人は死してその骸は贄となりそこに咲く花は人に生きる尊さを教えてくれる。さればこそ花は美しい。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

人は死してその骸は贄となりそこに咲く花は人に生きる尊さを教えてくれる。さればこそ花は美しい。成りや彩りに惑わされてはなりません、生と死を見出すのです。それが百鬼流の極意。


2008-02-18 の教訓は事情通だとか政治評論家より何よりブックメーカーの掛け率、それに案外どころかほとんど食べられていない鯨。それでも食べられないと他人に言われると愛国心が発露してキレますw


改革を葬られた日本漁業が溺死する
>二〇〇七年七月の参議院選挙で大敗してから、自民党は宗旨替えをした。水産業の構造改革の旗を降ろし、「漁村にやさしい」政策に逆戻りしたのだ。日本漁業は「緩やかな死」にむけて、歩を進めている。周囲を海に囲まれる恵まれた環境にありながら、日本の漁業は衰退する一方だ。かつては一一三%(一九六四年度)もあった水産物自給率(食用魚介類)は五七%(〇五年度)に激落。水産物の輸出国だったのは今や昔話だ。


中西準子教授雑感463-2009.2.3「捕鯨交渉の落としどころ-悔しいけど-」 にもぽろっと記されているかと思いますが、今そこにいる第一次産業従事者にとっての「採算性」という観点を置いて、自由競争だ、保護主義だという議論は机上の空論でしょうね。農業・漁業・林業などに単純な市場的経済合理性以外のもの(国土保全、安全保障、地方振興、文化…)が背負わされている以上、短期的に全体利益の最大化を図るのではなくて、むしろ(事業)継続性という観点から個別の採算性、、、コストの最小化みたいなものを重視すべきかと(うまく言えていないなorz)。


>六〇年代に約六十万人いた漁業就労者数は約二十万人(〇七年)に減少、そのうち三一%が六十五歳以上と高齢化が止まらない。さらにマグロなど一部の魚種では、資源が枯渇する恐れが出ている。


人口ピラミッドを睨まないと政策論は何も語れないはず。時限爆弾炸裂(山入り化、限界集落化)までかちかちと時を刻んでいます。


>メスを入れようと試みたのが、高木勇樹・元農林水産事務次官だ。農林漁業金融公庫の総裁だった〇六年、日本経済調査協議会(財界各団体が協賛する民間調査研究機関)の中に、自らが委員長になって「水産業改革高木委員会」を設置。主査は黒倉壽(ひさし)東京大学大学院農学生命科学研究科教授、委員として規制緩和論者の本間正義・同研究科教授、独立行政法人水産総合研究センター理事(当時)の小松正之・政策研究大学院大学教授などが加わり、〇七年七月に「魚食をまもる水産業の戦略的な抜本改革を急げ」と題する報告書(高木レポート)をまとめた。高木氏の持論は「改革は短時間で一気にやった方が痛みは少ない」というもの。企業の新規参入、科学的な根拠による漁業資源管理、水産予算の使い方の大幅な変更など、日本漁業の革新を求めた


持論はマキャベリからとっているのかな?とりあえず高木レポート をじっくり読まさせていただきます(ネットって素晴らしい♪)。


>レポートには理想論的な部分もあったが、共感を呼ぶ問題提起も多かった。たとえば、TAC(Total Allowable Catch=総漁獲可能量)と呼ばれる魚種ごとの資源管理方法については、現在のオリンピック方式を見直して、IQ方式(Individual Quota=個別割当方式)やITQ方式(Individual Transferable Quota=譲渡可能個別割当方式)を採用するよう求めたことだ。オリンピック方式とは「早い者勝ち」の漁獲規制手法だ。漁期と漁獲量の上限が決められ、漁民が「よーいドン」で操業をスタート、漁獲枠が一杯になると漁期は終わる。だから漁民は、いち早く漁場にたどり着くことに血道を上げる。


φ(..)メモメモ 典型的なコモンズの悲劇の事例でしょうか。



>漁協は「生産性が高く資本力のある漁業者に割当が集中し、結果として漁村が崩壊する恐れがある」と猛烈に反対。水産庁は「漁港・漁船ごとに検査官を配置するなど、新たな行政コストが発生し、四百三十六億円以上の財政負担が生じる」という試算をまとめ、本格導入を阻止するための世論形成に乗り出している。こうした構造は、(陸の)農協が政官と連携して非効率な中小兼業農家を温存するのと全くの相似形だ。


この辺りから一概には首肯できない論調の予感。とにもかくにもレポート熟読します(…思えば私の関心も遠くに来たものだw)


>高木レポートを抹殺し、規制改革会議の答申を骨抜きにすることで既得権益を守るだけでは、日本の漁業は衰弱死を待つばかりだ。水産庁や全漁連には、沿岸漁業を強くするための対論を示し、実行する重い責任がある。しかし、彼らの眼中にあるのは「今」だけで、「将来」や「未来」はまったく視野に入っていない。(筆者:ジャーナリスト・一ノ口晴人 2009年2月17日 フォーサイト)


一次産業を所轄する省庁には全く信頼感がもてないという点では同感。


半世紀ぶりの大旱魃に苦しむアルゼンチン
>中南米の収穫に対する懸念が高まるにつれ、小麦、大豆、トウモロコシの価格は過去2カ月間で約20%高騰してきた。アルゼンチンはトウモロコシでは世界第2位、大豆で世界第3位、小麦で世界第4位の輸出国であり、国際価格に多大な影響を与える。


二次大戦後は超先進国だったのに、、、みたいな話は堺屋太一のお好きな喩え話。


>昨年暮れ、旱魃が襲ってくる前、米農務省は自信たっぷりにアルゼンチンの2008/09年度の豊作を予想し、それが世界の農産物価格を低下させると見ていた。地元の農家は今、大豆の収穫量は3700万トン程度と、昨シーズンから20%近く減少すると予想している。


>旱魃はアルゼンチン経済にとって、極めて悪い知らせである。2008年に7.1%の経済成長を遂げたアルゼンチンは、今や景気後退に陥りつつあると見るエコノミストもいる。アルゼンチン最大の輸出産業である農業部門の凶作は、経済全体の展望をさらに悪化させる。


豪州、中華と毎年どこかで凶作のニュースが訪れます、農業は天候に左右される以上そんなものでしょう。


>アルゼンチン政府は農業部門に対する緊急支援策の一環として減税措置を発表したが、農業関係者に言わせると、彼らが本当に必要としているのは、輸出関税の引き下げと、輸出に対する介入の撤廃だという。アルゼンチン政府は大豆に35%の輸出関税を課し、小麦とトウモロコシについては国内供給の逼迫を防ぐために、しばしば輸出手続きを停止する。(2009年2月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)


私はむしろきちんと国内を優先して「穀留」する方が、政府として機能している証拠だと思いますが。それこそアフリカなり、江戸時代の藩政などなんなりごろうじろと。


穀物価格:3~4割アップ、世界の人口増加やバイオ燃料の需要拡大などで…2018年農水省予測
>食料の名目国際価格が2018年に06年比で3~4割上昇するとの試算を、農林水産省がまとめた。
世界人口の増加などで食料需給は逼迫(ひっぱく)した状況が続き、穀物で34~46%、肉類で31~41%、乳製品で43~81%、それぞれ値上がりすると予想している。06年後半から世界の食料需給が厳しくなったのを受けて、農水省は1998年6月以来、ほぼ10年ぶりに推計モデルを見直し、「2018年における世界の食料需給見通し」として公表した。価格上昇の原因として、世界の人口増加のほか所得水準の向上、バイオ燃料の需要拡大などを挙げている。


金余りが終わり市況価格は暴落しましたが、長期的需要予測として世界人口の増大及び、生活レベルの向上が続けば自然な予測かと。


>穀物の消費量はアジアやアフリカ、中東で急増し、18年には06年比34%増の26億トンに増える。各地の生産量も増えるが、消費の伸びには追いつかず、在庫量は06年の17%から13%に低下して、価格は上昇傾向で推移する。また、肉類の消費が今後アジアで大幅に拡大すると予測し、アジアの純輸入量が18年に1300万トンに達するとした。(2009年1月18日02時37分 読売新聞)


肉食文化(なかんずく牛)は行き過ぎるとそれこそモアイ像と大差ない帰結をもたらすのではないかみたいな視点から鯨食を文化ではなく、擁護する道はあるでしょう。


食の危機を産業技術で救えるか?「植物工場」に集まる期待度
>植物工場では、一定量を決まった時刻に生産できるので、顧客が望む時刻に必要量の納品が可能になってくる。加えて、植物工場の作物は洗わなくてもよいので、外食チェーンや弁当工場などでは、工数削減や水道代の節約につながることに期待を寄せている。そのほか、今後応用できる事業として、サプリメントの原材料生産といった、今のところ競合が少なく、利益率の高い分野も存在している。


野菜工場 についてはなんだかんだ言いつつニュースを拾ってしまうw

>ただし、現状ではコストが高いという大きな課題が残っている。初期投資は小規模のものでも数千万円が必要。一般的には、1億円弱を投資して4~5年で回収するケースが多いようだ。これらの金額はビニールハウスと比べると格段に高い。ランニングコストも一般の農業と比べて1.7倍~2倍程度。最もコストダウンに成功した事例でも、通常の1.3倍かかるのが現状だ猛スピードで進む照明の技術開発、補助金など、コストの問題をクリアするであろう材料はいくつか存在している。(ダイヤモンド・オンライン【第161回】 2009年02月17日)


加えて今後、労働人口が減る中でランニングコストは相対的に優位になっていくのではないかと思われ。ただ癪なのは事あるごとにパソナの地下農場がピックアップされることでしょうか(苦笑)


不在地主農地:20万ヘクタールに 農地法見直す方針
>管内の不在地主農地の面積を答えたのは730団体で計20万624ヘクタール。1団体平均274.8ヘクタールだった。残り667団体は面積を把握していないが、平均から推計すれば全国で約50万ヘクタールに達し、全国の農地約400万ヘクタールの約8分の1が不在地主農地の可能性がある。農業会議所は「そうした推定も成り立つが、正確な実態は分からない」と話す。


農政現状ゼロに等しい(更に言えば現況、未来予測も最悪)わけですから、いくらでも有効な施策があるような気がするのは私だけ?


>不在地主数は、回答した719団体で計約42万8000人。1団体平均595.7人で、全国では約100万人と推計される。地主が転居して農地に通う場合も不在地主にカウントされるが、大部分は相続で発生しているという。耕作放棄されている不在地主農地の面積は1団体平均43.3ヘクタール。推計すれば、実際には約8万ヘクタールが耕作放棄地となっている可能性がある。また、他の農家が借りようとしたところ、不在地主農地で借りられなかった事例が2割以上の311団体で起きていた。借りて耕作していた農地が相続を境に借りられなくなった事例も189団体であった。(毎日新聞 2009年2月16日 2時30分)


いずれ国に物納されるのは時間の問題なわけですから、、、考えなしならいっそ皇室財産(荘園)でも国立公園にでもすればいいんじゃない?(投げやり)


208 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/18(水) 21:40:37 ID:iLQVn2jY
これが大正時代のデーターだ

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/ContentViewServlet?METAID=00486723&TYPE=HTML_FILE&POS=1&LANG=JA

三 自作及小作田畑

自作とは自己所有の土地を耕作するを謂ひ小作とは他人所有の土地を耕作するを謂う、此両者段別の割合は田にありては自作四割八分(一、四四一、八五二町五段)小作五割一分(一、五〇三、七三七町八段)にして畑にありては自作六割(一、七一四、六九三町八段)小作三割九分(一、一三五、二四四町一段)に当たり田畑合計に就て之を見れば自作五割五分(三、一五六、五四六町三段)小作四割五分(二、六三八、九八一町九段)に当れり而して此の現在の割合を数年前に比較するに自作地の割合は田畑共に減少し小作地の割合は漸次増加の傾向を示せり[図表 (自作及自作田畑百分比例)あり 省略]


[農で働く]どっと500人/林業説明会
>全国森林組合連合会(全森連)が23日、東京都内で開いた「森林(もり)の仕事ガイダンス」に、職を求める人の行列ができた。景気低迷による失業者の急増や環境問題への関心の高まりから参加者が増え、事前に登録した人だけで前年の10倍を超える500人に上った。(日本農業新聞 09-01-24)


一次産業にせっかく脚光が集まっているのですから活かせよ。


民主政権なら「減反やめる」、小沢代表が産直農家に強調
民主党の小沢代表は10日、農産物の産地直売に取り組む全国の農家約50人と党本部で会い、農業政策をめぐり意見交換した。
出席者によると、小沢氏はコメの生産調整(減反政策)について、「減反は過去一時的にやむを得なかったが、やめる」と述べ、民主党政権が実現した場合、廃止する考えを示した。(2009年2月10日23時38分 読売新聞)


日本農業新聞では当該意見交換の動画もあったのですが、あまり情報量多くなかったのでこちらでメモ。


36 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 01:18:08 ID:YJd4RY2s
つまりコメ農家は無制限金網電流爆破デスマッチに突入?>>小沢政権


37 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 01:18:42 ID:SKvyMayG
小沢は選挙のやり方をよく知っている


55 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 01:42:05 ID:DkmJ8pNW
日本は山地が多いんだから米より蕎麦の生産を奨励して自給率を上げるべきだな。

山間部の雇用対策にもなる。


60 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 01:59:39 ID:oPXvs+Zc
>>55
数字は知らんが蕎麦の作付けは増えてる気がするな。
北海道と東北を昨年回った感じだと一昨年前には確かに水田だった所が昨年は蕎麦畑になっていた。

北海道は旭川周辺、東北は岩手が特に多く感じたね。


蕎麦畑に???本当なんだろうか、とりあえず頭の片隅においておこっと。


83 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 02:35:38 ID:p4dKtssw
 減反廃止によって、米の生産総量が増える。
 ↓
 政府は価格を維持するための税金による買い上げをしない。
 ↓
 ゆえに米価は国際価格を目指して下がり続ける
 ↓
 結果としてWTOの基準内の関税でOKになる。おまけに、自給率も維持。

 *これは理想的なモデル。100万の課題をクリアして達成可能。しかし、1つのビジョンであることは確か。


162 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/13(金) 14:59:28 ID:F2DpOl3k
順位 国名 生産量(万トン)(2004年)
1 中国(China) 18,052
2 インド(India) 12,800
3 インドネシア(Indonesia) 5,409
4 バングラデシュ(Bangladesh) 3,755
5 ベトナム(Viet Nam) 3,589
6 タイ(Thailand) 2,386
7 ミャンマー(Myanmar) 2,370
8 フィリピン(Philippines) 1,450
9 ブラジル(Brazil) 1,328
10 日本(Japan) 1,091
11 米国(United States of America) 1,047
12 パキスタン(Pakistan) 754
13 韓国(Korea, Republic of) 695
14 エジプト(Egypt) 635
15 ネパール(Nepal) 429
16 カンボジア(Cambodia) 417
17 ナイジェリア(Nigeria) 354
18 イラン(Iran, Islamic Rep of) 340
19 マダガスカル(Madagascar) 303
20 コロンビア(Colombia) 272


258 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/14(土) 12:47:18 ID:dcM4LL96
減反に選択制、コメ買い取り廃止…農水省が検討
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090203-OYT1T00874.htm?from=nwla

自民委、減反堅持の方針…政府の「選択制」には反対
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090214-OYT1T00116.htm

民主政権なら「減反やめる」、小沢代表が産直農家に強調
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090210-OYT1T01097.htm?from=nwla

政府案・・・【選択制】 農家に減反をしない自由も認める、減反に協力する農家には交付金給付
自民党・・・【減反維持】 減反は堅持、減反には交付金給付
民主党・・・【減反廃止】 減反は廃止、米余りで生じる米価格の低下には、政府買取強化と所得保証で対応


これはとてもわかりやすい纏め。こういう比較検討記事こそマスコミに欲しいところ。

286 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/14(土) 16:34:02 ID:xqq/TXiG
小沢の地元に判りやすい解説があった


農政基本計画 減反は戦略的見直しを(岩手日報 2.2)
 作付面積を減らして米価を維持する減反は40年近く続くが、米価は下落が続き矛盾や不公平感が無視できなくなった。減反に協力してもしなくても、米価は変わらない。まさに「正直者がばかをみる」制度だ。例えば政府は、2007年産米が供給過剰となり価格底上げのため34万トンを備蓄米として買い入れ、08年産米も約10万トンを購入する。選挙を控えて米価下落は避けたいとの政治的判断も働いた。

 供給過剰は福島、千葉など十数県で減反割り当て目標が未達成となり、過剰作付けになったのも要因。その非協力的な生産者が、政府の買い入れで最も恩恵を受けた。生源寺真一東京大教授は本紙などで、米価が下落したら減反協力者だけに直接支払いで補てんする手法を説いている。より影響を受ける主業農家に重点的に直接支払いする考え方もある。財源が課題だが、直接支払いの活用は有力な選択肢になりそうだ。

 減反政策は生産意欲低下の一因とも指摘されている。確かに制度の開始以来、水田面積は減少を続け、今では約250万ヘクタール。その4割で麦や大豆などに転作しているが不作付けも多く、耕作放棄地の増加につながっている。


いずれにせよ農政がなきに等しいのが問題ですな。


292 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/14(土) 16:46:42 ID:JV92iZgA
枝野は農政に詳しい方ではないが、一応こんな感じで言及してる。民主党の農政系議員は鹿野(落選中)、山田、篠原、細野、筒井、舟山とやたらと豊富だが露出が少なすぎるんだよな


麻生・小沢で難局を乗り越えられるか=塩崎恭久・枝野幸男・田原総一朗(2009年1月6日 中央公論)

枝野 

>民主党の「戸別所得補償制度」を農業政策と考えたら、ありえないものですよ。あれは、実は社会保障制度なのです。つまり戦後六〇年にわたって日本の農業を支えてきた人たちは、子どもや孫が継ぐことを前提に現役時代を過ごしてきた。しかし、子どもたちは都会に出て後継者はなく、国民年金ですから、年金も乏しい。しかし、彼らは耕作を続けることで農地を守ってくれている。一度耕作放棄地になると、復活させるには大変なコストがかかります。それだけ重要な社会的役割を果たしている人たちに一定の社会保障を行うというのは、ありうる考えだと思います。


枝野

>自民党も気づいてはいるので、敵に塩を送ることにはならないから言いますが、なぜ、わが党の政策の弱点を攻めないのか不思議です。たとえば戸別所得補償制度を導入する一方で、農業土木はほとんど全廃します。しかし、その点を自民党は追及してこない。また、子育て手当を創設する一方で、現在の扶養控除を廃止します。


同感、民主党はもっとその豊富な農政人材をメディアに露出させるべき。特に山田議員とか山田議員とかw

378 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/02/16(月) 19:48:48 ID:hfhovKL3
古米は生活保護者に月世帯人数×20㎏を送る代わりに月世帯人数×6千円減額すればいい。
生活保護者の人数多すぎ&米あまり多すぎ、

世帯数は100万(最近の統計で)その内、母子9%だすると少なくとも
91万×6千=54億6000万円(母子外)
9万×2(母子2人とする)×6千=10億8000万円(母子分)
65億4000万円は少なくとも浮く。
余剰米は保管費用もかかるから一石二鳥。


不正受給がうんぬんかんぬんされるぐらいならば、これは確かに一策ではあるでしょうね。それこそローマ帝国から、アメリカのフードスタンプまで同様の制度は実践されているわけですし。


以下 アニメ感想



「地獄少女三鼎」第19話
脚本:川崎ヒロユキ
絵コンテ;藤原良二
演出;羽原久美子


今期最強の1話キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!雪月花というタイトルからはまるで想像もつかなかった真っ黒な話に途中から悶え狂いました。私の琴線直撃のお話(どこがどうとは言わずもがな)。華道を軸にしゃれこうべと近親相姦の組み合わせという発想にはただただ脱帽!!!悟りの域もここまでいくと、確かに「美」に転化しています。


「鉄腕バーディーDECODE02」第6話

本来、この話は一期目で見せるべき話のような気がするんですがまあいいや。とにもかくにも二期目で化けたことは確か。見続けて本当に良かった♪


平成三十年 (上) (朝日文庫)/堺屋 太一
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▲まあ、一応歴史経済小説として娯楽小説として読み飛ばすにはまあ時間つぶしにはなるんじゃないの?レベル
近世の飢饉 (日本歴史叢書)/菊池 勇夫
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▲「穀留」など食糧の安全保障を考える上で最良の一冊(江戸時代は「米」を巡る自由競争市場が国内に成立していました。日本を世界に、藩を諸国に拡張して考える。これぞ歴史を鑑とするということではなかろうか?)