わかりました、あなたは世界を革命するしかないでしょう | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

2009-01-05 はウテナリマスターネタ(アニメがまだ始まらないのでタイトルは一年前から)。卒業できない限り歳を取らない学園ってただしイケメン、美女に限るですが夢の一つですよね。


米原油先物が80ドルに上昇、ロシアによる供給停止で
>4日の時間外取引で、米原油先物が1バレル=80ドルに上昇している。ロシアがベラルーシの製油所への原油供給を停止したとのニュースを受け、買いが優勢になっている。
トレーダーによると、両国は2010年の取引条件について合意できなかった。欧州の他地域への供給には今のところは影響ない。ただ、ロシアとベラルーシの対立が07年1月に激化した際、ドイツとポーランドの一部製油所への供給に影響した経緯があり、関係国は状況を注視している。(NEWSWEEK 2010年01月04日)


ロシアの資源外交というより、域内恐怖政治(副産物としてのあるいは本命としての資源価格高騰)。そして欧州は原発推進やイランやリビアとの外交に勤しむと。それでも世界は美しい(←意味なし)。


政府、円高でレアメタル取得支援へ
>電気自動車のほか液晶テレビや携帯電話などのIT製品の生産に欠かせないインジウムやリチウムといったレアメタルは、大幅な需要の増加が見込まれ、日本にとって資源の確保が大きな課題となっていますが、海外の鉱山の権益は世界的な経済危機の影響で価格が急激に低下しているうえに、このところの円高で、より安く取得できる可能性が強まっています。このため政府は独立行政法人、「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」が行う資金調達に対して政府保証をつけたうえで、機構が民間企業といっしょに権益を取得できるよう制度を改正し、レアメタルを迅速に確保できるよう体制を整える新たな支援策を導入する方針を固め、4日にも、まとめる予定の経済対策に盛り込むことになりました。[NHKニュース 09/12/04]


当たり前の戦略ですが、別段日本は中国や欧米じゃないので大っぴらに宣言する必要はなくこそこそとやればいかにと思いますがね(そのための埋蔵金のような資金プールじゃないの?)。


サウジ国営石油、沖縄で原油備蓄へ 日本、緊急時に優先調達
>世界最大の石油会社であるサウジアラビア国営サウジアラムコのカーリッド・アルファレ社長兼最高経営責任者(CEO)は25日、都内で日本経済新聞のインタビューに応じ、沖縄での原油共同備蓄をめぐって近く日本政府との協議に入る考えを明らかにした。日本にとっては貯蔵設備を貸し出す見返りに緊急時に原油を優先的に調達できるメリットがあり、エネルギー安全保障の強化につながりそうだ。(日経新聞 11.26)


日本にとってこれほどありがたいお話はないのでしょうが、サウジへの見返りは何だろう?それともこれまでのお得意様へのサービスなんでしょうか…。とりあえず沖縄の地政学的優位は他国にも確認されている模様。


石炭露天掘り 息長く 空知
>露天掘りの炭鉱は、北電の奈井江、砂川発電所を中心に散在し、空知支庁に6社、留萌支庁に1社ある。うち6社が北電に全量か相当量を納入している。大半の炭鉱が継続して採炭できるのは北電が「電力需要に応じる調整用として、両発電所の運転を続ける」として、長期購入する確約を示しているからだ。
炭鉱によっては、一時は減産や閉山も取りざたされたが、国内炭見直しへ風向きが変わったのは06年ごろ。採掘コストから割高とされていた国内炭でも採算がとれるとして、北電も石油を使う火力発電所の運転を抑え、奈井江、砂川発電所の稼働をあげるため購入を増やした。07年度は前年までの約70万トンが110万トンに。08年度は143万トン。09年度も100万トンの予定だ。来年以降は原子力発電の泊3号機が本格運転するので、70万トンに戻す予定だ。


この石炭のお話もメモ していますが、資源小国として一応メモし続けます。電力会社には石炭が斜陽産業に入った頃から通商政策として強制的に一定量石炭を交わされてきた歴史があります。


>ただ、これらは世界一の石炭生産国の中国が輸出国から輸入国に転じるなど昨今の世界・国内の石炭需要増で、注文が急に増えても量産体制をすぐに拡充することは難しく、増産に結びつけられないのが現状だ。 [朝日新聞 09/11/23]


よほどの鉱脈がないと増産しても価格競争力は現時点ではないので、それこそ囚人でも動員しないとw


14 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2009/11/30(月) 22:14:27 ID:zd6hdzDD
コストに合わないってだけで
北海道には石炭はまだまだ埋蔵してるんだよね


26 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2009/12/13(日) 21:00:49 ID:xquv76+9
>>14
輸送費だけ比較しても、
北海道の山奥から本州に運ぶのと、
オーストラリアから本州に運ぶのでは、
圧倒的に、オーストラリアの勝ち。
しかも品質もオーストラリアの圧勝。

悲しい。


せっかくの高速無料化だけではまだ太刀打ちできないならば、石油価格が下がらないと…ってあれ???


藻から作る石油、世界で巨額投資始まる
>植物プランクトンから石油など燃料を作る取り組みが脚光を浴びている。トウモロコシやアブラヤシなどと比べて、圧倒的に生産効率が高いのが理由だ。米国は量産化に着手する中で、研究実績のある日本の動向が注目されている。


ホンダワラは貴重な希望の綱の一つなのでメモし続けておきます。


>筑波大学大学院生命環境科学研究科の渡邉信教授の試算では、藻を1ヘクタールのプールで栽培した場合、生産量は最小でも47トン、最大では140トンにもなり得るという。同じ植物で1ヘクタール当たりの燃料生産量を見ると、トウモロコシが0.2トン、大豆が0.5トン、パーム油のもとのアブラヤシが6トンになる。藻の生産効率はトウモロコシの100倍超に上る。(日経BP 2009年11月26日)


ただ、石炭と同様この場合も海洋までホンダワラを採りに行くコストだとか加工費を考えないといけないのですが、広大な領海を有効活用するのはまさに国家プロジェクトの名に相応しい。


日本海洋掘削が東証に上場
>東京証券取引所は13日、日本海洋掘削 <1606> の上場を承認したと発表した。上場予定日は12月17日で、所属部は未定。上場に際し公募180万株、売り出し20万株を実施する。(ラジオ日経 2009/11/13(金) 16:24)


ちなみに1月4日時点の終値が6050円。


連結PER (倍) 17.6
単独PER (倍) 26.9
連結PBR (倍) 3.97
単独PBR (倍) 4.73


となっております。この不況下で3月度決算は増収増益を確保してますがな。