なりにか?中途半端な人間の決まり文句だな。~有神論~ | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

タイミングがタイミングなだけにテロップを見た瞬間、思わず瑞穂は天壌無窮に言祝がれた神の国♪とさすがに呟きました。

秋篠宮妃紀子さまが第3子懐妊=報道
>NHKなどの報道によると、秋篠宮妃紀子さまが7日までに第3子を懐妊された、と報じた。男子誕生なら、皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに継ぐ第三位。

重要なのはこの第三位というここです。今なお皇室典範改正を後押しする群集の心情は単に愛子様カワイイから皇位について構わないという程度のものでしょ?でも現在別に次の次の皇位系統者は不在ではなくて、秋篠宮様がおられる。いきなり横槍で皇位継承件を剥奪なんて時が時ならばまさに争いの火種になりかねない事態でしょ?そこまで踏まえたうえで内閣に秘密(第一報を受けた瞬間の呆然とした小泉の表情に一目瞭然)にして39歳という高齢出産を決意されたという一点においても皇室の否大御心が奈辺にあるか推し量れるというもの。現在の天皇家とは偏に皇室の人並みの生活を破棄するという善意によって成り立っているということを忘れていません?

女性・女系天皇、「賛成」63%へ低下・日経世論調査
>皇室典範の改正問題では、小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)が「女性・女系天皇」を容認する方針を打ち出したことへの「賛成」は63%で、昨年11月の前回調査に比べ14ポイント低下した。「反対」が21%と、前回調査(6ポイント)から大幅に上昇した。

有象無象が更にどうなるか今後も見守りたいです…ただ私は反対派の染色体がどうこうといったトンデモや、万世一系だからといった(継体天皇は?そもそも神武天皇まで実在させるの?)理屈には与さないです。ただできうるかぎり不合理なものを存続させてきた日本の体現存在そのものといっていい存在をあるがままに、究極の権力分立である権力と権威の分割という構造を維持してはと願うものです。

「野口さんは自殺」最期見届けた証人断言
>発見した当時の野口さんは「肩で大きく息をしていた。淡々とした表情だったけど、意識はあったと思う」という。そして「『頑張ってください。絶対助かりますから』と声をかけたが、野口さんは目を合わせてくれなかった」という。これが、自殺であるとマネジャーが確信する理由だ。

( ゚д゚)ポカーン はいはい自殺、自殺。もうそうでないと困る人がいっぱいということなんでしょ?怖い怖い(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル もともとこのホテルが加害者側によって手回しされていたに三千点!

30年来の盟友「食肉の争い」 ハンナンがフジチク提訴
>「大阪のハンナン」「名古屋のフジチク」と、食肉卸大手として国内で並び称され、蜜月を誇った両グループの間で、1億円の貸付金をめぐる訴訟が起きていることが分かった。両グループのオーナーは牛海綿状脳症(BSE)対策事業をめぐって04年にいずれも逮捕されており、それが亀裂となったのか。

アンタッチャブルだったはずの食肉利権の瓦解を象徴する一件ですね。法という第三者の介入なくして当事者間で解決できないというのはそういうことでしょう。

ハマス幹部「日本、援助継続を保証」 日本側は否定
>パレスチナ自治評議会(国会に相当)選挙でイスラム過激派ハマスが圧勝し、欧米各国がパレスチナへの援助凍結を検討するなかで、ハマスが「日本は援助の継続を保証した」としきりに繰り返している。日本側は「保証したことはない」と否定するが、発言は独り歩き。パレスチナの民衆の間で「日本株」が上がる一方となっている。

>ハマスのスポークスマンのアブズフリ氏は2日、ガザで朝日新聞記者と会見し、「日本政府から第三者を通じて、援助を続けるとの保証を受けた」と言明した。3日にはガザで開かれた選挙勝利祝賀会で、比例名簿1位のハニヤ氏が「アジアや欧州の国の中で援助継続を伝えてきているところがある」と述べ、具体例として日本の名だけを挙げた。会場の空き地に集まった約4万人の支持者からは盛大な拍手がわき起こった。

これぞ外交!日本はその尻馬に乗っておくが吉(テロリスクを大いに軽減できるし!)でしょ?パレスチナ援助は人道支援の枠組みと粛々と援助しておけば問題ないし、うまくやれば中東和平のお鉢が日本に回ってくる可能性もあるんでは?

保坂先生『大阪で始まった「青少年戒厳令」の夜』
>子どもに起きたことは、10年以内に大人にも適用される。世の中、合理的に必要なものばかりで成り立っているわけではない。猥雑で、いい加減で、エネルギィシュで、混濁した都市の広場や路地裏に人々は集い、あれこれ目的なく語り、そして文化を生んだ。路上で歌が生まれ、ダンスが始まり、そして恋も芽生える。こうした都市空間を犯罪醸成装置と見ればその通りの要素もあるだろう。

>だけど真空地帯じゃ子どもは育たないし、大人も窒息する。日本でもっとも精神的に自由だったはずの大阪で起きていることに危機感を覚えるのは、全国一律にこうした条例が「日本一」を競う愚劣な競争が始まりかねないからだ。青少年健全育成条例の先鞭をつけた東京都では、昨年春『たとえ保護者同伴であっても午後11時以後は18歳未満の青少年はカラオケ店などに立ち入り禁止』という都条例が出来ている。私は強い違和感を持ったが、都議会で問題となった形跡もない。

夜遊び大好きの政治家が、口をひらけば「青少年健全育成」を叫ぶことにも違和感を感じる。連日の報道をにぎわしている耐震偽装、東横イン、防衛施設庁、その他、大人が作り出すニュースで青少年に失望を与えないものは少ない。日本の近代史の中で、もっとも少年犯罪も非行も少なかったは、小国民として戦争に動員されていった「戦時中」であるということを私たちは忘れずにいたい。

もうこれ以上何の言葉を付け加えることがあるでしょうか?保坂先生あなただけは今までも(偶然選挙区が実家に被っていたことが関心を寄せた始まりでしたが)そしてこれからも信じてついています!


以下 アニメ感想

「マイメロ」第45話

また神回キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

柊、歌、小暮の三角関係を丁寧に描きつつ、小暮と柊の接吻という笑いを用意する展開に吹いた!しかもみんなが危惧していた「もっと」のパワーアップはさらに「もっと」を重ねるだけではないかという展開もきちんと作中で自ら突っ込んでるし(前回、クロミが命懸けでパワーアップアイテムを強奪しにいったことと比較すると、少なくとも制作スタッフが今作品における正統ヒロインをクロミと考えているのがよく伝わってきます)!

フラットくんやバクくんのみならず、平気で王様を操り足蹴にされている姿を見てもなんら罪悪感を抱くことなく「お願い♪」で済ませようとするマイメロには(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


「雪の女王」第35話

あしたのジョーキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!(クロスカウンターかよ!)

しかしどこからどうみてもゲルダとラギが相思相愛にしか見えないんだけれど。ゲルダが涙ながらに止めるシーンなんてどうみても告白…。カイは要らない子(ゲルダがパズルなら別にカイじゃなくてもいいじゃない?ってもっともな疑問を挟んでいたけれど解答は最終話の来週?)!


「キャンバス2」第17話
シナリオ;吉田玲子

上手いな・・・先週ギャグ回にちらっと挟んでいたエリスの絵と、保留してきた留学話。それに柳の霧に対する再アタックを浩樹が教師への道(公務員試験に落ちたのをあっさりと片付けたのはどうかと思いましたが、これをねちねちとやると主人公の陰気さが極まってしまうしバランス崩れる?)を確定した時点で同時に進め始めた。

霧の躊躇、エリスの躊躇とともに抱えるものが浩樹に向き合うことをともに困難にしている状況で完全にイーブン。エリスを後押しするのが留学の期限とすると、霧の後押しするのが柳のアタック。霧エンドしかありえないとしてきたけれど冷静に見返すと現時点で前向きなのはエリスとして描かれているし…う~ん面白い!


「よみがえる空」第5話

地味なレスキュー活動、地味な販促活動と先に両者の交流を葛藤を含めて描いているだけにその何気ない日常シーンもきちんと光っています。

【閑話休題、書店しょっちゅう行くんで分かるんですが、出版社の人間が書店員と交わしている会話は出版社の人間によって話の密度が全く違います(聞き耳たてています)。単に今売れている本は?置いて欲しい本は?といったどうでもいい会話から、他の出版社含めた傾向と対策、本の中身についての熱い会話まで千差万別です。】

だからこそ、ご都合的に起こった山岳での救助イベントは上司がシャキッと自覚を持たせるために仕組んでいたというオチがあるかと見ていただけにちょっと拍子抜けしましたが。


Comments
私のシンパシーも歴史オタな部分だけでなく、確かに昭和天皇、今上天皇の個人的な人格に多分に依っています。そして別になくなったからといって特別不都合も生じないだろうという見通しもきっと正しいと思います。おそらくそれ以上の部分はリスクヘッジ(こんな機能的な見方で理屈付けるのは矛盾していると思いますが、あえていうと)なのかなと思います。長期的な大衆の動向には信頼置けても短期的な空気は怖い(大統領制導入した場合とかね)、あるいはいざというときに大所高所からの緊急避難の経路(信長の停戦勅許とか聖断)の確保みたいな。

あと欧州の開けた王室、あるいは中東の傍若無人の振る舞いが許される王家と違って、国民のあらまほしき皇室像を受け入れるしかない(財務基盤は敗戦時に没収されていますし)籠の中の鳥(トキ)に>「こんな生活やめたい。人並みの生活をしたい」なんて発言を期待するのは酷でしょう(しかも背負っているのは自称2,600年の歴史ですし)。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/02/08 23:14
>現在の天皇家とは偏に皇室の人並みの生活を破棄するという善意によって成り立っているということを忘れていません?

逆に言うなら、天皇家は国民の税金があって生活してるわけで、血税に見合うだけの仕事をする理由はあると考えられなくもないわけです。
たとえ仕事と収入で均衡が取れてなかったとしても。

僕自身は色々な意味で天皇家は尊敬していますが、正直必ず必要かと問われると、「あった方が都合はいいが、なくてもかまわない」と答えるでしょう。
立憲君主制でも共和制でも、基本的に国民としてやることは変わらないですから。
だから、皇族の方々が「こんな生活やめたい。人並みの生活をしたい」とおっしゃられるなら、いつでもどうぞという感じではありますね。
commented by 紺屋
posted at 2006/02/08 21:54