暗中模索@6日目 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

初めてミュージカルなるものを見て号泣(劇場一泣いていた自信がありますよorz)…。脚本自体は決して良いどころか、むしろ何が言いたかったのかまったくわからない代物なのに、圧倒的なまでの躍動感、そして直接胸に響く感情の色のついていない激しい情動とただただ感応して波打つ自身の感情に浸っておりました。し・あ・わ・せ

津・中学生恐喝:ケーキ脅し取りで逮捕の2中学生、家裁送致 /三重
>津市内の中学3年の男子生徒(15)が同級生に脅され、誕生ケーキを購入させられた事件で、津地検は13日、逮捕された中学3年の男子生徒2人(いずれも15歳)を恐喝の非行事実で津家裁に送致した。
 送致事実によると、2人は10月19日、男子生徒から津市白塚町の路上でケーキ12個(1万3400円相当)を脅し取った。(毎日新聞 12月14日)

毎日は本当に毎日、毎日こんな低脳な記事ばかり載せてからに…悪いがこんなのいちいち記事にするようなニュースですか?しかし、以前記した覚えがありますが、本当にいじめに関しても警察介入で解決を図ろうとしているみたいです。

米の死刑囚ら188人、DNA鑑定で続々、無実を証明 (朝日新聞 2006年12月13日)
>89年以降、有罪判決が鑑定によって覆ったのは188人にのぼり、死刑囚も14人含まれる。

>IPによると、有罪がDNA鑑定によって覆された事件のうち、真犯人とみられる人物が見つかったのは約70件。自由を勝ち取った人たちは平均して約12年を刑務所で過ごしていた。ニューヨーク州だけで21人いて、今年も4人が無実を証明された。

>病弱だったワーニーさんは12時間に及ぶ取り調べで自白を強要されたと裁判で主張したが、受け入れられなかった。再鑑定の結果、現場に残された指紋や血液がワーニーさんのものと一致せず、今年5月に釈放された。真犯人とされる人物も見つかった。「もし取り調べの様子をビデオに収めていれば、違法な捜査が行われたことがわかったはずだ」と訴えた。 IPによると、あいまいな目撃証言、真実でない自白が冤罪の主な原因だという。

このあたりの原因については、「証言の心理学―記憶を信じる、記憶を疑う」高木 光太郎 (著) がお勧め。それにしても日本こそ、取調べ風景をビデオへの収録を義務化しないと不味いと思うのですが。

「性産業従事者」の表現は犯罪増長、国務省担当者が使用禁止を呼びかけ - 米国
>「過去には奴隷という言葉をさけるために、『house boy(雑用係)』『field hand(作男)』『servant(使用人)』といった言葉が用いられた。今日では『forced labor(強制労働)』『sex worker(性産業従事者)』『child soldier(少年兵)』『child sex worker(未成年の性産業従事者)』といった言葉が使用されている」

>このような言葉は、十分に精査されなければならないとミラー氏は語る。プランテーションや工場での労働を強要された人々は「強制労働者」であり、「奴隷制の被害者」だ。

今月の論座に主張されていたように真の問題は「格差」ではなく「貧困」であり、久保大氏の「防犯」から「治安」へのすり替えによる警察焼け太りなど言葉遣いには繊細な上に繊細であるべきでしょう。

山口組の抗争、今年まだ「ゼロ」 1983年以来か (中国新聞 '06/12/16)
>山口組以外でも異変が起きている。○六年五月以降、福岡と佐賀両県で指定暴力団道仁会の分裂に伴う発砲事件などがあったが「報復があったかどうか」が確認できず、警察庁は抗争と認定していない。暴力団全体でも○六年は統計上、抗争ゼロが続いている。

で、原因はということになると…

>○四年、抗争実行犯の組員が所属する五代目山口組の組長に「使用者」としての連帯責任を認め、賠償を命じた最高裁の民事判決が確定。「組員の行動に組長が責任を負うということ。抗争が起きにくい環境が整ってきた」と兵庫県警幹部は解説する。

鉄砲玉をつかっても親分がぱくられるんじゃ仕方ないよね。

>暴力団関係者が語る。「全国の極道の二人に一人が山口組。けんか相手がいなくなった。鉄砲玉が武勲で出世する時代やない。金もうけのうまい者が出世する」

こちらの方がより信頼できそうな原因です。金持ち喧嘩せずというわけですか…。


以下 アニメ感想

「おねがいマイメロディ~くるくるシャッフル!」第38話

マイメロと王様が大臣に対してどうしてそんなにてかてかしているの?とそれこそ赤ずきんの童話をなぞるようなカタチでの質問を繰り返していたのは面白かったかな。それは「てんぷらを食べ過ぎたから」という理由で逃げるダークパワーの情けなさに涙…狼化した男どもの方がよほどw


「金色のコルダ」第12話

作画が…(次回予告見るとより酷そうで心配)日野ちゃんがいつまでうじうじと魔法でずるをしているという罪悪感に悩むのをひっぱるのかと思いきや…来週は中間テストと良いタイミング♪


Comments
TAKESANさん、こんばんわ♪

以前催促させていただいた件、忘れていませんからね!(無言のプレッシャー)

しかし、六星だかスピリチュアルだか知りませんが、あんなのでもって人心を惑わす人々をさも徳の高い人のようにもちあげているんですから、バーチャルと現実の区別がついていないのはいったいどちらなのかと本当一度マスゴミ関係者を問い詰めてみたい。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/12/20 13:54
nobさん、こんにちわ♪

いつも情報ありがとうございます!「えせ科学批判」とりわけ水の伝言関係は↑でコメントをいただいているTAKESANさんが昔から継続してとりあげておられるのでそちらをご覧になられることをお勧めいたします。

しかし、ゲーム脳批判がきちんとテレビでなされるというそのことに感動に近いものを覚えてしまうのはなんとマスゴミに対して要求水準が下がっているんだろうとか思います…。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/12/20 13:38
今晩は。

私も、『視点・論点』観ました。
きくちさんが、ゲーム脳を批判されていたのは、かなりありがたかったです。マスメディアでは、ゲーム脳批判は殆ど無いですからね。
commented by TAKESAN
posted at 2006/12/19 20:47
遊鬱さん、こんにちは。

昨日、NHK教育の視点・論点は「まん延するニセ科学」と題して、大阪大学菊池誠教授がゲーム脳や水からの伝言について科学的根拠がないと批判していました。

菊池教授のブログ
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/

同じく HP
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/index-j.html
commented by nob
posted at 2006/12/19 14:29