MIYADAI.com「援交少女3世代に男のコたちはガクブルなのだ」の巻
宮:女たちが恋愛資本主義に走ってるっていうのは、本田透だけでなく、多くの男が共通して持っている誤解だね。本田に関して言うなら、彼が青春を過ごした時代背景も関係しているかもしれないな。
まったり革命なぞと過剰に女子高生に対して幻想を抱いていた御仁もいましたね♪
宮:その後「お立ち台的なもの」の延長として92年ごろからブルセラ援交が広がり始めるんだ。そのころ15歳だった77年生まれ以降の少女たちが援交「第1世代」。そのあとブルセラ援交は95~96年ごろにピークを迎えて、その後はちょっと雰囲気が変わった。世代が変わったんだね。だから、そのころ15歳だった81年生まれ以降が「第2世代」。さらに、また雰囲気が変わるのが2001年。そのころ15歳だった86年生まれ以降が「第3世代」。
'`,、'`,、'`,、('∀`)'`,、'`,、'`,、 そんな数年単位で世代交代が起きるんですか?とりあえず酒鬼薔薇に訴えかけられた14歳とやらは(底抜けたはずなのに殺人増えてませんよw)どこいったのー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ミ:ふむ~。『エヴァンゲリオン』でも、ヒロインの綾波レイちゃんは主人公シンジ君のお父様といい仲なんですよね。なんか『エヴァ』がオタクのみなさんを中心に大ブームになった理由がちょっとわかりますぅ。
そんな理由がブームの一因だなんてテレビでの放映当時から見ていた口ですが初耳です!勝手に独りで補完計画進めてくださいw
宮:男のコたちは、同世代の可愛いコが自分の手の届かない存在だということを、自分自身に納得させるために、「ケッ、金で釣られやがって」と自己合理化するようになったんだ。違うのに。
ミ:お立ち台から援交までの流れを目にした男のコたちが、女のコたちの本心を見失っちゃったんですね。女のコたちはロマンチックなままだったのに、男のコたちは恋愛資本主義だって思って「萌え」に走っちゃって…。んん~、なんだか哀しい擦れ違いですね。次回は希望のあるお話になるといいなっ!
( ゚д゚)ポカーン
ロマンチックラブをその「売春」を「援交」というがごとくなんちゃって経験を「フィールドワーク」とかネーミングして当時恋愛にかかる幻想を必死に否定したのは誰なんですか?宮台さんは3人目の私を気取っているのかしりませんが、自己と対話する前に過去の書物やらインタビュー記事やらを絶版・焚書しないとべたに可哀想な人の仲間いりですにゃー♪
数千円の金一封が出たテレ東の大賑わい
>テレ東は06年3月期の連結決算が過去最高を記録した。売上高は前期比1%増の1197億円、経常利益は27%増の69億円。純利益に至っては46%増の44億円と大幅に数字を伸ばし、これに気をよくして金一封が出たのである。
>「アニメのDVDの販売が好調だったし、スポットの収入などが伸びて好決算になった。配られた金一封の中身は数千円でしたが、赤い封筒に大きく“大入り”と書いてあって、うれしかったですね。バブルの頃はよく金一封が出ていましたが、ここ数年はありませんでした。社内の意気は上がっていますよ」(テレビ東京関係者)
へーそれは素晴らしいですね(棒読み)↓
テレ東17:30-18:30 15日(月)~19日(金)
月 *1.6クラビ *2.0妖逆門
火 *1.3カペタ *1.6アニ横
水 *1.2スパイ *3.0遊戯王
木 *0.9こてん *1.1ゼーガ
金 *2.4ケロロ *3.8きらり
307 名前:メロン名無しさん 投稿日:2006/05/30(火) 09:52:13 ID:???0
*2.7% 19:00-19:54 TX* いきなり結婚生活!
*2.8% 22:00-22:54 TX* カンブリア宮殿
どうみても今回の改編で夕方からゴールデン壊滅しています、ありがとうございました!
5位は、堀江由衣の「ヒカリ」(初登場赤丸付、2.9万枚)。シングルでは初のTOP10入り。また、7位には自身が参加の声優5人組、Aice5のシングル「Believe My Love/友情物語」が初登場しており、2作同時TOP10入り。
昨今のアニメ関連CDの躍進は他のCD売り上げ減少というだけでなくて、アニメ専門店補正が変わったのでは?という気がします。デイリーではそこそこでウィークリーでごぼう抜きとか多すぎ。
軍事転用懸念リスト 中国、14社削除を要求 経産相に今年2度
>製品や技術を核兵器開発などに転用される懸念があるとして、政府が輸出を規制している外国企業の一覧表「外国ユーザーリスト」をめぐり、中国が十四社の自国企業の掲載を削除するよう求めていることが二十九日、わかった。ただ、リストは欧米諸国との情報交換を経て作成しており、日本単独で中国を「懸念なし」とみなすことはできない。日本の安全保障政策の根幹にもかかわるだけに、所管する経済産業省は中国の要求に応じない方針だ。
>中国への輸出をめぐっては今年一月、ヤマハ発動機が大量破壊兵器に転用できる無人ヘリを中国企業などへ不正輸出したとして、経産省が同社を刑事告発している。
(産経新聞) - 5月30日3時36分更新
靖国問題と同様にアメリカさまの意向次第じゃないの?武器輸出を禁じてはいるものの事実上、米国には転用可能なものを下請けとして受注しているんでしょ?
以下 アニメ感想
「ARIA The NATURAL」第9話
コンテ;後藤圭二
演出;唐戸光博
。・゚・(ノД`)・゚・。アリシアさんの過去のお話の辺りでもう決壊、目から水がとまらない…。作画はところどころかなり怪しかったけれど、蝋燭とか星の明かり、そして素敵なお話があいまって醸し出す幻想性の力の前に沈黙(もし、これで作画もよければもっともっと素敵だったろうとは思うけれど)。
この二人の恥ずかしい台詞の応酬がダイレクトに心に響くのは自身が汚れきっているからなんでしょう。・゚・(ノД`)・゚・。
「スクールランブル二学期」第9話
絵コンテ・演出・原画;大久保政雄←マイメロに注力してオネガイ♪
スクランがつまらないのはサバゲー編だけだとそう思っていた時期が俺にもありました(AA略)。正確にはあそこを境に急速に劣化が進んだということなのか…ぐだぐだのまま自己キャラ萌えとワンパターン展開でいいかげん自家中毒起こしています。
とりあえず棒読み声優が二人(麻生&さつき)も話のメインはっているとかなりしんどい。
「うたわれるもの」第8・9話
こういう群雄割拠ものは好物なんで面白いんだけれど、予め世界情勢については解説しておいて欲しかったな。唐突に新たな強敵が立ち塞がったり、隣国が交友を求めてきたりされるとう~んという気持ちになる(仄めかす程度で構わないので)。そもそも彼らの国を征服してどんなメリットがあるの?無いからこそ今まで無能な王でも支配できていたんじゃないの?
アルルゥとエルルゥがハクオロが血に汚れるところを直視し、そしてきちんと受け入れるさまが良かったし、弱小国が征服軍を打ち破るために兵糧、補給に絞るという戦術も良かった。
「女子高生」第9話
なんだかんだで実は真面目ーな友情話が多いようですがいいのそれで?
1、2話のインパクトが強すぎたせいかなんか今さらこんな話やられても空気みたいに感じる。作画がぼろぼろなんだから勢いでぐーの音も出ないように押しきらないとただたんにつまんないアニメに堕してしまうと思うのですけれど。
「ストロベリー・パニック」第9話
いや、実に潔くていいと思います(棒読み)。スクール水着、シャワー室(ぽろりもあるよ!)、そしてメインディッシュは玉青ちゃんと手を繋ぎながらひとつのベッドで眠りにつくとかもう満漢全席です。あとはいつまで主役キャラのキスシーンを引っ張るのかぐらい(サブキャラはそれ以上のことやっちゃってるし)?
418 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/05/30(火) 04:28:03 ID:ZdfMxq8/
なんかこのアニメ顔が歪んでないか
作画がねー。
419 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/05/30(火) 04:47:44 ID:YV+zGJId
いや、歪んでるのは観てる俺達だよ
420 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/05/30(火) 05:03:06 ID:StZcyzcg
>>419
ちょwww正論www
本当に正論だw
437 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/05/30(火) 07:01:35 ID:gH+u7th1
悪い、今回も言わせてくれ・・・・あの二人のEDカンベンしてくれ 本編を見た後ではキツすぎる 皆は慣れたみたいだけど俺は (; ̄▽ ̄)・・・・渚砂タン。
440 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/05/30(火) 08:37:27 ID:y7QlTdSx
>>437
もうあきらめろって。あれは現実の世界に引き戻してあげようっていうスタッフの心遣いだと思う。
おれは見ないからいまだに夢の中だが。
441 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/05/30(火) 08:56:48 ID:polilklg
最初ぼやけた映像なのが最後の良心 でもこれ今回の本編の最後、ちょうど渚砂ちゃん玉青ちゃんで終わりなのに いきなり鮮明な顔のドアップなんか出てきたら失神物だよな~・・・
ED、映像特典のキスシーンを怖いもの見たさで鑑賞したくて買いましたw
- 自分も歪んでいる人間の一人なのだと思いますが、最近、百合が「萌え美少女キャラ(自分で書いてて痛い……)だけで作品を作る際の建前」として使われてると感じることが増えてきました。
作品内での美少女率を上げるための男性排除、その答えとしての百合を求める風潮がこれ以上進むと思うと……。
もちろん、全てのものがそうだと言うつもりはないですし、百合に貴賎の区別をつけようという気もないんですけど……なんとなく歯痒い感じです。 - commented by kon
- posted at 2006-05-31 17:35:40
- こんばんは。
宮台の文章にはあまり賛同できないですが、しかし
>エヴァンゲリオン』でも、ヒロインの綾波レイちゃんは主人公シンジ君のお父様といい仲なんですよね。なんか『エヴァ』がオタクのみなさんを中心に大ブームになった理由がちょっとわかりますぅ
というのは意外と鋭いかも?と思いました。
ちなみに僕は95年当時は社会人だったので、学生のオタクたちの気持ちまではわかりません。
大人の男から同世代の少女を奪い返すと言うシュチュエーションはなかなか萌えるものがあります。 - commented by クリフ
- posted at 2006-05-31 20:25:57
- konさん、みなまで言わないで。・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ヨチヨチ
仰りたいことはもう痛いほどによく分かりますから、百合は男の欲望としての眼差しの純化の果てに選択されるべき表現手段ではないはずなのに(そしてそういう風に百合に過剰な期待を寄せることが自家撞着起こしていることも)。
大泉実成「萌えの研究」がギャルゲーの進化現在進行形としてこの辺りをさらっと指摘していていました。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-05-31 22:46:46
- >95年当時は社会人だったので、学生のオタクたちの気持ちまではわかりません。
もろに中高生として洗礼受けていました、ただエヴァにはそこまで嵌らなかったんですけれどね…。ただ周囲の盛り上がりは世界の謎(ゼーレとは、補完計画とは…など)についてもっぱら集中して、それとは別個にキャラ萌えが密かにかつ同好の士の間では堂々と語られていたというように記憶しています。
>大人の男から同世代の少女を奪い返すと言うシュチュエーションはなかなか萌えるものがあります。
これはむしろ今、現在も連載を続けている貞本さんの漫画の方が当て嵌っているように思います。そもそもアニメ版では同世代の少女を取り戻すも何も劇場版含めて単にへたれて終了(←言いすぎ)ですから。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-05-31 22:52:41
- >百合は男の欲望としての眼差しの純化の果てに選択されるべき表現手段ではないはずなのに
思うに、「百合=女子高」と言う認識が普遍のものとなってしまったのが、現状況の一因なんでしょうね。
女子高と言う舞台は、男性が幻想を抱くには最適の場所ですし、登場人物が女のみという明らかに偏ったキャラ配置でも文句を言われません。
けれど、この構図って百合という恋愛感情が脆弱なものだという認識があるからこそですよね。
逆を言えば、男性が最初から恋愛対象の選択肢に入っていない環境を整えなければ、百合が成立しないと言っているようなものですし。
「いおの様」ほどはっちゃけろとは言いませんけど(苦笑)、「百合のお膳立てが整った舞台」以外での百合作品をもっと見てみたいものです。 - commented by kon
- posted at 2006-05-31 23:40:53
- >この構図って百合という恋愛感情が脆弱なものだという認識があるからこそですよね。逆を言えば、男性が最初から恋愛対象の選択肢に入っていない環境を整えなければ、百合が成立しない
全くその通りですよね。一時の徒花というか、幻想というかどこまで延長しようとも現実とはリンクしようがない次元のファンタジーとして消費するに留まっているのが現状ですよ(少なくとも大多数の作品は)。ファンタジーだろうがなんだろうが百合によって切り開かれる地平というのはなかなか見えてきません。
>「百合のお膳立てが整った舞台」以外での百合作品をもっと見てみたいものです
籠の中の小鳥ばかりで多様性に欠けているんです。その意味で「シムーン」には期待していますが、百合を売りに企画を通しただけであまり百合自体には興味なさそうですし、舞-Himeはかなりいいところまでいっていたように思いますがオチがなかったですし…ただ量は相当数供給されているのでいずれと私も祈っています。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-01 00:11:03
- >「援交少女3世代に男のコたちはガクブルなのだ」の巻
読みました!どうしちゃったのー!ミヤディ。本当に痛いんですけど。
とっても代理店的な語り口だなー、そういう「~世代」をカテゴライズをすること自体が説得性を失ってるのになあ。代理店が楽しいものを作る際にこういう言い方をしててまあまあ毒になんなきゃ仕事だしって思うけど、現状は「行動分析」が主流だから、こんなふうに内面読み込んでも実りがないだろうに。ただ、大枠で「人」から興味や関心が薄れていること自体は問題で、どうやったら「人」に戻すかという議論のワク組を提示すべきなんだろうけど、だめだよー同じやり方やってたらというかんじでしょうか。
『エヴァンゲリオン』とか『ときめきメモリアル』とかウインドウズ95とかが出たのって、みんな95年なんですよ! 阪神大震災や地下鉄サリン事件
↓
いっしょくたですか・・・。まあ楽しかったんだろうなー、いろいろ語るネタがあって。 - commented by 安原
- posted at 2006-06-01 21:17:38
- あまりの痛さにさすがに絶句しちゃいましたよ、ぜーんぶオマエモナーと返してさしあげたいところ。まあ、もう一部の論壇界隈除いて影響力なさそうなのでどうでもいいですけれど(昔は東大生協で売れればとか豪語されていましたが今ははっきりいって売れてないでしょう)。
一応エヴァそれにときめもも腐るほど遊んだし、サリン事件の当日が終業式で都内のど真ん中の学校だっただけにあまり他人事ではなかっただけに95年前後のなにか社会が揺らいでいるという同時代的感覚はもっているだけにはしゃぎたい気持ちは分かりますが。。ほらやっぱり彼の全盛期はこの時分だし往時を懐かしむ権利くらいはあると一応擁護(なってます?)しておこっと。
底が抜けた、そして酒鬼薔薇に呼びかけられたらしい14歳とやらはいまいずこ(笑)対策とらないと大変なことになるはずだったんでは? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-01 21:37:19
- 私も宮台氏の文章を読んで卒倒しました。
宮台氏に関しては、昨年11月25日付の読売では、「相次ぐ未成年犯罪」というテーマで宮台氏の談話が掲載されていました。で、それを読むと、「命を尊ぶ風潮の消滅」だとか「建築基準法改正で縁側などが消滅し地域とのコミュニケーションを図ることが難しくなった」だとか書かれております。じゃあ何で少年凶悪犯罪が低水準を推移しているのか、とつっこみたくもなります。
しかし宮台氏、最近は、「サイゾー」の平成18年6月号において、むしろ俗流若者論的若年層バッシングがコモンズへの感受性の構築を阻んでいる、といった趣旨の発言をしておりますので、また「転向」したのでしょうか。
しかしそれでも冒頭の宮台氏の文章における「痛さ」が消えるわけではない!! - commented by 後藤和智
- posted at 2006-06-01 22:33:20
- 95年と言う時代ははっきり言って「低俗」という印象があります。エヴァもそれなりにはまったけど、今考えてみると大した作品ではないように思います。小室哲哉などのゴミのような音楽が流行って悪夢のような時代です。
>後藤さん
宮台は90年代にはすでに共同体の重要性を語っていたので、結構保守主義者と共通する所もあると思いますよ。きっと「三丁目の夕日」みたいな昔の日本へのノスタルジーが強いのでしょう。60年代を舞台にした井筒監督の「パッチギ」も誉めてたし、ウテナの元ネタのような寺山修司系6~70年代文化が大好きなんでしょう。
コモンズだの何だの庶民には判りにくい言葉を使ったって低学歴で苦しんでるフリーター達には届かないでしょうに、それでも難しい言葉を使うのは宮台の嫌な所です。
荷宮和子さんの言う所の「くびれの世代」の中でも、特に昭和30年代(オタク第一世代)生まれの人たちの6~70年代ノスタルジーと現代若者批判は辟易します。大塚英志さんと荷宮さんと宮台さんと香山リカさんがまさにその世代でしょう。 - commented by クリフ
- posted at 2006-06-01 23:35:36
- 後藤さん、こんばんわ。
一応、自転車パクリを「窃盗」への組み入れが軽犯罪増加ひいては犯罪増加のからくりという河合 幹雄先生の「安全神話崩壊のパラドックス―治安の法社会学」を踏まえた事実くらいは押さえておいでのようですからいったいどのように彼の中で整合性を保っているのか不思議でならないです。
>「建築基準法改正で縁側などが消滅し地域とのコミュニケーションを図ることが難しくなった」
これって後藤さんが何度も批判を繰り広げた三浦某の郊外論と大差ないように思うのは私だけ!
>じゃあ何で少年凶悪犯罪が低水準を推移しているのか、とつっこみたくもなります。
もう、まったく完全に激しく同意しますよ!もうそんなたくさんの関係情報なんか必要なくて、とりあえず犯罪白書のグラフひとつ見ればこの種の言説なんて総て失効するというのに、恥ずかしげも無く生産できるのはどうしてなんでしょうね?っていつもそんな愚痴をこぼしてばかりorz
>また「転向」したのでしょうか。
この点、私の憶測ですけれど、きちんとし学術書(そこまでいかずとも少なくとも体系だった書籍)を著さずにもっぱら即席の対談本にばっかりよりかかって何年も場当たり的な言説を量産(まあ、こんなカオスだったブログ展開している自分なんかが指摘しても説得力皆無ですが)していることに原因があるような気がします。
あまりにもディベート技術に特化しすぎてその場での勝った負けたばかりに終始してしまって、内藤氏なんかと対談するときは俗流若者論批判、他の人のときは若者恐怖を煽りたてともう首尾一貫とか放棄しているんじゃないですか? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-01 23:47:13
- たびたびすいません。安原です。
三浦さんも宮台さんも「アクロス」出でしょう?
考え方とか分析方法がそっくり。同じやり方やってるんで
似てくるのある意味必然だなあと思います。
だから彼の話は社会学ではなくて
「消費文化論」だなあと思います。
このあたりは高原さんが分析した
とおりだなと思います。
代理店的マス分析で(啓蒙手法)
ようするにプレゼンですわ。大仮説優位。
過剰に意味づけしていくやり方ですね。
90年代に消費スタイルは多様化しました。
まあ「どかーんとした大きな流行がなくなったし
作れなくなった」。
ファッション分野が一番顕著かな。
アノミーアノミーっていうのは
実は供給側の困難。
だから宮台さん自身がアノミってるですねー(笑)。
彼は電通とかにいけばよかったのに。
で、こういうマス分析のプレ手法は「宣伝」じゃなくて
「販促」のマーケの現場では
あまりもう役に立たない。だからSCMとかCRMとかの
データベース使った
前向き分析やら行動を追っかける手法が出てきたわけで。
やあだから「下流社会」が売れたときに
まあーこういう古いやり方まだやってるんだー
電通のパワポのプレゼン書みてるみたいだねー。
現場じゃ通じないわなーっていうのが
マーケッターの友人との会話ではありました。 - commented by 安原
- posted at 2006-06-02 00:44:05
- クリフさん、こんばんわ。
>95年と言う時代ははっきり言って「低俗」という印象があります。
>特に昭和30年代(オタク第一世代)生まれの人たちの6~70年代ノスタルジーと現代若者批判は辟易します。
とか書くといったいどの時代に軸足を置いているのか分からないですよ…って過去を美化することを否定して現在をこそ肯定すべきということなのでしょうか?私も基本的に現在肯定すべしと思っています。ただだからといって過去をむべに否定することも無かろうかと思うのですが。無論仰るように脳内で美化されたノスタルジーに基づく現代若者批判は美しくない、今までもさんざん批判コメント書き散らしていますけれど、過去全否定という現在全否定と同じような土壌にあえてたつ必要はなかろうかと。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-02 01:56:14
- >三浦さんも宮台さんも「アクロス」出でしょう?
あーそんなところに共通項があったんですかなるほど。
>代理店的マス分析で(啓蒙手法)ようするにプレゼンですわ。大仮説優位。過剰に意味づけしていくやり方ですね。
消費文化論も本来はさまざまな桎梏から開放する術であったはずなのに、マーケティングに絡めとられてからは本末転倒ですよね。そしてマーケティングが無効化していく過程含めて高原さんもあっさりと分析されていましたね。
>アノミーアノミーっていうのは実は供給側の困難。だから宮台さん自身がアノミってるですねー(笑)。彼は電通とかにいけばよかったのに。
の言葉は続いての
>で、こういうマス分析のプレ手法は「宣伝」じゃなくて販促」のマーケの現場ではあまりもう役に立たない。
ァ _, ,_ ァ,、
,、'` ( ゚∀゚) ,、'`
'` ( ⊃⊂) '`
を受けて電通無用・無能論にも通じているのように読めるのは気のせいでしょうか(笑)
まあ、今回のハルヒ騒動なんかみるとあながち古典的な宣伝戦略が必ずしも失効しているわけではないようですがね。
負ーケッターの遠吠えについては、オタ絡みで↓
http://newmoon1.bblog.jp/entry/248460/
http://newmoon1.bblog.jp/entry/252145/
でさらっと書いたりしましたのでご笑納のほどを。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-02 02:16:28
- >オタクから負の印象をそぎ落とそうとしているのはマーケティングの要請にほかならない(電車男に明らか)。要は嗜好の細分化でもなんでもいいですけれど、マスマーケティングが不可能に成ったとき、単にマーケット規模としてオタク市場が相対的に浮かび上がったものにすぎない
↑
おっしゃるとおりですねー。バイラルマーケティングとか
ある種「オタクからゆけ!マーケ」。
そりゃあ無視できるわけないですよね。
一番お金つかってくれる層だもん。
私のイメージの「オタク」ってコンテンツ分野に限らず
どういう商材でもいいんだけど
「上位顧客」っていうイメージなんですよねー。
「ロイヤルカスタマー」っていうやつに近いものが(笑)
だから実は「えっバッシングされてたの?」って感覚もあります。
だから人文系のオタクへの過剰の分析って、
なーんか冷めるんだなー私。
「高原さんもあっさりと分析されていましたね。」
↓
ええ感じ悪いほどに「あっさり」と(笑)
「宣伝」分野はぜんぜん電通戦略ありではないですかね。
とくにコンテンツはそもそもが博打みたいな商材だし。
電通さんは優秀ですよー。ぶあついプレ資料、いいたいことはようするに「認知度アップ」のひとことなんだけど
ITがわーわーいわれはじめたときに広告費をさまざまな企業からぶんどって結果的には企業がつぶれていくの手伝ったりはしてましたが(笑)IT企業マスパブ効かないっていうに。
- commented by 安原
- posted at 2006-06-02 09:17:18
- 95年は確かにオウム事件や阪神大震災などの空前絶後の出来事が起きたけど、ターニングポイントとしては大して大きくはないと思います。95年は宮台さんの人生のターニングポイントなんでしょう。宮台さんは95年以降、オウム事件、援助交際、サカキバラ事件などでニュース、討論番組に出演できるようになりましたからね。
本当に大きなターニングポイントはオイルショックの73年と昭和天皇崩御の89年だと思います。70年代生まれのオタクの更科修一郎さんはオイルショックに注目していて、「忘却の旋律」についての文章の中で「オイルショックによって未来を閉ざされたオタク第一世代の血涙」などという言葉を書いてましたが、日本の青春時代の終わりが73年なんでしょう。
>遊鬱さん
一つ前のカキコでは支離滅裂な文章を書いてしまってすいませんでした。十分考えもせずに書いてしまいました。 - commented by クリフ
- posted at 2006-06-02 19:20:24
- 安原さん、こんばんわー
おかげさまでいつのまにかに
「SCM」(サプライチェーンマネジメント);企業活動の管理手法の一つ。取引先との間の受発注、資材の調達から在庫管理、 製品の配送まで、いわば事業活動の川上から川下までをコンピュータを使って総合的に 管理することで余分な在庫などを削減し、コストを引き下げる効果があるとされる。
「CRM」(カスタマーリレーションシップマネージメント);情報システムを応用して企業が顧客と長期的な関係を築く手法のこと。詳細な 顧客データベースを元に、商品の売買から保守サービス、問い合わせやクレームへの対応 など、個々の顧客とのすべてのやり取りを一貫して管理することにより実現する。
「バイラルマーケティング」;企業の商品やサービスを消費者に口コミで宣伝して もらい、利用者を広げるマーケティング戦略。「バイラル」は「感染的な」という意味 で、マーケティングの仕組みをウィルスの感染・増殖に例えている。
といった具合にマーケティング用語の語彙がどんどん増えていってます(笑)あまり今まで興味なかったけれどマーケティング関連の本でも今度探してみようかという気すら湧いてます。
ただ、もうはっきりいってオタ分野内の話でも趣向に合わせて細分化の動きは留めようがなくて(先日触れたオタキングの嘆き)、結局のところメインターゲットを絞った上で+αをいかにひっかけられるか、あるいは新しいターゲット層を見出せるかというところですから、もともと関心がないとまず無理だと思います(株式アナリストなんかの言説含めてオタ関連の薄っぺらいことは苦笑しか零れません)。
まーそんなこととは関係なしに殊にアニメ業界は完全に広告代理店に牛耳られ搾取され続けていますがね…。
>人文系のオタクへの過剰の分析
この点はあまり人のことをとやかく言えなさそうなので沈黙を守ろっと(笑)でも変わらないよ! - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-02 22:27:57
- クリフさん、支離滅裂とか私自身がしょっちゅう見解を変えているので気になさらないで(むしろきちんとその点を認められるというほうが私は重要だと思っていますから)。
>95年は宮台さんの人生のターニングポイントなんでしょう。
まったく同感です!「夢よもう一度~」といったところではないですか?小室哲哉氏について触れていたのでぼんやりと思い出したんですが、小室氏も自分が音楽業界に影響を与えすぎているとか、しばらく充電する必要があるとか(興味が無いのでうろ覚えですが)カッコイイこといって連続リリースを止めたらそれっきり過去の人になってしまったんですよね。時代の風による上げ底をも自分の才能によるものと錯覚すると可哀相ですよねってことで。
>「忘却の旋律」についての文章の中で「オイルショックによって未来を閉ざされたオタク第一世代の血涙」などという言葉を書いてました
「戦時下のおたく」に収録されていたものですか?私は榎戸氏自身のインタビューなんか読むと「ウテナ」が女性主人公の物語だったとするならば、「忘却の旋律」は男性主人公の物語として演出過剰でそれ以上のものを表現しているように見えて単純に「現実」に青臭く立ち向かう物語という主題以上のものはよく分かりませんでした。
高度経済成長が終わったことをもって未来が閉ざされたって今思うと贅沢ですよね。その後も平均して先進国の中ではトップの成長率を誇っていたんですから(もちろん高度経済成長のつけとしての環境破壊もろもろの負の側面と向き合うことになったけれど、それもまたなんだかんだで科学技術の進歩などで乗り越えてきたんですから)。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-02 22:46:16
- >「戦時下のおたく」に収録されていたものですか?
コミック新現実において書いてあったものです。更科修一郎が「忘却の旋律」を高く評価していたのですが、僕は忘却の旋律はキャラクターデザインが気に入らなかったので挫折してしまいました。
>高度経済成長が終わったことをもって未来が閉ざされたって今思うと贅沢ですよね
更科さんがそう考えてるだけかもしれないので、オタク第一世代はオイルショックをあまり気にしてないかもしれませんが、ノストラダムスの大予言がブームになったりして未来に不安を持つようになってきた時代かもしません。73年より3年前の大阪万博の頃は未来に希望が持てた時代だったと思います。だから「クレヨンしんちゃん 大人帝国の逆襲」の中では1973年以前の日本に対する強烈なノスタルジーがありました。 - commented by クリフ
- posted at 2006-06-04 00:17:03
- コミック新現実はカバーしていませんでした、情報ありがとうございます。東氏と大塚氏が始めた(そしてすぐ喧嘩別れした)単なる新現実は既刊総て読んでいるんですが。
>僕は忘却の旋律はキャラクターデザインが気に入らなかったので挫折してしまいました。
物語自身も尺を数話間違えたのではないかと思うほどに尻切れトンボで挫折しているんでそんなに惜しくはないですよ(笑)圏外圏編から最終話までの4話程度だけ突き抜けただけであとは演出に自ら酔っているだけという感じですから…まあでも嫌いではないですけれど。
>ノストラダムスの大予言がブームになったりして未来に不安を持つようになってきた時代かもしません。73年より3年前の大阪万博の頃は未来に希望が持てた時代だったと思います。
この辺り同感です。似たようなことを↓で書いています。
http://newmoon1.bblog.jp/entry/160557/ - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-06-05 00:38:19