先のことなんて分かんねーよ、でもよ未来なんて分かんねーから面白いんだろ? | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

4月からの新番観賞用時間割を作って改めて( ゚д゚)ポカーン …。えーととりあえず全部で46本は見ることになりそうです、はい。つまんない作品でも2~3週は様子見で視聴継続とか無理ですね、一回目の感触に賭けます。

【大本命】
桜蘭高校ホスト部;原作もそこそこ好きなことに加えて、制作スタッフに榎戸洋司さんを初めとするウテナスタッフがいる!

涼宮ハルヒの憂鬱;原作は好きじゃないけれど、京都アニメーション制作というだけで作画クオリティーへの期待に胸が躍ります。

ARIA続編、マイメロ新シリーズ;ともにスタッフ代わらず心配無用。

ウィッチブレイド;監督大橋誉志光さん、シリーズ構成小林靖子氏というGAコンビに期待しないわけにはいかないヽ(*´ワ`)ノ ワーイ

【本命】

ガラスの艦隊;ノエインを制作したサテライト×GONZOというどんな作画が出来上がってくるのか今から楽しみな作品。

【対抗】

NANA;原作はあまり好きじゃない(新刊感想で記していないけれど全巻購入しています)が、浅香守生監督ということに期待。

【注意】
牙;脚本が井上俊樹、キャラデザが吉松孝博氏

BLACK LAGOON;原作の蓄積が足りない(個人的には可も不可もなくだけど人気あるんだろうなーという作品)けれど、アクションシーンの作画いかん

【大穴】

獣王星;原作は好き…山田優級の恐怖が原作信者を襲うorzあとは脚本の吉田玲子、高橋ナツココンビに期待。

スクールランブル続編;原作が下り坂、監督交代と今からどんなものが仕上がってくるのか違った意味でワクワクが止まらない。

事前の注目作品だけで11本か嬉しい悲鳴を通り越した何かが零れそう!

戦後最長「いざなぎ景気」上回る…経営者の8割予想
>経済同友会がまとめた「景気定点観測アンケート調査」で、企業経営者の8割以上が、現在の景気回復が戦後最長の「いざなぎ景気」(57か月)を更新する可能性が高いと予想していることがわかった。

>アンケートの回答は、「ほぼ確実」が17・6%、「可能性はかなり高い」が69・2%で、「可能性はあるがかなり低い」は12・0%、「可能性はほとんどない」は1・2%だった。現在の景気回復が今年11月まで続けば、いざなぎ景気を上回る。また、いざなぎ景気を超えるのにプラスに働く要因として、「企業収益」(45・1%)、「個人消費」(27・2%)を挙げる企業が多かった。

一年前まで景気回復なんてまったく実感していなかったくせに現金にもほどがある。センチにおける株価上昇の効果の大きさこそ実感できるアンケート結果ですね~。

小谷野敦デマを飛ばす

内藤朝雄VS小谷野敦不思議なのは本や書評といった具体的な中身についての論争ではなく、形式とか揚げ足取りに終始していること。こういった生産性0の論争から得られるのは議論が成り立たない場合のパターン判断くらいです(先に推薦した「論理で人をだます法」ロバート・A・グーラ著の例文にそのまま使えます)。

カワセミの世界情勢ブログ「東京財団の安全保障研究報告書に関する感想(上)」
>現代の安全保障を考えるには、当然のことながら現在の受益状況と損害状況をまず把握することが重要である。特に受益に関しては、日本人は当然視している傾向が強く、これを明示的なものにして意識させる事が重要な議論の出発点ではないかと思う。

個人的には、現在の日本の受益水準は充分に高く、維持するだけでも多大な労力を必要とすると考えている。そして現状維持のコストすら嫌う主張をする人が、それ以上の至難さであるより良好な安全保障環境を構築することは出来ないのであろう。非現実的右派勢力への反論と言う意味でもあって良いのではないだろうか。(注)強調は原文ママ

安全保障に関する文章としての妥当性はもとより、特にカワセミ氏が強調している部分は他の分野にも流用可能な一節だと思います。現代の安全保障として当然外交を念頭に置いているわけですけれど、最近批判記事ばかり並べている青少年、治安、教育に置き換えても同じだと思いませんか?


以下 アニメ感想

「Fate stay night」第12話

ライダーとセイバーの奥義通しで決着つけるシーンは流石に見応えありました!ちらっとバーサーカーを映しているのが原作通りの展開の布石なら、わざわざ凛を士郎に同行させず、桜とカーテン越しに見つめあう姿を挿入したのは冒険というしかない。

しかしゲームプレイ時はここまでうざくなかったのに主人公の行動(今回なら戦闘中にのこのこと乗り込んで、現時点では防ぐ術もないのに声をかけながら無造作に駆け寄ってくるってどう考えても足引っ張っているだけ)に凄いストレスを感じる。ゲームだと基本的に主人公と同化することになるけれど、アニメだと視線が第三者的になってしまうからだろうな。


「ノエイン」第23話
作画監督;結城信輝
原画;岸田隆弘仁保知行りょーちも
絵コンテ;安田賢司田中孝行
演出;鹿島典夫

今回も面白かった!ノエインの絶望からきた結論が量子的世界を振り出しに戻すことという結論も観測者という立場を考えれば理解できる、そしてアトリの別れのセリフとあわせてここに「題名」が作品を通して語りたかったことがきちんと示されています、最高♪

しかし、泣き言を連ねて壊れているだけのノエインがある意味へたれ(元はユウなんだから仕方ないけれど)化した今、きちんとした悪役として篠原氏を用意しているのは作品の緊張感、密度を高める上で考え抜かれた配剤で唸らされます。子ども達だけでなく、大人たちもきちんと別の危機に立ち向かっている描写は、過去、現在、未来という作品(子どももいずれ大人になる、今回は17歳のユウたちも描いている)である全体のバランスをとっていて、これだけの作画に負けない脚本もまた評価されるべき作品だと改めて思います。


「ふしぎ星の☆ふたご姫」第51話(最終話)

見終った感想…さっさと切れば良かった!1年見続けてきたのに何も残らなかったよウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!まさに平々凡々(当初の新しいヒロイン象の提示の可能性はいずこ?)を地で行く展開で、幼い子ならともかく(対象年齢がそうなんだから仕方ないとしても)大きなお友達たる自分には退屈でしかなかった。新シリーズ、更にキャラを足して学園ものに路線変更(今度はお日様のエネルギーが弱体化といった大きな物語ではなく、友達をつくれない校風の変化といった小さな物語を目指す?)ようだけれど今度は早めに見切りつけるぞ(決意)!


「地獄少女」第23話

はじめちゃんとつぐみの関係の天秤を元に戻した一話といったところ。とりわけ2話前の復讐を諦めた結果不幸になった話以降、つぐみがあまりにも復讐を肯定してはじめを詰り始めていただけに、これで復讐はやっぱりよくないといったはじめ的綺麗ごとまでいかなくても悩む段階まで引き戻し。

ただ話の都合としては分かるけれど、強引に過ぎない?アル中の人間が0:00きっかりに名前も知らない人間に復讐するためにクリックする?いやできる?まーてんとうむしを潰して蜘蛛の餌にしてうさばらししているあいちゃんが可愛かったからいいかって、自分最近この作品またキャラ萌えに逃避し始めている?