これより総ては僕がとりしきる | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

この冬シュガーたん 季節使いのお仕事頑張りすぎ!


極東ブログさま「40%と低迷していた日本の食料自給率が70%まで改善したのでお目出度い」

…って単に今までのカロリーベースを金額ベースに直しただけですか
_| ̄|○

>カロリーの自給率が大切という場合でも、日本の現状では無駄が多い。国民一人の一日当たりの総供給熱量は約2600キロカロリーだが、実際に食べた熱量は約2000キロ・カロリー(参照)。差、600キロカロリーは捨てているのだろう。ああ、もったいない。

全くです。自給率をカロリーベースで上げるのは食糧増産の大号令のような旧ソ連方式ではなくて、食生活の改善(旧来の食習慣に戻すこと肉→魚、パン→米)次第、とすると管轄は農水省ではなくて厚生労働だったりして。


以下 アニメ感想

「ああっ女神さまっ」第8話

ウルドさまがようやく地上に降臨。丁寧に原作をなぞっているので懐古心がくすぐられて、当初の物足りなさから癒しへと変ってきました(この時代にいくらなんでもベータは反則)。視聴率も深夜に関わらず3%台を叩き出している辺り同様な人は多そう。

この作品、当初はもてない大学生が主人公であったためお色気のサービスとか、そのことで悶々とするシーンとか結構あったんだということを思い出しました。ウルドさまの衣装や振る舞いはその名残ということです。この作品2クールといわず8クール位続けて欲しいな~。


「舞HiME」第21話

事ここに及んで奇をてらうことなくオーソドックスに話は終焉に向けて進みはじめました。今までにたっぷりと丁寧に伏線を張り、人物描写をしているので総てが説得的かつ加速度的に話が盛り上がっていきます。

・晶くん忍者に担がれて退場(病院に幽閉されずに済んだのは晶の実家も古の忍びの家ということで関係者だからか)。

・一番地、300年周期を逆手に取って隠蔽放棄。星の力とは国を支え続けてきたということはやはり天変地異の類を防ぐもののようです。そもそも人柱とはそういうものですしね。

・なつきが今までどうやって生活していたのか(生活費だけでなく、情報入手に多額の報酬を支払っている)の疑問が解けました。それは母親がなつきをシアーズ財団に売り払った前金…。迫水先生がなつき不在を気にとめている姿は彼の優しさを表したいいシーンです。

・なつきちゃんが静留さんに保護されるか弱い女の子になってしまうと、へたれナンバーワンの座がなつき→奈緒へ移動してしまう!

・奈緒「カウンセラーがいるのあんたのほうじゃないの」と、シスターに続いて口では静留さんに勝つけれど、いかんせんチャイルドの力の差が…(大きさ、実力ともにやはりカグツチに次ぎそう)。でもまだ能力も戦闘意欲も失ってはいませんが、もうこの作品において存在理由がないので黒舞衣ちゃんの手でご退場かな?同様にして石上先生の野望絶たれた今紫子も…。

・静留さんのチャイルド「清姫」はその蛇の造形(ヤマタノオロチを模した蛸でも)といい「道明寺」の安珍と清姫が元ネタです。この話、僧侶の安珍にベタぼれした清姫が、彼女の元から逃げ出した安珍を追い、最後その愛憎から蛇となって鐘に隠れる安珍を焼き殺すというお話…。静留さんは現時点ではなつきの「好き」と自分の好きの違いを冷静に認識しているけれど、今後どうだかは全く分からない。「鬼になってもゆるされるのかもしれない」ではなくて、この一大事に生徒会長の仕事を総て放り出したようにその感情は暴走する可能性を示唆しているのかも。想いが届かないのなら自分の手で殺してやる~みたいな?

・ついに黒曜の君判明。一般人の楯があいかわらずの行動で情けない姿を曝け出しているだけにより魅力的に映ります。その包容力でもって抱きしめつつも身体だけを手に入れても仕方が無い、つまり心を手に入れるために囲って優しくするだけしてじらす。幼少時に命を敵は倒すものと洗脳したように、舞衣ちゃんに大切なものを取り戻すため戦う希望「何も思い通りにはならない世界で、たったひとつ確かなものがあるとすればそれは人の想いだけだ」を与える。そして舞衣ちゃんが黒曜の君の最後の切り札になる…(命では力不足)。

・二三さんが媛かどうかはまだ自分の中で確信がもてないが、真白さんがチャイルドだったということに意表を突かれました。真白さんがその魂を憑依することで維持してきたチャイルドは本来は命のチャイルドなんでしょう。すると代々一番地は黒曜の君のために媛として妹を確保してきたということ。祭りは人柱でもって神降ろしをするまさしく典型的な日本神話のなぞり。冥府の女王、死を司る水晶の姫君と生を司るいざなみ黒曜の君。真白さんが前回の祭りの際に願ったのは、愛する兄を奪った黒曜の君を倒すべく魂魄だけで生き続けること。

・前回次回予告といい、今回といい変なテンションを維持している舞衣ちゃんの友人二人組みが怪しい…。

・氷の華となっていたはずの深優が底をさらってもいない。つまり碧ちゃんに託された真白理事長の最後の切り札。戦媛の神事の真実と共に最後の希望は碧ちゃん、君だけ…。