない材料なのでこのまま製造をお願いいたしますです。


「秋の味覚」サンマに高値懸念 例年にない不漁の恐れ
>水産庁が3日発表した2010年の北西太平洋サンマの推定資源量は、221万トンと昨年の351万トンから4割近く減少した。
先月8日に北海道東部沖で始まった流し網漁も、漁獲量が昨年に比べ約4分の1と激減。


今年は一本100円では脂が乗ったサンマは食べれないorz サンマの塩焼き(お刺身も好きですがやはり)大好物なのでちょい悲しいニュース。分析では異常気象に求めているみたいですが、漁業資源の枯渇ではなく海流の移動ならばそれほど悲愴感はないね。


農林水産省の統計ではサンマの漁獲量は08、09年と年間30万トンを超える豊漁が続き、食卓では手ごろな価格でサンマを楽しむことができた。(2010/08/03 21:08 【共同通信】)


そのせいで漁としてはサンマでは油代も出ないとニュースになっていましたね。


頭角現す「スギ」=ベトナム産の養殖魚-築地市場
>ブリ、カンパチに次ぐ刺し身用の養殖魚として最近、ベトナム産の「スギ」という魚が東京・築地市場(中央区)で頭角を現してきた。脂が乗り、こりっとした歯応えが特長で、同市場卸や輸入商社はさまざまな料理に合うとPRしている。スギはスズキ目スギ科の魚で、比較的暖かい海で育つ。ナマズに似た顔つきで、5キロ以上に成長する。養殖スギを生産するマリンファームベトナム社は、「いけす内の過密な養殖を避け、最適な環境で育てている」(カルロス・マッサード代表)と胸を張る。日本市場に定着しているノルウェーサーモンの養殖手法を活用し、質の高い魚を生産しているといい、近年、米国などで大量に消費されている。


新しいお魚さん登場!ノルウェーのサーモンの養殖ってそんなに環境に配慮した漁業だっけ?という疑問符が一瞬頭をよぎりましたが、今度見かけたらとりあえず食べてみたいというわけでメモ。


>今年50トン前後とされる輸入量を、2年後には10倍の500トンに増やす計画だ。(時事通信 7.31)


日本ではなんという名前で並ぶかはしりません。ただ深海魚よりは抵抗なさそうな名前ですし、回転寿司辺りから入ればそのままでもいけるんじゃない?


「活締め」進化 北海道の鮮魚を全国へ
>活締めは水揚げ直後にエラなどを切除し血を抜くことで鮮度を保つ方法。一般的な出荷方法より魚価は約1~3割高くなる。
まず、捕れた魚を二酸化炭素濃度が高い海水の入った水槽に入れて麻酔をかける。その後、作業台に運び、魚体から想定されるエラ部分を自動活締め機が自動的に選定して切除する。さらにきれいな海水が入った水槽内で血抜きをする。同漁協では今春から船上で手作業で活締めをしていたが1日200匹程度が限界だった。機械化で一時間に700匹が処理できる。1台400万円前後


色々と新しい技術開発が一次産業付近にもあるよと。余り好きな言葉ではないのですがイノベーションというのはこういうのを言うんじゃないの?


通常品に比べ鮮度維持の時間が伸びるため、「九州などにも販路拡大が期待できる」(釧路市東部漁協)という魚の活締めは、道内でここ3~4年、ヒラメやカレイ、ホッケなどの魚種で広まっている。多くは、漁師の経験に基づくもので、エラのほか尾の付け根を切るなど手法もまちまち。血抜きが不十分なものなど、中には効果的でないものもある。このため、中央水産試験場(余市町)は「ヒラメ活け締めマニュアル」を策定、6月から漁業者向けにネットで公開した。


冷凍技術と活き締めをうまく併用すれば遠洋だけでなく、近海漁業でももっと地産皆消を積極的に踏み切れるのではないかと。


◎地方独立行政法人 北海道立総合研究機構--「ヒラメ活け締め マニュアル」
http://www.hro.or.jp/topics/docs/hirame_manual.pdf

(日経新聞 2010/7/18)



<アニメ感想>
日曜
戦国BASARA弐 第4話

お市の方@能登麻美子嬢登場。現時点では特にラスボスでも淀の方を兼ねることを匂わせるわけでもなく普通に登場→顔見せ程度でいったんは退場と。まあ、お声が聞けただけで満足、満足♪しかも、大好きな松永久秀も復活とこれはうれしい誤算。


現時点でのラスボス扱いの秀吉、半兵衛そして周りの慶次、利家、まつ、そして上杉謙信周りの友だちネタに熱く良い話なのだろうけれどいまいちぶっとび方が足りないと物足りなさを覚えていたので二人にかき回していただきたいところ。