例え果てしなき旅路でも心は永遠に故郷にあり! | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

昨日から狂ったようにクッキー食べ続けています。甘い物好きは普段からなのですが、定期的に普通の食事とは別に、特定のスイーツを口にし続けたくなることがあります(摂食障害というほど大したものではないけれど)。

ゴールドマン、三菱自株12.4%を売却
>三菱自動車は14日、ゴールドマン・サックス・インターナショナル(ロンドン)が三菱自株12.4%分を売却したと発表した。ゴールドマン・サックスは11日に独ダイムラークライスラーから三菱自株を購入、一時三菱自の筆頭株主になっていたが、第7位に下がることになる。

最終的なババつかませが始まったようです。そしてその気配を感じ取った投資家のぶん投げが始まっています、おそらくもう一度はリバウンドがあるはずですがそこが最後の逃げ場となるでしょう。そうでないとゴールドマンは転売先に顔向けできませんから。

中国政府の銅トレーダーが行方不明に・米紙報道
>14日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は、ロンドン金属取引所(LME)で大規模な売り持ち高を保有していたとされる中国政府の銅トレーダーが行方不明になっていると報じた。国家備蓄局の損失は数億米ドルに上る可能性があると指摘されており、仮に事実であれば1996年に日本の住友商事が推定26億米ドルの損失を計上して以来の規模になるという。

>備蓄局の同僚は「この数週間は職場に来ていない」と話し、ロンドンの複数のトレーダーも「しばらくリウ氏からの連絡が途絶えている」としている。これに対して、中国国家備蓄局は「そのような名前の職員はいない」としており、リウ氏の売り持ちポジションについても把握していないと述べている。

こういうトレーダーの暴走はしばしばあることなので、特段損失がどこまで膨れ上がるかくらいしか興味がいかないものですが…「そのような名前の職員はいない」なんて弁明は初めて聞きましたよ!12億(公称なのでもっと多いだろうけれど)もの人民を抱えている中国さまは偉大です。それはいない人物がどういう取引していたかを把握できるわけがありません、納得です!

中国の05年穀物生産量、4.8億トンの見通し
>中国の四大主要穀物がすべて増産を達成し、穀物総生産量は4億8千トンに達する見通しとの予測を示した。

>「中国の1年間の穀物消費量は4億9千万トンであり、今年の生産量が4億8千万トンに達しても、なお1千万トンが不足する。この不足分は、備蓄で補わなければならない」と指摘した。

大躍進政策がちらつきますが増産を達成したという以上達成したのでしょう。徹底的に土地を痩せ衰えさせる恐ろしい農業が行われている悪寒がしますが、結果ある程度餓死してくれたほうが中国さまにおかれては統治しやすいという深謀遠慮が働いているのではないでしょうか?


以下 アニメ感想

「マイメロディ」第33話
脚本;江夏由結
絵コンテ・演出;政木伸一

何この密度!文字通りクロミが夢の扉を使用した×4+魔法を使わなくても恐ろしい子の美紀ちゃんのポエム評論委員会で5話作れるだけのネタを惜しげもなく1話に注ぎ込んでいる(この話制作時点ではさすがに二期は確定していなかった筈)。

今回はクロミとバクはその活躍はさておき陰が非常に薄かったけれどそれでも充分に面白い辺りにここまでに築いた話の厚みを感じます。歌を巡る小暮と柊のやりとりは柊先輩が自分の気持ちに気付き始めた今、非常に少女漫画してきているし、マイメロのやる気のなさ(さすがに落ちた氷をボールに移してクリーム作りにそのまま使うのはどうかと思ったよ)には拍車がかかっているし、ポエミーだし…最高です!


「雪の女王」第25話

これまた熱く濃い名話に乾杯~♪こんな話はおそらくアンデルセン原作にもないはずです。対照的なものとして描かれて入るけれど夫婦愛、兄弟愛の等しき熱さにがっちりハートを鷲掴みにされます。

そして傍観者に過ぎなかったはずなのに暑さにあてられて最後に叫ぶゲルダたんの姿にぐっと来ます。


「キャンバス2」第7話
脚本;吉田玲子
絵コンテ;川崎逸郎

きちんと話の軸がエリスと霧の鞘当てで定め、その遠心力でもって話(主人公との関係性)が深まっていく潔さが素晴らしい。ちょうど前枠のアニメも原作の構図は同じであるのに雲泥の差(要はわらわら登場するキャラを物語重視でばっさり切り捨てる勇気)が生じている(まあスレは大荒れでたまにみると楽しいんですが)。

今回、エリス、霧がそれぞれ肝心の場面で思い出しで目の前の相手を拒否する図が良かった。エリスはともかく、せっかく主人公が応えようとしているのに霧が自らキス(口を開けてのねだるディープっぽい感じにそそられました!)を寸止めしたその想いに馳せると考えさせられる。

普通の作品ならハーレムエンドを諦めた時点で、正ヒロイン(すなわちエリス)とくっつくものと相場は大体決まっていますがこの作品においてはフラグの立ち数という点でむしろ霧一歩リード?


「ぱにぽにだっしゅ!」第20話

「続く!」のエウレカネタには最後吹き出してしまいました。とりあえず幼いべっきーを見守り、時に叱り、時に庇護する玲という構図は一貫して守っていますが、そのちょっぴり良い話が邪魔。


Comments
読一さんこんばんわ(もしかしてオンエアでGUN×SWORD見ていました?)、コメントありがとうございます。

クッキーに嵌っているのは私の中ではまだ健康的な部類でポテチを連日で500g強食べ続けてあからさまにそれが原因で体調崩したことがあります。アニメ見ているときってついつい口というより手が寂しくなるときがあるんです。

Canvas2は事前には全く期待していませんでしたが今ではかなり楽しみな作品になっています。一重に少女・幼児向け作品などで手堅い仕事を見せている吉田氏の手腕の賜物ですね。私もゲームは1(それもコンシューマ)しかプレイしていないので、ここまでの印象ですけれど浩樹がありがちな優柔不断であっちにふらふらこっちにふらふらではなく、良い意味で分別のある点が素晴らしいと思っています。

>霧とエリスが相互信頼を深め、エリスが精神的成長を遂げ、兄離れを為しえる話にしたら感嘆物と期待しています。

2クール作品で、これから主人公及びエリスのトラウマと向き合うことになっていくので予断は許しませんが、そういうエンドになったら、ギャルゲー原作でありながらリアリティを感じさせる名作になりそうですね。
commented by 遊鬱
posted at 2005/11/15 23:41
 こんばんわ。いつも、失礼します。

>昨日から狂ったようにクッキー食べ続けています…

 そういう事あるよね。
 自分の場合は、豆菓子(で○ろく・某等)です。スーパーで枕位ある「お徳用パック」を買って来て、1日で半分位空けちゃって…。豆主体なものだから、翌日とかお腹がガスで苦しいって…。解っちゃいるけど、ついついてのが、時たまあります。

 「Canvas2」
 まだ7話は見てないけど、萌えアニメなのに、萌えアニメの文法で描かれていないのが、逆に新鮮で上手いと思える。ある意味、吉田玲子さんの、ベテランらしい古さが見事にマッチしてる気がします。
 自分も霧派です(笑)が、スタッフも明らかに霧を贔屓していそうだし、真面目に霧エンドもありかなって気配がしますね(ゲームはやってないので、あくまで印象)。
 エリスにとって、浩樹は「お兄ちゃん」でもあるので、逆に、そこから後退する事もない立場なので、ある意味、安心して振る事が出来るキャラか?、とも思えたり…。
 つまりは、この三者関係で、霧がエリスの義姉のポジションを、エリスの心中でも確立したら、凄く奇麗にまとまりそうですよね。
 特に、エリスにも浩樹にもトラウマが配されていて、その辺を上手く絡めて処理しながら、霧とエリスが相互信頼を深め、エリスが精神的成長を遂げ、兄離れを為しえる話にしたら感嘆物と期待しています。
commented by 読一
posted at 2005/11/15 02:16