「舞HiME」第14話
えーっと怒涛の展開が始まりました。学園封鎖という圧倒的不利な状況からの脱出そしてばらばらになっていた仲間が秘密基地に集合して逆襲とか、約12時間というタイムリミットの設定(再びアリッサが攻撃可能になるまで)と次回予告で舞衣が突っ込んでいたように完全に燃えの世界に突入です。
・エクリプス1アルテミスの正体は定期的に周遊する衛星型チャイルド
・楯いまだにはっきり出来ない、それが詩帆を嫉妬の鬼と変え舞衣たちを売り渡す可能性大(媛星は舞衣が見たんだよね)
・真白=冥府の女王様と凪(いざなぎといざなみの日本神話が下敷き?)、一番地=地獄の一丁目だったらやだなー、ヴァルハラ(=ラグナロク最終戦争に備えて戦士たちが集められる場所)の門ってそういうこと?
・あかねちゃん思ったより無事そうで一安心
・静留会長HiME判明まで引っ張るなー(今回、雪乃がそうであることを察知)
・神父雑用係として生かしてもらえていた
・舞衣エレメントも使わずに命と一緒に2階から飛び降りても平気(身体能力向上中)
・まがいもののHiMEであるアリッサは力を使うとすぐへばる
・disposable;使い捨て(←注射器のことか、検査に引っかからないHiMEでない生徒たちをどうでもよいという意味か)
・奈緒ちゃんすごい、きちんと簀巻きにしたうえで金も巻き上げている
・遙ちゃん「持病の癪が…」とか今どき誰も使わない言い訳+涙流しながらの頭突き
・ここでも舞衣被害者意識でありながら、加害者でもありうるという問題にまたもや直面、その上で人間には攻撃しないという覚悟は凄い
・へたれの男たちよりも舞衣のことを本当に大事に考えているのは命で確定
・地下神殿にあった一本の柱、前回はなかったということで人柱(=かずくんだったら最悪)
・黒曜宮は湖中のスポットライトを浴びる石舞台
・やばいなつきさまが今回もへたれていない、おかしいおかしいこれは夢ですか。なつき颯爽とヘリから飛び降りて参上、フラッシュ弾という新しい技でポジション確保(舞衣たちでは攻撃力が強すぎるので、一般人相手でも普通に使える水鉄砲+目晦まし等の補助)
「共感の輪の問題」;アリッサは、舞衣が公園で見た仲睦まげなアリッサと深優の姿をさしてその共感の輪を他者にも広げるのを当然視した発言を否定した。共感の輪はまさに個人的な問題だからこの場合アリッサが正しい。その輪の範囲が自己愛に留まる人から人類愛、地球愛にまで広げられる人までそのどちらが正しいとも一概にはいえない。狭すぎるのはもちろん問題だが、あまりにも拡張すればその分各個人に対する感情は薄まるだろうから。
「ああ女神さま」第1話
LDで購入したOVA、当時髪の毛一本に至るまでの凄まじいクオリティーに感動したのを思い出しました。バンペイ君RXとかCDも腐るほど買ったし…みたいな昔のアルバムを広げているような懐かしい気持ちになりました。これ10年前にテレビアニメ化していたらドル箱になったろうに、今の若い子にとっては、20歳過ぎのオタクには心地よい懐古臭も単に古臭いだけにしか思えないだろうな~。
ただいくら主要キャスティングは動かしていないといっても沙夜子を能登さまがやる辺り残酷な時の流れを実感します。あとやっぱりOP、EDは女神様たちに歌ってもらわないと違うな。
脚本・絵コンテ・演出・原画に合田浩明氏、作画監督に松原秀典氏とまさにOVAのスタッフなんですけれど、むしろこちらに注力しすぎて「巌窟王」がおざなりになるような気がするのがとても心配です。