わたしが経済政策について学ばせてもらった経済/経済学@いちごびびえす
の主であったドラエモン氏がついに撤収を宣言されました(最近は書き込み自体減っていたけれど)。
確かに真剣かつ高レベルな議論を支えていたコテハンが次々と消えていたけれどついにこの日がきたのかと感慨ひとしおです。
532: ドラエモン 2005/04/26(Tue) 01:30
花粉飛んでる間は気候の良いところに隠居してカキコしなきゃ、あんたみたいなストーカーも消えてくれると思っていた俺が甘かった(苦笑)
つーことで、カキコしながらこいつの恥ずかしいコメントをスルーできるほど人間のできていない小生には、もう限界です。まあ、5年も続けて書きたいことは大体書いてしまい、ネタ切れともなったことですから、ここらで親指君のご要望にお応えして、尻尾を巻いて撤退ということにしようと思います。
長い間、どうもありがとう。大事件でもあれば、bewaad氏のブログのコメント欄ででもお目にかかることになるかもしれませんが、本掲示板でのカキコは、このレスをもって最後にさせて頂きます。さようなら。
552: ドラエモン 2005/04/26(Tue) 17:30
なんか歌舞たんみたいでかっこわるいが(藁)、一つだけ重要なテーマで書き忘れたことがあったので恥を忍んで追加(笑)
中国のGDPとエネルギー消費の整合性のとれない件ですがご専門の梶○エール氏のブログで、実は非効率(で危険)な炭坑が、闇で採掘を続けている結果、エネルギー消費の公式の数字が過小評価であり、GDPの方が信用できるらしいと知りました。確かに、大規模な落盤・爆発事故で膨大な犠牲者がでていることを考えると、この説は極めて説得的です。どうも、中国GDP過大評価論は間違いだったようですな。
とはいえ、大幅な経常収支黒字と、これまた大規模なグロスの資本流入の両立という謎の意味は依然として残っており、あの国の経済がどうなるのかはよくわからんことは変わりないんですが・・・
ということ、今度こそさよなら。
そしてそのbewaad氏「ドラエモンさんの引退に寄せて」
の贈る言葉が総てですね。でもいちごは掲示板からブログへとネットの交流の場が移る中で咲いた徒花だったのでしょうか、否そのようなことはありません。その思想はきちんと届くべきところに届き各地で芽吹いていくことと信じています。ただいちごの最大の魅力は次々と新しい風が吹き込んでの喧々諤々活発な論議にこそあったように思います。しかし同じような場をたとえTBという機能があったとしてもブログで芽吹いている場を私は寡聞にしてしりません。santaro_y氏「フローな話」
を読んでそのような意を強くしていただけにより一層寂しさを感じました。
日本の高等教育では無いけれど、かつて限られた人だけが享受していたときに保持していた質を、大衆化した際に維持できなかったように掲示板(スレ)の質もまた…インターネットが普及するにつれ平均的に低下するのは必然なのでしょう。ただその代わりに得たもの、量の力が炎上や祭りにのみ使われるとしたら何なんでしょうね。