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或いは共生新党残党が棲まう地

小泉首相:わが身はガリレオ 郵政民営化の正当性を強調

記者会見の生中継見ていたけれど、高揚からかどうかは分からないけれど弁舌に迫力あったな…私はとりあえず二大政党制の下で一度は政権交代が必要だと考えるので民主党に投票しますが…。それにしてもガリレオを例えに使うということは郵政民営化が正しいと考えても、大いなる力に負けて引っ込めるということになると思ったのは私だけ?

竹中ブレーン民主党から出馬「自民には限界」

社民党の国対を引っ張ったり、民主党今回はやる気ありですね。これで改革を唯一できる政党との竹中氏の説得力を大きく削ぐことができます。あとは前々から思っているのが櫻井よし子さんと久米宏さんを担げれば左右どちらにも睨みがきいて最高だと思うのですが、両者ともに小泉政権を忌み嫌っていますし。

「小泉流」貫いた首相・臨時閣議、異例の2時間超
>最後まで署名を拒んだ島村氏は、最終的に閣議を中断して天皇陛下の認証を得て罷免。

辞職ではなく罷免だと後の受勲に影響するんでしょ?酷ですね~。ただ今回の確信犯的に解散し、国民の信を問おうとされる姿は非常に眩しく写りました。権力の腐敗を防ぐための政権交代を是非とも望みますが(昨今の表現の自由への一連の侵害含め)、小泉自民党の勝利をも内閣と国民の新しい関係の構築という点で望む自分もいます。これまでの実績に関しては不満だらけですが、こと今回の解散に限れば正義は彼にありという気がしています。

「政局の見通しつかず」 海外メディアも速報

ブッシュ大統領は選挙中に小泉首相が応援エールを送ったのに応えて何らかのエールを出すのか、また台湾の総統選挙の時のように、中国政府に置かれては空気の読めない口先介入するのかな?

以前、速報的に紹介させていただいた中国でエボラ?といわれる件のニュースのまとめサイトが↓
中国四川省奇病総合サイト

で関連するニュースを見ていて引っかかったのが↓
中国の7色に輝く河川と食品

笑えません!せいぜい乾いた笑いであって中国産と名のつく食べ物だけは二度と口にしたくなくなること必至です。

同性愛ではない男性同士が結婚へ・理由は税金対策 カナダ
>ふたりは、結婚によって受ける税金上のメリットを利用するだけで、ゲイ・レズビアンの人たちに対する侮辱的な意味はないと話している。

国家として結婚制度を維持するための動因を逆手に取った動きはこれから出てくる可能性はあります…と記したいところですが、現在の日本は同性婚は認めないし、専業主婦への免税措置を見直しに向かっていますから関係ないですね。


以下 アニメ感想

「アクエリオン」第19話
絵コンテ・異世界設定・キャラクターデザイン・作監・美術ボード・原画;うつのみや理

テレビ受像機の故障ではありません。(笑
↑を事前に読んでいて、作画スレでうつのみや氏が担当すると大分前から話題になっていたので心構えができていたつもりの自分でも衝撃的でした。コメント欄やら本スレの荒れ具合を見ればよく分かりますが…。

前回だけかと思ったらオープニング変更は確定のようでちょっとショック(1万年前から~♪凄い好きなので)でしたが、アヴァンの本来ならば水着シーンという見せ場のはずが全く…な展開に呆然としていました。ただすぐにその動きの滑らかさや、背景の異様なカキコミ、独特のデザインにのめり込まされましたが。今まで築き上げてきたキャラデザイメージが強固な人、萌えを期待している人にはキツイのでしょう。でも久しぶりに純粋にセンスの塊の絵としてのアニメの面白さを思い出させてくれました(中村監督のファンタジックチルドレンは緻密だとは思いましたが、動きが微妙に合わなかった)。

36 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/08/09(火) 08:41:29 ID:34sG+GbN

うつのみや作画の傾向と対策

●無意識的な手の揺れや顔の揺れなどを執拗に描く
●そのため顔の輪郭線がぼやけるときがある
●よって静止画にするとしょぼい(ように見える)
●が、完成された「動き」は、立体物が動いているように脳が画像処理するため、かなり現実に近い
●CGでは予測不能なレベルでのノイズが入ってる
●キャプチャできる人はしてみよう。間に「すごく変な絵」が挟まってる
●そうした「すごく変な絵」がノイズであり、「動き」をリアルにする
●よって、「芝居」に対して意識的である。

これが気に入った人は、うつのみやの担当するアニメを借りにいこう!!

「御先祖様万々歳」(押井守の代表作。物語も面白い。うつのみや作画爆発 大きなツタヤにはあるな。dvdもあるので、金のあるやつは買え)
「妄想代理人」(8話「明るい家族計画」) (最近のテレビアニメ。この回は面白い。これもうつのみやの担当。レンタルはかなり簡単なので、明日借りに行け) 他にも、鋼の錬金術師のオープニングのとことか、エウレカの前オープニングの手を繋ぐカットをやってる。

参項 アニメスタイル インタビュー
http://www.style.fm/as/01_talk/utsunomiya01.shtml


「GUN×SWORD」第6話

これは本当にツマラナイですね、中盤から盛り上げてくる実績(スクライド、リヴァイアスなど)のある谷口監督の作品でなければ間違いなく切っています。ギャグ回とはいえ、間近に爆弾落とされたり、轢き殺されそうになったウェンディがのほほんと助けろと言ったり、ヴァンは基本的に自分に関係ない限り放置するように描かれていたのにわざわざ彼らを助けに戻ったりする行動が理解できません…というかそもそもそれほどキャラクターが確立していないのでキャラに拠りかかった笑いは厳しいし、60年代テイストなギャグも微塵も笑えませんでした。スピードグラファーと合併するのがいいと思います。


「 おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ」第4話
脚本;大和屋暁
演習;山内重保

あまりにも山内氏らしい一本です。おんぷちゃんの一人の苦悩、そして心象風景に重ねるような街の描写、そして結論に至るまで一人だけまるっきり大人です。それはステーキだとかほざいているどれみやら同年代の幼さを浮き立たせる演出のみならず、母であると同時にマネージャーでもある大人のつまらない演出でもって引き立たせています。言葉少なに(変身シーンは別)その一人悩む姿を淡々と描写するあたりが素晴らしいです。

…ただこれって本来の主要なお客様たる小さい子どもには退屈だろうな。