『ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡』中盤を過ぎました…普通に面白い(変な言葉)です。新しいシステムや難易度といいほどよい感じです、ただやっぱり歴史の深み(世界の作りこみ)を感じられないかな?
リチャード・ギア中国批判
↑チベットに造詣深い(京都大好き)からその気持ちも分かるけれど、海外のスターの政治意識の高さには感心させられます(彼ほどのステータスの持ち主にとって一文の得にもならないのに)。
松下電産の失われた21年
↑内容も至極最もなのですが何よりその言い回しがふるっていたので。
>松下電器産業の株主さんは、およそ20年前から日本経済の繁栄と切り離されてしまった岩窟王です。
以下 アニメ感想
「ハチクロ」第2話
某かの天賦の才能をもった人物を描くのは、その才能が地味なものほど映像で表現するのは難しいとつくづく思う。この作品の場合ギャグでごまかさず直球なだけに映像に説得力がないのが厳しい。全体にフィルター貼ってあったり、スガシカオの歌流したり、一般向けにトレンディドラマ(←死語)を意識しているのがよーく分かるのですが…どうなんだろう?まあ、フジの場合は全話を放映できるかどうかが最大の問題なんでそれを確認するためだけに見続けます。
とりあえずはぐみ役の声優(@工藤晴香)代えてください、棒読みというか完全に絵とあっていません、浮いています。
「フタコイ」第3話
脚本;金月龍之介
絵コンテ・演出;平尾隆之
毎話、毎話バリエーション、メリハリがきいていて本当に面白い。ギャグを適度に織り交ぜながらアクション、萌え、メロドラと全く予想のつかない展開。映像手法も時間軸の構成を弄ったり、止め絵、コマ送り、ダバ絵とスタッフの心意気の高さがヒシヒシと伝わってくるので観ている間は、瞬き・息を止めています。
白鐘姉妹がヒロインとして確定しているので、他の双子は総てエピソードとして使い捨てていくという信者(白鐘除く)を敵に回す英断でもって話をきちんとリアルに着地させようとしている。今回が桃井姉妹を通して主人公が白鐘姉妹との「3人いっしょ」の大切さに気づく話であったように、どの話もその他の双子の関係性をもって主人公たち3人それぞれの関係に反映させていくのだろう。
そしてフタコイのメインテーマは「3人いっしょ」(第一話の最後に白鐘姉妹が2人よりも3人の方がもっと楽しい云々のセリフあり)これはある意味ゲームでは単なる萌え設定として準備したものを作品に昇華しようとしている。そして途中に挟まれるこぼれ話がテーマを表している。前回の「双子」が直球だったが差異と類似性の話であり、今回の「エメラルドマウンテン」は一つの山の絵が示すように「3人いっしょ」であった過去と現在の隠喩、簡単に見つかるもの・手に入れられるものの価値(過去の時点では分からない)は失ってから初めてその大切さが分かる(現在)ということを示している。かつて桃井姉妹たちと築いていた「3人いっしょ」の関係は、2人の関係を望んだ(おそらくそうと察した舞が愛と主人公をくっつけようとした)結果崩れ去った。
舞の依頼は主人公に会うための口実であると同時に、そして愛と主人公を引き合わせることで「3人いっしょ」の関係を取り戻せるかもという願いをもこめたもの。そしてそれが叶わないことも充分に分かっている。舞の中の愛の「行こう」はせめて「2人いっしょ」の関係を取り戻そうという決意、それがために町を出て行く。
愛の依頼は最後に主人公のモノローグで分かるようにこれもまた主人公と一緒にいるための口実(そしてそのことを主人公もまたよく分かっている)。
喪失したものの価値をよく学んだ主人公と、もともと「3人いっしょ」を望む白鐘姉妹の関係がどう進展していくかがとっても楽しみです。
「スピードグラファー」第3話
総てが中途半端なんです。人の幸不幸は相対的なものだということを戦場写真を用いているのですが、主人公が単に刺激を求めて写真をとっているだけの何の思想もない人物にしか表現されていないので重みなし。流血満載のグロシーンもキャラの動きが乏しいため重みなし。今回はなかったけれどエロシーンも恋愛関係の描写がないため単なる販促にしか見えず重みなし。写真を撮ると被写体を爆殺するという能力のおかげで今後スクープ写真の一つもとれませんね。テーマが未だに見えません(環境に惑わされない笑顔というよりも欲望剥き出しで他者を踏みにじれ?)。
「ケロロ軍曹」第55話
金ダライと布団たたきで武装する夏実ちゃんカッコいい、それだけ。
今週のモアちゃん;なし