新刊漫画感想8月後半~ゆびミル賛歌~ | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

“国策”としてのゲーム産業 政府が初の報告書
>ゲーム産業には、政府や大学はそれほど関わってきておらず、業界の努力でここまで発展してきた。ただ国内市場は縮小傾向。国内家庭用ゲームソフト市場は1997年の5833億円をピークに減少を続け、2005年は3141億円と1997年の56%にまで落ち込んだ。一方、欧米ではゲーム市場は拡大中だ。2005年の家庭用ゲーム市場規模は、北米で2001年比2.1倍、欧州で同3.04倍。米国のゲーム製作会社が力をつけ、売り上げを伸ばしているほか、韓国などアジア諸国のオンラインゲームも伸びている。

うーん、1~2年前ならばともかく北米市場が日本と同じような曲がり角に立った今となっては単に日本の市場が一足早く成熟化しただけというように思えるのだけれど。そして映画と同等の映像競争という不毛な軍拡競争から一足早く抜け出した日本発のゲームが再びという未来が垣間見えているのですが…。

>「ゲームには根強い偏見がある」(スクウェア・エニックスの和田洋一社長)のも事実。特に「ゲーム脳」という言葉の影響は深刻という。和田社長は「ゲームはインタラクティブメディア。当然、いい影響も悪い影響もある」ととらえ、ゲームの有用性に着目した研究や評価の必要性を訴える。東大の馬場章教授は「ゲーム脳の研究に関しては、科学的な反論も出ているのに広がらない。きちんと解明し、反論していきたい」とし、積極的な情報発信で誤解を解いていきたいとした

メーカーが一致団結してその種の妄言を撒き散らすメディアを一つ一つ(真面目な研究は別にね)訴えていけばいいだけのことを怠っているのが最大の原因だろうがヽ(`Д´)ノウワァァン!!

海外流出続くアニメ産業 無策が生んだ若手不足
>マニア向けにDVDを制作し、広告の代わりにそのアニメ番組を深夜テレビで放送する。1990年代末から日本のアニメが世界で注目を集めると、こうした収益モデルが盛んに活用された。だが、ここにきてマニアがこの手法から離れているにもかかわらず、いまだに番組数だけが増えている。

>そもそもこの収益モデルを支えたのは、海外とデジタル化を活用したコスト削減だった。セル画は1秒間に8~24枚が必要となり、30分番組では約4000枚を要する。その彩色工賃は国内では1枚150~200円程度と言われるが、中国や韓国に出せば人件費だけを見れば10~20%に抑制できるという。日本からの受注が増えるに伴い、中国や韓国では施設整備などの産業支援に乗り出して技術水準を引き上げ、作品の出来映えを左右するセル画の輪郭や、セル画の元になる絵の作成などまでも請け負うようになっている。

>2000年代に入るとデジタル技術によりさらにコスト低減が進んだ。手で描いた基本的なデザインをコンピューターに読み込んだり、デザイン自体をコンピューター上で描く方法が普及した。セル画を1枚1枚描き彩色する手間がなくなり作業効率は高まる。国内ではほとんどの制作会社がデジタル化に対応した。その結果、何が起きているか。アニメ制作の現場では、細かいノウハウを身につけた若手の人材不足がますます深刻化している。

だから、どうしてそうまで人件費を削減しないといけなくなったのかという肝心な部分が抜けています。

>日本の有力制作会社で、唯一従来の方法を守っているのは、今年38周年を迎える長寿番組「サザエさん」を制作するエイケンだけだ。

( ゚д゚)ポカーンいや、最先端のアニメと旧態依然をこそ存在理由とされている作品を並べられても…それこそその主の作品に甘んじているトムスが最近の作品をてがけたときにどんなものを生み出しているかその惨状をみてみろよヽ(`Д´)ノウワァァン!!

>次世代産業と持ち上げながら具体的な人材育成策を打ち出せない政府、劣悪な労働条件で若手を使う一部の業者、それを放置する業界など、問題は複雑に絡み合う。ただ、このままアニメ業界に入る若者が減り続ければ、いつか国内のアニメ業界は衰退し、この美術館でもセル画のプレゼントがなくなるかもしれない。

複雑じゃないだろうが…単純に制作現場に金がおちないというだけのことでしょ?さすがはテレビ東京の筆頭株主様頬被りが上手いですね~…滅べ!

FACTAさま 公正取引委員会委員長 竹島一彦氏──公取はまだ強くない新聞は「言行不一致」
──委員長はメディアの寡占問題と孤軍奮闘してきました。問題は新聞とテレビが系列化し、大手広告会社も癒着して批判を許さない〝カルテル〟を形成していることです。弊誌も電通の調査報道を始めたのですが。

竹島 電通というのは、ある意味ではすごいビジネスモデルを構築したと思うけれども、それに関わる広告主と広告会社と媒体の3者が緊張関係にあるのが望ましいのに、そうじゃない。

公取の調査では、テレビ局が払うコミッションは広告会社によって5~20%と15%も差がある。当然、広告会社間の競争力は段違い。それを解決するのは広告主だと思うが、これが「モノ言わぬ広告主」で、私は不満なんです。欧米ではコストパフォーマンスにシビアで、丸投げ的なことはしていない。彼らはフィー(手数料)形式だが、日本は大手広告会社と媒体が持ちつ持たれつの関係で、コミッションの中身も不透明です。広告主はあまりにもお任せじゃないですか

──その超過利潤にどの新聞・テレビ局もあぐらをかいている。

竹島 メディアは国民の「知る権利」にかかわる大事な仕事をしている分野なので、いろいろな特典、例外的な扱いもあり得ると思うが、メディア間の競争もあるし、あるべきでしょう。いくらメディアでも、競争をしないとか、既存の各社がみな存在価値があるんだという考え方は間違っています

素敵過ぎる、電通と放送局の搾取に関してメスをいれてください!!!

参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/189903/

架空の線上さま「配本システムと(ラノベレーベルの)特約店制度について」
>パターン配本は、建前として「当該出版物のジャンルや刷り部数、各々の書店の規模や立地・地域などを総合的に勘案」していることになってはいますが、とてもそこまで細やかな配慮が為されているとは思えません。

>現在国内で、一年間に出版される新刊書籍は約8万点と言われています*5。10年前の95年には5万8千点だったわけですから、この十年で2万点あまり増加したことになります。雑誌・書籍を総合した実売金額は05年で2兆2千億円程。出版業界は長らく安定成長を続け、89年に2兆円超え、96年には2兆5千億円を超えましたが、翌97年に初めて前年割れし、以降ほぼ右肩下がりとなっています。また、返品率は、雑誌が右肩上がりで悪化し続け、01年に40%を超え*6、書籍の方もここ10年ほどは30%台後半で推移しています*7。

>ここまで述べたデータをご覧になれば、出版業界の現状がいかに危ういか、諒解されるのではないかと思う*8。売り上げは低下し、返品率は高い数字で推移、にもかかわらず新刊点数だけは増加している*9。新刊点数が増加すれば、一層取次に依存しなければならなくなる。そして、入荷・返品で移動する本の量が増えれば増えるほど、取次と運送屋は儲かり、版元と書店はコストが嵩んでゆくわけである。

大手取次もその資本関係に発して実質、売掛金を大量に抱え込まされ大手出版社の植民地と化して痛んでいるということは補足が必要かな?そして書店や出版社が倒産した際に不良債権を押し付けられると…。

>電撃文庫。こちらの特約店制度はその名も高き「電撃組」! 毎月の新刊部数が70万部を超えるラノベ最有力レーベルですが、電撃組でない書店への配本は、1冊で普通、配本無しも良くある話。しかし、電撃組に加入出来れば配本数は跳ね上がります。50、60は当たり前。無論、棚を広く取り、既刊をきっちり揃え、新刊を執拗に求め、頑張って実績を作ったからこそ受けられる恩恵であります。しかし、それだけ頑張る甲斐のある特約店制度であることは、電撃文庫が黄金時代を謳歌していることからもお分かりいただけるでしょう。そして返品率はなんと23%*11! ええと、書籍の返本率はどんなもんでしたっけ? ええ、30%台後半ですね。

>そして割と老舗の*12スニーカー文庫。こちらは特約店制度*13が2004年からスタート*14。何と返本率は20%台まで下がり、2004年度の実売部数は800万部に達したという。ええと、書籍の返品率は平均でどのくらいでしたっけ?2004年で36%ちょっとくらいです、はい。

電撃組とその返本率の低さの伝説は知っていましたが、スニーカー文庫も導入したんですか、そしてその数字に如実に効果が表れているところをみると、各書店の生き残りの道としてある種の特約店に差別化、特化(他にも医学書関連のような)というのは有力な方策のようです。

で、その勝ち組たる角川の記事↓

角川エンタ、アニメ「涼宮ハルヒ~」DVDが驚異的な売上げ
>6月23日に発売されたセルDVD第一弾「~朝比奈ミクルの冒険 Episode00」(限定版:税込4830円/通常版:税込3780円)は7万枚、続く7月28日発売「~1」(限定版:税込6930円/通常版:税込5880円)は8万枚を記録、明日8月25日(金)発売の「~2」(同)も9万枚出荷と、発売ごとに販売枚数を増やしている。1万枚を超えれば大ヒットと言われている中でこれは突出した数字。

オリコン売り上げなどを眺めていると、初動が3万枚前後だったので×1.5~2としてもちょっと多いかなという印象でしたが、DVDは小売側が買いきりなため、メーカーとして重要なのは出荷数ということなんでしょうね。それだけ小売側が欲しいと注文を出している各巻ごとに1万枚(この数字自体が大ヒットといわれる本数!!!)も伸びているということが凄まじい。

>同社常務取締役/営業・マーケティング担当の石橋隆文氏は、「このままの勢いでいけば全8巻で合計50万枚は超えそうです。何らかの形で、感謝の気持ちをユーザーに少しでも返していきたい。バンダイさんの『ガンダム』シリーズのように当社の大きな柱になれば」と意欲を見せる。ソフト販売の重要拠点に急成長しつつある。

どうみても続編制作しますとしか読めませんなw ただ京アニがKANONが終わってからでしょうから来年初頭ぐらいかな?

237 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 22:38:05 ID:CTEOq2qe
《キノの旅》
          | 年/月   | /部数   | 巻数 | /巻割部数  |
アニメ放送直前 | 2003/04 | 140万部 | *6巻 | 23.3万部/巻 | /月換算    |
終了 3ヶ月後   | 2003/10 | 230万部 | *7巻 | 32.9万部/巻 | 15.0万部/月 |

《マリア様がみてる》
          | 年/月   | /部数   | 巻数 | /巻割部数  |
アニメ放送直前 | 2004/01 | 200万部 | 16巻 | 12.5万部/巻 | /月換算    |
アニメ終了直後 | 2004/11 | 350万部 | 18巻 | 19.4万部/巻 | 16.7万部/月 | *2期目終了後

《灼眼のシャナ》
          | 年/月   | /部数   | 巻数 | /巻割部数  |
アニメ放送直前 | 2005/10 | 200万部 | 11巻 | 18.2万部/巻 | /月換算    |
アニメ終了直後 | 2006/03 | 300万部 | 13巻 | 23.1万部/巻 | 16.7万部/月 |
終了 3ヶ月後   | 2006/06 | 350万部 | 14巻 | 25.0万部/巻 | 16.7万部/月 |

《涼宮ハルヒの憂鬱》
          | 年/月   | /部数   | 巻数 | /巻割部数  |
アニメ放送直前 | 2006/04 | 130万部 | *7巻 | 18.6万部/巻 | /月換算    |
アニメ終了直後 | 2006/07 | 280万部 | *8巻 | 35.0万部/巻 | 50.0万部/月 |

《ゼロの使い魔》
          | 年/月   | /部数   | 巻数 | /巻割部数  |
アニメ放送直前 | 2006/07 | *90万部 | *8巻 | 11.3万部/巻 | /月換算    |
開始 2ヶ月後   | 2006/08 | 125万部 | *8巻 | 15.6万部/巻 | 17.5万部/月 |

ここに挙げられているのは成功例(ゼロはこれからだけど)ばかりなので、割り引く必要あるけれど、メディアミックスの効果は嵌れば抜群です。

ドイツの日本マンガ市場 JETROが報告書
>調査レポートでは、このドイツのマンガ市場の規模を5000万ユーロ(約75億円)から7000万ユーロ(約105億円)を市場関係者の推定と示している。JETROはまた、フランスの日本マンガ市場を、8750万ユーロ(約131億円)と推定している。つまり、ヨーロッパの日本マンガ市場は、フランスとドイツの両方で206億円から236億円になる。これは、2005年に初めて200億円を超えたとされる米国のマンガ市場と同じかそれを超える規模になる。イタリアやスペイン、北欧などの市場も加えると日本マンガの国外最大の市場は北米ではなく、西ヨーロッパである

これはなんとなく分かるような気がします。異文化に関する許容度というか、もともともっている文化の質からしてアメリカよりもヨーロッパの方が受容しやすいと。北米のこれまでの数字はじゃっかん水増し(実需に基づいたというよりも商売気で供給が増えたことによる)可能性が、ここ2年ほどの特にアニメDVD関連でするだけにね。

>また、2005年の売れ筋マンガベスト10、1位『名探偵コナン』、2位『満月を探して』、3位『ONE PIECE』も貴重な資料であるとともに、トレビア的にも面白い情報である。

と、さすがは洗練されたヨーロッパというようなことを漂わせた帰結にしようかと思ったら、2位がフルムーンかよヨーロッパオワタ\(^o^)/


以下 単行本感想

【至福の逸品】

「ゆびさきミルクティー」7巻 宮野ともちか

私にとってなにより肝要な狂気成分が落ちてちょっと普通の恋愛(三角関係)漫画っぽい展開だけれど、それでも好き。主人公の気持ちの揺れ動きがいちいち琴線にひっかかるんです。この過剰なまでの自省癖、そして他者の感情の機微に極めて敏感で、そしてその過剰な感情が暴走して嗜癖が他者から見るとちょっと危ないところに…他人事じゃないw 漫画自体の面白さとして万人にお勧めできるものではないけれど、嵌るとこれ以上の作品はほかにないと断言します!

831 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/27(土) 00:23:42 ID:auzR5r0WO
俺、ひだりと加賀見の制服姿見て感動したな。ここまで女子厨学生の躯を描ける人は珍しいと思った。特にひだりが下向いた時の首まわりなんかすごい厨学生してて興奮した。ロリ体型、発育の良い体型描ける人は多いがこの厨学生の絵は貴重だと思った。その辺りの微妙な年齢の描きわけにおいてともちかタンのセンスは冴え渡っている。でも、よく考えればこんなところ狙って来るなんてやっぱり変態だ。だから、消学生の体型をしっかり描こうとしていないのは、むしろ変態センスの放棄なんだと思う。

832 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/27(土) 00:56:51 ID:LXN1hj0hO
>>831そこまで見てる君も相当な(ry

847 名前:831 投稿日:2006/05/27(土) 22:28:27 ID:auzR5r0WO
ちょwwwなんでこんなお誉めの言葉貰ってるの?www

一応言っておくけど、俺はただともちかタンのセンスに驚き&共感しているだけで、(例えば、世間では美少年を女の子のようだとありがたがる傾向があるようだけど、俺はむしろ美しい女性とは美少年的な女性なんだと思っている。ボーイッシュってことじゃなく。ともちかタンの描く人物は男女問わずみな美少年的な雰囲気がある、というよりもみなベースは美少年的な魅力だ。たぶん俺と近い考えの持ち主なんだろう。やっぱりひだりと加賀見は男女の違いが曖昧な部分とはっきりした部分が共存する年齢なだけあって、美少年的な魅力に満ちている。二人は美少年ってことを巡って正反対な魅力がある。

あと、なんて言えば言いのか、魅力への視点が多層的なのがいい。視線の立ち位置と向かう先両方で。向かう先の具体例はだすまでもないが、立ち位置の例をあげると、現在の俺からみた厨学生の躯の、肩のなよやいだ感じがなんとも堪らなく思えると同時に、厨学生のころの俺がこんな華奢な躯を一人の女性のそれと見なしていたことに興奮する。ともちかタンもこういう構図意識しまくってるはずだ。)別に厨学生じゃなきゃだめな変態オヤジとかああいうのじゃないよ。リアルではいたってノーマルに、ちょっとMなだけで、相手は同年代かちょっと年下の異性がいいしね。

848 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/27(土) 22:51:56 ID:NqEMsZT60
>>847
お前の隠れど変態っぷりだけは良く分かったから

892 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 00:14:11 ID:nGiwm16p0
それよりオマイラ、今さら凄いことに気が付きましたよ!前回のさきミルの表紙の左なんだが、何か少し寄り目になってるだろ?「おや?」と思って逆さにすると何とも左の表情が切なそうに見える。んで、「何が不安なの?」ってって顔を近づけると…なんと左と目線が合って至近距離で見つめ合えますw 寄り目なのはそういうことなのか?ともちかタン?

…つか思わずキスしちゃった、左に。これで漏れも鏡に映るユキにキスした由紀を笑えない人種になった orz

893 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 03:07:34 ID:isT4AbYnO
>>892
オレはオマイを責められない
なぜなら同じ事を(ry

895 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 10:08:29 ID:OwDhjifn0
うお、まさかスレがあるとは思わなかったのでビックリしたー。濃いレスが多くて面白いですね。

ちょっと興味がわいたので質問させていただくとこのスレ読んでいるゆびさきミルクティー読者の皆さんはどういう性的嗜好をお持ちなんでしょうか?このスレ的にいい意味で変わった人が多いのかなと思ったので。ショタや女装が好きな人多いのかな。

898 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 13:41:28 ID:z/SMebYO0
>>895
女装趣味でメガネっ娘好きで脚フェチなので、由紀(≒ともちか)が他人とは思えない。

899 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 17:08:11 ID:JtlMNGPI0
>895
外見は男だが内面では男でも女でもないと思っている。男であることを自分で認められない、認めたくない、いわゆるジェンダー体質。由紀が水面と一線を越えられなかった(越えなかった)ときの心境はよくわかっているつもり。

そんな自分も異性に対してあこがれることはあるが彼女にしたいとかそういうのじゃなくて、自分がそのようになりたいと思う意識が働く。だからといって自分は女装したりして形から女性に近づこうとは思わない。(現に女装はしたことがあるが、自分の性に対する違和感は拭い去れなかった。むしろ増大した)

いちばん内面的に女性に近づいたと思える瞬間はと訊かれたら、男性と抱き合ったとき、と答える。たぶん由紀(ユキ)も亘に迫られたとき、そういうドキドキを(背徳感も含め)感じていたに違いない。では女性と抱き合ったときはどう思ったか、と訊かれたら、おそらくその逆を答えると思う。芝にしなだれかかられたシーンの、オヤジ呼ばわりされた乃木の感想そのままだと思う。

ロリ、ショタには興味ない。でも「かわいいは正義」というばらスィーの意見?には同意する。

900 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 17:16:43 ID:iOHszYgx0
ロリとか女装とか知らねえけど、由紀と未記の美しくも大間違いな姉弟愛から目が離せないんだよ!

901 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 17:25:33 ID:PwoXniDG0
>>899 結婚しようか?というほどに同意見w

付け加えるならば平凡とか、倫理とか、道徳とかが大嫌い。「美しければそれでいい」という価値観なのでこの禁忌をなんとも思わない姿勢にハートを撃ち抜かれています。

否、むしろ禁忌愛を愛好しているのかも。。。。

902 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/05/31(水) 19:27:45 ID:3xzmvY4C0
>>899
俺もだいたい似た感じだけど女に憧れるのは男だからこそなので男でよかったと思ってるよ 夢が叶ったらただの生活になっちゃうし ただ自分が男として女性とセックスすることだけは想像できないんだよなあ

906 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/06/01(木) 00:00:23 ID:En0V9Idm0
漏れは人間的には水面に近いかも。イケナイ感があるとドキドキする。あと性的嗜好というか性的な心理みたいなのとして、過去に色々あって正直女が怖い。昔はちゃんと彼女と付き合ったりできたんだけどねー。

ともちかたんの書く男キャラは男の性に対して自己否定的なのが多くて、よく自分と重なってた。でも漏れが最近それをだいぶ克服できてきたのは、緑子のセリフや亘の「男がスケベで(ry」発言に助けられてるおかげだったりするw

どれが自分の書き込みかなどという野暮なことは聞かないで!

686 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/14(金) 09:19:54 ID:ftxCWcIRO
読者「ともちかタン?」
ともちかタン「読者さん、あたしもう…短期連載者じゃないよ…」

読者「連載を始めたら…どうなるか 知ってる?」

読者「見たい…ハァハァ…続き見せて」
ともちかタン「読者さん…顔 怖いよ」
読者「ハァハァ…続き描いて」
ともちかタン「まって ちょ…実は大変…」
読者「ガバッ…ハァハァ…」

ともちかタン「や やだ、やだあ!」

スパン!…スタスタ…パン!!
編集者「ともちかタンが悪い」
ともちかタン「編集者さん…どうして」

ともちかタン「怖かった 読者さんがあんな凶暴な顔するなんて…。自分から連載始めといて、連載続けるだけの覚悟がなかった」
編集者「もういいよ もう怖い事ないから」
ともちかタン「編集者さん ごめんね」
編集者「んーん ゆっくり休載していいよ」

爆笑w

687 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/14(金) 09:44:28 ID:bdYyQR7P0
>>686描いてくれwwww

688 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/14(金) 10:03:16 ID:7sTSDV/K0
そりゃただでさえ隔週なのに休載が続けば>>686みたいなのも出てくるわなw

869 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/28(金) 20:03:01 ID:zlYq8kp40
一ヶ月半も休載してもともちかさんを罵る書き込みがないなんてここのスレの住人は優しいんですね。まるでやわらかく、そして甘く包み込んでくれているようです。言うなれば綿あめみたいな人たちですね

870 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/28(金) 20:15:59 ID:jpJgC/nz0
かつて三ヶ月休載の暗黒時代が続いたことがあったからなw いくらスレ住人が鬼畜でもともちかタソに手を出したりとかそーゆーことは無いんだよ スレ住人はともちかタソが成長するのを待ってるんだよ

871 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/28(金) 20:28:19 ID:/AeBvPjr0
>かつて三ヶ月休載の暗黒時代が続いたことがあった

あったあった、思い出したくもない暗い過去。あのときも、再開後はかなり印象が変わっていた。今回も何か変わってくるんだろうか?

874 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/07/28(金) 20:42:18 ID:FmaNIeb40
理由を考えてみた。

 ①実の妹さんに「あんな漫画描くなんて、お兄ちゃんヘンタイだね。」と罵られた。
 ②帰省したら、妹さんのダンナに「あんたに妹はやれねーな、帰れ」と罵られた。
 ③大好きだったイチバンの親友が読者だったらしく、屋上で抱きしめられた。
 ④2ch住人がヘンタイばかりなので、好意のメーターの針が真逆に振り切れた。
 ⑤実は860がともちかタンで、最強のユキとなるべくコスチュームを準備している。

やべ、魔性のともちかたんだけにどれもありうる!

これだけを読むためにヤングアニマルは二週に一度読んでいます。それだけ重症w

340 名前:暇人 769 投稿日:2006/08/27(日) 21:45:44 ID:m263L8Zt0
おんり~イベント行ってきたど。

守れが会場に着いたとき、このイベントに来てた人15人。カタログは当日購入した。\500。(メロンブックスとメッセサンオーで前売り)スタッフの数だけがやたらと多かったような。んで、シラケムードのなか館内へ、イベントが始まった。参加サークルは13サークル。(下板さんいなかった・・・) ともちかタソは来なかったと思う。午前中はコスプレやってるのいないようだった。

午後はスタッフの数人が女装して、「女装喫茶」が開店。メニュー:ケーキ(イチゴショート)・紅茶・コーラの牛乳割り俺も食べたど。

リアルユキ似の娘はいなかった。また撮影okしてくれなかった。中ほどのテーブルではスタッフ(だけで)が盛り上がっている・・・・orz 一般参加者でコスプレしてたのは最後までいなかったと思う。最後はケーキが余ったらしく無料で配られた。

開催記念本は、プリンタの不調で30~40分待たされた。個人参加者は\100。本誌の絵と比較して「似てね~ど!」

行こうと思っていたのに忘れたorz 新刊発売の方で日付にメモしたとばかり思い込んでいました→同人誌即売会

346 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/08/28(月) 00:05:20 ID:5d5dTBFt0
イベント過疎ってたな・・

348 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2006/08/28(月) 00:18:58 ID:N312k0Og0
イベント行った。参加サークルが少ない&どこも100円200円のコピー本だったので、全部回っても懐が痛まなかった。まあまあ満足。

女装喫茶はとりあえずワロスと。コーラの牛乳割りはもうちょっと牛乳入れたほうがマイルドかなと思った。スタッフ以外の女装が無かったのは残念だが、まああのヒトイネ状態じゃしにくいな。もうちょっと人が集まるようにならんと無理かと

ただやっぱりあまりにも特殊な属性なためか同志の数は少ないみたいですorz


【幸せを届けてくれた作品群】

「真月譚月姫」4巻 佐々木少年

この作品のおかげで型月信者から一転アンチにまで、愛情の裏返しとしての憎悪までいかずに済んでいます。冷静に月姫がもっていた恐るべき力を再確認させ、嵌っていたときの感情の炎にふいごをいれてくれます。原作者も絶賛している冒頭の秋葉とシエルの戦闘、そして会話の迫力には魅入ってしまいす。ゲームでは結果的にかなり冷遇されたシエルを掬いだすことに見事に成功していることから、どれだけ作者が原作をやりこんでいるかが伝わってきて震えます!


【購入に値した作品群】

「ゴールデンデイズ」3巻 高尾滋

最近、好きな作品がことごとく時空ものになっているのはどうしてなのかとぼんやりと思いつつ、この作品でも主人公の能天気さに痛烈な一撃を食らわす展開に思わずキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!と叫び出したくなります。未来改変が望みなのか、改変自体を織り込んだ現在なのか、完全なるパラレルなのか、人間関係を構築したとき果たして帰るという選択肢が出た際に戻るということを選択できるのか(主人公は帰り、友人は帰らないのではないか?)と読みどころ満載…。ただ主人公のBL要素をいらないかな?


「マリア様がみてる」6巻 漫画 長沢智、原作 今野緒雪

丁寧に原作を漫画化しているという点で評価しているんだけれど、いかんせん原作のこの辺りのべたべたな展開があまり好きでないので…。実は祐己と祥子さまのスール関係が苦手(レイニーどめにも陥らなかったし)。


【暇潰しにはなった作品群】

「わんの実」 岡崎呼人

新人でありながら、キャリアを積んでいて覗いているスレなどではそこそこ評判高かったので期待していたんですが擬人化べたべたですか…。うーん、全く違う作品が読んでみたい、とりあえずこの続刊はパス。


【なぜ手に取ったのか理解できない作品群】

「はちみつの花」 木内たつや

とりあえず明治・大正ものを新人に描かせたいという編集者がいるとしか思えない。結果的にそれほど成功していないと感じているので編集者個人の趣味なのか?時代物は時代考証とか大変だから(特にリアルなものはね)新人にはハードル高いと思うんだけれど。


「わいるど☆ぴっち」1巻 まりお金田

完全なる気の迷い、もう忘れます。


【惰性と言う慣性の法則が働いている作品群】

「WILD CATS完全版」 清水玲子

うっう…清水先生好きなだけになんか泣きたくなっちゃった。こんな甘っちょろい作品は書いちゃ駄目だよorz 特に人間に発情する獣に中途半端に感情移入した話をもって完全版とか言われてしまうと、最初の本能に基づく血への葛藤とかきちんと描こうとしていたと思うだけにあまりの落差に…単行本に収録されている分だけで十分だった。


「げんしけん」8巻 木尾士目

主人公に彼女ができてめでたし、めでたしってまだ続くの!?もう残るは斑目メインの鬱々とするような展開しか見えないんですけれど。