お勧めいただいたホラーハウス社会―法を犯した「少年」と「異常者」たち 芹沢 一也 (著)
を探しに書店をうろうろ(こちらは前著の「狂気と犯罪」を少年問題にまで守備範囲を広げた名著!)していたらついでに平積みになっていた地雷を踏んでしまいました!
「いまどき中学生白書」魚住 絹代 (著)
第1章 メディア依存―子どもの脳と心に起きている異変
第2章 ゲーム族―注意散漫で口下手、人付き合いが苦手
第3章 メール族―友達は必需品、きまぐれな「恋愛中毒」
第4章 ネット族―凝り性で、自分の世界に浸り、傷つくことを避ける
第5章 アリ地獄―ゲーム、ネット「メディア中毒」の恐怖
第6章 空虚な心―「傷つき」を乗り越えられない子どもたち
第7章 居場所づくり―「情報肥満」時代の子育て
もう各章のタイトルだけでお腹いっぱい!眩暈を禁じえないんですが、中を実際に読むとこれがもう想像を軽く上回る酷さ、冒頭で可能な限り科学的体裁をうんぬんと書いているんですが、一体どこがそうなのか小一時間問い詰めたい気分になること必至。どんなに好意的に読んだとしても各章にくっついているグラフみたいなものを除けば単なる魚住氏自身のメディア悪影響論に影響された妄想の垂れ流しでしかありません。妄想についていちいち反論するのもあほらしいのですがとりあえずデータに基づく分析と称したいなら最低限の統計に対する教養ぐらいは身に着けてもらいたいですが学力崩壊はこんなところにも現れているんですね(皮肉)。
妄想の唯一の補強材料といえるグラフにしてもN(=データ総数)すら記されていない代物(もちろん統計による検定など経ていません)。冒頭に4700数名へのアンケートに基づくと記していますが、保護者と生徒がごっちゃでその内訳すらしるされていない始末。そんなデータで凄まじいパーセンテージを示されたとしても単に母数が少ないだけじゃないの?としか思えません。思えませんとしか記せないのはそもそもどんなアンケートなのかすら記載されていない不誠実極まるものだからですが。そもそもサンプルとして選んでいるのが東京の中学校を除けば、大阪府寝屋川市、長崎県という少年(少女)事件の記憶がまだ新しい地…。まさに見たいものを見んがために意図的に偏らせたデータとしてこんなもの学術論文なら門前払い以外の何物でもありえないんですが?助言を頂いたというその道の方々の実名も今後の参考に窺いたいところです。
高校生意識調査:中韓の4分の1が「日本好き」
>調査は昨年10~12月、日米中韓の高校生計約7300人を対象に行った。「日本が好き」と答えたのは米国がトップで45.2%。次いで中国24.5%、韓国24.0%。一方、日本の生徒が「好き」と答えた国は米国が39.6%で最も高く、韓国16.7%、中国10.2%で、日米は双方で好感度が高かった。日本のマンガやアニメを見るのは、中国で73.3%、韓国で81・4%と高く、日本のテレビや本などに接する生徒に限ると、「日本が好き」との回答は、中国40.5%、韓国39.1%にアップ。訪日経験者の場合、中国48.6%、韓国40.3%と好感度はさらに伸びた。
↑の書物にも通じることですが最初の調査は各国2,000人前後の調査と予想されるので一般性を確保できそうですが、そのままそのうち~の問題で~の回答を寄せた人は~といわれてもその総数が分からないとなんの判断材料にもならないと思うんですが?大丈夫、毎日新聞?仮に日本の漫画やアニメを見ると回答した人が10人くらいだったらこんなの誤差の範囲内でしかないでしょ?
国同士の諍いを時間が癒すものとして、ソフトパワーにはおおいに期待していますけれどね。
「アザラシ猟やめて」 氷上でマッカートニーさん
>ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーさんと妻ヘザーさんが2日、カナダ東部のセントローレンス湾に浮かぶ流氷の上に立ち、カナダで毛皮目的に行われているアザラシ猟の禁止を訴えた。AP通信などが伝えた。アザラシの赤ちゃんをわきに報道陣の質問に答えたマッカートニーさんは「猟が長年行われていることが、猟を正当化することにはならない」と話した。
下らない、まだ人の盾たるべくイラクくんだりまででかけた人間の方がましです。それともアザラシは絶滅危惧種なんですか?ついでにバカみたいに食べている牛の保護も訴えたらいかがですか?
<ぴあ>セブン―イレブンと仲たがい チケット4月末で休止
>ぴあは「販売方法や払い戻し方法などが異なる」と他のチケット販売会社のサービスをやめるようセブンに求めてきたが、セブンは「消費者の利用に合わせて提携先を拡大する」との姿勢を崩さなかった。
もともとどういう経緯で提携が始まったかによるんじゃない?しかしぴあの方針がよく分からない、他社はぴあ以外のサービスを受け付けていないの?
日本債券(終了):上昇、超長期など押し目買い-解除は織り込み済み
軟調な株価といい、原油高の影響を除けば雀の涙ほどの物価上昇といいどの辺に織り込んだのか教えてください!
以下 アニメ感想
「怪」第8話(「天守物語」第4話 最終話)
笑い殺す気ですか?もう翼や手が生えての衝撃波でもう内容なんてどうでもよくなっちゃったよ。結局四谷怪談に引き続き最終話でちゃぶ台ひっくり返して何がしたかったんだ、この話?
「舞乙HiME」第21話
歌の担い手の代役候補として眠っているのは鴇羽舞衣、チエは舞衣を救うために協力?しかしニナが一人二役という超展開は完全に想定外でした。これでニナ(唐突にエルスのことを気にかけていたという描写を挟まれても説得力0!)とアリカは対決する道しか残されていない。あとは予想通りマシロが女王としての自覚に目覚めていく物語なのは良かったけれど、民の信頼を得たのは偏にミドリちゃんの力としか思えない。王としての成長を描くにはさすがに1話では不十分な気がする。せめて血筋がというなら別だけれど、その点はあっさりどうでもいいものして流しちゃうし。
まーそういったことも当然「よちよち」の赤ちゃんプレイで総て吹き飛びましたがってどうせ予告での釣りだと思っていたのにまんまかよウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!…素敵過ぎるよ。DVDの映像特典がこの省略されたプレイ部分だったら保存用、観賞用(さすがに布教する勇気はもてない)購入するかもw
493 名前:名無しさん@秘密の花園 投稿日:2006/02/27(月) 12:25:29 ID:TdNT3kOw
俺としてはエルス×ニナ×アリカの三人セットが一番好きなんだがなぁ もう3人仲良くって描写はDVDの特典以外じゃもう拝めんのだろうか・・・
494 名前:名無しさん@秘密の花園 投稿日:2006/02/27(月) 13:43:49 ID:7ZzFUOX4
>>493
ニナとアリカが相討ちで死ねば天国で一緒になれるよ!
496 名前:名無しさん@秘密の花園 投稿日:2006/02/28(火) 00:34:46 ID:ujRtBWoe
>>493
最終回でそうなるんじゃない?すごく強引な展開で
うわーありそうなだけに今から心の防衛ラインが必要そう。
「びんちょうタン」第5話
だからいちいち悲惨なんだよ、びんちょうタンが…。・゚・(ノД`)・゚・馬車に撥ねられたびしょびしょの姿でぽとぽと歩いていく姿を想像するだけでくるものがあるし、残飯をもったいなさそうに欲しがる姿とか、しかも服に対する思い入れでダメ押し、はいはい白旗白旗。・゚・(ノД`)・゚・(あのつぶらな瞳がなんとも言えない、せめて泣いてくれたら楽なのに)
811 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/02/27(月) 00:49:28 ID:+P1rHY5p
このアニメをアメリカに輸出してもアメリカ人はこのアニメのニュアンスを理解出来ないかもな。宮崎駿がなんかの雑誌で、「千と千尋の神隠しのカオナシをヨーロッパ圏の人は理解してくれたが、アメリカ人には全く分かってくれなかった。」とコメントしてたし。実際、日本人でも分からないって言うか、感じ取れない人多いと思う。特にアンチスレ見てみると、お前ら本当にこのアニメ見た?絵だけ見てるんじゃないのか?ってレスばっかだよ。
814 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/02/27(月) 01:36:13 ID:xc0sXHY/
>>811
彼らにはどこからどこまでがチョット前までの日本の田舎の日常なのか区別つかないだろうな。
どこかのサイトで第一話のワラビを「草」って言ってたしw
815 名前:メカモミマキ ◆Mf1nWfjAb6 投稿日:2006/02/27(月) 01:38:39 ID:yypYGssu
>>814それはひどい。(´・ω・`)
909 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/02/28(火) 07:09:26 ID:jpllQfMl
死期を悟ったおばあちゃんはびんちょうタンに手伝ってもらいバス停まで出かけました 「おばあちゃんどっかいくの?きのみもってないよ?」 びんちょうタンは聞きましたがおばあちゃんは笑うだけで答えられません、弱弱しい笑いでした あ、鳥バスさんがきました、どうやら出発の時間のようです 「びん・・・元気で、頑張って生きて・・・」バサッ おばあちゃんは取りバスに乗り飛び去っていきます 「びんがんばる!はやくかえってきてね!」 大好きなおばあちゃんの言葉です、びんはいうことを聞きます おばあちゃんは飛んでいきます、あ、大きな鳥が他にもいっぱい来ました
「ひはー!!おおきなとりさんいっぱい・・・あれぇいつもといくとこちがうの?」 鳥たちはおばあちゃんを連れ遠い山のほうへ消えていきました・・・この世界は鳥たちと密接な関わりがあるのです 旨くやっていける理由は木の実だけでは無いのです 「おいしいごはんつくってまってるからねーおばあちゃんはやくかえってきてねー」 びんちょうタンの声が山に響きます、きっとびんちょうたんは良い子で待っていることでしょう
いつまでも・・・いつまでも・・・
919 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/02/28(火) 12:36:28 ID:CoMsuX/h
>>909
-鳥葬( ゚д゚)鳥葬-
だからそういう悲しい想像させないでよ。・゚・(ノД`)・゚・
「REC」第5話
もう立て続けにきつい話ばっか(しかも次に最凶が控えているのが分かりきっていたし)だったので息抜きに最適。新人声優が新人声優の役をやっているせいかエロゲーの吹き替えに対する恥じらいがとってもナチュラルでよかった。しかし主人公は第一話で関係をあっさりもっておいてこの生殺し状態はたまらないだろうな(しかもエロゲーまで禁止されているし!)。
「ソルティレイ」第18話
死亡フラグがつぎつぎと立っていく様を呆然と眺めていました(唯一笑えたのは追尾兵をばたばた殺しておいてローズ(死体は替え玉だったとか芸が細かすぎる)を人殺しって詰るゆかりんくらい)。助かるのはロイの娘の可能性があるアクセラだけですね、酷いorz
いくら表でロイ(彼が一番のやり手って事務所大丈夫?)とソルティがほのぼのツンデレ、デレ期突入を眺めさせられてもまったく萌えない。そしてそれが決して最悪なわけではなく、その対照性でもってより話に引き込んでいく要素になっているんでこれまた凄い。ローズは一応過去の記憶、及び自我を保持しているみたいなだけに、当初の期待通り階級社会批判が前面に打ち出されていくことが予想されとても楽しみな作品になりました。
最初揶揄していた超B級などではなく普通にA級作品です!
「ケロロ軍曹」第99話
脚本;横手美智子
演出;岡崎幸男←ちょうど今日のウテナ実況第14話の演出も手がけておられた
今日はAパート、Bパートとも最高!犬の夏実をフィルターを通すと人間でという設定が最高。さすがに子ども向け、ゴールデン時間帯の作品だけに露骨なシーンは華麗に回避していましたがもう充分想像で(´Д`*)ハァハァできるだけの材料は塗してあるし、Bパートの適当なナウシカぶりにはさすがに笑わしてもらいました。メガロドンに引き続き古代の深海生物を登場させる辺りがマニアックすぎる。
今週のモアちゃん;突貫工事・開演宣言
- びんちょうタン、確かに卑怯ですよねw
自分はびんと同じくらいの姪っ子がいるんで
リンクしてしまい辛くて見てられません。(苦笑) - commented by もっちー
- posted at 2006-03-04 21:03:27
- もっちーさんこんばんわ。
しかもセリフは少ないわ、キャラの動きは少ないわ(作画は高クオリティーのままで)で想像力を嫌が応にも掻き立てますしね。
>自分はびんと同じくらいの姪っ子がいるんで
可愛がってあげてください! - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-05 22:51:56
- わざわざ探しに行ってくれてありがとねー。よければ、また感想くださいねー。
- commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-07 15:28:08
- 安原さん、こんばんわ。
素敵な本の紹介ありがとうございました。前著に引き続き今作品でもあらためて触れられていますが精神病患者に対する施策が寝屋川事件を契機に急展開を示したのは、少年問題における酒鬼薔薇と同じという分析は、被害者の発見とともに社会の包容力が(単純に長期不況が契機だと思っていますが)失われているということなのでしょうね。
実家の近くに松沢病院があるだけにちょっぴり感慨深いものがあります。こちらこそこれからもよろしくお願いします(リンク勝手に入れさせていただきました)。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-07 21:29:35
- こんばんは。リンクもありがとうございました。友人情報によると「他人を見下す若者たち」売れてるみたいだね。。。。かなしゅうなるね。やる気なくなるです・・。
ほんとにおっしゃるとおり長期不況(による終身雇用の崩壊)ですね、単純に。私のサイトで質問されたので、そんなかんじで答えましたよ。
だから「教育の強権性」ではないんですよね。いまの動きは。排除なんですよ、だって、権力からみると「教育(保護)」する意味がないのだから。だからより危惧があるんですけどね。 - commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-08 01:01:30
- 安原さんエエェェ(´Д`)ェェエエ
「他人を見下す若者たち」あれ売れているんですか?教育心理を教えていながら統計のとの字も見当たらないあの本が…絶句(教育心理を専攻した人間として恥ずかしくて穴に入りたい気持ちなんですが)。しかも科学性の欠如(正高信男なんて援用している時点で臨終していますが)どころか前半と後半で論調自体矛盾していますが。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-08 21:51:51
- 教育心理勉強されていたんですね。どおりで。口に出すのも宣伝になるから嫌なんですけど、売れとるらしいんですわー。それもとっても。さらに私が授業は受けた先生なんですけど・・・。私のほうが大きな穴に入りたいです。なんとかしてほしぃいいわー。芹沢さんと「まじむかつく&ショボーン」モードなんですけど(笑)私『ホラーハウス』宣伝したって、儲かりませんが、この本が売れるなら、せめてその半分くらいは売れてくれーって世界の片隅で叫んでいます(くすん)。
- commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-08 23:21:46
- 確かに書店でもよく売れる単行本コーナーに山積みになっていましたorz
教育心理勉強したといっても所詮は学部レベルですけれどね。でもそれだけに否その程度の自分ですら簡単に分かる程度の杜撰な議論を堂々と開陳する自称専門家の不誠実極まる(それとも突き抜けて頭が悪いのか)態度には腹が立ちます。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-10 00:15:58
- こんばんわ。アマゾンのレビューではさんざんだけど、やっぱり本屋だからねー。むかつく・・。
前言ってた、犯罪不安と犯罪を下げる施策についてはですが、やはりこれは情報開示です。犯罪を認知した件数、さらに犯罪被害調査で犯罪発生率を国民にきちんと説明していると。犯罪不安そのものと犯罪を別と考えていることが大きい。日本は犯罪不安を原点に法が作られてますゆえ、そこがいっしょくたになってますからね。ただ、施策としてはまだ科学的ではないようです。詳しくは本家のHOME OFFICEをご覧あれ(英語だけど)。
経済産業省のブログ「炎上」したのね。これはほんとに双方にとってメリットないよね。アクセス制限とか対策を講じてないっていうのが反対にねー、若者のせいにするかっこうのネタにならないといいけど。 - commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-10 22:59:28
- こんばんわー。
徐々に(時間が解決するってそんなのばっかりですね)アマゾンレビューが一つの権威を形成していくような気がしています。かつては芥川・直木でしたが今や本屋大賞の方が影響力あるし、新聞などの堅い書評ではなく、年末にでるベスト~といったミシェラン本による紹介が売り上げを左右する時代になっているし、下に下に権威が下ってきているのでは(書店員が自らポップを作って売りたい本を売ろうとする傾向も出てきていますし)?
それでも事前に調べて買うのではなく、店頭で無造作に買うような人には関係ないけれど。一応私も昨年末くらいから読んだ本でまだ書評がないような作品に関してはちょぼちょぼ書くようにしています、それは何より著者が目を通すと思っているから!
HOME OFFICE(英語論文読むの久しぶり、苦手なんですけれど…)紹介ありがとうございます。過去5年で少年犯罪が14%下がったにも関わらず、世論調査では四分の三の人々が増えたと思っているという結果は日本と同じですね。で体感不安を減らす施策はとみると、う~んやはり更正過程での奉仕活動でコミュニティに受け入れられやすくするというようなもので、世論全体に訴えかけるようなものはないようですね、効果に関する記述もないしorz。
経済産業省のブログ「炎上」は本当にもったいないと思いますよ、直接対話、説明の場を設けたいという意欲で開設していたであろうにその場自体を破壊するように動いてしまうのは…こういう炎上は若者というより匿名メディア批判に繋がりそうな気がします。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-10 23:59:34
- 「炎上」させなくてもねー。
匿名メディア批判から(使ってる主流は若者だからみたいなかんじで)若者批判みたいに行きそうじゃない。
匿名で書く自由はもちろん絶対保障されるべきって思うけど、匿名って身元がわかるような話って書けないわけじゃない。結局自主規制っていうのは実名でも匿名でもやってることだから、それに匿名と実名を使いわけることもできるから、遊鬱さんとか後藤さんのブログに集まってるようなネタ、しっかり度合いなら、実名で書いたほうが批判としての信用度は高いし、さらに大きな力になるような気はするけどなー、どうなんだろう。 - commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-11 00:55:24
- 大人の大好きな性風俗サービスなんてそれこそ匿名性の確保が大前提となっているんだから、世論が彷彿として批判→規制の後押しをするとは考えにくいけれど。
うまく表現できるか分からないけれど例えば私も実際メールや直接電話で抗議するような場合には当然本名を使っています、でもブログ上で不特定多数に対して本名を晒すというのはちょっと違和感があります。基本的に備忘録+日記の延長線上に位置づけをしているので、単なる情報のメモだけでなくて、それこそ内面の揺らぎみたいなものもたんたんと記録してみたいという想いもあり純粋に恥ずかしいし、気軽に書き続けられるのはまさに匿名だからです。
また掲示板のような場において、情報の信用度は実名にすることで高まるかもしれないけれど、その代償として曖昧なグレーゾーンの情報がなくなるかと考えるとマスコミならぬ情報収集に限界のある一個人としてはあまり歓迎できない事態ではないでしょうか?それよりは玉石混交の中から選別するほうがはるかに豊かな泉を掘り当てられると思います(グレー一つでは捨てるしかなくても同様なグレーを重ねることで黒に辿り着くこともあるでしょう)。それに今回の永田議員のように情報の真偽を属人的判断に委ねる態度は忌み嫌うところでもあります(もちろん一切のバイアスのない神の視座とでもいうべき眼差しを確保できるというのも夢想だと思っていますが)。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-11 04:13:20
- ラブホテルとかね。システム面考えるとほんとによく考えられてるすばらしいシステムだよね(笑)。見本市とかあるらしいですよ。
あっぜんぜん、実名原理主義じゃないから、安心して(笑)。言ってることよくわかります。まあ、私自身ITの仕事してるから、言論人が2ちゃんねるでわーわー言ってるときに、ブログがアメリカでものすごくはやってて、日本でもそう動いてるので、これは普及すると思います。それなりに淘汰のシステム作るつもりで動いているんで、能動メディアとして、インターネットはもっと力はもっていくと思いますよー、みたいなこと言ったら、そのときはみなさん、ブログのブの字も知らんかったからね。ちなみにアフィリエートのアの字も知らんかったからね(だから本もそれなりの人に読まれるようになると思いますよ、そのわりにはアホな本増えてる気がするんだけど)と。
匿名=信用度低いみたいな構図も変わるかもね。
ただ、文章=実存という考え方をもったときに、自分から離れて文章が拡がってしまうのが、ネットのいいところなんで、自分から離れていくときに「さみしいなあー」という感覚をもつこともある人もいるだろうなあーと。ということは自然にサインをしたい、実名という人も増えていいはずなのになあという印象があるってことかなあ(とくに後藤さんのブログのようなしっかりしたこと書いてるところに集まる人ならね)。うまくいえてるかわかりませんが。 - commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-11 11:48:34
- 実名原理主義いますね、「便所の落書き」とかそういう人いっぱい。安原さんがそうでなくて一安心(笑)
>ちなみにアフィリエートのアの字も知らんかったからね(だから本もそれなりの人に読まれるようになると思いますよ、そのわりにはアホな本増えてる気がするんだけど)と
現状祭り(特定個人の血祭り)を除くとインターネットの力ってそんな大それたものでは決してないし、先進国といわれるアメリカの現状をみても分断の強化にしか役立っていないような気がします(先の大統領選とか)。自分の価値観にそぐわない情報を否定したり、低く見積もることは認知研究でしられたものの一つでもあるし、アフェリエイトの目的は広告費を得ることである以上(ケインズの美人投票と同じように万人にとって売れると思う商品を並べるから)期待はできないのでは?ネット社会がもたらすものが単に広告費の中心が既存媒体から流れるという変化に留まったら寂しい限りだと思いますが。
>自然にサインをしたい、実名という人も増えていいはずなのになあという印象があるってことかなあ
その種の欲望をもつ人はコテハンを使うでしょ(遊鬱だってそうです)、文章を積み重ねることで現実ではもちえない擬似人格をつくるために。後藤さんは雑誌に投稿したり、本を出したりと擬似人格ではなくリアルでも携わることを選択されたということだと思います。本との関係性でもただ読むだけで充分、書評を書きたい、編集したい、本を書きたいといろいろな関わり方があるように文章を書くということについて実存をどれだけ投入するかはそれこそ「人生いろいろ」(笑)ではないでしょうか? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-12 23:46:50
- こんばんわー。アマゾンのレビュー書いてくれたんだね。ありがとうございます。きょうはちと企画書つくりで焦っておるんでまたくるね。
しかし、ヘリ出動とかタクシー通学とかさー、暇で平和な証拠だと思うんだけど。
GPS制服とか見てたら、ウェラブルコンピューティングも、もしかしたら「子どもを守る」の文脈で普及すんのかなー(笑)。「マイノリティリポート」公開のときに遊んでたんだけどね。 - commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-13 23:21:47
- (////) (どき☆どき どき☆どき) 褒められるの慣れていないので平にご容赦を(それにしてもアマゾンの投稿から掲載までの時間差は一体何なのでしょうね?すぐに反映されることもあれば2週間近く放置されることもあるし)。
>ヘリ出動とかタクシー通学とかさー、暇で平和な証拠だと思う
国会の議論をみていると国公立に関しては補助金出してのスクールバス導入で解決しそうですよ。私立はタクシーでもいいんじゃない(笑)あとは何かこれから増えそうな予感がする全寮制とか。とにかくそんなにも危険を避けたい人たちはきっと海外旅行に子どもを連れて行くなんてことは決してないのでしょうね(皮肉)。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-14 01:53:28
- >論戦には勝ったが結果試合には負けた
そのとおりですね。量じゃない「質」だー!ってミヤディは言いふらしたので、定量的議論がもう全然効かなくなっちゃたのだよ。みんなで「質」的解釈大合戦。このときは「罪と罰論」の宮崎さんが一番冷静ですね。
また、決定要旨とか出しちゃったからねー。被害者からは大ブーイング。より怒らせ、意味不明になって。少年犯罪は精神科医にゆだねられる「怪物」に。
最終的に宮台さんが勝たせてしまったのは「精神科医」だけ。
事件が起きたときに、メディアが今話しを聞きにいくときに、とりあえず「精神科医」ってなってしまってるよね。
道徳があるとかないとかそんな問題ではないんだよね。「怪物」だから。もう排除。 - commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-16 01:56:49
- しかももはや文学の世界のフロイトーユング図式にしがみついている様ななんちゃって精神科医(+カウンセラー)ばっかり、直接面接・調査もせずに一体何が分かるというのでしょうね(直接しても理解できないことなんてざらでしょうに)。
それがあえてか、誤配かはさておき、宮台氏は高度成長という大きな物語(貧困が主原因)なき後に、怪物の誕生という物語を紡いだということでしょうね。内面に踏み込まないといいつつ、フィールドワークに基づいて内面が空疎という内面を発見していているのと同様に。それにしてもフィールドワークのような質的調査だと、調査者次第でどのようなものも見出せてしまう危険性があるはずなんだけど、第三者の調査の調査を経たような記述もなかったよね…。
いまや共感や反省を試みる素材というより、悪即斬「怪物」として処理する方向ですよね。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-16 22:56:56
- しかし、自分で分析しておいてなんですが、一方では『他人を見下す若者たち』のような本が一月で軽く十万部をこえ、また他方では遊鬱さんがつっこみを入れているように、論理の飛躍はお構いなしに、青少年の健全育成という錦の旗の下に、環境浄化を初めとして何でもあり状態になっている、「青少年」をめぐって起きているこの過剰な状況は、一体なんなんだろうか?これは戦後、戦前の行政警察が解体されたとき、唯一、解体されずに残った行政警察的側面が非行少年に対する警察活動だった、というところまで遡らなければならない話なのかなー。
ところで、機をみるに敏な『朝日新聞』は、「若者論の十年を振り返る」という特集記事をつくるらしいです。ぼくにも取材がきましたが、恐らく、本田さんや浅野さんあたりを動員して記事をつくると思われます。遊鬱さん、ここ十年の若者バッシングで、「これだけは記者に叩き込んでこい!」というようなことありますか?伝えてきますよ。 - commented by 芹沢一也
- posted at 2006-03-17 09:19:41
- 芹沢さまコメントありがとうございます。
出鼻を挫くつもりは毛頭ないのですが、取材で一生懸命応じたはずなのに編集を通じてみると意図したものと違うものとなっていたとしても決して嘆かないでください(かつて学部の教授が至極真っ当な部分はつまらない、あるいはきちんと説明を試みると長すぎるとして採用されないと嘆いていたので)。
叩き込んで欲しい(来いなんて恐れ多い)のはただ一点、犯罪白書という誰でも簡単に手に入れられて確たる事実(ピークは今のおじさんが若者だったときで3分の1以下になっていること)をきちんと周知徹底させて欲しい、それだけです。知らないというならばその無知を、知っていたというなら素知らぬふりをして不安の醸成に加担したその無恥ぶりを糾弾とはいわずとも一言苦言を呈してもらいたいです。
どうかお願いします! - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-03-17 22:37:23
- ちょっとお願いごとがあってメールしてみました。
- commented by 安原宏美
- posted at 2006-03-18 00:10:46
- おはようございます。そうなんですよね。一生懸命説明しても、「あれっ」ていう記事になるのってよく聞きますもんね。
はい、では『犯罪白書』の件、苦言を呈してきます! - commented by 芹沢一也
- posted at 2006-03-18 09:10:07
- オタクたちの命より大切なフィギアをへし折りたい。またキャタクターグッズやポスターを燃やしたい
- commented by オタク・マニア排除論者および破壊する主義者
- posted at 2006-07-29 20:27:29
- >オタク・マニア排除論者および破壊する主義者さま
同じコメントでしたのでダブっている分に関しては削除させていただきました。
>オタクたちの命より大切なフィギアをへし折りたい。またキャタクターグッズやポスターを燃やしたい
別にお金を出して購入してされる分には自由だと思いますよ。ただ燃やす際には類焼などしないようにお気をつけください。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-07-30 22:59:05