ロンドンでイスラム教徒への宗教差別犯罪が急増
>報告されているのは、イスラム教徒に対する暴力のほか、言葉での中傷やモスク(イスラム教寺院)に対する破壊行為など。当初から同時テロはイスラム過激派の犯行との見方が有力で、テロ発生直後の3日間に68件の犯罪が起きた。
こうして怨嗟の因果が巡り始めました、そして巡るごとにどんどん加速し止めることが困難になっていくのが常。もともと差別意識、偏見はあったのだろうが、恐怖が直接行動を留めていた理性を麻痺させるんでしょうね…。もちろん直接行動に出るのは極小数の人なんでしょうが。
ロシア政府、チェチェン報道受け米ABCテレビの取材を禁止
>ABCがチェチェン共和国の独立派武装勢力指導者であるバサエフ野戦司令官とのインタビューを放映したことを受けた措置。
チェチェンはアフガンとのバーターで純粋国内問題になったのでお寒い限りです。そしてアメリカ政府自身がイラク侵攻、駐屯を巡りアルジャジーラに対して行ってきたことを思い起こすと、その表現の自由を疑わせるうんぬんの発言もお寒い限り。
自民党、朝日新聞と全面戦争…「一切、取材応じない」
>自民党の調査プロジェクトチームは、「(資料流出への)謝罪はなく、『やらせ』としか感じられない」と批判。「無断記録で入手した取材資料を基にした新聞記事の作成は、報道機関としての存在価値を揺るがしかねない」などと指摘した。朝日新聞側は「やらせ」については「事実に反している」と反論している。
>だが、紙面に掲載していない取材内容が他メディアに掲載されたとなると、“脇の甘さ”は一目瞭然。また朝日は昨年、東京慈恵医大の補助金流用問題にからみ、取材相手に無断で録音した記録媒体を第三者に渡した記者を、取材倫理に反しているとして退社処分にしており、朝日は「この“倫理”に縛られ、録音テープの存在を認めようにも認められない」(マスコミ関係者)との見方が強い。
先日の記事の第2幕。こうして民主未成熟国のロシアも、ダブルスタンダードのアメリカも笑えませんというオチがつきました…全然嬉しくないよ。・゚・(ノД`)・゚・
以下 アニメ感想
「バジリスク」第17話
豹馬の弦之介に対する深い愛情と、朱絹の朧に対する愛情がうまく前半、後半で好対照になっているさまが面白い。ただ後者の場合、間に小四郎を挟んでの片想いの連鎖があるだけに一筋縄ではいかないが(逆に言うと、豹馬が陽炎を好きだったならば同じ構図)、その単なる主従関係(朱絹に関しては親子説も有力だが)に留まらない関係は見ていて切ない。
いつもあっさりと殺される天膳はギャグキャラみたいだな…それにしても画面が暗い、夜で周囲に明かりがない状況のは分かるけれどやりすぎ。
「ガラスの仮面」第18話
自分をあえて殺し、自分の演技から劇全体へ目配りした演技を、一切の演技を封じる人形役として気付かせる月影先生の深謀遠慮が光るお話。劇中劇の展開も興味を引く作りになっているだけに限られた時間でのエピソードの取捨選択はまさに監督、脚本家の腕の見せ所です。
「攻殻機動隊2」第18話
作画監督;芝美奈子
前回が素子の男の子に対する甘さを見せたお話だとしたら、今度はバトーが女の子に対して甘さを見せたお話。ただ、その甘さを自覚してセーブするのが素子だとしたら、素子にカバーしてもらわなければその甘さが致命的になりかねないのがバトーと2話続けて連続で見せることで、相互のキャラの性格が非常によく分かる(まあ、前シリーズや劇場版を見ている人にとっては周知のことだけれど)。
ただ今回のベルリンが非核戦争~のようなお話は今後、本編に絡んでこなさそうなので、何だか設定そのものが軽薄な感じを覚えさせ蛇足だったように思います(絡んでくるのなら別だけれど)。林原めぐみの小さい子の演技は無理があったな…コナンの灰原は本来が大人なので不自然ではないけれど…歳には勝てませんね。
「かみちゅ!」第5話
WEBアニメスタイル 『かみちゅ!』倉田英之×舛成孝二インタビュー「神様は中学生」ではなく「神様で中学生」
によると、
倉田 女子中学生の可愛い仕草というものを、最高のクオリティで残しておけないだろうかというね。
落越 「今、この瞬間」を。
倉田 「今」でもないけどね。妄想の中の人間だから。
舛成 それを若手の巧いアニメーターを使って、やらせてみる。
倉田 それでお金がもらえる、夢のような仕事じゃないかと。
↑に総てが集約されています。女子中学生の日常シーンを淡々と描きたくて、神さまは単なる企画を通すための付け足しとかまさにこの話で「神は死んだわ」と言わせていますがその通りの内容です(まだインタヴューには続きがあるので、もしかしたら180℃ひっくり返った発言があるのかもしれないけれど)。第4話の尾道を抜け出してのレベルの低い政治ネタは何がやりたかったのかますます分からなくなりました。
そして前回の地底人うんぬんは単なるオチだったようで、今回はまた平凡な日常のお話に逆戻り。今回の影の主役は良くできた弟?
「ムシキング」第18話
大人が皆光になったということは捨て置くとかなり甘いお話だったな…チョークの洗脳もあっさり解けちゃうし(いずれチョークはソーマを庇って光になるね)、子ども同士もあっさり和解するし呆気なかった。ただ素人(@キロロの金城綾乃)に声優やらせないでくれ(もののけ姫の石田ゆりこを思い出して萎えたよ)!
チョークやバビ姉さんの食い込んだ、体つきを強調したポーズの数々よりも退屈して自分の髪を吹いているパムが可愛かった。