もう件の大阪府寝屋川市の小学校で、17歳の卒業生が教職員3人を殺傷した事件
については以前のこの記事
もあるし看過しようかとも思ったんですが、一応記録として残しておくことにします。
6月20日追記
ゲーム悪影響論という妄想に基づく、精神の自由規制に踏み出すという英断を行った松沢知事のところにTB!因果関係と誤相関や、心理・社会学の知見のみならず単純に犯罪白書一つ読めないなんて可哀相なことです。せめて個人の脳内で繰り広げられる花畑的説明ではなくて、きちんと科学的・合理的説明をするのは当然の説明責任だと思いますが?
今までにまともな説明をしているなら知りませんが、寡聞にして私は知りません。忙しくてこのブログでも説明できないという逃げをうたれるならば何のためのコメント欄、ブログなんでしょうか?単なる自己満足ですか?
えーっと上記毎日新聞社社説によると
>最近の青少年の犯行にはテレビゲーム世代の特性がみられる。バーチャル(仮想)な空間では殺人がゲーム感覚で行われ、それに没頭するあまりに現実の生活感覚と区別がつかなくなっているのではないか、とゲーム文化を憂慮する声が広がっている。
>少年も小学校の卒業文集に「ゲームクリエーター」への夢を書いていた。この事件の背景にゲーム文化の影響があるのか、注意深く分析しなければならない。
>「ゆとり教育」のあり方を見直すために15日開かれた中央教育審議会の初総会では、委員から「少年が閉じこもってゲームをしていて、生活のリズムが崩れた。体を動かす場所があって、よいコミュニケーションをとれていたら」との発言があった。
>周りの人間とのふれあいを避け、テレビゲームの世界に没入し、孤立していく少年たちに、どのように働きかけていけばいいのだろうか。少年たちの社会性を育てるために学校や地域によるサポート体制が求められている。
10年以上前からその言説たるや一歩たりとも進化していねー。そのような粗雑な言説を量産するに至った大人をつくったのはいま流行のゆ・と・り・教・育とやらですか?
さらに何を血迷ったのやら既に葬られたと思っていた【ゲーム脳】
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!こんなのが蘇るんですか?コレ信じている人たちもゆとり狂教育受けたんですか?
せめて下記の参考リンク先くらい一読してもらいたいものですが、学力崩壊しているならそれも儚い望みですね…。
http://www.tv-game.com/column/clbr05/
http://www.critiqueofgames.net/book_review/07.html