清水玲子「輝夜姫」25巻
…大先生の作品なので絶大な信頼に基づいてここまで購入してきたけれど、ことここに至ってそこら中に伏線(思わせぶりな設定?)だけ撒き散らすだけ撒き散らして、気の向いた伏線だけ回収しているだけと違う?という思いが喉元まででかかっています。この期に及んで嫉妬みたいな小さい動機に基づいた行動を主にしないで欲しい…。なんだか当初病的キャラだったまゆちゃんだけきちんと成長したような気がしてきたよ。
マツモトトモ「美女が野獣」4巻
前作がポカーンという出来だったので不安だったけれど、今回はキャラの書き分けだけはできてるし及第点なのか?前作「23:00」と比べるのは正当な評価にならないと思うが、どうやら作品のメーンテーマは特になくいかに雰囲気のある作品を書けるかということに特化することを目指しておられるようなので、次巻最終巻ということでどのように収束するか期待。でもシモーヌ捨てたら主人公最悪だー怖いよー。
草川為「十二秘色のパレット」
好きで今後期待している先生なんだけど、やっぱり「ガートルードのレシピ」(全5巻)と比べてしまうのでパンチに不足している感じが否めない。今後の展開として主人公の成長を除くと、他に目ぼしい伏線が張られていない。どたばたと恋愛だけの作品にならないことを祈っています。
河下水希「いちご100%」13巻
…桃栗みかんさんのころから絵が好きなんで、それだけです。漫画というよりも画集と思っています。それだけなんです。
大場つぐみ他「DEATH NOTE」4巻
あいかわらずの急展開で本当に読んでいてどきどきする。でも今後どうなるのだろう?今までの7~8%から100%と犯人として確信されてしまったわけで、かといってこの作品の主題が犯人と探偵の心理駆け引きな以上、死神と目の取引をしてというのは最後の最後まで切れないカードなわけで。うーん、個人的にはもう父親殺すしかないんじゃないとか思っています。
桜場コハル「みなみけ」
前作に引き続き特に内容もないし、絵が特別にうまいわけでもないのに全体として醸し出される独特の雰囲気(まったりという言葉では表しきれない)がたまらない。個人的には小学生の3女がツボ、教室掃除で丁寧な言葉遣いをしろと言われて、文末だけ馬鹿丁寧な言葉を使うところ、要チェック!