年末商戦だけあって漫画、小説、ゲームと充実していて素敵(結局、積みっ放しのまま廉価版発売をみるソフトもありそう)♥
今回のお勧めは「カレとカノジョと召喚魔法 (5)」上月 司 (著)
。実は1巻のあと2~4巻の内容に完全に食傷していたのですが(私が見たかったのは主人公の壊れ方と悪魔の契約が成就する点が交わるところだったのに、新キャラ投入、周囲キャラのエピソードをだらだらと投入、同じ展開の焼き直しで本編となる話が遅々として進まないといったライトノベルが陥りやすい暗路)、4巻のラストの会話に始まり5巻でいきなり螺子が巻かれきる展開に一気に飲まれました。
心が壊れた主人公に代わり、回想としての日記が雄弁に心情を代弁し、無駄に明るくラブコメしているヒロインの状況との落差がより切々としたものをこみ上げさせる。まさに題名どおり彼と彼女「の」召還魔法ではなく、彼と彼女「と」召還魔法であるということを表現しきっている。最後、まさに4巻ラストの決着ともいうべき点でひいて以下最終巻とはまさに読者生殺し状態。
先日、『創価』謎は解けた!南無妙法蓮華『偽装』
なるものをメモっておいただけに今週末誰か一人くらいメディアで触れる人間がいるかと、まあ微かながらも期待していましたら、全員創価に折伏されていました、ありがとうございました。この点はまさに勝谷氏さるさる日記
の内容に完全に同意です。そして上記日記の中でレイアウトだけ皮肉めいて引用されている朝日の社説耐震偽装 素早い支援はいいけれど
は、
>とはいえ、あまりに行政が先回りして支援をすることで建築主らの責任があいまいにされる恐れもある。解体は急がねばならないが、自治体などによる建て替えについては、もう少し事態を見極めながら考えることが必要ではないか。
>これまで政府は地震や豪雨などの災害時には「個人の資産形成に税金を出すべきではない」という考えを原則として、公的支援の拡大に一線を引いてきた。阪神大震災では、自治体が従来の解釈を少し広げて、壊れた建物を「災害廃棄物」とみなし、解体を公的に支援した。昨年改正された被災者生活再建支援法では、解体費の補助が正式に認められた。しかし、建て替えなどの建設費は対象になっていない。
>公的な支援は事態に応じて柔軟であっていいが、他の被災者との公平を保つことも必要だろう。政府は今回の対策のために80億円の補正予算が必要だとみている。各地のマンションなどの危険度の再調査によっては、どこまで費用がふくらむかわからない。この点も考えておく必要がある。
まあ、会社として公に追及できないけれど、記者の良心の一部は伝わってくる内容と言おうとすれば言えるのではないでしょうか?ただ阪神大震災の例を引くならば、当時震災に対する対応の大合唱の前に呆気なく崩壊した家屋やら高速道路の建設主に対する責任追及がうやむやにされてしまったことは書いておくべきと思います。今回漏れた関係者の対応会議のメモでヒューザーの小嶋氏が震災が着てしまえば(どさくさにまぎれて崩壊してしまえば)解決すると言い放ったとされる趣旨はそこにあるということを。
中国政府、抗議住民3人を射殺と発表
>中国・東洲村――中国広東省汕尾市の東洲村で土地収容の補償額に抗議する住民に警官が発砲した事件で、中国政府は10日、警官隊が住民に発砲したことを認め、3人が死亡したと発表した。6日に起きたこの事件について、中国政府がコメントするのは初めて。その上で中国政府は、発砲は住民たちが警察に爆発物を投げつけたからだと説明した。AP通信によると、住民たちは10~20人が死亡したと話しているという。
大紀元日本さま「汕尾市虐殺事件(映像):遺族ら、遺体引き取りを懇願」
>中国公安当局は12月6日に、広東省汕尾市紅海湾地区に、3000人以上の武装警察を現地に派遣し、政府による土地強制収用と補償金未払いに抗議する農民らを武力で制圧、戦車で70人以上の農民を射殺し、89年天安門事件以来中共当局が民衆に武装鎮圧のもっとも深刻な事件となっている。事件後、情報閉鎖のため、当局は数千の警察を村に駐屯させて村を閉鎖した。
どこからどう見ても天安門事件です!これもまた現在の中国詣での経済界の要請でもって黙殺するとしたら日本のマスコミは今後二度と民主主義について語る資格はなくなります。まあ、中国嫌いの産経新聞は報道すると思いますが。
中国の視点による「国家リスク分析報告」公表
>同報告で、中国にとってのリスクの有無について、分析された内容は次のとおり。
○スイスは国家リスクがもっとも低く、同公司の9段階評価で最高の「1級」。
○中国の最も主要な貿易パートナーである、米国、日本、シンガポール、ドイツ、オランダは、リスクがかなり低いことを表す「2級」。
○韓国は中の下を表す「4級」。
○ロシアは、リスクがかなり高いことを示す「7級」。
○コンゴ民主共和国やジンバブエなどは、国家リスクが最も高く、「9級」。
そんな自らがリスク国家オブジイアーの中国さまによる他国のリスク評価。恐ろしく冷静に眺めていて参考になります。属国としてうまく活用している韓国の評価の低さはそれだけ中国が北朝鮮崩壊に伴う難民流出共倒れのリスクをきちんと見積もっていること、戦略的パートナーシップを謳っているロシアをも政権交代に伴う混乱リスクを計算していることを窺わせます。リップサービスとは裏腹に垣間見ることのできた本音はさすがは恐るべし中国、外交については3000年の長がございます。
インドが中国を追い抜く日
>インドは世界最大の貧困国である。人口の3分の1は1日1ドル以下での生活を強いられている。インド最大の経済都市ムンバイも、中心部のすぐ近くにはスラムが広がっている。
>とくに中国との格差は大きい。過去四半世紀の平均経済成長率は中国の9.5%に対しインドは5.7%、1人当たりGDP(530ドル)は中国(1100ドル)の半分である。中国では、制度改革やインフラ整備が迅速に進むが、インドでは何事にも時間がかかる。
>しかしそれは、インドが民主国家であることの裏返しである。インドは多様な言語・民族の集合体であり、合意形成のための民主的な制度や手続き、弱者保護の仕組みがある。時にそれは、中国に比べた緩慢さを際立たせることになるが、実際には着実な発展を持続させる重要な要素となっているのである。1991年以降の急速な経済発展は、そのような雌伏の営為が開花したものというべきだろう。
この点は、切込隊長近著「俺様国家中国の大経済」に詳しいですが、そもそもその公式発表が大本営発表(捏造数字)かどうかの検討を抜かしてはあまりにもインドにとって不利です。
>中国もインドも、高い潜在力を持っている。ただ中国はいずれ、経済発展がもたらす自由への希求と共産党による政治独裁という矛盾が衝突し、経済や社会が混乱する可能性もある。一方、インドにはそれがない。インドは、緩慢だが着実な経済発展を続けていくだろう。そして、インドが中国を抜く日が、いつか来るかもしれない。
で肝心の中国リスクについての冷静な記事ということでこれもここにメモっておきます。何この妥当な結論?本当に朝日(ちょうにち)新聞と揶揄されてきた朝日の記事?おかしいエイプリールフール(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル?
資本主義の中のポスト全共闘世代
>古き良き元祖体育会系のポスト全共闘世代が資本主義の先頭に立っている。「昔はマルクス経済学を学びたくて大学に逝ったものだ」とか適当なことを言いやがる。しかも「君も高校のとき読んだろ」とか自己体験を押し付ける始末だ。高校でマル経読み耽った奴が慶應義塾なんか志望するかよ。
で切込隊長繋がりでこの痴愚神礼賛も置いておきます。まあ、ネットは広大だわということが感じられたところでメモ終了。しかし、最近日々のフローを繋げるばかりでそれで理由もなく自身の思想については確信度ばかり深めて、思想そのものを掘削する作業は放棄していますね。まあ、その辺は年末、年始一年間積み上げてきた日記を眺めることで補充したいな。
以下 アニメ感想とりあえず今年も雪が降ったのでわっほー!
(関連は暖かくて柔らかな雪が降りてくる「ちっちゃな雪使いシュガー」
)
「ノエイン」第10話
絵コンテ;若林厚史
龍のトルクってまさに龍のトルクだった(絶句)と、笑えるところのはずなのに造形センス、作画の力でもって正面突破されました。未来については時空が枝分かれを繰り返しているため、転移は非常に不安定なものになるとしても過去へは一本道だから比較的容易に遡れるというのはとても整合的な設定になっていると思います。
@岡村明美、@田中敦子による中学生時代の回想シーンの流れるような展開には完全に脱帽。ユウは他の人から生き方を押し付けられることに拒絶感をもっている以上(これで母のくびきから逃れたとしても)、カラスが15年後に違う未来を切り開くべく過去の自分に望むことをどのようにして伝えていくか楽しみです。
419 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/09(金) 01:46:09 ID:BvA+KaGh
うはぁぁぁ(;´Д`)
すっげー丁寧。龍のトルクの使い方を身に付けるという、ある意味重要な回をこういう形で持ってくるとは。。
なんだろう、このアニメが良くできているのか、それとも量産される他のアニメの質が下がっているのか。。(´・ω・`)
421 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/09(金) 01:47:19 ID:BhaTLPGE
まさかユウママンがメインだったとは。全く予想してなかった。てか、田中敦子の中学生役って超貴重ではないか。
竜がぐるぐるまきまきのシーンは何かかっこよかった。
422 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/09(金) 01:49:52 ID:Nmi4kYSu
「ワイン買ってくるね」
「いってらっしゃい」
ユウママン、まだまだ飲む気満々ですね。(w
なるほど、少佐を使う以上チョイ役じゃなかったね。
サイドストーリー的だったけど、面白かった。
しかし、厨房美有樹ちゃんのバッグのイラスト、ちょっとギリギリじゃないですか?ディズニーに訴えられなきゃいいが。(w
423 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/09(金) 01:50:03 ID:9P0crGBi
>>419
ハルカが、力の自覚をしたり、1話目からのユウ母の伏線もしっかり回収したし、ほんと丁寧だよな。
確かに、ほんと最近伏線投げっぱなしで、脳内補完しなきゃいけない作品が多いこと多いこと・・・
他のアニメを貶めなくてもこのアニメが傑作であることは観ている人には十分に伝わっていると思います。あと望むことは「巌窟王」のように終わってみたら作画アニメだったねと結論付けられないような脚本・構成(←比較している)。
396 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/08(木) 16:09:24 ID:Ajc0mpxR
「のえいんよう」
「のえいんよう」
陰鬱な朝の挨拶が、淀み切った曇天にこだまする。
ウロボロスのお庭に集う鳥たちが、今日も仏像戦艦のようにサイケな笑顔で、時空転移ハッチをくぐり抜けていく。
明日をも知れない心身を包むのは、深い色のマント。
腕や足をもっていかれないように、青い伝達ケーブルは翻らせないように、慎重に転移するのがここでのたしなみ。
もちろん、墓石と融合して命を落とすなどといった、はしたない鳥など存在しようはずがない。
私立ラクリマ女学園。
大災害後創立のこの学園は、もとはシャングリラの侵攻を防ぐためにつくられたという、伝統あるビジュアル系竜騎兵学校である。
北海道下。開拓地の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、仏像戦艦に見守られ、アリエネー小僧から隻眼の戦士までの一貫教育が受けられる鳥の園。
時空は移り変わり、ラクリマから15年も遡った平成の今日でさえ、五年経過すれば阻止失敗した絶対臨界がシャングリラ入りでデコヒーレンスされる、という仕組みが未だ残っている貴重な学園である。
「のえいんよう、ハルカ」
「の、のえいんよう、アトリお姉さま」
いつも通りの挨拶。
「あら、ハルカ。トルクがねじれていてよ」
「元から」
397 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/08(木) 16:22:34 ID:PpE6AzvB
最後の一行吹いたw
同じくw
「ふたご姫」第37話
今度は国巡りで宝探し、しかし本当にアルテッサの方が主役らしい。今回のお兄様との思い出を巡るやりとりでも頑張る姿には素直に応援したい気持ちにさせられます。
「地獄少女」第10話
絵コンテ;大畑清隆
友人関係の嫌らしさをねちっこくねちっこく描いた怪作。出てくる友人関係は誤った使用法で釘を打ち付けられて放置されている輪入道をそのまま放置することを選択する地獄組の面々と重ねるとより笑えます。
「BLOOD+」第10話
なんだか色々と勝手読みしていたみたい。どう見ても小夜が潜入した学園は旧植民地繋がりの利権、あるいはベトナムで仕事している外資のお嬢様方を預かっている現地民とはかけ離れたエリート校だと思っていました(見栄えややり取りで)。しかし、現地の記念館を訪ねての説明を聞くとどう考えても現地(ベトナム側)の視点に立っている。う~ん、とてもつまらないことだとは思うのですが、言語のことといい見ていて納得できない点が積み上がって行くと(思想や歴史事項はともかく)全体としてもリアリティが崩落してしまうと思います。
従僕もいい加減血を強引に飲ませないと小夜が戦闘モードにならないことを学習して欲しいな(2話でのやりくちは一体何だったの?)。
「武龍」第11話
修行でパワーアップするのではなくて、本来楽勝のはずが苦戦する羽目に陥るって画期的な武闘ものですね。爺の気孔といいもはやなにがなんだか、やっぱり主役はブサイクな女子プロです。
714 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/11(日) 01:22:34 ID:U+ku8yPj
おねがいです。
もっと蘭チャンをかわいく描いてください。 ><
715 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/11(日) 01:23:39 ID:eosKpVIO
なんか次回の蘭の顔ワラタ
716 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/11(日) 01:23:57 ID:Haf7ZwJE
もう少し蘭ちゃんを原作どうりに書いてくれたらもっとファンが増えたのに…(-"-;)
717 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/11(日) 01:24:46 ID:4HXJ/ptp
>>715
なんともいえない微妙な顔だったなw
729 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/11(日) 01:47:09 ID:i80d1Ic4
作画崩壊ってレベルじゃねえな。
730 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/11(日) 01:48:58 ID:AhmpHSED
作画融合?
とりあえず近いところでは「いちご100%」並の作画水準ですね(=一話から安定して作画崩壊しています)。
「なのは2」第11話
いやー凄い展開(1クール作品とは到底思えない)。ここにきてフェイトの夢物語が展開されるとは、最終話間際で理想の夢物語を展開させる意味って、悲劇をよりいっそう引き立てる意味でしかないと思っていました(過去形なのは舞HiMEがあったから)が、純粋に敵の能力と本人の覚悟を示すだけということでも普通にありうる展開なんdねすね。