文化水準は当事者たちが高いと思っている物よりも、低いと顧みないものにこそ表れると。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

相次ぐ100歳超老人の失踪、なんと怖い(棒読み) (防犯)ボランティアは子どもを見守る前に老人を見守ったほうが有益っぽいですぜ。


150 :名無しさん@十一周年:2010/08/02(月) 13:27:03 ID:+7e9heu10
携帯電話が普及する前は救助の連絡とかどうしてたんだ?


155 :名無しさん@十一周年:2010/08/02(月) 13:28:52 ID:M+SlnVft0
>>150
地面に大きく「SOS」と書いて待ってたら誰にも見つからなかったので、
次は大きくミッキーマウスの絵を描いたら、ディズニーの法務部が来たらしい


県警は取材自粛要請…日テレ「判断甘かった」
>「結果として判断が甘かった」。埼玉・秩父のヘリ墜落現場を取材中の日本テレビの記者ら2人が死亡した事故で、同社幹部は反省の言葉を口にした。
現場はベテランでも命を落としかねない危険な山で、地元県警は取材自粛要請を出していた。なぜ2人はガイドと別れて山に戻ったのか、登山装備は適正だったのか――。(2010年8月1日21時52分 読売新聞)


マスコミでも登山の自己責任論を説く論調を見かけたのですが、冷水ぶっかかりました(笑) まあ、日本の大手マスコミは戦場といえばフリージャーナリストの使い捨てやっているわけですからたまには報道に命を捨てた賭けた方がいいと思われ。


2009-08-05 はバカにしていたYour Partyがなんだかんだで存在感を発揮する政党になるとは思わなかったよorz 自民党はかつてのような一癖も二癖もある豊富な人材をどうにか揃えるところから始めておくれ。


英の監視社会、反省ムード 人権重視の新政権が見直しへ
>英国で監視カメラが増え始めたのは、都市犯罪が社会問題化した1990年代からだ。2001年に米国で起きた9・11同時多発テロや、05年のロンドン地下鉄テロも、その傾向に拍車をかけた。
街角の至る所に監視カメラが設けられるようになった。有力な人権団体リバティーは450万台と推定する。「1人が1日に300回、姿を写される」といわれるほどだ。欧州議会の調査でも、ロンドンの監視区域は公的空間の40%と、18%のウィーンなど各国首都よりずば抜けて広い。顔認識技術を使ったり、個人を追跡したりするシステムも、日進月歩で採り入れられてきた。


日本で監視カメラを持て囃す風潮についてはまさにこのカテゴリーの初期のエントリーを見ていただければ…。

 

<参考例>

監視カメラ大国英国

IT技術で子どもを守る(論座)


>しかし、プライバシーとのかねあいや、巨額の費用に対する実際の効果のほどについて疑問の声があがっていた


そして社会実験としての監視カメラ大国、先進国におけるイギリス内務省の研究報告「CCTVの犯罪抑止効果――その系統的レビュー」(ウェルシュ、ファリントン、2002年)を何度か紹介して溜め息をつかせていただきました(監視カメラはは駐車場では効果が認められたが、都市中心部、公共の建物、公共交通機関では「あまり効果がなかった」というやつ)。が、8年ほど経ってこうしてようやくバカヒも記事にすることが出来たと思うと感慨ひとしお。


>6月には、英中部バーミンガムのイスラム系住民地区で、隠しカメラを含む約220台の設置が発覚。住民から「差別だ」と抗議され、警察はカメラの作動を止めた。内務省のブロッケンシャー政務次官(保守党)は行き過ぎを認め、「国民の信頼をつなぎとめるには(何らかの)規制が必要」との考えを示した。 また、英国では00年に反テロ法が制定され、警官が通行人を呼びとめ所持品や身体を検査する権限が与えられた。ところが、しばしば平和的なデモの参加者が対象になり、昨年は、未成年者を含む25万人が調べられた。


何だかんだ言いつつも毎期警察モノを見ているんですが、今期は「ジョーカー 許されざる捜査官」 見てます。これの酷い事酷い事、曰く検挙率3割だから悪人が野放しになっている、曰く状況証拠だけでは逮捕できないなんて理不尽、曰く自白しないのは反省ないから俺が裁く、曰く詐病でも心神喪失で無罪になればすぐに退院できる、、、といった下にいちいちこれは”違法捜査”です”事実誤認”ですといったテロップをいれろよのオンパレード。


話が脱線しましたが、先週の話ではカラオケ店の過去の監視カメラ映像をあっさり警察手帳だけで見させていましたが、これだけ個人情報にうるさい世の中で、まともな会社ならば捜査令状までいかなくても”捜査関係事項照会書”を提出させます。


>この身体検査に対して、「人権侵害だ」と批判する平和活動家が提訴し、欧州人権裁判所(フランス・ストラスブール)は今年1月、「権力乱用の歯止めがない」と違法判決を出した。メイ内相は7月、身体検査について「封印」を命じた。(朝日新聞 2010年8月3日7時30分)


国際機関の裁定に従うって偉いですね!日本はNoが言えない国というのはこと食べ物、治安問題については信じられません。


「ラブパレード」廃止へ=ドイツ
>ドイツ西部デュイスブルクで多数の死傷者を出した野外音楽イベント「ラブパレード」の主催者は25日、1989年に始まった同イベントを廃止することを明らかにした。ラブパレードは例年、100万人以上の観客を集めているが、主催者は「犠牲者や家族に配慮し、今後は開催しない」と語った。(時事通信 2010/07/26-07:48)


コミケについて幼児イベント絡みでいらぬ心配を抱いたこともありますが、それでもコミケが無事続けられるかということについて危機意識は常に抱いていても、これは体感不安ではないとそう思うのですよ。


63 名前:七つの海の名無しさん[] 投稿日:2010/07/28(水) 10:53:29 ID:SnM+6hZK
【明石事故総括】
前年のおおみそかの「ジャパン・カウントダウン2001」 における混雑混乱があったにもかかわらず、何ら対応が取られていなかった、また、歩道橋の設計にも問題があり、まさに「人災」でといえよう。「群集なだれ」は、本事故のように超過密状態で作り出され、その凄まじさは、1mあたり400kgの力に耐えるように設計されたフェンスが壊れていることからも想像以上のものである。超過密状態を作り出す可能性のある集客型イベントへの警鐘としてこの事故をとらえるべきである。

http://www.sydrose.com/case100/324/


失敗学というよりも、検察審査会が牙を剥いたという意味で司法史に残る事件です。


移民対策、州法施行を差し止め 米アリゾナ、連邦政府勝訴
>アリゾナ州などのメキシコ国境から流入する不法移民は、中南米系(ヒスパニック)を中心に全米で約1080万人。犯罪や雇用に絡み対策を求める世論は強く、同法に倣った立法が約20州に広がっていた。オバマ氏の包括的移民制度改革案と併せ、移民問題は11月の中間選挙で大きな焦点となりそうだ。
地裁は、4月に成立した同法のうち(1)警察官は「不法滞在を疑う合理的理由」があれば在留資格を確認する(2)移民には身分証明書携帯を義務付ける―などの主要部分を差し止めた。(2010/07/29 10:37 【共同通信】)


このニュースもずっと追っているけれど、アメリカがアメリカたる所以(歴史的、今日の繁栄もろもろ)を、ポピュリズムに抗いつつどう守れるかと。過剰治安、厳罰化は、他の誰でもないアメリカそのものを殺すでしょう(先進国内で異常な出生率の高さ、結果的に世界の頭脳が集まる敷居の低さなど)。まだしも自らの身の安全は自らが守ればいいと銃所持だけで突っ走る保守派の方が私は好きです。


14 名前:七つの海の名無しさん[] 投稿日:2010/07/30(金) 01:38:24 ID:5LTpT33b

合衆国最高裁判所 - Wikipedia より

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E9%80%A3%E9%82%A6%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80

>現在の構成
>現在の最高裁を構成するのは以下の9名である(陪席判事は先任順)。
>
>名前 生年月日 任命した大統領 就任日
>ジョン・ロバーツ(最高裁長官) 1955年1月27日 ジョージ・W・ブッシュ 2005年9月29日
>ジョン・ポール・スティーブンズ 1920年4月20日 ジェラルド・R・フォード 1975年12月19日
>アントニン・スカリア 1936年3月11日 ロナルド・レーガン 1986年9月26日
>アンソニー・ケネディ 1936年7月23日 ロナルド・レーガン 1988年2月18日
>クラレンス・トーマス 1948年6月23日 ジョージ・H・W・ブッシュ 1991年10月23日
>ルース・ギンズバーグ 1933年3月15日 ビル・クリントン 1993年8月10日
>スティーブン・ブライヤー 1938年8月15日 ビル・クリントン 1994年8月3日
>サミュエル・アリート 1950年4月1日 ジョージ・W・ブッシュ 2006年1月31日
>ソニア・ソトマヨル 1954年6月25日 バラク・オバマ 2009年8月6日上院承認


>政治的傾向
>
>現在の最高裁の裁判官は、通常4人の保守派、4人のリベラル派、1人の中間派に分類される。
>保守派と言われるのが、ロバーツ長官と、スカリア、トーマス、アリト各判事であり、
>スティーブンズ、ギンズバーグ、ブライヤー、ソトマヨル各判事がリベラル派と見なされている。
>ケネディ判事は中間派であり、保守対リベラルで激しく対立する事件においてはケネディの票が
>判断を左右することがしばしばある。


だそうです。

今回の件では、自由や人権だけでなく、合衆国の経済的国益からも連邦政府が正しいと
思われるので、保守やリベラルや中間派の枠を超えて、連邦政府を支持してほしいものですね。


2人目、年齢がおかしいwww


仏で「移民犯罪」対策を強化へ 人権団体など猛反発
>大統領は7月30日、南東部グルノーブルで演説し「警官など公務員を攻撃し、命を奪った外国出身者は国籍をはく奪されるべきだ」と指摘。「われわれは50年に及ぶ、不十分な移民政策の結果に苦しんでいる」として「ならず者に対する国家を挙げての戦争」を完遂すると、不退転の決意を見せた。移民省当局者は31日「国籍はく奪法案」が9月下旬にも国会に上程される見通しを示した。
演説の背景には、グルノーブル郊外などで7月、警官による射殺事件をきっかけに広がった警察署襲撃などの暴動がある。大統領は国籍法の改正も含めた抜本的な移民対策に乗り出す見通し。(2010/08/01 18:48 【共同通信】)


フランスの移民政策についても、今さら特に付け加えることはないです。ちょうどフランスの日々さま「日本への移民は2010年時点では時期尚早 」  というエントリーが話題になっていて、春眠のまま全く更新しなくなってしまわれたけれど仲さん とのやりとりをぼんやりと思い出しました…。


手話通訳者同行せず聴覚障害者宅を捜索 愛知県警
>愛知県三河地方に住む聴覚障害者の夫婦の家に5月、県警の捜査員4人が突然訪れた。夫に対する覚せい剤取締法違反(使用)容疑の捜索令状を提示された。夫は不在で、妻が筆談で捜査員に尋ねた。

 「本当のけいさつ?」

 「われわれはクスリの取り締まり専門の刑事です。旦那(だんな)さんの車がみつばい場所に」

 「手話通訳者来ていただけますか?証拠はあるの」

 妻は筆談で再三、手話通訳者の派遣を求めたが認められなかった。「誤解して伝わったら逮捕されるという不安がずっとありました」

 間もなく帰宅した夫も手話通訳を求めたが、だめだった。注射跡がないか確認され、尿検査も受けた3時間半、筆談のやりとりが続いた。

 後日、捜査員は「尿検査の結果は陰性で容疑は晴れました」と連絡に来たという。


謝罪に来たではなく、あっさり連絡にきたというこの堂々たる姿勢が眩しい…はぁ~。こんなやつらにあっさり捜査令状を出した裁判所も裁判所だよ。


「障害者の権利条約」は2006年に国連総会で採択され、現在、80カ国以上が締結(批准)している。日本も、趣旨に賛同して07年に署名したが、国内の立法や対策が不十分なため締結できていない。13条では、健常者と平等に司法手続きを効果的に利用するための配慮や、警察官らを対象にした研修の実施などを求めている。 米国や英国では、警察官向けの研修が定期的に実施され、捜査機関側が手話通訳や要約筆記など障害の特性に応じた方法で情報提供することが義務づけられている。(朝日新聞 2010年7月27日20時31分)


これのどこが国連主義なの?まあ、こういう障害者マターは特にそれが知的な部分に踏み込んでいくと、知的障害者だらけとされている刑務所の現実を直視せざるをえなくなってしまうのでパンドラの箱みたいに開けたくないんだろうなぁ。


<アニメ感想>
日曜
生徒会役員共 第5話

ふつー。


ストライクウィッチーズ(2) 第4話
スピードだけでなく、オーバーテクノロジーなネタを友情を添えて非常に素敵なお話でした。少女の魔法力で動いているという設定でいうと、ハメ込むだけの機械にどんな技術がありうるのかと少しだけ突っ込みたい気持ちにはなりましたがw


あと主人公の目線がチラ見しているシーンに吹いた♪


あそびにいくヨ 第4話
あれ、3人のヒロインは完全に同居しているわけではない?花澤さんは個室?いずれにせよまたたび、発情期という弱点を抱えたヒロインを助ける見せ場が久々に主人公に巡ってきました(笑)。


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▲いつのまにかに文庫化されたみたいですが、過剰収容=治安悪化の証拠という言説が溢れていた中で、過剰収容=福祉の最後の砦に過ぎない真実を突きつけた金字塔的作品。