>『最も大きな賞賛は間違った側から贈られてくる。』
ジェームズ・トービン
/ ̄ ̄`ヽ :
/. i /ヘ\ヽ\:
;| ! |/__.xト、L,_ ト}: な…
; |!ヘ cモリ lモ!oV なんなんですか?
;| !|.ト" rっ ツ|.|、: ここ、どこですか?
,',ノ 斗ャ fて`Y トミヽ なんであたし
/ {トミトv|'´ゝ } ノノ:l }:ここに載ってるんですか?
:/イ { ゝィVr-ヘト、 ! ハ
. | !|Y⌒'ミ{ヾ=' | /イ|
ヽ人 |! /\ :
`'┬' トー'´ ヽ :
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女子リベさま 「帰る場所ない」&「心の闇」一般化は危険
にメモされているように、産経新聞に芹沢一也氏が登場し、福島県会津若松市で高校3年の男子生徒が母親を殺害した事件のたった一件をもって、さももっともらしく賢しらぶって社会をうんぬんすることを真っ向からばっさりいっています…。
つい先日、マスゴミ・自称専門家が増幅する子供批判願望~これぞ格差社会「学」者~
にメモしたような電波連載を始めたかと思ったのにいったいどういうことなんだと思って当該連載を読み進めていくと、その最終回に衝撃の結末が待っていました。
【酒鬼薔薇以後】(5)再び少年法改正 事件防止へ 大人は何を示す
>そもそも少年事件は増えているのだろうか。 家裁調査官を約30年務めた京都ノートルダム女子大の藤川洋子教授=臨床心理学=は「必ずしも凶悪な事件が増えているわけではない。むしろ質的な変化から受ける印象が大きいのに、『増え続けている』というような誤解が新たな事件を生みかねない」と指摘する。
「感情のポリティクス」に抗うコメントキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>確かに未遂を含む殺人による少年の検挙数をみると、平成17年の73人に対し、10年前の7年は80人、20年前の昭和60年は100人で、ほぼ横ばいだった。370人だった40年前の昭和40年からは大きく減少している。
(lll゚Д゚)ヒィィィィ産経新聞が犯罪統計を読んでいる。
>では、「質的な変化」とは何を指すのか。かつて凶悪な少年事件といえば、暴走族に代表される不良少年によるものがお決まりだった。ところが、今や不良少年たちの影はすっかり薄くなった。代わりに注目を集めるようになったのは、酒鬼薔薇事件のような「普通の子」による犯罪だ。目立たない少年が突然、不可解な理由で人をあやめる。不良少年であれば彼らに近寄らないようにすることもできる。しかし、こうした事件はいつ、どこで、どうして起きるか予測がつかない。それは世の中の「体感治安」の悪化にも直結 する。
「読売」に続いて「産経」が「体感治安」の悪化に過ぎないことを認めました…。
>藤川教授は訴える。「『子供たちは凶悪化している』という思い込みが、大人を子供から遠ざけている。このままでは思い込みが本当の凶悪化を招きかねない。必要なのは、大人が子供たちに何を与え、何を示すかなのです」
まさにこれぞミラクル正論大賞キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!。
>酒鬼薔薇事件から10年。事件は確かに、日本社会に変容をもたらした。だが、突きつけられた課題の重みは今もなお、生々しさを失っていない。=おわり
これで終わりってこの連載の意味は…少年犯罪急増・凶悪化言説の否定ということにしか読めなくなってしまうと思うのだけど。とすると第一回、しかも冒頭でその十年一昔と同じ頓珍漢な言説を「生き生き」と述べておられた宮台先生のお立場は?
しかも、同じ産経の連載できちんとしたコメントを残せている以上、編集のせいでとか誤読だとか言い訳は出来ないだろうし…いや、それどころかこの連載の意味を考えると、最初に宮台にコメントを取りにいった時点で産経の記者に見透かされていたというか晒し者にしようという意図、悪意があったんではないかとすら勘繰りたくなります。わざわざ藤川教授というあまり知られていない方のコメントでわざわざ〆るということは、既にこの特集を組んだ人たちは事の本質をわかっていたんだろうし。
∧∧ ミ _ ドスッ!
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ 終 了. │
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産経にはバカにされ、盟友と思われた宮崎氏には軽蔑されるようなコメントをものされ…なんかあまりにも哀れですね(ー人ー)なむなむ
>連載は福富正大、小野木康雄、木村さやか、乙津綾子が担当しました。(産経新聞 2007/06/01)
勇者の名前一覧。
で、その産経ですがなんと久坂部先生にもコーナーを設けて医療についての提言を載せ続けています。
参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/375161/
(久坂部先生セット)
先日
のコメント欄
でnobさんに読売に載っている旨(これも最高に素晴らしい記事ですのでぜひ一読を!!!)を教えていただきましたが、保守派のほうが現実を見れるというか受け入れられるのかなorz
以下 【断・久坂部羊】についてのメモ
【コラム・断 久坂部羊】セカンドオピニオンの危険
>セカンドオピニオンを勧める人々は、これをより安全な医療と考えているようだ。しかし、そこには危険がひそんでいる。当たり前のことだが、最初によい治療を勧められたのに、セカンドオピニオンを聞いて悪いほうを選ぶことがあるからだ。たとえば手術をいやがる患者が、内科的な治療をしているうちに手遅れになるケース。
セカンドオピニオンのリスク!
>セカンドオピニオンが「気に入った答えを言ってくれる医師さがし」になっていないか。これでは次々医師を替えるドクターショッピングにつながりかねない。
贅沢、わがままな患者批判炸裂!
>一つの病気を二重に診断するセカンドオピニオンは、ぜいたくな医療である。なのに新聞やテレビはセカンドオピニオンのよい例ばかり紹介する。がんの疑いがあると言われた人が、セカンドオピニオンで詳しい検査を勧められ、がんではないとわかった例など。そんな記事を読めば、だれでもセカンドオピニオンを受けたくなる。しかし、現実にはたいてい同じ診断を受けるだけだ。
医療資源も有限です><
>セカンドオピニオン外来を担当している知人の医師に聞くと、セカンドとファーストがくいちがう率は一割以下だという。細胞診まで受けたがんの診断が、くつがえることはまずない。(2007/04/12)
精神鑑定とは違います><
【コラム・断 久坂部羊】なぜ延命治療を中止するのか
>延命治療は、単に無駄だから中止するのではない。やりすぎると、ときに悲惨な状況になるからだ。器械とチューブにつながれ、白目をむいて、手足は丸太のようにむくみ、顔は水死体のように膨れ、出血傾向で体中の穴という穴から出血する。股間からはコールタールのような血便があふれ、点滴で入れた水は、棺に入れたあとも流れ出る。医師はそうなる危険性を知っているから、無理な延命治療はやめたほうがいいと言うのだ。
ゲェェェ
∧_∧
(ill´Д`)
ノ つ!;:i;l 。゚・
と__)i:;l|;:;::;:::⊃
⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃
>その実態を知らない患者や家族の意思を重視しても、望ましい最期は迎えられないだろう。一日でも長く生きてほしいと望む家族に、治療の中止を決断させるのは酷(むご)いことだ。それでも治療の悲惨さを知れば、少しは納得しやすいのではないか。だから、医療者は延命治療の実態をもっと公開すべきだ。患者や家族も、自分が終末期になったらどんな治療を受けるか、ふだんから考えておいたほうがいい。
情報公開にもいい公開とわるい公開があると…。
>今回の指針には、医師の刑事訴追を避ける要件が示されなかった。人間が生きたまま腐っていくような壮絶な状況がわかれば、医師の独断ではなく、家族との合意で治療が中止されるようになるだろう。そうなれば、医師の法的責任も自ずと回避される。(2007/04/22)
廃用身の出番キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
【コラム・断】医療の情報公開には弊害も
>最近では病院の情報だけでなく、個々の医師の技量を公開するよう求める動きもある。安全な病院を選んでも、腕の悪い医師に当たれば意味がないからだ。
>医師の技量を示すには、その治療の経験数が用いられる。たとえば腹腔鏡手術は50から100例以上経験のある医師が安全とされる。こういう情報が公開されると、経験の少ない医師の手術を受ける患者はいなくなる。そうなれば、未熟な医師はいつまでたっても未熟なままだ。逆に熟練医は患者が増えすぎて、疲れて医療ミスの危険が増えたり、手術の順番待ちがのびて、がんの患者が手遅れになったりする。
誰もが最初は初心者という当たり前のことが受け入れられません><
>どんなベテランも、はじめから熟練医なのではない。未熟な医師の治療を受けてくれる患者がいて、はじめて熟練医が生まれる。自分だけは熟練医にかかりたいと望む患者ばかりの現況では、ほんとうの情報公開はむずかしいのではないか。(2007/05/09)
ここでも勇気ある患者批判ですね。
【コラム・断】「スーパー老人」情報の害悪
>80代や90代でも元気な“スーパー老人”の活躍が、メディアでよく取り上げられる。先日もある新聞に、84歳の医学部名誉教授が紹介されていた。山登りが好きで、80歳でモンブランに登ったという。毎朝、冷水摩擦を欠かさず、駅でも必ず階段を上り、電車内ではつま先立ちで脚の筋肉を鍛えているとのことだ。
アンチエイジングの究極の姿ですね…。
>老人医療の現場で日々、もっと若くして身体が不自由な老人をたくさん診療している私は、こんな記事を読むとムカムカする。
ぶっちゃけキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!こういうところも好きです♪
>スーパー老人は、基本的に生まれもった体質が頑強な、運のいい人々である。それを努力次第で、だれでも同じように長生きできるかのように言うのはまちがっている。スーパー老人の活躍は、人々に希望を与えるし、すでに老いている人の励みにもなる。しかし一つまちがえば、若い人たちに、人生は80、90まで元気で当たり前、という錯覚を与えはしないか。
理想のハードルの引き下げというか受け入れるべきラインの現実的設定という指摘です。
>現実はそんなに甘くはない。いやがられるのを承知で言えば、いくら健康に注意していても、60代の前半で寝たきりになったり、認知症になる人は決して少なくない。そんな実態を直視せず、ごく少数の幸運な老人ばかりに目を向けていては、老いへの備えが十分にできない。障害や機能低下に苦しむ老人の多くは、「こんなことになるとは思っていなかった」と嘆いている。予想と現実のギャップに悩んでいるのだ。最悪の事態に備えるのが危機管理であるとすれば、スーパー老人は決してよいお手本とは言えない。(2007/05/24)
冷たい現実ですね、こういう情報を若いうちに知ってひそやかにそしてしめやかに老いを受け入れると…おかげさまで覚悟はできました、これからそれでも受け入れたくない部分も含めて(呆けとか)じっくり噛み含めていきます。
- たこやきさん、こんにちわー。
>秋葉原を管内に抱える万世橋署では、02年には、銃刀法違反容疑での事件送致の件数は1年間で3件しかなかった。それが03年には7件、04年には35件に増え、05年には84件と3年間で28倍になった。84件という数は、警視庁全101署の中で、新宿署の189件に次いで2番目に多い。
↑それだけオタに対して集中的に職質掛けている証拠にほかならないと思うのですが。
>秋葉原での摘発例は、こうした被害に備えて法律違反になることを知らずに刃物を携帯していたケースがほとんどで、起訴されることはまれという。
>しかし、護身用というのは銃刀法の「正当な理由」には当たらず、逮捕または書類送検される可能性がある。同庁生活安全部の幹部は「十徳ナイフやカッターナイフでも、種類によっては、ポケットやかばんの中にすぐ使えるような状態で入れていれば違反に問われることもあるので注意してほしい」と話している。
↑それこそカッターナイフぐらい普通に持ち歩いているでしょう、これをもって銃刀法違反というなら街中でそもそも売るなよとしか思えない。まさに警察が思うように数字を作り出せる証拠に他ならないとしか思えないのですが。
しかも被害に備えてもっていたケースがほとんどというのも怪しいものだと思います。いきなり職質かけられて動転しているオタにむかって、あらかじめ用意されているストーリーに沿って
「護衛のためか?」
「・・・はい。」
みたいなケースなんじゃないかと容易に想像されるんですけれど。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/06/06 12:34
- オタク狩りに対抗?「アキバ」で銃刀法違反の摘発急増
http://www.asahi.com/national/update/0605/TKY200706050286.html
なる記事が…。
オタク狩り増加=若者の凶悪化
オタク狩り対策=オタクは危険
というどちらに転んでも若者叩きの発表ですか…。こんな発表を報じる前に警察のでっち上げ検挙の実態を記して欲しいところなんですけどね…。
本当、いい加減にして欲しいですよ…。 - commented by たこやき
- posted at 2007/06/05 21:04
- 安原さん、こんばんわ♪
せっかくなので宮崎哲弥仏頂面日記39もメモしておきますね。
>メディアには、少年の「心の闇」をめぐる「専門家」の益体もない後解釈がまたぞろ氾濫した。十年前と何も変わらない。
>一人の異常者がしでかした事件なのに、たまたま同じ学校に在籍しているからといって何で他の生徒までが「命のかけがえのなさ」だの「忖度する心の大切さ」だのを諄々と説かれなければならないのだ。異常者は異常者ではないか。そんな連中の「心の闇」を理解することなどできないし、また、理解する必要もない。もし可能性があるとすれば、脳科学的な機制の解明だけだ。
>特異な犯罪を、世代やサブカルチャーなど社会的問題に拡散させてしまうことの愚を、宮崎勤事件以降、私達は嫌というほど思い知ったのではなかったか。
↑十年前に益体もない「専門家」とやらの後解釈を氾濫させたのは誰なんでしょう?おまけに特異な犯罪を、世代やサブカルチャーなど社会的問題に拡散させてしまう愚を犯していたのは誰なんでしょう?私にはさっぱりわかりません><
>「AERA」という朝日新聞社の糞雑誌が事実無根の参院選出馬説を載せやがった。しかも新聞広告にまで大きく名前を出した。呆れながら当該記事を読んでみると、出馬説の情報源はとくに政界事情通ともいえない宮台真司氏だけ。しかも、彼にはラジオなど公の場で否定済みである。
↑その「とくに政界事情通といえない」人間は、ロビー活動やらを通してそれなりに政界時事ネタにもコメントを寄せているんですけれど…。
。・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ヨチヨチ - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/06/04 22:44
- にょろ朗さま、はじめまして。
その事実関係が正しいとすると産経記者はより悪意があると思うのですが…いずれにせよ、10年前に頓珍漢なコメントを述べた事実には変わらないし(連鎖しなかったという事実を10年掛けて検証できたという意味で)。
以前(http://newmoon1.bblog.jp/entry/322041/ )でメモしましたが、今度は産経でコメントすらとられないレベルへの下方修正ですね。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/06/04 12:06
- TAKESANさん、更新再開おめでとーございます♪
読売はおろか、産経ですら数字を読めるようになったというに、子供を守れキャンペーンで煽った本尊としてアカヒはおろか、こうして左派系のメディアの論調見ると次第に「市民派」にアレルギーに似たものを覚えていく今日この頃ですorz(せめてもと東京新聞には期待していたのに裏切られたし)
既に編集された安原さんご自身で紹介されていますが、なにはともあれとりあえず「おはよう奥さん」7月号のP185~189からお読みください!浜井先生→坂元先生→渡辺正しい先生と素晴らしすぎる記事で違った意味で眩暈がするはず(こんな豪勢な面々でしかもありがちな両論併記の逃げもうたない!記事はもう当分見られないかも!) - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/06/04 11:56
- はじめまして
とりあえず事実関係だけ
>しかも冒頭でその十年一昔と同じ頓珍漢な言説を「生き生き」と述べておられた宮台先生のお立場は
ええっと 10年前の発言を記者が引用したのであって
今の意見を取材したわけじゃないですが。
- commented by にょろ朗
- posted at 2007/06/04 07:48
- 訂正。下のリンクは、こっちでした⇒http://www.janjan.jp/media/0706/0705286315/1.php
- commented by TAKESAN
- posted at 2007/06/04 02:05
- 今晩は。
毎度毎度、眩暈のする様な記事の紹介で申し訳無いのですが(←じゃあ、するなよ)、こんなのが(引いちゃうくらい、凄いです)⇒http://www.janjan.jp/living/0705/0705205822/1.php
http://www.janjan.jp/living/0705/0705205822/1.php
中学生の書いた文章かと思って(推敲しないんですかね)、記者のプロフィールを見たら、大学生だそうで…。しかも、まだ続くっぽいです。 - commented by TAKESAN
- posted at 2007/06/04 02:03