今週の週刊文春で「MASTERキートン」絶版に至る経緯を読みました(確かに絶版にMASTERキートン復刊運動
になっている)。私は浦沢先生の作品は風呂敷が畳みきれていないような気がして、それほど好きではないです。しかし原作者;勝鹿 北星氏、画;浦沢 直樹氏の表記について、印税ではなくて漫画家として作品の表記に拘る辺りにプライドを感じ素直にカッコいいと思いました。
サイゾー6月号
をパラパラと読んでいて(実は当初の調査報道がなくなって、適当なオサレ記事ばかりなのでもう購読止める予定)、かの植草一秀先生(旧)の「激白60分 日本の司法制度と経済政策のダメさ加減を問う!」に驚愕しました。90%がどうでもいい今までの主張(ケインズ型公共投資による需要付けの提言と冤罪)の焼き直しなんですが最後の一段落が…。
「経済分析に占星術を取り入れている」
( ・∀・) ………?
( ⊃∀・) ごしごし
( ・∀・) ……………
( Д ) ゜ ゜
(((゜Д゜;)))ガクガク ブルブル
こんな人が有力なアナリスト・経済学者として経済施策を訴えていたのですか?手鏡なんて本人の嗜好の問題なのでその真偽は提言と切り離すことができますがオカルトはオカルトだけは勘弁してくれ…。
※リンクを中心に5月前半 購入漫画感想
一部追記あり。
以下 アニメ感想
「ハチクロ」第6話
映像は本当に綺麗でお金がかかっていることがよくわかります。ただ仄かに鬱ばかりで気が滅入るのですが、韓流(これからは台流?)の連ドラというかつてのトレンディドラマが一週巡ってブームになっている現状からするとこれで正しいのでしょう(何が?)。
362 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/05/20(金) 15:08:43 ID:O2jonI3s
>>360
告白するまで延々やるのが男の子向け少年誌的ラブコメ。
告白してつき合いだして延々やるのが少女漫画的ラブコメ。
「フタコイ」第7話
脚本;金月龍之介
絵コンテ・演出;平尾隆之
作画監督;高橋タクロヲ
この作品時間軸がバラバラなので全話放映後に再度観直すと新たな発見がありそうです(色々と解釈できそうな映像も細かく挟まれているし)。今回は前回の一線を越えた後かと思わせておいて、何度も引っ張ってきた2年前の白鐘姉妹との出会いのお話(「最初の事件」と銘打つあたりも洒落ています)をもってきて、抱きしめている過去から現在へとスライドし最後に前話の最後に繋ぐあたりまた次回まで悶々と過ごすことを余儀なくさせられてしまいました。
余りにも懐古的モラトリアムな内容に気恥ずかしさ、もどかしさ、そして心地よさを感じる私自身についてもしみじみと考えさせられます。散りばめられているギャグ、ネタも象さんとか井上陽水「夢の中へ」だったり、ひと昔前に自然と遡らせるフックがそこかしこにある。偉大なカッコいい親父をそれも事故で突然失ってしまい、用意なく壁に立ち向かわざるをえないことに対して(その象徴がライター)大人になることを否定していた主人公と、精一杯背伸びして支えあっている白鐘姉妹の出会いから始まる関係(お互いに一歩踏み出した)。
私は「ハチクロ」の雪降る光景よりも、手を繋ぎながら雨に打たれている白鐘姉妹の情景の美しさに静かに感動します(そして恋太郎の眼差しに)。
まあ、とにかく双樹の太ももでモールス信号したり、沙羅ちゃんの裸でキックのアクションの健康的なエロスは良かった。
「ケロロ軍曹」第59話
プラモつながりで城をもってくるとはお主もなかなかのものよのーってオチ。ただ犬のごとく「シロ!」って呼んだり庭で飼ったりする辺り芸が細かいです。
今週のモアちゃん;風林火山・作戦失敗・前途多難・不法投棄・威風堂々・大名行列・参勤交代・無為無策・無芸大食・無知蒙昧(久しぶりにいっぱいで満足♥)