世界開放系さま「ウェブにおけるパーソナライゼーションサービスと、沈黙の螺旋仮説」
技術情報に疎い私にはどれもとっても面白いタームでした。ただ螺旋仮説にせよ、サイバーカスケードにせよ、デイリー・ミーにせよコミュニティーか己自身かという違いはあるけれど総て内に内に閉じていくということでは共通なのかな?この点はどこかで書いたような気がするけれど、自己を肯定してくれるもの、親しみのあるもので囲まれた環境というのが快である以上仕方ないのかもしれない。ただはじめにネットのバラ色の未来像の一つに世界村なる概念として物理的距離を越え(ネットに接続できる教育・経済環境という時点で限られるとしても)様々な異なる価値観を有する人と触れ合うことで現実問題を解決していくという外部へ開いていくヴィジョンがあった。それなのに技術の進化が逆の事態を招くとは皮肉なことです。
三菱自 水増しだった新車販売数
>なんと04年度の新車販売台数(約22万7000台)のうち1割程度が自社登録車、要するに“水増し”分だったというのだ。けさ(10日)の東京新聞が報じている。「自社登録車というのは、どこのメーカーでもあります。たとえば車の点検が長期に及ぶ場合の代車や試乗車などです。ただ1割を超える自社登録車は異常だと思います」(自動車関係者)自社登録車は、一般的には全体の1%程度といわれる。その10倍の数値となれば驚きだ。
我が世の春を謳歌している自動車業界、欠けない月はないというけれどその日は意外と近いのではと思う。日産が材料不足から一時的にラインを停める事態に追い込まれたのは、リストラの過程で下請けを解体した結果調整機能を失ったからだし、トヨタは米の顔色を窺うことに必死で明らかに独禁法に違反している発言するし(ドル箱にいかに依存しているかを示す)、ホンダは一刻も早くメイドロボを←関係なし
武富士 ケータイ1万台無償配布の狙い
>それはおサイフケータイ(現在の総契約台数は約370万台)の人気をテコにした新規契約者増。「第1弾のキャンペーンが成功すれば、さらに1万~2万台の無償配布も計画中」(広報)というから本気のようだ。ただ、同社はネットキャッシングの分野でかなり出遅れている。「アイフルやアットローンなど大手に比べて一歩も二歩もビハインド。これをケータイを使って一挙に攻勢に出ようという作戦なのでしょう」(業界に詳しい金融アナリスト)サービスが吉と出るか凶と出るか。
…満を持して参入したカード事業の体たらくといい、ありあまっているキャッシュでもって先行している会社ごと買収しようという発想はないのだろうか?そもそも自前で新規事業に参入できる人材がいるの?
出版取次大手2社が物流を「ネット書店流」に改革
>インターネット書店の急成長や出版市場の長期低迷を受け、出版取次大手のトーハン、日本出版販売(日販)が書籍の物流改革に乗りだす。最新鋭の物流センターを開設し品ぞろえや迅速な配達などネット通販業界のニーズに対応するほか、売れ筋予測や在庫管理、受発注システムの高度化で出版社や中小書店を支援する。物流の立て直しで収益力回復を目指す。
>トーハンは300億円を投じて埼玉県桶川市に物流センターを完工、11月に返本を含めた書籍の共同物流事業を出版社と始める。在庫数は国内最大規模の80万点。6月末をメドに講談社など出版社60―70社と共同で新会社「出版QRセンター」を設立、急な発注にも93%まで即座に納品できる体制を作る。
ようやくようやく取次にメスが入るのですね。遅きに失した気もしますがこれで一般書店で注文しても手元に本が届くまで2週間近くかかるという二度と注文する気を失わせる惨状からは解放ですね。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
以下 アニメ感想
「愛してるぜベイベ」第26話(最終話)
脚本;吉村元希
虫唾が走った原作と違ってとてもいい最終回でした。結平とゆずゆちゃんと心ちんで川の字になって眠るシーンを最後にもってくるのは大正解です。結平がゆずゆちゃんと心ちんの欠落したもろもろの感情をその包容力でもって包み込むことで実現した新しい家族の図です。
前回、今回で結平を介した関係でなく、ゆずゆちゃんと心ちんが心を通わせる描写は涙が零れそうになりました。
「バジリスク」第10話
作画監督・原画(←一人);河添明
今回は今までの闘いを振り返る総集編。お胡夷が伊賀に向かう途中で出会った忍者がこの話の語り部になろうとは素晴らしいです。会話を中心に進めることで自然と総集編にしてしまうその技量に感服です。もう一回くらいこのような会話中心の総集編はありそうです(天海を江戸に派遣→女同士の闘いの描写とか)。
↓自分のことを言われているようで正直身につまされるやりとりです。
19 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 12:20:26 ID:bnTjnwPr
これって、ブログとかで感想うPしてる椰子も多いね。好意的~絶賛な感想が多い中、しばしば「時間稼ぎ」とか「間延び」とかって書かれてるけど、漫画読んでない身としては全然分からんし気にならん。意識してみても、むしろ丁寧で心憎いタメのように思える。ちょくちょくスレ見てるから何となく展開は分かってしまったものの、とにかく目が離せず面白い。
22 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 12:31:32 ID:aeXPGU7Z
>19
『批判的な意見がいえる自分はカッコイイ』と思っている人が大半かと。あと、甲賀忍法帖読んでいると製作者が作品の理解度がよく判るよ。なんの予備知識なしに見るのが一番楽しいのだが。
23 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 13:11:32 ID:EVhjRXLb
>>22
>『批判的な意見がいえる自分はカッコイイ』と
これは絶対違うと思う。そう思ってる奴も中にはいるかもしれんし、アニヲタによくいる手合いだとは思うが、バジに関しては違う、と俺は思う。原作と漫画版好きなら見ていて感じる「惜しい」と思う場面が本当に多いんだよ。実際、場面引き延ばしてるのは確かだし、入れてほしかったシーンが削られてたりするんだもの。原作も漫画も、もの凄い勢いで話が展開していくから特にそう感じるんだと思う。
といってもこれらは水準以上に出来が良かったら言える我が儘、でもある。もしグダグダで救いようのない出来だったら、今頃スピグラスレのようにネタスレ化されてるとこだったろうよ。ブログでも毒にも薬にもならんような、「今日の感想。陽炎はやくだせよゴラァ」 と書かれて終わりだったんじゃないかな。批判的な意見が多いってのはつまりそれだけ期待されてるっつーこだ。
27 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 13:46:55 ID:m+GJWW0m
映画に備えて批判の練習してるんだろういや、映画で練習した方が上達しそうだが
↑実写の「バジリスク」は10人衆を減らしたり、能力を改変したりとかなり痛い作品になりそうです。
28 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 13:49:51 ID:iTgGCBlg
原作バジからアニバジは良く出来てると思う。ただ、あえて山田先生の甲賀忍法帖からアニバジとして観ると濃過ぎのカルピスを飲まされた気分になる。山田先生は理不尽な運命や残酷な現実も嘲笑うかの如くニヒリズムと、任務に命落とす若者のひたむきなまでの愚かさ切なさを真っ直ぐ書けるロマンシチズムの両立が卓越してる作家なので、過剰なまでに爽やかにもしんみりする事も無く、どこか乾いた風が付き抜けるような読後感のする話が多いからね。
29 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 13:56:22 ID:4h3XBmXJ
>>27ワロス
>>23
>実際、場面引き延ばしてるのは確かだし、
これに関しては、「漫画で見た覚えが無い!=引き伸ばしだ!」という先入観を取り払ってよく見てみたら、シーンや人物に厚みを加えていると感じた俺ガイルちゃんとそのつど意味を持たせている希ガス
>>28それにも同意
つき放した筆致というやつね アニメは製作本数とか考えても、カルピス路線が適切なんだろね
30 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/13(月) 14:05:47 ID:EVhjRXLb
>>24
批判するときは「小説版は~だったのに」なんて言い方はしないように気をつけてるつもり。だからちょっと文句言っただけで「これだから原作厨は」的言い方されるとやっぱ傷つくな。長年の思い入れのある作品がアニメ化!された喜びもあって、ちょっと人よりも熱心(悪く言うと姑のように)に見ているだけなんで、あんま差別しないでおくれ。基本的には今期で一番出来の良いアニメだと思ってるよ。
>>29
確かに。脚本の人、かなり思い入れを持って書いてるのがよく分かる。漏れの場合、不満は6話の夜叉丸と蛍火の回想がしつこかったかなーと思うくらいで他には無い。
「ガラスの仮面」第11話
盛り上がってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
芝居をどの程度見せるか(切るか)のメリハリがとても難しいと思いますが今回は大満足です!ちらっと写った痩せこけている亜弓さんの迫力も凄かったけれど、劇団一角獣の躍動感ある芝居も良かった。それにプラスして「芝居をしているときのあなたはつまらない子じゃありません。~千も万もの仮面をつけて千も万もの人生を生きる。人がただ一度の人生しか生きられないのに比べなんと贅沢でなんと素晴らしいことでしょう。」の月影先生の演劇についての見事な下りは聞き惚れました。
「いちご100%」第11話
作中の時間は2年経っているんですね、北大路のセリフでそのことに思いが至りました。時間経過にまで全く思いが至っていなかった自分にビックリです。次回、最終話といわれてもこれでようやく義務から解放されるという爽快感しかないです。外村妹だけ妙に作画が良かった気がするのは私の錯覚でしょうね。