>『道徳的理想の勝利はどんな勝利でもそうであるように不道徳的な手段、つまり暴力、嘘、中傷、不正によって獲得されたのである。』
ニーチェ
2005/11/06
は飲酒についての節制みたいなものをものしていますが、新たに節制しなければいけない理由が最近付け加わりましたorz あと改めてブログで祭られる人々に名を連ねることのなきように気をつけよっと、もともとお口が上品なたちではないし。
戸塚ヨット訓練生水死 自殺か事故か
>愛知県美浜町の戸塚ヨットスクール(戸塚宏校長)の訓練生の男性(25)=新潟市=が10月、スクール近くの海上で遺体で見つかっていたことが6日、分かった。衣浦海上保安署と県警半田署の調べでは死因は水死。遺体に外傷はなく、同保安署は事件性はなく、自殺か事故とみている。
事件性はなく…自殺だとしたら今話題になっている復讐自殺か?
>スクールや半田署などによると、訓練生は10月6日午後1時ごろ、ほかの訓練生やコーチ、父親と同県美浜町の図書館に学習に行ったが、午後4時の集合時間に現れず、行方が分からなくなった。一人で抜け出したとみられる。父親が同7日に半田署に捜索願を出し、捜していたが、同9日午後1時ごろ、地元の漁師がスクールから約3キロ離れた三河湾にうつぶせ状態で浮いているのを発見した。スクールによると、男性は8月25日に入所。うつ病と診断されており、合宿所で父親とともに生活していたという。
↓にメモ一覧を載せていますが、8月25日入所、つまり出所後です。マスゴミは戸塚がでてきたとき、それがどのような意図があったかは不問としてもさんざん言いたい放題言わせるばかりの大々的な広告に協力したということが新規の犠牲者に結びついた可能性をどう思っているのやら。
>クールのヘッドコーチは「現在は体罰などはしていない。男性がスクールを出たがっていたのかは父親もスクールも聞いておらず、なぜ抜け出したのかは分からない」としている。[スポニチ 2006年11月06日]
これが現時点での弁解ですね。
(Wikipedia)戸塚ヨットスクール
>同スクールは、いわゆるスパルタ式の精神主義・根性論に基づく指導を行い、「不登校や家庭内暴力、(現在で言うところの)ニートなどの数多くの少年、少女達を矯正させた」として話題となる。
長田、杉浦姉妹の元祖です。彼女らの喧伝文句(マスゴミも加担したね!)とそっくり。
>指導は、戸塚宏校長が提唱する「脳幹論」に基づいた鉄拳制裁(体罰)を含んだ暴力的手法が用いられているが、それによる致死事件が発生するなど、安全性に疑問がある。戸塚は「アトピーや喘息、登校拒否、癌なども脳幹を鍛えることによって克服できる」とオカルト寄りの主張をしている。
今回は鬱病です、鬱病治療は薬物+カウンセリングというのが鉄則と思ったら、根性論ですからそれは死に追いやりますよ…この種のオカルト精神論が教育においてはなんで罷り通るんでしょうね。
>戸塚の主張する脳幹論には明確な科学的根拠は存在せず、その手法を巡っては現在に至っても賛否両論がある。しかしながら数多くの問題非行少年達を矯正させた戸塚らの自負から事件後もその信念は変えておらず、現在も体罰自体は行っていないものの、それ自体は肯定している。
Wikiではきちんと科学的根拠がないことを明記していますが、戸塚をとりあげたメディアでそのことをテロップとまでいかなくても指摘したところ、人が一つでもあったでしょうか?
>同スクールに対しては、教育方針に賛同した石原慎太郎らが「戸塚ヨットスクールを支援する会」を組織し、これの支援に当たっている。 スクール再開後の2006年10月にスクールを逃げ出した25歳の男性訓練生が知多湾で水死。
早いですね、もうWiki更新されています。しかし、石原知事はこのことを質問されたらどう答えるのでしょうかね?
【参考(メモが多いということは気にしていたんですね…)】
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/292961/
(戸塚出所!)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/293128/
(戸塚記者会見「体罰は教育だ!」)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/293417/
(テレ朝出演時…また事件が起きたら見物だよねとか当時…と言っても半年しか経っていないけれど本当に起こすとわ絶句)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/293940/
(戸塚VS義家…対決にもなっていなかったけれど、また義家が鬼の首を取ったかのように当時の対決を歪曲して誇る姿が今から目に浮かびますが、実態はこ・れ!)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/294597/
(戸塚インタビュー…ってほりえもん絡みでネタとして取材したんだろうけれど、報知読売がこうしてもちあげるかの如き、御説拝聴といわんばかりの記事を書いていたことは忘れません。)
sociologically@はてなさま「長田百合子氏、自殺者を出していた」
>04年7月、長田さんのケアを受けていた愛知県内に住む綾さん(当時29)が自殺していたことがわかった。父によると、綾さんは躁鬱病で向精神薬を飲んでいたが、薬から解放されたいと願っており、そんなとき、長田さんと出会った。亡くなる2カ月前のことだ。
>長田さんは綾さんの医師を非難し、「向精神薬による治療もよくないので、なるべく薬を飲まないように」と助言したという。綾さんは断続的に薬の服用をやめたが、その反動か、7月6日に発作的に大量に服用。中毒症を起こして入院した。そして4日後に自ら命を絶った。
だから躁鬱病に対して薬物治療をどうして素人考え(否定しているみたいですが、ほかにやめさせるよう指示できる人間がいないでしょ)でやめさせるかな…ここは近代社会です、オカルトを信仰する自由はあるがそれこそ一人で引き篭もって鰯の頭でも拝んでいてくれ!
【関連】
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/290509/
(杉浦昌子教殺)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/295253/
(杉浦逮捕されし後も長田を宣伝するテレビ朝日)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/316059/
(長田裁判)
◆http://newmoon1.bblog.jp/entry/331447/
(杉浦求刑+長田を起用する野蛮な国々)
<いじめ自殺>16件あった 文科省「ゼロ」発表の7年間に
[毎日新聞 11月04日 03時04分 ]
>いじめが主な原因で自殺した公立小中高校の児童生徒の人数を文部科学省がゼロと発表していた99~05年度の7年間に、いじめが原因と疑われる自殺が全国で少なくとも16件あることが分かった。このうち、いじめを訴えたり示唆する遺書や走り書きが残されていたケースが11件、亡くなった子どもに対するいじめの存在を学校が認めた事案が10件あった。文科省や教育委員会、学校によるいじめ自殺の実態把握の不十分さが厳しく問われそうだ。
なんで?若者(だけじゃないけれど)が自殺するのは日本だけじゃないし、そんな騒ぐほどの数字ですかこれ?
>日本弁護士連合会や市民団体のまとめなどを参考に、毎日新聞が集計した。16件には、いじめた側とされる児童生徒が警察に逮捕されたり、児童相談所に通告された事例が4件▽自殺をきっかけに、教委がいじめ対策に取り組んだケースも4件ある。ただ、遺族が起こした裁判でいじめは認めつつ、「自殺との因果関係は明確でない」とされた例もある。
いじめ自殺が疑われる他の14件は次の通り。(自治体名は当時)
【99年】5月、群馬県利根郡、高3男子▽7月、松山市、中3女子▽9月、静岡県藤枝市、中1男子▽10月、堺市、高1女子▽11月、栃木県鹿沼市、中3男子【00年】5月、宇都宮市、中3男子▽7月、茨城県結城市、中1男子▽10月、千葉県市原市、中3女子【02年】10月、東京都文京区、中3男子▽11月、大阪府泉大津市、中2男子▽同、福岡県久留米市、中2男子【04年】6月、埼玉県蕨市、中2女子【05年】9月、北海道滝川市、小6女子▽12月、長野県御代田町、高1男子
これぐらいの熱心さで少年犯罪、治安悪化などに関する報道についても件数を集計しろよ…1年あたまたったの2.3件じゃないか!ことを大きく見せるのばかり熱心で安心をもたらすことはおざなりって最低の報道機関ですね毎日新聞!
以下 アニメ感想
「BLACK LAGOON2」第5話
いったいどこの影牢だよとあほみたいな誘導経路に吹いた!アクションとギャグがいい感じで配分されていて見ていて爽快(前シリーズでは組みもした中華娘はあれで死んじゃったの!?)です。これでロックが下手に存在感を出さずレビィと修道女に活躍を最後まで譲ってくれれば文句なし!
チェーンソーで銃弾弾いて、引いたり迫ったりを無言でやるキャラは見ていて楽しいよ♪(原作としてはこの種の爽快さ、楽しさが味わえるものはもうあとちょっとなんだからここはめいいっぱい弾けてほしいです。)
「マイメロディ~くるくるシャッフル~」第32話
脚本;山田隆司
演出;岡崎幸男
毎回EDが変わるようになってから急に面白くなってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!これぞマイメロですよ!いい意味で毎回登場させるウサミミ仮面という開き直りぶりも素敵です。タクトのパワーアップとかやっぱりどうでも良かったといういいかげんさが窺えます。
そもそもおとぼけギャグの切れが抜群でございまする。今回もバクのいけめんを取り戻す旅という目的が不真面目でもこなすエピソード自体は真面目(中身はまた別)とかもうファンタジーをおちょくりすぎw だいたい全部美味しいところを攫っていった巨大歌ちゃんに爆笑♪久しぶりにヒロインぽかった。
「おとボク」第5話
脚本;長井知佳←もしこのままいったらこの方のお名前は覚えておきます(えっ共同脚本家?いましたっけそんなの?)
絵コンテ;徳本善信
演出;角田一樹
作画監督;山本篤史・重松しんいち・清水祐実・藤原未来夫←力はいっているよ!!!
ここまでクオリティーがまったく落ちなかったということで原作ファンとして心理的予防線をずーっと張ってみていたのですが解除、純粋に楽しませていただきます。そんな驚くほど面白くなっているというわけではないですが丁寧に原作のエピソードを消化(エロスもできるだけ頑張りつつ)してくれて余は満足です。
「N・H・Kにようこそ!」第18話
切ろう切ろうと思いつつここまで見続けているな…原作は好きなのに(そういえば今月新刊でるっけ?)。
「金色のコルダ」第6話
あーもー登場人物がみんな可愛くて仕方がないんですが!学園から離れると有象無象が出てこないから逆にキャラそれぞれを堪能できるんですよ。合宿万歳!乙女ゴコロを思う存分満たしていただいておりますです!
「ギャラクシーエンジェる~ん」第6話
来週の旧作キャラ登場回をもって切る予定…旧作キャラ使ってつまらなくできたらそれはそれで驚きますよ。
825 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/10/31(火) 18:39:01 ID:dtRniz8K
繰りかえしキャグには本当にうんざりした。つうか風紀的な注意テロップ多すぎ。
826 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/10/31(火) 19:26:14 ID:MyRvF3bW
あの自主規制演出ホントにイライラする。作り手側では何か危険ではじけたことをやってるつもりなんだろうけど、ただ寒いだけ。前作はそんなことをワザワザ自分からアピールせずともぶっ飛んだ話になっていたし、放送倫理的にも踏み外すようなこともなかった。能力不足のスタッフ自身を規制してほしいよ。
850 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/11/01(水) 00:51:31 ID:EphAtJ4J
2001/05/23 ***位 **0回 ***,*** ***,*** [GA1期 OP/ED] ギャラクシー★Bang!Bang!/エンジェル隊
2002/02/28 *50位 **2回 **4,930 **6,830 [GA2期 OP/ED] 夢見たい★ANGEL隊/エンジェル隊
2002/10/23 *29位 **8回 **6,220 *12,360 [GA3期 OP1/ED1] ギャラクシー☆ばばんがBang!/エンジェル隊
2003/01/22 *41位 **7回 **5,190 *11,666 [GA3期 OP2/ED2] エンジェル★うっきー/エンジェル隊
2004/07/23 *36位 **5回 **5,448 *10,822 [GA4期 OP/ED] エンジェル★ろっけんろー/エンジェル隊
2006/10/25 *17位 **1回 *11,090 *11,090 [GA2 OP] 宇宙で恋は☆るるんルーン/ルーンエンジェル隊
アニメがあんなに糞なのにムーン隊最高売上を初動だけで超えてしまったようだ
嘘だ!これまで「は」シングル買っていた自分が少数派であることを確認orz
- nobさん、ありがとうございます!
ついてくるなんて仰らず、どうかこれまでどおり、ここが変とか、分かりにくいとか色々と指摘してください。指摘されることでとっても勉強になっているので。
育ちはね…ほとんど役に立たないというと語弊があるかもしれませんが(何にとって役に立つかが難しいので)、少なくともパーソナリティーや学力テストで測られるような知能にとって本当に無力なものであって、だから教育にしろ、子育てにせよ、極端なことさえせずにそこそこのことをすればそれなりに育つというのが結論なんです(結論としては救いだと私は思うんですが)。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006/11/10 00:30
- 10万ヒット、おめでとうございます。
どこまでもついていきますぜ、兄貴!
> (×進行○信仰)
ある程度は育ちに役に立つよという意味で「進行」だと思ってました。 - commented by nob
- posted at 2006/11/09 13:02
- nobさん、こんばんわ。
誤字混じり(×進行○信仰)の拙い説明でそんなに有難がられると困惑してしまいますよ!本は読まないと駄目というか、必要を感じたとき、読みたいと思ったときに読めばいいと思いますよ。そんな額に汗かいて苦行のように読まなければいけないものじゃないです。逆に私は音楽とか英語とかダメダメですから(苦笑)
戸塚自身の教育的バックボーンは70年代ぐらいの(教育)心理学の水準で停止したままなんじゃないかと。せめて行動主義→認知ぐらいまで押さえてもらわないと…人はパブロフの犬でもスキナーの鳩でもないんだから、単純な賞罰に基づく条件付けには限界があるととうに結論でているんですから。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006/11/09 00:48
- 遊鬱さん、こんにちは。
詳しい解説ありがとうございます!お忙しいのにすみません。
おかげで、なんとか理解することができました。
やっぱり、本を読まないと駄目ですね、自分の無知をさらしてしまう。最近は、楽譜と英語関連の本しか読んでません。 - commented by nob
- posted at 2006/11/08 14:23
- nobさん、こんばんわ。
当該書をまだお読みなっていないならば、是非ともおヒマをみつけてお読みください、最高にスリリングな本ですよ(あわせて、ジュディス・リッチ・ハリス「子育ての大誤解―子どもの性格を決定するものは何か」http://www.amazon.co.jp/gp/product/4152082607/sr=11-1/qid=1162905902/ref=sr_11_1/503-8268408-9058368 を読むと既存の教育を巡る言説なんて大概が床屋談義とまでは言いたくはありませんが、どうでもいいものが圧倒的に多いことは否が応でも分かります。)
貼っていただいたリンク先で説明されているものと被るかと思いますが、一応自分なりに説明させていただくと、そもそも教育(学)における最大の論争は「氏か育ちか」ということです。つまり、人がどのようになりうるかということが氏(=遺伝子)という先天的に決まっている事柄ならば、後天的な育ち(=教育)に出来ることなんてないよねということです。
で、一般には無限の可能性とか、努力すればなんでも出来るみたいなお題目、綺麗ごとが信奉されている、これがブランクスレート説(直訳すると白い黒板には何でも描ける=どんな風にでも育てられる)というわけです。
で、今や遺伝行動学を中心にブランクスレート説は単なる進行に過ぎないということが明らかになった(双子研究とか)と、でここまでは当該番組で戸塚が最近の研究の結果として教育のある意味の無力さが明らかになっているが知らないだろと義家や番組参加者を見下していたことは正しい(ブランクスレートとは言っていないよ)。
でも、戸塚の教育理論はどうみても行動主義心理学に基づいていて、教育の限界をいうならば自己矛盾じゃないかと、そこをこそ追及すべきだったとそういう感想を記したというわけです。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006/11/07 22:44
- もっちーさん、こんばんわ。
某ワイドショーがどこか(ザ・ワイドですか?)分かりませんが、全体的にいえるのは定量的事実を抑えていないのはもう諦めるとして、安直に敵を見出して愁いだか叩きだかを浴びせて終了という構図が多すぎ、多種多様な見方を紹介しつつ、中立的に判断は見るものに委ねる、考えてもらうという姿勢はとれないものかと思います(一般論としてね)。
>預けた親達の考え・行動にかなりの問題があるように感じる特集でした。
教育の場合、個別具体的な問題が子どもか、親か、学校(教育委員会、文部科学省)に責任が押し付けられる過程で一般化、拡張されることは端から決まっているんですよね。で、今はいじめで子どもが被害者、弱者というイメージがあるから親を叩いているんじゃないですか(投槍)?
>どの親も自分と子との関係に対して冷めてるというのでしょうか、まるで他人事のような話し方
これも多分、編集の仕方によるところがある気がしてならないのですが…何年も問題を抱えている子どもと向き合えば、それは普通の親御さんなら疲弊しますって。冷めているというよりも困憊した諦め、絶望に近いものがあったんじゃない? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006/11/07 21:56
- 遊鬱さん、こんばんは。
戸塚ヨットスクールの参考記事の中に「ブランクスレート説」があったのですが、これは、どういう説なのですか?
検索しみたら、
http://skywriterbook.blog68.fc2.com/blog-entry-91.html
それらしい意味が書いてあったのですが… - commented by nob
- posted at 2006/11/07 17:32
- 先日、某ワイドショーでヨットスクールの特集を放送していましたね。
戸塚のカビの生えたような相変わらずの根性論が
随所に見られる映像が流れる一方で
預けた親達の考え・行動にかなりの問題があるように感じる特集でした。
とにかく、どの親も自分と子との関係に対して
冷めてるというのでしょうか、
まるで他人事のような話し方で
子供の行動を語る姿に何ともいえない気持ち悪さを感じましたね。 - commented by もっちー
- posted at 2006/11/07 09:35