2005/09/29
では産経の非科学的与太話記事をメモしているわけですが…きょうもまた痛い記事を発見'`,、'`,、'`,、('∀`)'`,、'`,、'`,、
女児殺害判決 性犯罪の再犯を許すな
【朝日新聞社説】2006年09月29日(金曜日)付
>今回の事件をきっかけに、法務省は矯正教育を充実させ、「性犯罪者処遇プログラム」を始めた。性犯罪による受刑者らを対象に、自分の問題点を反省させ、性衝動を抑えることを学ばせるものだ。だが、再犯の恐れが高い受刑者でも、8カ月間にわたって週に2回ずつ講義を受けるだけだ。再犯防止に効果を上げているカナダの取り組みにならったというが、受講時間は5分の1にすぎない。これではとても十分とはいえない。教育にもっと時間をかけるのはもちろんのこと、心理療法や薬物を使った治療も考えた方がいい。
参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/277438/
>出所後、どう監視するかも課題だ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工これ一応左、反権力の雄たる朝日の社説なんですよね!?
>子どもを狙った性犯罪者が出所すれば、その情報が法務省から警察庁に伝えられ、地元の警察が監視する。そうした制度ができたのも、今回の事件がきっかけだ。しかし、制度が始まった昨年6月から1年間に出所した156人だけでも、14人の所在が分からない。社会復帰の妨げにならないようにとの考えから、警察官が直接会うことはせず、定期的に自宅の周りを巡回するだけだからだ。
「だけ」という限定を使う部分は、14人「だけ」ではないのですか?昨年6月からの朝日関連の不祥事件数と比較してみたら~?
>性犯罪者の再犯防止にはどこの国でも頭を悩ませ、出所する受刑者らに全地球測位システム(GPS)の端末を皮膚の下に埋め込んだりして居場所を追う動きが広がっている。米カリフォルニア州などに続き、フランスが採用した。韓国や英国も導入を検討している。 刑期を終えた人に対する措置だから慎重さが必要だが、日本でも真剣に考える時期に来ているのではないか。たとえば、矯正教育や治療を重ねても、その効果がはっきりしない出所者に限って、GPS端末をつける。そうした方法を採ることもできるだろう。
他国でのGPSの効果に関する調査はマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン それを追及するのがマスゴミの仕事じゃないの?
参考;米国における性犯罪者前歴者等に係る対策の実態調査
ここでは電子監視に関して効果がみられないとありますな…。
>性犯罪者から子どもを守る。その対策は待ったなしだ。
いや、そんな深刻な状況ですか、ほかにもっと優先すべき課題はありません?とかそんな当ったり前の発想はないようです。朝日の論法ならばなんでもかんでも「その対策は待ったなしだ」で片付けられますね。たぶんなんでも叶えてくれる魔法のステッキでもお持ちなのでしょう、実に羨ましい(その脳内ユートピアぶりが)。
学生の茶髪とピアス、やめれば現金1万・続ければ懲戒
>秋田市の学校法人「秋田経済法科大」(小泉健理事長)が10月、同大と、系列の秋田栄養短大に、茶髪とピアスを禁止する規則を設ける。従わない場合には「懲戒」もあるが、指導に応じて改めた学生には褒賞金1万円が付いた学長賞を贈る“アメとムチ”を用意。文部科学省学生支援課も「聞いたことがない事例」と言う。(読売新聞) - 9月29日14時40分更新
大学倒産時代∩( ・ω・)∩ バンジャーイ こんなところさっさと(以下自主規制)。アメリカなどの格差激しい地域で皆勤した生徒にお小遣いをあげるというようなものとは問題意識のレベルが違いすぎるorz
Essential Conceptさま「RSS過多疲労症候群」
>私は以下の方法でRSSとつき合っています。
・フィードのレーティングを行い評価の高いものから読む
・記事を読む時間を決めそれ以外の時間には読まない
後段は同じだけど、フィードではなしにランダムに近い形で検索してニュース探しているかな…いつ情報の渦に溺れてしまうか分からないから気をつけよっと、で関連するものとして↓
よなかのとりさま「ニュースを始めてみて byカラス」
>ニュースはテキストと違ってネタを考えなくて良いぶん楽なんですよね。その日のニュースの取捨選択のセンスなどがいるにしろ、更新するだけでしたら、本当に少しの知識と大量の巡回先(主にニュースサイト)を持っていれば出来る気がします(一部例外除きますが)
>ただ、ニュースをやり始めると基本的に毎日更新となってきます。これが、落とし穴。ニュース記事を作るのにもやはり時間がかかりまして。
ニュースをばらばらと見るのに1時間、書くのに1時間程度でしょうか(しかもだいたいアニメ見ながら書いているし)?そんなに大層なものではない備忘録という扱いで続ければいいだけのような気がするけれど。
以下 アニメ感想(おざなり感想)
「学園アリス」第8話
胸が痛む一話です。主人公も鳴海先生も悪くない、とするとその悲しみはどこにぶつけたらいいのか…。そっと身を寄せ合うことでやりすごすしかない。
「僕等がいた」第13話
竹内君参戦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!いいね、燃えます。でも結局、一番馬鹿をみるのはこういうキャラというのがお約束なだけに可哀想…。しかし、好きな相手としかそういうことは出来ないって、じゃあ山本(妹)はどうなるんだ矢野!w
- 安原さんのブログは反権力・反政府臭が強いからですよ。教育上の配慮として社会の敵と認定されたということです(笑)…まあ、実際は「盗聴」(○傍受)とか、「監視カメラ」(○防犯カメラ)などの固定用語で弾いているんじゃないですか?ついぞこの前フィルタリングの仕組みについて詳細な説明を読んだばかりなので随分杜撰な代物だと思いますが(いや、むしろ人が読んでこれは弾かなければならないという判断を下しているとしたらもっと嫌です)。
>「オタクだけでしょ迷惑こうむるの」ってところでふつーは頭の中から廃棄しちゃうし。
そうでしょうね、だから敵(茫洋とした嫌なラベリングだ!)が対象を絞って分断を試みている際には、逆にその危険性でもって拡大して関心者を増やすようにしないといけないですよね。厳罰化、監視社会化に関しては、犯罪者だけでない冤罪の可能性、また犯罪の範囲が軽犯罪から道徳までも含めようとしていることなどね。性犯罪に関しては…オタを巻き込むしかないでしょうね(実写だけでなく表現もと)。いざ、犯罪者になってしまえば声をあげることすら適わないだけに、声をあげられる立場の人が。
>「防犯」祭りでしょうこれ。
祭りならばすぐ終わるんですが、終わらない、しかも勢いが増していく祟りのようなものですな。
>「人の目」の抑止力に防犯カメラはかなわない。
で、気にして子どもをじろじろと見ていたら不審者として通報されると(爆笑) - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006/10/02 22:42
- >キッズgoo弾かれ同盟の参加資格おめでとうございますm9(^Д^)プギャー
何が「最初はグー!」ですかい。教育実習でも、実習生慣れして冷めている附属の子供たちがみんなで泣きながら送別会を開催してくれ「魔女の宅急便」の主題歌、「ルージュの伝言」をキキ(同期実習生はジジ)になって踊った私をはじくじゃとー。子供たちにも先生にも人気者だった私をーーーー!うえーん。はじめていじめに遭った気がする(かなり悲しい)。子供を「冠」にすれば何でもアリだと思ってるよね。
>せめてここまでは関心をもたないといざというときに流れに
>抗する有効な言説など編めようはずもないということですよね。
洗脳した気はないけど(力こぶ)「オタク表現規制」っていう論点だけだと逆に弱いのかもと思う。「オタクだけでしょ迷惑こうむるの」ってところでふつーは頭の中から廃棄しちゃうし。
以下記事。「市民をどう巻き込むかが問題だ」だもんね・・。監視カメラより「人の目」と。「車乗らないデー」とか、もともとそういう意図のないものが「子供を守る」で包含されてくね。動物愛護法も危険な気がするなあ・・・前エントリーに書いたけど。人が減った地域活性のための「防犯」祭りでしょうこれ。じゃあ、ちゃんと楽しいもので楽しく祭りを企画すればいいと思う。そんなに仲良くなりたいならさ、人を楽しませる努力をちゃんとしなさいって思うんだけど、「子ども」にのるなよと思います。子どもは「大人」の行動ってよく見てると思うもの。そういう人しか尊敬しないでしょうよ。私そげなに難しいことはいっておらんと思うのですが・・。
'06/10/1 中国新聞 抜粋
広島市は「子ども安全の日」を設ける。防犯だけにとどまらず、地域再生の糸口にしたい。
安芸区で下校中の小学一年木下あいりちゃんが殺害されて十一月二十二日で一年。この日から、月命日にあたる毎月二十二日を全市で子どもを見守る日とする。
来月の一周忌には百四十の全小学校で保護者ら大人が付き添って集団登下校する。朝会ではあいりちゃんの冥福を祈る。
肝心なのは、直接子どもと関係ない市民をどう巻き込むかだ。
町内会の加入率の低下やマンションの増加から、近所づきあいが減ったと言われて久しい。だが、阪神大震災や最近の治安の悪化でコミュニティーを求める人が増えているとの見方もある。
働く人も味方になる。既に、登下校時には守衛が建物の外に立つ企業や、「見守り」をアピールするベストを着て街路樹を剪定(せんてい)する造園業者もでてきた。
毎月二十二日は広島市の「マイカー乗るまぁデー」でもある。車通勤の市民がこの日は徒歩や自転車で子どもを見守るとちょうどいい。「人の目」の抑止力に防犯カメラはかなわない。 - commented by 安原
- posted at 2006/10/02 15:59
- 安原さん、こんばんわ…。キッズgoo弾かれ同盟の参加資格おめでとうございますm9(^Д^)プギャー
>予防の範囲は際限がなくなります…。暮らしにくい、表現に多様性のない、趣味が断罪されていく社会になっていくのは私はやはり嫌だなあと思います。
ここなんでしょうね…私もいつの間にかに(安原さんに洗脳されつつ)、警察関連のニュースはコマメにメモチェックするようになっているし。さんざんぱら左の思考停止的、言説X→憲法改正→軍国化というテンプレを見てきた所為か、この種の警察国家化のような大きなお話には抵抗あったんだけどな。
疑心暗鬼ながら、しかも公開情報を見ているそれだけなのにどう見ても、治安・警察国家化の流れは否定できないと思います。以前「竜に一人一人順に喰われていくのが嫌ならば竜を皆で殺すしかない」とか記事名につけてみたりしましたが、その時点ではオタク表現規制という枠の中で、性・暴力表現に関心がないからといってその規制に対して抗議の声をあげなければ、やがてその規制の範囲は徐々に広がる…といった程度のものでした。
しかし、どう考えても表現規制の前には、表現規制を正当化する論理が必要で、それが少年犯罪、性犯罪の増加、凶悪化という代物。せめてここまでは関心をもたないといざというときに流れに抗する有効な言説など編めようはずもないということですよね。いくらいたずらな戦線拡大は、むしろ論点が分かりにくくなるといってもここまでは拡張しないといけないということなのでしょう。
浜井先生は「治安悪化」ではなく、あくまでも「体感治安」の悪化であるということ、そのことを具体的に指摘されている唯一の専門家ですよね。しかし、性犯罪にしても、少年犯罪にしても、外国人犯罪にしてもってここまで全部否定できるとすると、犯罪増加を正当化する根拠はなに一つとしてないはずなのに…わけわかめ。少なくともその手の言説の尻馬にのっている連中が確信犯なのか、無知な輩なのかの識別ができるリトマス試験紙みたいなものがあるといいのにとか思いまする。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006/10/02 04:05
- ちょっと長くなります。すいません。
法務省が保有管理している前科情報を警察に渡すことは、性犯罪が起きるたびに当該対象者は捜査の対象になることになります。
前科をみだりに公開してはならないという法律上の保護に値する利益を有しています(最高裁 1981年4月14日)。
昭和54年の三菱銀行強盗事件なども過去少年犯罪を犯した者に猟銃を買わせるとは何事だという主張もありました。でもだからといって、前科情報を警察に渡すという制度にはなりませんでした。
この事件は4人の人質を何の理由もなく殺し、女子行員をまる裸にして、自分のまわりにはべらす、人質の耳はそぐなどなど。その場で犯人が射殺された事件です。説得しにきた母親との話も犯人は一顧だにしていません。テレビで生中継もされた事件ですから、世間は大騒ぎはしてるんです。
犯人は、映画や本に影響されてやったということを明確に話してますし、事件後、部屋にあった数々の大量の蔵書の話もでてきます。
(ほんとは人生投げたって思わざる得ない境遇なので、ほんとの理由ではないでしょうが)
だからといって、宮崎のように「オタク」といっしょになって語られてもいないし
「オタク」が犯罪予備軍的な話にもなっていません。
でも客観的にみれば、宮崎の事件なんかより余程猟奇的でド派手です。
社会側の想像力の質が変わったからです。
情報提供の根拠は性犯罪者が性犯罪を繰り返す危険があるから、あらかじめ把握しておく必要があるというロジックですが、遊鬱さんも書いているとおり、決して再犯率が高いものではありません。
つまりこのロジックの根拠を検証なしにないがしろにして、現状「予防」に重点を置く施策を重視している行政の状況をみれば何が起きるか、やっぱり考えたほうがいいと思う。
「性犯罪者」の話だけですむでしょうか?
つまり、「性犯罪者」という文句なしの「悪のレッテル」を貼られたところから、数値としての根拠はないにもかかわらずこのような制度ができることは、今の飲酒運転、動物虐待などへのふきあがり状態(子猫殺しへのクレームなど)をみているといくらでも応用可能になっていきます。
たとえば「動物虐待をした少年は凶悪犯罪をおこす」(アメリカなどでは州によって補足されます)、その「罪」の範囲がどんどん広がっていきます。
「万引きをしたら凶悪犯罪の発端だ」とか「飲酒運転はナイフをふりまわしているのと同じだ」(大谷がいってたけど 苦笑)とか「ロリコン雑誌買ってる人間は性犯罪者予備軍だ」
とかいう言葉のうちに。
予防の範囲は際限がなくなります・・・。
暮らしにくい、表現に多様性のない、趣味が断罪されていく社会になっていくのは私はやはり嫌だなあと思います。
浜井先生がコメントされてる新聞記事をいれておきますね。
■以下は私のコメントです。
新制度のきっかけは、性犯罪前歴者が逮捕された昨年の奈良市の女児誘拐殺人事件。手付かずだった再犯防止策立ち上げに当たり、新たな法整備を避け現行法の枠内に絞ったため、半年足らずで制度の運用開始にこぎ着けた。半面、帰住予定地の申告は任意で、転居の届け出を義務付ける法的手段はない。
龍谷大法科大学院の浜井浩一教授は「所在不明が九人というのは意外に少ない印象だ。情報提供は事件が起きた際に容疑者を特定するのには有用かもしれないが、再犯防止にどう活用するのか不明確。再犯防止には性衝動を感じたときに相談できる場所を確保するなど社会の中で適応させていくしかなく、制度に過度の期待はできない」と話している。
2005年12月15日(木) 産経新聞
■「半年足らずで制度の運用開始にこぎ着けた。」と書いてますが、半年たらずで犯罪に対する施策があっという間にできていると思ってください。
まず、英国少年司法委員会のロッド・モーガン委員長が基調講演し、同国で厳罰化が進む一方、犯罪件数が減少していないことを指摘。さらに凶悪犯罪を起こした少年を地域の中で矯正した同国の事例を紹介して「厳罰化ではなく、地域社会が協力して人間的な処遇をすることが大きな効果を与える」と訴えた。
パネルディスカッションでは、浜井浩一・龍谷大教授が今日の「少年犯罪の増加・凶悪化」論を統計の視点から検証し、実際には少年犯罪は量的に変化していないこと、少年による凶悪犯罪は40年以上前にも多数あったこと、マスコミによる警察統計の誤った解釈などを指摘して「増加・凶悪化」論に根拠がないことを厳しく批判した。
2006年3月5日(日) 毎日新聞
■「地域社会が協力して人間的な処遇をすること」ではなく、こういう「地域共同体復活」という目標を掲げてはいるんですが、まったく逆の地域信頼を壊す方策ばかりになってます。
ベトナム難民の妻と三人の子供がおり、生活費は妻のパートなどで賄う。パソコンプリンターのインクなどを万引きし、二年の懲役刑を受けた男性は「多くの人に迷惑をかけた。子供のために早く病気を治して働きたい。在留資格を認めてほしい」と訴えている。
これに対し、法務省入国管理局は「法律上、国外退去の方針に変わりはない。ベトナム政府には強制送還に応じるよう交渉していく」としている。
同省OBの浜井浩一・龍谷大法学部教授の話「ベトナム難民は、言葉の壁が厚くて単純作業に就く人がほとんど。景気の影響を受けやすく、不況になるとぎりぎりの生活を余儀なくされる。それが生活必需品の万引きなどにつながっており、難民への対応を再検討する必要がある」
〈仮放免〉
退去強制(国外退去)令か収容令が出された人を収容せず、あるいは身柄拘束を一時的に解く人道上の措置。逃亡の恐れがなく、病気療養が必要な場合や通学中の児童生徒の場合などに認められる。行動範囲が限定されるほか、毎月一回の入国管理局への出頭が義務付けられている。退去強制令を受けた人の仮放免は例外的。
2005年1月26日(水) 読売新聞
■景気の影響で軽微な「万引き」で外国人が「2年」もの懲役を受けていること、凶悪犯罪者があふれてる刑務所の実態などはどこにもないことを指摘されています。これなどは明らかに強制退去のネタです。
私のぶろぐもぎっずぐーではねられてました・・。ううううう、小さいころからまじめに生きてきたのにぃ。まじめなことしか書いてないのにぃ。不本意ながらナカーマorz - commented by 安原
- posted at 2006/09/30 19:34