自分が不幸だから自分より不幸なものが必要なんだ。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

中国副首相、河野衆院議長とは会談・急きょ帰国へ
>細田博之官房長官は23日午前の記者会見で「『国内における緊急の公務が生じたため、午後に帰国せざるを得なくなった』と通告があった」と説明。

…幼稚な振る舞いの連鎖と眉を顰めるよりも、外交という長期的利益を追及する場で、双方ともに内政事情という短期的問題に手一杯であるということを悲しむべきか。最近、この余裕がないということについて考えさせられることが多い(大人の対応として一歩譲る=負けの烙印が押されるため突っ張る)。

ブログ時評さま「速報! ライブドア・ニュースへの誘い:おぞまし過ぎる!!」

↑今までの経緯からすれば平然と誘う精神を疑う気持ちは分かるし、あるいは今までのニュースの低質ぶりをみればいかにライブドアニュースが稚拙な段階にあるかは一目瞭然です。ただ既存のマスコミの寡占体制に対して否を唱えている可能性という大局的見地から大人の対応を見せて欲しかったな。

で同じくブログ時評「T記者名暴露:新時代象徴なら貧しすぎる」
>T記者名暴露事件はマスメディアとブログ界が大して違わない位置、立場になっていることを示したと考えられる。ブログ側の大動員指向は持って生まれた仕組みだから、一個人が嫌と言っても拡大するばかりだ。確言しよう。やがて今度のことが予行演習だったと思える事件が起きよう。

↑おそらく現在の風潮(昨年のイラク人質事件とかね)からこの懸念は現実のものとなるのでしょう。ただ私はその弊害以上に今の馴れ合い状態の第4の権力としての責務を果たしていないマスコミに対するカウンターパンチとしての可能性に期待します。

【関連】JR西日本記者会見で罵声を浴びせたヒゲ記者の[正体]


以下 アニメ感想

「エウレカセブン」第6話

子どもと子どもを躾ける、きちんと叱ることのできる存在としての大人を子どもたちー主人公・エウレカー周囲の大人たちを通して描いており、今までの話で最も成長物語としての説得力を感じました。

もちろん戦場に無容易に子どもを連れ出して(それが子どもたちを慰め、関係性の改善を図るためだとしても)、その成果に舞い上がっていたあげく危機に陥り、戦闘に巻き込むのはどうかと思うが、そこまで気配りが及ばないこともまた主人公が子どもに過ぎないことを示している。

いつも「拝啓お姉さま(嘘)」の下りで始まることから、日記にしているのか、姉宛の回想なのかは別として姉とのエピソードといい今後の登場がますます楽しみです。作中でちらっと映った金枝篇(The Golden Bough) については未読のため今後どのように活きてくるのか不明。


「('A`)マー」第8話

ドロシーとスノーという女の子が画面にでているようになっただけ華があるような気がします。それだけです。

626 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/05/22(日) 17:41:25 ID:GToyJ4Ps
公式サイトのやる気の無さにビビった('A`)

628 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/05/22(日) 17:50:23 ID:u+bIRG5e
本当だ。テレ東公式相変わらずすげえw
('A`)マー

629 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/05/22(日) 17:56:49 ID:89iqdCxD
まあHPなんてヒドいものはキャストとスタッフだけそれすらなくてずっと放送時期だけとかあるしそれより何より書く事なんて無いよ アームはネタバレに直結するし、取り上げても2度と使わないのも多いし、因縁も取ったり付けたりがヒドイためにマトモに取り上げると整合性がないし、スタッフはコメント残したくないってことなんだろ?


「雪の女王」第1話
絵コンテ(監督);出崎統

なんで今さら「雪の女王」なのかと思ったら、今年はアンデルセン生誕200年にあたるようです。それにしても何と言うか原作がどうのこうのいう以上に出崎監督の作品と言うことが色濃く(作画自体濃いですが)反映されています。止め絵や各キャラのアップを見ると苦笑がこぼれます。

それにしてもアニメに合わない、不自然に音程を落としたためかかすれて聞き苦しく不快感を催すナレーターの仲村トオルだけはなんとかならないの(おかげで一層ゲルダ役の川澄綾子の声が引き立つけれど)?


「エルフェンリート」第8話

新人類を目指す長官がラスボスということは、彼も息子同様ディクロニウスということなのでしょう。平然と助手を撃ち失血死の間際まで平然と見下している辺りにその倫理観が透けて見えます。それはついに始まった幼時回想でにゅうが犬>子どもと断じ粛清したあたりにも繋がります。そして恐ろしいことに視聴者にとっても犬の敵討ちのために子どもを殺す描写に感情移入させてしまう力がある。これも殺戮シーン、残酷描写を生々しく繰り返してきた効果なのでしょう。

来週のコウタとのエピソードは必見の1話となりそうです。


「まほらば」第21話

う~ん、アニメの着地点が見えました。3クール位ある作品ならば脇役のお話に何話も割くのは分かりますが、それもこの段階で主役の梢ちゃんと白鳥を完全に脇に追いやった話を入れるのはどうなんだろう?まあ、最後まで観ないと分かりませんが来週も黒崎親子のお話ですからね。