>『特定の時代や地域における倫理観とは、たまたまその時代のその地域の大多数の好みに合ったことであり、好みに合わないことは不道徳とされる。』
ホワイトヘッド
トラックバック頂いた後藤和智さま「俗流若者論ケースファイル80・産経新聞社説&京都新聞社説」
で知って、一応まあ、なんというか気の迷いでかけてみたらあら不思議!?いつのまにかに「キッズgooはじかれサイト同盟」
参加資格を得ていました!しかし、一体どういうフィルタリングしているんだ?自分でも言うのもなんだけどこんな人畜無害なページのどこがお子様に悪影響を及ぼすというんだよ!!!
先に雑感を記した松永英明氏を巡る言説
の追記になるのかな。
R30さま「言い訳とか楽屋裏の話とか」
>「じゃあ何でインタビューではことさらに松永氏に同調するような物言いしてるんだお前は」と言い出す人がいるだろうが、コメント欄で「私」氏がいみじくも指摘してたけど、あれが僕のインタビューのテクニックの1つなんだよ。インタビュー相手に同調的な意見をまくし立て、相手が気を許したのを見計らって、すかさず「で、実際にはどうなの?」とか「でもさ、そういうのって建前論じゃん?」とかけしかけて、つい本音をしゃべらせるように持っていくという。いわば、僕が記者やっていた時の職業技術の1つだったわけ。
>実際の記事では、そういうこちらの誘導文句はもちろんまったく書かないから、いかにも相手の本音だけがずばり出てきたような記事になる。職業記者だった時はそれが食い扶持に繋がる技術だったりもしたから他人には絶対見せたり教えたりしなかったけど、泉さんがインタビューをテープ起こししたものを「私は編集せず、全部そのまま載せたい」って言い張ったから、結局人前にそっくり出ることになってしまった。
これは先の雑感でインタヴューから漂ってくる場の空気に大いなる疑問を抱かざるをえないと記したことに対する回答となっているのでしょう。ただ遅きに失しています、指摘されてから弁解を展開して更には非を泉氏に押し付け口を拭うなんて美しいものではない。
当然、この種の批判が湧いてくると読んでいたならば、先の記事で一言それについて触れておくか、もしくはあくまで編集すべきと言い張るべきだったでしょう。そもそもそんなご大層なテクニックを弄したに関わらず、先のインタビューで実のある回答を得られていないということの方が(元)ジャーナリストとして資質を疑われかねそうですが…。
>今の彼女には、たぶん普通の人にはめったに備わっていない2つの能力があるということ。1つは、場の雰囲気を読まずに質問したいことをずけずけと聞く、容赦のない突撃力。そしてもう1つは、僕から見ると半成品でしかないような原稿を、「聞いたことをそのままに」とか言いながら全部公開してしまう無謀さだ。前者は、僕が考えるジャーナリストに必要な4つの能力(企画力、交渉力、取材力、執筆力)のうちの3つめに相当するものだから納得がいくのだけれど、後者は僕みたいな元・職業ジャーナリスト(=ジャーナリスト1.0)から見ると、無謀以外の何者でもないように見える。ただ、今回僕が「ちゃんと編集して、理論武装もしてから公開した方が良い」と何度も勧めたのをはねつけ、「できるだけ聞いたままを出したいんです」としつこく言ってくる彼女を見ていて、この無謀さはネットの双方向を信頼するがゆえの確信犯なんだろうな、と思えるようになった。
>普通の感覚なら、そこで取ったインタビューを滝本氏などの裏取りもせずにそのまま公開するなど、あり得ないだろう。僕も理解できない。でも、彼女はたぶん「ジャーナリズム2.0」なんだよ。僕のインタビューのテクニックも、松永氏の公式見解トークも、何もかも全部「そのまま、聞いたまま」ぶちまけてしまって、そこから何かを生み出せると信じてるらしい。まあ、そういう信心から本当に何かが生まれることもあるかもしれないから、僕は過去の自分の「1.0」の流儀を彼女に押しつけるのは、諦めた。
この「2.0」とか「1.0」というのはうまく非難しているつもりなの?もともとこの「2.0」をことさら特別なことのように信仰を捧げる人間をうさんくさく思っていましたが、それはさておきこれまでもちあげていた側の人間が、こんな不用意にイメージを悪化させるような使い方をするのはどうなんでしょうね…。まあ、これでもうこの問題に関しては興味を失ったのでもういいです。
覚え書きさま「こんなことが少子化対策だなんて!」
に記されているものを読むと頭を抱えたくなりますね。コメント欄にsava95さんがもうあけすけにぶっちゃけているように、「昔は良かった幻想」を振りまく人たちこそ日本を滅ぼす「売国の輩」なんじゃないかと。』なる言葉に激しく共感です。あわせて引用されている宮崎哲弥氏『進む保守思想の空疎化 「新たな敵」求めて散乱 現実主義すら失調』はそのままさんざん槍玉にあげてきた「治安政策」「メディア悪影響論」のみならず、「財政再建」「IT革命w」「郵政民営化」などその他もろもろキーワードを入れ替えればそのまま使える定型文ですね(ノートにメモしておきます!)。
>『適切な性教育が、性病の蔓延や妊娠中絶の増加を食い止め、性交の初体験年齢を上げる効果があるとしても、彼らはほとんど聞く耳を持たない。純潔を教えさえすれば、純潔が実現すると信じているかのような彼らの態度は、平和さえ唱えていれば、それが実現すると信じた空想的平和論者の姿勢と瓜二つだ。』
>『そこに自省の契機も、熟慮のよすがもなく、ただ断片的な反応----それもしばしば激越に走る-----しか看取できないとすれば、それはもはや保守とも保守主義とも無縁の、単なる憎悪の表出に過ぎない。』
先日大いなる期待というメモだけ
しておいた物理学会でのシンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」について
の詳細がでました!
>「ニセ科学」は、多くの場合、営利活動と結びついており、科学的であると思わせるような言説を用いることで、おそらくは意図的に、科学に無知な人々を欺こうとしているように見える。大手電機メーカーやマスコミを巻き込んだ「マイナスイオン」なるものをめぐる騒動は記憶に新しい。また近年では、たとえば「水に優しい言葉をかけると美しい結晶ができる」とする、いわゆる「水からの伝言」が、小学校の道徳教育の現場にまで使われるといった事態がおきており、「ニセ科学」の社会的影響力は相当に大きなものになっている。
なんだかモニターが滲んできました。「体感治安」悪化言説がシステム構築や監視カメラ導入といった「営利活動」に過ぎないことはさんざんこれまでもメモしてきたし、環境犯罪学に基づいた「地域犯罪マップ」作りは小学校の教育現場で使われています。
>「ニセ科学」を正しく批判できるのは科学者だけである。そのような批判を展開していくことは、科学者が社会に対して果たすべき重要な責任のひとつであろう。多くの「ニセ科学」の主張が主として物理現象にかかわるものであることを鑑みるなら、中でも物理学者が果たすべき役割は大きいはずである。
これはちょっと意見が違います。ジャーナリストでも(それこそ欧米のように膾炙するような読み物を書けよ!)、あるいは一般人でも関心と知的好奇心さえあれば、正しいかどうかの判定は難しくても、疑わしいものを疑わしいと見抜くことはできます。
なにはともあれ始まったばかりの「ニセ科学」シンポがこれから発展していくことを心から祈っています。
細木数子「インチキ」に激怒
>人気占い師の細木数子(68)が、フジテレビで1日に放送された連続ドラマ「トップキャスター」(月曜後9・00)の内容に猛抗議していることが12日、分かった。ストーリーは人気占い師のインチキを暴く内容で、描写された占い師のモデルについて「私のこと?」などと激怒しているという。
>占星術師は、黒田福美(49)が演じた。華やかな服装で登場し「地獄へ落ちる」などと、細木がバラエティー番組などでよく口にするセリフを使用。この占い師にだまされて家を取られたという被害者まで登場。最終的に、人気キャスターらが仕込んだニューハーフの将来を「結婚して母になる」と占ったことで、インチキが暴かれる内容だった。セリフなどが似ている上、しまいにはインチキと揶揄(やゆ)される設定に細木はカンカン。関係者によると、細木は強い不快感を示し、同ドラマのスタッフらは謝罪した。
安岡正篤のことかー!GJ!それは見たかったと思ってふむふむと読んでいると最後に「謝罪」の文字が…はぁ~
>細木側は「この件についてお話しすることはございません」としている。細木はズバズバ語る口調が人気で、テレビのバラエティー番組などに引っ張りだこ。“視聴率女王”の異名をとっている。
こんなのを使い続けている時点でテレビ局は視聴率さえとれれば正義ということは明らかなんだから、下手に社会正義とか気取ってくれるなよ。まあ、「正義」なるもののいかがわしさが露になっていいといえばいいのですが、それなりに世論への影響力があるから困り者。
以下 アニメ感想
「BLACK LAGOON」第6話
脚本;片渕須直
絵コンテ・作画監督;そえたたかひろ
演出;川村賢一
作画監督;立石聖・木村雅広・香月邦夫・室井ふみえ・日向正樹・井上英紀
今期大量に製作本数を抱えているマッドハウスの本命(少なくとも作画スタッフにとってね)はこの作品とこの作画監督数を見て確信しました。アクション含めてクオリティを維持せんという気迫が伝わってきます。
レヴィの完全に逝っちゃった目とか、台詞とかもう最高に痺れます♪アングルも下からあおったり、上から、後ろから、横からと色々と凝っているし、今回は影の使い方(特に目を見せたり、隠したり、覆ったりと)も非常にカッコよかった!
「西の善き魔女」第6話
作画クオリティ回復。しかし、こうしてみると学園編なんてばっさり切り捨てられたんじゃない?ルーンとフィリエルのキス?そんなの学園に来る前に塔で悪党と揉めたところでルーンが盾となって逃がすときに済ましておけばよかったじゃない。
一方でもっとねっとりと説明含めて何かをまぶしてもよさそうな王家の継承に絡む政治紛争+異端についての疑問について非常にあっさりと語られました。
あとはいまさらルーンに対する想いをお子様レベルの認識に下げられても共感できません!
「牙」第7話
え?またうざくて見る気がしなくなったはずの主人公に逆戻り?しかもちょうど切った後の回に続いているし…。まあ、次回予告をみると早くもめがね君が覚醒ぎみになっているみたいなのでそちらに期待します。
ヤムチャキャラの怪盗設定って今後使いようがあるのだろうか?
「マイメロディ~くるくるシャッフル~」第7話
脚本;山田隆司
・クロミノートを使っての脅迫きた!確かにクロミ、バクが黒♪を集めようとしなければ変身せずに済みますもんね。
・ダーちゃんは今回、関係ないとか言っていたけれど、説明書に見落としとか焙って隠された文字が出てくるとかで、結局世界の危機に陥らせるんだろうな。
・柊先輩…母親からもあんな服着せられそうになるのは可哀想…今回徹底的に虐められキャラだ。
・カーネーション…こんなものwたこ焼き、らっきょう以下ってちょっぴり悪役っぽいぞ。
・マイメロが素の目でクロミの真似をしようとするさまはホラー以外の何者でもない。しかも読み上げられたノートのカマキリエピソードは既出したものだぞ!
・半裸のサンタって単なる変質者にしか見えないと思ったら、母親を呼び出すためのキャラですか、なんかちょっぴりいいお話で解決するこのバランスがすばらしい。
「涼宮ハルヒの憂鬱」第7話
他作品が次々と崩壊もしくは、そのクオリティ維持に汲々としている中、なんなんだこのクオリティは…。カマドウマとの戦闘シーンはアクションメインのアニメより断然アクションしていますw
今回はキョンの台詞が一段と多かったな…ほとんど休みなくぼやき含め喋りまくっていて笑わしてもらえました。彼のツッコミ自体にツッコミいれたくなるほどに。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のED主題歌、ファンの力で初登場5位!
>アニメファンの聖地、秋葉原を中心とした“オリコン1位へ!”というファン独自のキャンペーンを展開。1位には届かなかったものの、コアファンの威力を見せつけ、初登場5位という好スタートとなった。昨年の今頃も、TVアニメ「魔法先生ネギま! 麻帆良学園中等部2-A」の各作品をオリコン1位にしようというファンのキャンペーン運動が起こったが、その時は最高位3位。今回、『涼宮ハルヒの憂鬱』で“リベンジ”を狙ったが、惜しくも1位を逃す結果となった。
これは単純に発売時期が悪かったですね…一位、二位の売り上げをみると惜しいもなにもありません。そのうち企業でこういった運動を利用しようという動きもあるかもしれませんから搾取(既にさんざんされているというツッコミは禁止)されないよう要注意。