さあ、次いってみよう! | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

来週から嬉しい悲鳴がこぼれる(そしてやがて悲しき溜め息をこぼすことになるかも_| ̄|○)改編期です。初回はほとんど総てチェックする予定ですが…膨大な数です。

原作があるので必ず観る作品
「ガラスの仮面」「いちご100%」「ハチミツとクローバー」

期待
「ふしぎ星の☆ふたご姫」「甲虫王者ムシキング~森の民の伝説~」「極上生徒会」「交響詩篇 エウレカセブン」「攻殻機動隊SAC2」

期待薄(予めの心の防衛線)
「こいこい7」「英國戀物語エマ」「IZUMO -猛き剣の閃記-」「創聖のアクエリオン」「こみっくパーティー Revolution」「バジリスク~甲賀忍法帖~」

切る予定
「おねがい マイメロディ」「MAR~メルヘブン~」「EREMENTAR GERAD」「スピードグラファー」

ネタ用としてウオッチするつもりの作品群
「フタコイ オルタナティブ」「LOVELESS」「ツバサ・クロニクル」「エルフェンリート」

以上22作品(これに継続視聴しているものが加わると…_| ̄|○


以下 アニメ感想

「月詠」最終話
A級戦犯監督 新房昭之

前回の次回予告に恐怖を募らせていたけれども、なんとか作画は間に合ったようです。終わってみると中途半端な残骸(耕平の力は?お館様は?アルトと葉月の母親の関係は?巻き込まれて被害甚大の御堂家の面々の戦後処理は?耕平は力を封印して逃げただけで葉月を受け入れられていないことは?)がそこら中に散らばっているけれどドリフの力技で無理矢理締めたという感じです。何度も書きましたが最終話のような日常シーンだけで、妙にシリアスで作画(動画)を食うバトルなんて捨象すればきっと名作になったような気がしないでもないです。萌えが万能なわけではないけれど、原作という枠がある以上その枠内で出来るものを目指すべきだと思います。

監督の役割とは船が沈まないようにダメージコントロールをすることとアニメスタイル雑誌版のインタヴュー記事で庵野監督が語っていたことを思い出させてくれる作品でした。


「スクールランブル」最終話
原画;小林尽(←原作者さま登場ですよ!)
監督;高松信司
シリーズ構成・脚本;ときたひろこ

同じドリフオチでもこちらは大爆笑。漫画オチと幾重もの夢オチ(天満×2、播磨)を次から次へと仕掛けて、視聴者のオチ予想を面白いほどに逆手にとって大混乱に陥れる秀逸なオチでした。結局播磨の相手が八雲なのか沢近なのかは双方を平等に引っ張って終えてしまいましたが全く問題ないです(主役であったはずの天満と烏丸を初回の振りに絡めてきたわけですから)。これまでもたびたび使用したわざとらしい3D(今回は猫視点)とか次回予告をネタのためだけに作ったりとスタッフのこの作品に対する愛情をひしひしと感じました。DVD売り上げも好調ということもあり続編製作を本当に期待しています。


「ブリーチ」

改変期を機会に今度こそ切り。


「愛してるぜベイベ」第18話

美樹ちゃんというヤンキー系のいろいろな意味で痛い子登場。しかし、原作のナイフをチェーンに換えたせいで話の説得力が格段に落ちてますなー。そしてこの作品のお約束、いきなり娘の顔を殴る親登場。

私が勝手にこの作品に読み解いていたテーマは、たとえ血の繋がった親であろうと子どもを育てる資格のない親よりも、きちんと子どものことを考えてくれる人間(未成年であろうと)に育てられた方が当人は幸せになれることを描いていると思っていました(過去形なのは今月後半の購入漫画感想で改めて書きます!)ので、現時点までのアニメの内容は説得的です。