暇さえあればウテナのCD聴いてます。基本的に音の繋がりであって無意味な歌詞なんですが、OPの歌詞は別で実は非常に作品の内容を表している、清く正しいアニソンになっているんですよね。
2007-09-09 は一般イメージとは裏腹に大阪を遥かに上回る財政危機の横浜市の現状。まあ、義家を縁故採用してしまう中田市長なんかを選挙で選んだ市民の自業自得ですが。 あとはロミジュリの失速振りがググることで一目瞭然になっているさまにちょっと感心。この調査方法、かなり汎用性ありそうで面白いかと。というかこれだけが私にとってロミジュリを見た意味となっているorz
治療代高すぎて死にそう~米医療費問題が深刻化
>高すぎる医療費、保険の機構的欠陥のために米国民が抱える医療費の負債が増大していることが、民間財団コモンウェルス基金の調査で分かった。
日本の医療がマスゴミに煽り立てられた医療不安と、財政不安をかけて狡猾に利用厚労省・財務省にこのままいいようにいたぶられ続けると、行き着く先はディストピアはこのダメリカです。
>調査によると、2007年の労働人口の3分の2は、無保険か不十分な保険にしか入れない人々だった。19~64歳の5分の2以上は、医療費の支払いで問題を抱えたまたは負債が増えたと回答し、05年調査の3分の1を上回った。必要なときに十分な治療を受けられないことや、医療費の徴収担当者とのやり取りのわずらわしさも問題として挙がった。保険に入っていれば安心というわけではなく、負債問題を抱える人の61%は保険加入者だった。
金の切れ目が命の切れ目。まあ、普通に平均寿命は縮まるでしょうね(結果的に健康寿命との差は縮まるでしょうが)。
>貯金を取り崩して医療費の支払いに充てている人は39%に達したほか、クレジットカードの高額な負債が生じた人が30%、医療費を払ったために食費や家賃を払えない人は29%に上った。さらに、所得の10%以上を医療費に充てる人が大幅に増え、年収2万ドル以下の所得層では01年の26%から07年は53%まで急増した。財団は、皆保険制度が問題改善のカギになると指摘した。(U.S FrontLine 8.21)
エンゲル係数涙目…。
せっかくなので、内需拡大日記さま「2025年度医療費将来推計」
>日本の医療費昭和55年の数字が
国庫負担30%、事業主負担24%、家計負担40%
平成14年のそれぞれ
国庫負担25%、事業主負担22%、家計負担45%です。
下がったのは税投入、企業負担、あがったのは家計負担あまりにもあからさまですね。
とりあえず厚労省様の見通しの「正しさ」については出生率、年金、、、と数多く実例がございますということ。ネガティブハートな厚労省さまある限り国家財政は安泰でございます。
西濃健保解散…他社に波及の懸念 最終的には国民にツケ
>健康保険の保険料率は給与の8.2%と定められている政管健保と異なり、企業健保は原則として料率を独自に決定できる。だが、大企業の場合、健保の資金が潤沢なため、8.2%以下に抑えられていることが多い。8月1日付で解散した西濃健保(グループ58社のうち31社の従業員や家族約5万7000人が加入)も、それまでの料率は8.1%だった。
これからは年金・医療といった部分が整備されているか、会社の厚生バロメータどころか超メリットになりそうです…。
>ところが、制度改正により、平成19年度に36億円だった西濃健保の高齢者医療拠出金が20年度には6割増の58億円に増え、収支が急速に悪化した。これを補うには10%以上の料率引き上げが必要。同社は「積立金を取り崩しても赤字だ。料率を上げれば従業員にメリットがない」として健保解散を決断し、政管健保への移行を決めた。(iza 8.31)
なぜか企業はこうして会社に頼れるのに個人は…これが構造改革の正体ですというと先日のNHK「日本のこれから」の森永VS竹中の直接対決みたいだ(笑)
京樽が健康保険組合を解散。高齢者医療費の負担増で
>解散したのは、京樽の社員とその家族、約3500人(8月末)が加入していた健保組合。今年4月に始まった医療制度で、65~74歳までの医療費を現役世代が負担する新しい仕組みが導入され、昨年度は約1億2000万円だったこの世代の医療費の支出が、今年度は2億7000万円と2倍以上に増える見通しとなった。このため、保険料率を現行の8・2%から10%以上に引き上げざるを得ず、このままでは維持できないと判断。(産経新聞 9.9)
こうして大企業以外は次々と離脱していくことになるんでしょうね。
インドネシアから看護師来日 医療介護の救世主となりえない数々の理由
>日本とインドネシアとの経済連携協定(EPA)にもとづいて、現地で看護師の資格を持つインドネシア国籍の200人が2008年8月7日に来日した。看護師候補者は3年、介護福祉士候補者は4年間、滞在ができる。その間に国家試験に受かれば、3年ごとの更新ができ、長期滞在が可能になる。日本の医療福祉現場では人手不足が深刻化していて、すでに全国で100病院・施設が受け入れを表明している。
最初に頼りにしたフィリピン人は普通に英語ができるので金回りのいい欧米や中東諸国に取られてしまいますからね。
>ところが、日本側の期待とは裏腹に、来日したのは予定よりも300人も少なかったという。2年間で1000人を受け入れる計画で、初年度は看護師候補200人、介護福祉士候補300人を予定していた。しかし応募があったのは、看護師が160人、介護福祉士が131人だった。現地では看護師の平均月収は2~3万円程度なのに対し、日本では少なくとも15~16万円以上が支払われ、その差は数倍だ。予定を上回る応募があってもいいはずだが、なぜ半数以下になったのか。
月収が数倍でも生活にかかるお金も数倍なんですが、、、まあお金を使う暇もないぐらい延々と働かせる・働いていただくならばいいでしょうが。
>看護師の場合は3年間の滞在で資格取得のチャンスは3回あるが、実務経験を3年間積まなければ受験資格を得られない介護福祉士の場合は、4年でのチャンスは1回きりしかない。もし受からなければ、帰国することがEPAで決められている。
これは厚労省と法務省の叡智の結晶ですな(感嘆)永住されるのは困るので介護労働力として必要とされる数年だけきてくださいということです、あとは不要になるまでとっかえひっかえインドネシアからきてもらいます><
> 来日後に6か月間行われる日本語や実務の研修には、1人あたり350~360万円がかかるという。そのうちの9割を国が、1割を受け入れ先が負担している。(J-cast 8.18)
4年間でわると1年あたりの負担は90万円程度、安いものという算盤勘定ですか?まずは普通に今の介護従事者の給与にその分を足してあるだけも随分と違うと思うのですが、私だけですか、そうですか。
ハローワークに介護専門の窓口 厚労省方針、経験者を配置
>厚生労働省は慢性的な人手不足が問題になっている介護職員の確保のため、公共職業安定所(ハローワーク)に介護職専門の窓口を設ける方針を決めた。実際に業界で働いた経験がある人を相談員として配置。きめ細かい相談体制を整え、職探しをする人に介護の仕事を分かりやすく紹介する。同省は関連経費を2009年度予算の概算要求で求める方針だ。(日経新聞 8.18)
小林美希さんが明らかにされましたが、またとりあえずリクルートあたりに委託して貧困ビジネスというか搾取が発生しなければいいですね、はぁ~。
「医療崩壊に対応できない政治家、官僚たち あまりにも現場を知らなすぎる!」対談 鎌田實×久坂部羊(中央公論 2008.9)よりいつものように久坂部医師大好きっ子として抜粋メモ。
久坂部羊
>医療制度そのものに対してこれほどの議論になったことは、今までありませんでした。総論的に申し上げれば、中身の善し悪しは別にして、新制度の導入は「日本の医療をどうにかしなければいけない」という大変革の端緒と言えるものだと思います。大きな流れとしては、従来、比較的現場任せ、医師の自由意志で運営できたものが、厳しく統制される方向にありますね。その可否も含めて、政治家も国民も医療関係者も、正面から語りあう時ではないでしょうか。
まだ、マスゴミや政策論争を見ていると今のところ「構造改革」の反動としてのばら撒きか否かみたいな表層的な議論を出ていないように思えますがね。
久坂部
>当初私は、民主党の「対案」に期待したんです。でも、「元に戻せ」と主張するのを聞いて、心底がっかりしました。(鎌田)先生がおっしゃった(=できあがった中身を見ると、国の負担のみ10%も減ることに、即ち老人医療改革よりも医療費抑制を優先させた)ように、あの制度に色々な瑕疵があるのは確かですが、だからといって反古にせよというのではあまりに短絡的。いずれにしても高齢者医療の変革は不可避の課題なのだから、より良い制度に変える努力をすぐに始めるべきです。
厚労省の長期的視点に立った財政ケアの為の抜本的改革は、受益者、抵抗勢力(笑)が少ない今のうちに済ませておこうというのは確かに正しいですからね、やりすぎなだけで。
久坂部
>誤解を恐れずに言えば、出来高払い制度というのは無能なお医者さんが儲かる仕組みです。たとえば、三枚のレントゲンでピタリと診断を下せる医師と、10枚撮らないとわからない人。後者のほうが実入りは多くなるのですから。包括支払いならまったく逆で、優秀な医者のほうにメリットがある。包括支払いにすると「粗診粗療」になるという発想の根本にあるのは、医師や医療機関に対する不信感だと思うんです。
国会議員の報酬も提出した法案数や、国会での演説時間数による出来高払い制度にすればいいのに。
久坂部
>あえて損得で話をすれば、包括支払いというのは、「重い病気の人が得をする」制度なんですね。言葉を換えれば、大変な人をみんなで支える仕組みです。国民全体に安心感を与える制度思想と言えます。他方、医療機関の側にとってみれば、努力して多くの患者さんに来てもらうことで、一部に「赤字」になる人がいても他でカバーできます。そうして安定的な収入を確保できれば、現場は、患者に対してより効果的な医療をすることだけを考えることができる。
要は保険制度が成り立つ仕組み、要です。
>ただ、一月600点(6000円)という給付は、ちょっと低すぎると思います。たとえば、私が今担当している在宅医療の場合、月二回の訪問で2200点です。だからこそ、余裕を持って患者さんに接することができれうという面がある。600点では心もとない。
最近は領収書に点数が付記されるということをこの前、歯科治療を受けた際に知りました。
久坂部
>医療費に関しては、総額で論じる前に、現状の中身を精査する必要を感じます。私の現場感覚からすると、安すぎる部分と不要な給付が行われている場合とが混在しています。たとえば率直に申し上げて、老人医療費は下げられるはずです。今在宅で看ている患者さんでも、しっかり説明していただければ、必要ないと思われる検査や投薬は省けます。しかし大半の現場では、医者は「治療」したほうが儲かるし、患者はマスコミ情報などで”耳年増”になっているから、どうしても「薬、薬…」になるんですね。医師に余裕ができて、「この薬は飲まなくても大丈夫ですよ」と患者を安心させられる環境が実現すれば、医療費は相当削減できると私は踏んでいます。
久坂部医師にしか言えない部分ですよね。老人医療(福祉)のリストラ…。
久坂部
>医師不足以前の問題として、医師偏在の問題もあります。その引き金になったのは、大学の医局の機能崩壊と新たな臨床研修医制度の導入も関係しています。詳述は避けますが、医局がイニシアティブを握っていた臨床研修医制度は、問題を抱えながらも若い医師を育て地域の医療機関に適切に配置する上で大事な役割を担ってきたのです。ところが、私に言わせれば、実情のまるで分かっていないマスコミの攻撃で潰されてしまった。
この辺りは以前取り上げた久坂部医師著作の「大学病院の裏は墓場」で詳述されておられましたね。
久坂部
>今回の制度改革では「終末期相談支援料」が新設されましたが、問題が多いということで「凍結」されました。私もひどい中身だと思うのですが、高齢化が進む中で終末期医療がますます重要なテーマになっていることは事実です。たとえば延命治療を中止した医師に対する感情的な反発が、これまたマスコミなどによって喧伝されます。しかし、多くの場合そこには、家族も含め”現場の判断”があるのです。治療を継続しないことで医師にどんなメリットがあるのかを考えてほしい。それこそ出来高払い制度では、治療を続けたほうが収入は増えるんですから。
本当にマスコミ嫌いですね(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
>決して耳あたりのいい話ではありませんが、延命治療を続けた結果、患者さんがどんなに悲惨で人間としての尊厳を失った状態になるのか。そうした現場の事実をもっと発信していく必要性を強く感じます。今は選択肢として認められていない安楽死についても、議論を始めていい時期ではないでしょうか。
久坂部医師は小説というフィクションの形で巧みにリスク回避しつつ既に十分すぎるほどに発信していると思いますが(笑)
鎌田實
>今回の「終末期相談支援料」はいただけない。
末期にある患者に対して、医師が
①二週間以内
②一ヶ月以内
③数ヶ月以内
④不明
という「予測される生存期間」を記入した上で、点滴や人工呼吸器などの措置に対する「患者の希望」を聞くというものですが、よほど感性の鈍い人間がつくったとしか思えない代物です。終末期医療というのは、あくまでも当該人物が自らの人生の主人公としての生涯を閉じるためにあるものなのに、ここでも”初めに医療費削減ありき”の下心がミエミエです。
ここまでくると、何事も財政ケアの観点から眺めればいいだけとわかりやすくていいですけどね。そしてその点を指摘すると逆ギレするのが舛添に代表される政府関係者と。
久坂部
>「余命宣告制度」などと批判されましたね。たあ、本当に恐ろしいのは、あんな法律をつくったために、せっかく育ちつつあった死に際しての自己決定の芽を摘む結果になることです。
死の自己決定権…健康寿命=寿命に近づけるためのまさに「ココロ」の在りようの問題提起。半径3m社会学者の甘ちゃんどもが今こそ若者の「実存」だとかうじゃうじゃ喋っているのとは次元が違いすぎです。
鎌田
>もし国民皆保険が壊れたら、二割ぐらいの富裕層は今よりいい条件で医療サービスを受けられるようになるかもしれませんが、残りの人たちは「切り捨て」です。冗談ではなく、そうなるかもしれない土俵際にあるのだということを、共通認識にしなければなりません。
わかりやすい纏めです。小泉・竹中が参照したダメリカの現実を見ればいいだけのことなんですが、アメリカの先進的医療技術、新薬ばかりもちあげてほとんど報道されませんね、なんでだ!?
久坂部
>マスコミにも、ぜひともそうした認識に立脚した報道を望みたいですね。国民の医療に対する不信感を増幅させるのが、その役割ではないはずですから。
すごい皮肉。その為にもまずは毎日新聞に潰れていただきたいところでございます。
以下 アニメ感想
「ストライクウィッチーズ」第10話
何となく話の終わりが見えてきました。いきなり敵との和解、より凶悪かつ巨大な軍事上部組織と。お色気要素を徹底的に増量したパロディ作品として享受している身としてはなんら不満はないのだけれど、これを真面目に解釈しつつみるのは正直きついな。実際、敵のことが語られたのは歌の回と、前回、今回の3話、そして組織的なことが語られたのは今回だけだし。
「ゲゲゲの鬼太郎」第72話
とりあえず、あと40話ぐらいは鬼太郎が続くということはわかりました(130話は確定?)。あとはひでりがみ@小野坂昌也さんと声優にキャラがひきづられすぎと笑わかせていただきました。
「コードギアスR2」第22話
皇帝ルルーシュの辣腕ぶりは中々爽快でし「た」(今更ナナリー再登場で動揺しないでおくれよ)。きちんと部下にはギアスをかけ、直接的な戦術はウザクとジェレミアに委ねているさまはいい。しかも、ロイド卿を抱え込めたのは大きくあっというまに性能の差でラウンズ退場って…おい!ジャンプも真っ青の力のインフレぶりに笑わしていただきました。実はギアスがどうとか、シュナイゼルとルルーシュの知恵比べがどうとかすっごい小さな話で、フレイアに代表される科学技術力でいずれが世界一~というお話でしかなかったんじゃないのという疑念がとめようもなく湧き上がってきますが(苦笑)
とりあえず今回原画が低調というか、表情が描ききれておらず(普通にシルエットも変ですが)、色気がないのでせっかくのカレンとルルーシュのキスという見せ場がなんだかとても乾いた感じでもったいなかった。唯一色気を感じたのがウザクの発進シーンの腕の筋肉(←何見ているんだろう)というのはどうなの?
シュナイゼルの切り札があんな直接的なバーンパレスとはちょっとがっかり。ダモクレスつまり王座と、上空からの徹底的な打撃をかけたネーミングなんでしょうが地道に超合衆国への根回しと、ギアスの能力解除に動くのが政治なんじゃないの?一族郎党皆殺しではルルーシュより酷いじゃない。
- 廃用身 (幻冬舎文庫)/久坂部 羊
- ¥630
- Amazon.co.jp