>『きっと心の底からウットリとする言をロマンって言うんだ。ちょっと素敵だなと思ったりドキドキしたりするのはロマンじゃない。他に比較する事ができないくらいの陶酔感が、この世で彼にとって最も素晴らしいと思える何かに感動する事がロマンなんだ。』
幾原邦彦
StarChild 少女革命ウテナ 10th anniversary
を見ると、DVDだけでなくCDもリマスターされるみたいでこれが「ロマン」です♪
最近、☆少女革命ウテナ占い!☆
で、日々の運勢をチェック中。
ちなみに私は、
●薫 梢さんのあなたは、嫉妬深い束縛タイプ。仲間を大切にしますが、一方、人間の本質的な孤独も知っています。どこか寂しげな影があるのはそのせい。身内には依存し、他人を疑ってかかるため、周りからはあまり良く評価されないことも。臆病な部分もあるのですが、いざとなると新しい環境に飛び込んでいく、思い切りの良さがあります。寝る前にミルクセーキはいかが?
運勢ランキングは
1位 ★薫 梢;昔助けた猫が恩返しに
【資料】
・輪舞-revolution その3
・意地悪な話
・某ビデオスタジオにて
・メリークリスマス10周年
901 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 18:10:15 ID:???0
チャーー~~ラーララ~~・・・
チャーー~~ラーララ~~・・・
テテーテ テー テテーテ テー テ・テ・テ・テ・テ・テ・テ・テ・・・・
テテーテレー テテーテレー テッテ テテーテレー テテーテレー テッテ
テレテレレ!
バ━━━m9(゚д゚)━━━ン!!!
902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 18:18:47 ID:???0
暗黒ーぅ 灼熱ーぅ
誕生人形
903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 18:27:07 ID:???0
>>902
スゴスw分からなかったwww
904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 19:01:43 ID:???0
>>902
尊敬した
( ´∀`)σ)Д`)
905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 19:36:13 ID:???0
テレテレレ! w
906 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 19:57:50 ID:???0
テレッテッテー
907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/11/27(火) 20:08:36 ID:???0
>>902
さっき聞いてようやくわかった。
お前さん凄いな。
914 名前:902 投稿日:2007/11/27(火) 21:06:13 ID:???0
>テレテレレ!
>バ━━━m9(゚д゚)━━━ン!!!
で分かった
あとちょっと前が根室教授の話題だったから
572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/24(月) 13:49:06 ID:???0
今日は10年前のウテナ最終回の日
10周年キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/26(水) 13:52:54 ID:???0
アートオブウテナのカツヨインタヴューの該当箇所を文字におこしてみるんで、参考にどうぞ。
――では次に樹璃の物語ということで続けて29話のお話を
橋本
>はい。7話で樹璃は相当追いつめられていたんですけど、僕はそういう樹璃を救う男とはどんなヤツなんだろうと思ってて。瑠果が最後に死ぬっていうのはシナリオでわかってたんですが、余程のヤツじゃないと樹璃は救えないと。で、結局、下心なく人を救うというのは徹底した自己犠牲がないとダメなんじゃないかって考えまして
――橋本さんの「瑠果」像っていうのは掛け値なしに樹璃を救うという……。
橋本
>そうです。28話のラストから29話の頭で、策士として動く瑠果が描かれてますよね。枝織を翻弄してみせるという。要するに枝織も相当なものだけど、瑠果はそれをも上回ると。でも彼が根本的に枝織と違うのは、策士だけれども根幹には「樹璃を助けたい」という思いがあることなんです。その目的に向って、場合によっては樹璃すら追いつめると。樹璃を追いつめるのは決闘の場に出させて奇跡を得て欲しいと思うからなんですが、その局面に持っていくために瑠果は策士として動く。自分が好きな人をあそこまで追いつめるわけですから瑠果の中では相当な苦しみがあったと思うんです。
でも、そうしてでも樹璃に乗り越えて欲しかったと。恋愛関係においては「救いたいと」思ってもその動機が下心だったりするじゃないですか。それでは結局救うことにならないんじゃないかっていうのがありますよね。これは良くあるパラドックスだと思うんです。でも樹璃を救うためにはそういうところから突き抜けていかないとダメだろうと。相手のことを本当に考えていたり、自分よりも相手のことが大事だという思いがないと、救うことにはならんだろうと。瑠果には死期が近づいていましたが、死ぬ運命だから下心なく振る舞えたんじゃない。死期が迫ってなくても瑠果はああしたでしょう。
702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/26(水) 14:04:13 ID:???0
橋本
>樹璃を今の苦悩から解き放ってあげたい、そういう気持ちだけで動く。そのためには枝織だけでなく樹璃自身の内面も何とかする必要がある。だから悪者にもなると。下心じゃないから悪者になれるんだと思います。
自己犠牲っていうとなんかうざったい言葉かもしれないけど、そうでないと救うレベルまでいかないんじゃないかと思いまして。途中で瑠果は「奇跡を起こすためには犠牲が必要だ」って言ってるんですよ。前半ではこの犠牲が枝織、そして樹璃自身という風に見て取れるんだけれども、やっぱりそれはフェイクで、自己犠牲の主語は瑠果本人なんです。
――瑠果が最後まで自分の気持ちを打ち明けないことも、救うことに徹するという意味合いなんでしょうか。
橋本
>ええ、そうです。そうなんですが、瑠果の中にも葛藤があります。樹璃に無理やりキスした後で、ペンダントを踏み潰そうとしますよね。これは半分は策略ですが、実は本音が出ている部分です。下心がないとはいえ、樹璃が好きだから枝織のことは憎いんですよね。あの後で樹璃が動揺して殴りかかり、その後ペンダントを抱えてうずくまるわけですが、ああされて瑠果はせつなかったんじゃないでしょうか。この段階までいくとさらに想像が膨らむんですが(笑)
704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/26(水) 14:19:58 ID:???0
橋本
>樹璃は枝織に追いつめられたせいで思いの対象が転化されてしまって、枝織そのものよりもペンダントの方が大事になってしまっているんじゃないか、そこまで歪んでしまったのではないか。子供を守る母鳥みたいにペンダントを抱え込む樹璃のみっともない姿を見て、瑠果はつらいんじゃないかと。
―― 29話の焦点はもつれ、もがく彼らの感情ということでしょうか。
橋本
>節目節目に3つの椅子を出すことで関係をわかりやすく伝えるという仕掛けがあるんです。椅子の向きで思いの方向を示すという。でも、気持ちの中は複雑で、非常にわかりにくくなっているんですよ。最後に決闘があって、勝って奇跡を得ようとするんだけれども、負けてますよね。でも実は奇跡は起きたんじゃないか。決闘自体で奇跡が起きるんじゃなくて、そこへ向う気持ちの中で奇跡が起こる瞬間があるんじゃないかと思うんです。樹璃はもともと叶わぬ恋の成就のために奇跡を欲していたわけですが、ペンダントが飛び散ったときに戦う目的、生きる目的を失って、放心状態になりますよね。
その後に薔薇を自分で引きちぎる。ここは色んな解釈があっていいと思うんですけど、僕の解釈ではこれが奇跡なんじゃないかと。樹璃の気持ちが解放されることが奇跡なんじゃないか。それまでは樹璃の気持ちは絶対変えられないものであって、まさに奇跡でも起こらない限り変えられないものだったんですよ。でも樹璃は自分で薔薇を引きちぎった。これは奇跡なんじゃないかと。
奇跡っていうのは超常現象なんかじゃなくて、人の気持ちを変えるってことなんだと思うんです。決闘には負けるけど奇跡は起こったと僕は解釈しています。雨が降っているのは軌跡が起こったことを示してる描写のつもりなんですけどね。でも樹璃は自分で奇跡が起こったことはわからない。一方、瑠果は確信している。だから「心配ないよ」って。ラストで樹璃は瑠果の方を向いた椅子に座り「なんだったんだろう」とじっと椅子を眺めたりするわけです。
708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/12/26(水) 14:33:54 ID:???0
橋本
>闘いによって奇跡を得るのではなくて、軌跡という縛りから解放されることによって、枝織からも解放される。これが奇跡なんだと。
――もうその後ペンダントはしてないわけですよね。ここで話は終わってるというか。
橋本
>ええ。終わらせようとして29話を作りましたから。解放させないと樹璃は救われないですよ。これ以降に樹璃が救われる話もなさそうだったし。ラストシーンで枝織が樹璃を追いかけますよね。今まで追っていたのは樹璃なんですけれど、逆転現象がおこっているんです。樹璃は突き放すでもなく、今まで見たいにかまうのでもなく平然と歩いている。
ここでもう樹璃は自立したんじゃないかと。あのシーンのモノローグでは枝織のことは一つも描かれていない。瑠果のことしか言ってないんです。でも樹璃が瑠果のことをわかってるわけではないし、わからなくていいと思うんです。今までは憎かったけど、多少許せるようになったという程度でしかない。それも含めて樹璃は瑠果がやった行為を知る必要はなくて、瑠果もそう望んでいたんじゃないでしょうか。
――樹璃と瑠果のエピソードはファンの中でもかなり支持されていますが。
橋本
>作画監督のたけうちさんも素晴らしかったですし。あの、決闘シーンで瑠果が樹璃の剣を引き抜くときに、瑠果は樹璃の髪の間に手を添えるんです。あそこの作画が好きなんですが、自分の気持ちを尊重してもらえたことのない瑠果が、ああいう瞬間を持てて幸せだったんじゃないかって思いますね。アキオカーのシーンでも樹璃が瑠果と会話するくだりがありますよね。「私の思いなど届かなくて良いのだ」というくだり。これはそのまま瑠果が思っていることと同じなんです。その境地まで樹璃が行ってる事を確認したから「これで成立だ」って言ってるわけです。
細田監督大好きです♪そしてここで触れられているシーンの美しさに関してはってもう実況のときにさんざん書きましたね(苦笑)
- 以東さん、はじめましてコメントありがとうございます!
>自分の書き込んだレスを見つけてニヤニヤしてしまいましたw
失礼も何もこちらの勝手にコピペ記録している非礼に比べればもう…。
>魅了されたあまりちょっとだけ人生踏み外した位です。
私もです。見事に私の中のディオスの力が目覚めてしまいましたw
>それこそウテナとアンシーの間にあったもの
「たぶん友情」というやつかな?この作品では友情>愛情(唯一、瑠果の示した「愛情」だけは別物として)なんだろうと思います。愛情というより情欲、独占欲、支配欲その他ドロドロとしたものばかりで、同性愛も異性愛の区別なく「愛」というものをあまり美しいものとして描いていないですよね。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2008/01/28 02:19
- 初めまして。自分の書き込んだレスを見つけてニヤニヤしてしまいましたw
そして、突然飛び込んできて横レスする失礼をお許し下さい
>クリフさん
樹璃が同性愛者であることは最後まで尊重されていたと思いますし、だからこそあの話は美しいのじゃないだろうかと思ってます。
異性愛者の男である瑠果が同性愛者の女である樹璃を愛する。そしてその樹璃が異性愛者の女である枝織を愛する。
彼らの恋は全く不毛ですが、それでも愛する人の幸せを願って身を削る事は出来る。
その犠牲の存在を彼女たちが薄々感じ始めた時、椅子の向きは変わったんだと思います。
でも樹璃は37話に至っても、まだ枝織へ恋をしていると話します。ご丁寧にウテナが、その感情と自分とアンシーの間の感情との違いにまで言及している。
その時にあの椅子を動かしたのが何なのかと考えると、それこそウテナとアンシーの間にあったものなんじゃないかと。何なのかは上手く言葉では言い表せませんが…
ちなみに私は枝織と樹璃の間柄には、それこそ幾原監督の言われるロマンを感じます。魅了されたあまりちょっとだけ人生踏み外した位です。
なので最初は瑠果の事がうっとうしくて堪らなかったのですがw今では心の底から素敵なキャラだなぁと思います。作品内で一番、人として憧れるくらい。 - commented by 以東
- posted at 2008/01/27 15:01
- ttyさん、はじめましてコメントありがとうございます。
>29話が大好きで、台詞を検索しているうちに、こちらに辿り着きました。
そのように言っていただけると、この種の記録を細々とメモしている身としては望外の幸せでございます。
ウテナ29話好きなら↓の実況もどうぞご覧ください
http://newmoon1.bblog.jp/daily/2006-04-15/ - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2008/01/20 14:08
- はじめまして。
29話が大好きで、台詞を検索しているうちに、
こちらに辿り着きました。
当時はただ感動していましたが、
インタビューを読んで、もっと深く理解出来たと思います。
ありがとうございました。 - commented by tty
- posted at 2008/01/19 19:21
- 赤木さん、こんばんわ。
私もその台詞大大大好きです(以前メモもいたしました)。
…が、なるほど赤木さんの今の気持ちを表現するものになっていようとは夢にも考えもしませんでした(苦笑)
するとさしずめ、枝織=正社員、樹璃=非正規社員、瑠果=赤木さんですか?枝織と樹璃の力関係というか、属性がおかしなことになっていますがそれはさておき、赤木さんはいったいどんな奇跡でもって樹璃の目を覚まさしてくれるのでしょう…。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2008/01/06 22:29
- クリフさん、あけおめ、ことよろー。
>細田監督の異性愛至上主義から来るのであればちょっと嫌です。
前も仰っていたかと思いますが、ことウテナスタッフに関してそのような既成の恋愛概念とは無縁もいいところだと思います(ショタや男の同性愛も描いているし)。何より完結編としての劇場版では、冬芽ではなくアンシーとウテナは世界の果てを越えたのですから。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2008/01/06 22:22
- 樹璃。
彼女は愚か者だ。
自分に降ってきた奇跡が誰かの犠牲の上に成り立っていることに気づかないのだからな。
だが、そんな奴こそ奇跡を手にする。
理不尽だと思わないか。
樹璃。
私は、瑠果のこのセリフが痛いほど胸に染みます。
実は自分の日記でも2000年の9月9日(http://t-job.vis.ne.jp/Nikki/N0009_f.htm )にこれを書いているのですが、7年以上経った今になって、まさにこの気持ちで社会とぶつかっているとは、夢にもおもいませんでしたね。 - commented by 赤木智弘
- posted at 2008/01/06 07:24
- こんばんは。
樹璃を枝織への思いから開放しようというのが、細田監督の異性愛至上主義から来るのであればちょっと嫌です。
僕としては枝織への思いを断ち切れない樹璃さんこそ魅力的だと思っていたので、瑠果は保守的な男女観を持ったオジャマ虫のように見えてしまいました。 - commented by クリフ
- posted at 2008/01/05 18:59