>『いかにして人は自分自身を知ることが出来るか、観察によってではなく行為によってである。汝の義務をなさんと努めよ、そうすれば自分の性能がすぐ分かる。』
ゲーテ「格言と反省」
よく行くブログにも登録している大好きな小谷野敦さんですが、熱い季節がやってきたみたいなのでメモ。
???と思ったのは↓の日記から。
猫を償うに猫をもってせよ「2006-03-29 「狂言」復活、その他」
>ところで私は相変わらず匿名批判は卑怯だという立場だ。絶望書店主人も、実名を出さない以上、「人」として扱わない。これは法的にも正当であって、実名の分からぬ者をいくら罵倒しても、名誉毀損や公然侮辱にはならんと思う。何しろそれで訴えるには実名を使うわけだから、私としてはそんな人を罵倒した覚えはない、ということになる。
絶望書店との熱い季節は2年以上前のはずなのになんで突然再び矛先を向けているのか?これはなにかあったなとワクワクしながらはじまりはじまり、幕が再び上がりました♪
>怖い相手は匿名で、怖くない相手は実名で批判すればよい。私は政治家でも企業重役でもヤクザでも有力作家でもキックボクサーでも相撲とりでもプロレスラーでもないのだから。せいぜい裁判所へ行くくらいだし。しかしアマゾンのレビューに続いて、はてなダイアリーにも2ちゃんねらーのような人間の屑が増えてきたなあ。
で更に読み進めると、この文章からはてなダイアリーに火種がありそうなことが予測がつきました。とりあえずこれだけの材料で検索開始♪
絶望書店日記さま「2006/3/28 小谷野敦氏よりの削除依頼」
>今日の午前3時に小谷野敦氏よりメールをいただいた。2年11ヶ月ぶりである。絶望書店日記に掲載している小谷野氏のメールを削除してほしいとのこと。
推測どおり、絶望書店のほうにもアクションがあったみたいで、ただここにもあるように2年11ヶ月(ほぼ3年でした)ぶりで戸惑いすら感じられる。
その後、現在進行形でメールでのやりとり公開中ですので是非刻の涙を見ましょう!次第に店主以前の調子を取り戻したみたいで徹底的に慇懃無礼を通り越した皮肉だらけの文章で応戦しています。まあ、こんな文章になってしまうのは過去のメールでのやりとりが影響(当初の丁寧なやりとりから次第に皮肉だらけになっています)しているわけで、普段からこんな物言いはされていません。絶望書店さまはとりあえず削除には従うと記しておられるのでやりとりを保存したい方は早めに保存を。
当時のメール論争の総括については↓のページを参照のこと。
あまカラ日記さま「小谷野敦のあまりにひどい論争総括」
>アマゾンの『バカのための読書術』のレビューで、小谷野は統計学の初歩も分かっていないから信用ならない、などと不当なことを書いたのが、やはり決して実名を名乗らない卑怯者の「あまカラ」である。こやつはミクシィの小谷野コミュにまで潜入してきて嫌がらせをしていたが、いった何が目的なのか。ただの愉快犯か。死んでしまえ。
既に小谷野氏の当該ページが削除されているので↑のページで保存された文章を読むしかありませんが、アマゾンのレビューを嫌っているというのも一般論というよりこの辺りに根がありそうというかありますね、きっと。
ただサブマリン特許訴訟的に過去の出来事関連について噛みくのは前例もあるのでそれほど驚くことではなくて、そちらの詳細は↓を参照のこと。
うさぎや空中楼閣 小谷野敦の原稿削除要求に対しては、とことん闘うぜ、ページ
で、もう一つのヒントのはてなダイアリーを検索したら簡単に今回の発端が分かりました。それが↓
NC-15さま■[馬鹿晒し]東大ってこんなんが教えてるのかよ?
■[キチガイ晒し]こんなんでも東大で教鞭取れるのか?小谷野敦②
■[キチガイ晒し]こんなんでも東大で教鞭取れるのか?小谷野敦③
■[キチガイ晒し]こんなんでも東大で教鞭取れるのか? キチガイ先生 小谷野敦4
■[キチガイ晒し]こんなんでも東大で教鞭取れるのか? ~キチガイ先生 小谷野敦5
■[キチガイ晒し]こんなんでも東大で教鞭取れるのか? ~キチガイ先生 小谷野敦6
■[キチガイ晒し]こんなんでも東大で教鞭取れるのか? ~キチガイ先生 小谷野敦7
当該ブログで絶望店主とのメールのやりとりを発掘してとりあげ再び注目を引き寄せたのがきっかけでした。まだ、当該ブログには直接のアクションを起こされていない模様ですがそれも時間の問題でしょう。最初にメモした「はてなダイアリー」そして匿名に絡んで「キックボクサー」なる単語、このページでヲチとしてとりあげられており当て嵌まりすぎです。
ただ理解できないのはどうして矛先が絶望店主に向かったのかということ、焼けぼっくりに火がついたというか当時の憤り、そして名誉毀損に当たると削除を要求するほどに当時恥を晒したという認識に至ったということなのでしょう。まーこの種のやりとりを見ている人にとっては燃料を投下しているだけのようにしか見えませんが。とりあえずちょうど幕が上がったばかりのこの狂言楽しまないと損です。
【参考】
その他武勇伝として名高いのは↓での論争です。
macska dot orgさま■「小谷野敦さんによる「はてなキーワード『ジェンダー』項目」の間違い」
■小谷野さんへのお返事/「ジェンダーフリー」と「男女平等」の関係
■コメント用スレッド
>『不平不満をもつことは人生に目的をもつことである。不平不満は希望の代替物のようなものとして機能しうる。』
エリック・ホッツァー「情熱的な精神状態」