>『人間は天使でもなければ野獣でもない。困るのは天使のように振舞おうと思っている人々が実は野獣のように振舞うことである。』
パスカル「パンセ」
観賞を感傷をもって正当化しそして捨て去る~バラエティとしての犯罪消費~
の続き、中身に関する検討です。いつものことながら非常に長いぶつですので簡易な纏めを。
もともとこの委員会は委員会名からも明らかなように、子どもを守るという錦の御旗のもとに、バーチャル社会の悪影響はあるというのが大前提、単に該当するメディアを糾弾、根絶しようというのが竹花ー前田の描いた筋書きであったことはこれまでの議事検討でも明白になっています。
しかし、蓋を開けてみれば自明のものとして流そうとした前提部分で坂元先生、江川氏の批判を受け一歩も進まず、未だに初めのテーマである携帯メディアの次元で足踏み状況。そろそろ中間報告を控えて焦った竹花がいきなり取り締まり案をぶちあげてきたのが前回後半の話でした。
そして迎えた今回なのですが、これまたその目論見を正面から潰される事態となっています。援軍がまさか省益という一般に縦割り行政の弊害と揶揄されるようなところからやってきます。つまり携帯あるいはネットは総務省の管轄であって警察のものではないというゲストスピーカー(そして出番が終わった後もオブザーバーとして)の強烈な攻撃でした。
その後、携帯会社を痛烈に批判することで雲行きが一瞬怪しくなりますが、坂元先生が総務省の主張を掬い上げ、ブラッシュアップし議論の流れを完全にリードすることに成功しています。携帯に関してはもはや勝負ありました(もちろん、竹花が纏める中間報告という代物を目にしないと安心できませんが…)。最後は次回以降の本来の委員会の目的であろう表現そのものの根絶へと巻き返しを狙ってあれこれ種(暴言や妄言でしかないですが)を蒔いて終了というところ。
以下 具体的な検討(むちゃくちゃ長いよ~)
【三浦修一】(横浜国立大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究員)
>3月31日まで横浜市の中学校の校長をしておりました。かなりいろいろ課題のある学校だったんですが、私が5年間校長をしている間に学校の様子が大変改善された
どうでもいいですけれど、本物の教育者に来られてはたかだか5年の教職暦の義家は立場なしですね。
>最近のことからですが、1つ目、携帯電話の使われ方で私が大変ショックを覚えましたのは、女子の生徒の携帯電話のカメラ機能を使って、女の子たちが男性の性器を写した画像を持っていて、それを比べっこしていたということですね。
でも主張する内容は出会い系サイトについて力説する義家と大差ないなorz
>前はいわゆる問題行動を起こす子たちとそうでない子たちというのは、境目があるレベルであったんですが、特に携帯電話が普及し出してから、その垣根が非常に低くなったように学校では感じています。そこに書きました「良い子・悪い子・普通の子」というキャッチフレーズ、おもしろいフレーズがありましたが、この境目がなくなっている。
いや全く面白くないです。「普通の子が~」なんてフレーズはそれこそミニからタコですよ。自分達が青少年だった頃にアダルト系の情報に興味はなかったの(二次コンの私が言っても説得力ないかもしれないけれど)?エロ本やらAVを「普通の子」は回し読んだり、なんだかんだで享受しなかったの?
>最近の学校でのいろいろな問題は、前は対面型で問題が起きていたんですが、最近はメールですとか掲示板ですとか、そういうところからたくさんの問題が起きてきています。例えば、「けんかサイト」と書きましたが、皆さんも多分ご存じだと思うんですが、例えば横浜けんかサイトとか、葛飾けんかサイトさんという、そういうサイトがネット上にあるんですね。これは2ちゃんねるから派生したところで書き込めるようなサイトなんです。
で結果、匿名性を離れて直接会って決闘しようとしたわけでしょ?直接会って話しろとか痛みを知る教育について一言もっている義家の出番じゃないのかねw
>「お財布ドットコム」という、これはインターネット上のホームページとかを開くと小さい広告が載っていますね、そういう広告の広告主からこのメールを10人にばらまくと100円くれると、そういうサービスがあるんですね。ある子はそれで毎月1万円稼いでいる。最終的に教えてくれなかったんですが、「お財布ドットコム」は一月1万円ぐらいしか稼げないけれども、実はもう一つ別のがあって、そこは月に3万円ぐらい稼げるよと。
これまた教師時代に副業として有料携帯サイトを運営していたプロの義家先生の出番では?w だいたい一人10円ってそんな目くじらたてるようなことですか?それこそアフィとか市場調査なんてどうなの?
>つまり今学校で気になっていますのは、今までは直接会ってしてきたコミュニケーションが、そうではない、ネット上ですとか携帯のサイト上ですとか、そういうところで行われている。コミュニケーションの二重構造というか多重構造というか、顔を見ては言えないコミュニケーションを、そういう中でしているというところから派生する問題が非常に多いのではないかなということを強く感じております。
それこそメディアリテラシーを育てる絶好の機会じゃないでしょうか?コミュニケーションが多重構造なんて社会にでれば当たり前のことで漂白状態のままそんなところに投げ出すというほうがよほど無責任じゃないの?この後読めば分かるのですが、メディア教育については企業に責を押し付けます。
>実際に携帯の所有率がさまざまな調査で明らかなように5割を超えていると思いますが、ただし子どもたちは学校には持ってきても大半の子は出さない。ポケットに入れていたり、電源を切っていたり、帰りに校門を一歩出るとぱっと電源を入れてメールを慌てて打ったり、そういうことはしていますが、大半の子どもたちは非常に健全だと思います。これは今までのいろいろな生徒指導上の問題も全く同じですね。学校が荒れている、荒れているという言い方をされていますけれども、日本中に1万ちょっとある中学校すべてが荒れているわけではありませんし、1学年120万人ぐらいの生徒がいますけれども、その120万人全部が荒れているわけじゃないんですね。ほとんどの子どもたちは健康だと思います。
このような正論も述べられているのですがね…。つまり大半の生徒はなんだかんだでメディアリテラシーを学校教育に頼らずともそれなりに身に付けているという逞しさ、柔軟性の証ではないのでしょうか?実は子どもを「信頼」していないだけじゃないの?なんて書くと金八くさいですか、そうですかorz
>私が今学校教育に携わる者としてぜひお願いしたいと思うのは、企業の社会的な責任というところだと思います。これはどういうことかといいますと、情報教育とか情報リテラシーを育てようということで、学校でいろいろなことをやるようにということで、例えば文部科学省から来たり、さまざまなところからいろいろな仕事が来るんですが、ほとんど対応できない。何でかというと、先生方が知らない。それから、わからない。
いや、専門知ではなく、常識としてのメディアリテラシーひとつ教えられない教師ばかりということなのですか?ぐへぇ~。
【座長】(=前田)
>どうもありがとうございました。我々にとっても、携帯電話が子どもに与える影響を見直していく対策の中で、企業の側がリテラシー教育の中にもっと踏み込むとか、非常に直接つながるようなご提言もいただいていますし、非常にリアルな話も伺った
いつのまにかに「我々」であり、影響があることが前提とばかりに拾っておいでです。さすがです。それは前回批判を受けたに関わらず、性懲りもなく竹花が纏めた携帯電話が子どもにもたらす弊害について
を読めば分かります。見事なまでに坂元、江川両氏の意見が反映されていない!
【B委員】(=下田氏)
>学校ができることの限界を超えているというふうな気が正直私はしております。特に携帯電話からのインターネット利用は、学校が基本的には対応できないと、この点では賛成ですけれども、もう一つの点で企業に情報カリキュラムを作るということを要求するというのは、私ども5年間の群馬県の経験では無理です。限界があることがわかってきました。結局は低学年への安易な販売促進に結果的になってしまう。そういうつもりではないとおっしゃっていてもなってしまったり、それから子どものネットの遊び方についても、十分に都合の悪いことは言えない、そういうこともわかっております
参考人として呼んだ三浦氏の意見全否定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!下田氏にとって企業に一定の支出負担を求めるといった部分が虎の尾だったのでしょうか?竹花-前田に組し新たな規制システムの構築に関しては積極的なスタンスを示しておられただけにちょっと意外。
【C委員】(=竹花!)
>中学校個別の判断ではなくて、悪いものだという総意があれば、全体として中学校、高校はどうかわかりませんけれども、小学校、中学校には子どもたちに携帯電話を持ち込ませないということを全体として決めて指導してしまうということについては、どのようにお考えになりますか。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル実は今回の竹花非常に怖いです、全体思想をもはや隠そうともせずに迸らせてきます。
【三浦氏】
>ただ、例えば隣の中学校が携帯電話ありにすると、あっと言う間にそれは伝わるわけですね。隣でいいんだったらうちでもいいやと、そういうことになってしまいますので、これはみんなで守っていくルールとして子どもたちに守らせようよという、そういう発想は皆さん持っています。
だから、それは総意として賛成ということですか?勝手に皆さんとか総意をでっち上げないで~!
【C委員】(=竹花)
>横浜市の教育委員会は、そういう携帯電話の危険性について、この教材に基づいてこういうことを教えなさいよという形で各中学校に指示をしていないわけですか。
【三浦氏】
>基本的に、日本中どこへ行っても多分ないんじゃないかと思います。
【A委員】(=義家氏)
>私は横浜市の教育委員なんですが、現在作成中です。ただ、非常に難しい側面があります。
>指導をするといったら、これは際限ないエンドレスの戦いになっていってしまうので、それよりもその入り口として買い与えている、持たせている親たちとどれだけ本質的な議論をするか、これは教育委員会の仕事というよりは、むしろ学校おのおのの真剣さというものが勝負になってくるんじゃないかなと、それが私自身横浜市で学校及び教育委員会を見てきた中での実感です。
一体どうしたんだ?最後の実感という部分に関してはこうひっかかるものがあるけれど、主張していることはボスたる竹花氏が推し進めたいことに背いているぞ!?
【E委員】(=坂元氏)
>私も最近、文部科学省の情報教育関係の委員会に出させていただいたことがありましたが、そこでは、ITの問題性について何とかしなければいけないという指摘や主張が強く出されておりました。そのため、今後は、文部科学省においても、年少時からの体系的な教育カリキュラムを作ったり、更には教員の研修など、いろいろな取り組みが更に行われていくと思うわけですが、そういう状況になっても、文部科学省の取り組みでは不十分と捉えておられるのか、また、そうであれば、なぜ不十分と考えておられるかについて少し確認させていただければと存じます。
これは竹花氏の全面規制に対するカウンターパンチですね、現在具体的に推し進められている漸進的改革で何が悪いのか、具体的な回答を求むというわけですね。
【三浦氏】
>今の学習指導要領をベースにした学校教育の変容とか進化について、今の情報化社会の進展が追いつくとは思えないんですね。そういうスタンスで申し上げました。暴論だとは承知しておりますが、そういうことを考えいくべき時代じゃないかなというふうに思います。
学校の本来の意義だとかぐちゃぐちゃ述べていますが、要は学校にいろいろと押しつけるな、他が音頭をとって対応しろとそういうことだったようです。
これで二人目登場なんですが、実は今回このやりとりや事務局の回答を読むと、決して政府内部一丸となって規制に向けて走っているのではなくて、竹花がもう少し広げて警察庁が暴走しているだけではないかということが窺えます!
【古市裕久氏】(総務省総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課長)
>一番議論していただきましたのは、違法・有害情報について議論いただきますと、どうしても議論がかみ合わなかったり、あるいは極端な議論になってしまったり、そのようなことが起こりがちであるということです。その一つの要因としては、違法・有害情報と一口に言っても、ある人は誹謗中傷のような民事上違法な情報をイメージして議論をする一方で、ある人は児童ポルノのような刑事上違法な情報をイメージして議論している、また別の人は小学校低学年の児童に対して有害となるような情報をイメージして議論しているなど、人によって認識が違うことが挙げられます。このように、情報が混在した状態で議論をすると、どうしてもうまく議論がかみ合わないというようなこともあるため、それぞれの情報の種類をきちんと整理しながら、違法・有害情報への対応やこれからの取り組みを議論していくべきである、というようなご提言も総務省の研究会でいただいているところでございます。
まさにこれまでの竹花-前田ラインの議事進行全否定です!議論の都合が悪くなると一部の悪いイメージを惹起する具体的事件をあげてそれでもって全体、抽象的規制をよしとする流れを作ろうとしているわけですから(それは↑にもリンクを貼った)携帯電話が子どもにもたらす弊害について
を読めば一目瞭然です。
>青少年など特定の方々にとって有害な情報ということになりますと、受け手側である個々人によって、何が有害であるかというものや、有害と感じる程度も変わってまいります。そのため、このような場合には、受け手側で情報を取捨選択できる「フィルタリング」でのアプローチが適切であると考えているところでございます。
>フィルタリングのように、利用者のサイドが主体的に情報を取捨選択していくアプローチは非常に有用であり、特に有害情報の場合につきましては、表現行為とも絡みますので、受け手側で情報を取捨選択していくというアプローチの場合は、表現の自由に関する問題も生じにくいという面もございます。また、例えば誰がいつどのようなウェブを見たかということにつきましては、通信の自由や通信の秘密とも絡む部分があり、事業者が勝手にフィルタリングをオンにしてしまう、あるいはフィルタリングをかけてしまうというようなことは、通信の自由、通信の秘密との関係で問題が出てきます。したがいまして、あくまで受信者サイド、利用者サイドの側で主体的にその情報をどのように取捨選択していくかということを判断していくことが前提としてあるということでございます。
恐ろしいまでに空気を読んでいない(だから素敵なんですがw)凄まじいまでの念押しの数々。これは「事業者」の部分を「警察」「行政」に置き換えて読むべきコメントです。要は「お前らまさか憲法違反の施策なんか推し進めないよな!」という反語です!
>子どもがインターネットに接続する窓口というのは、非常に多様化してきているため、インターネットの利便性だけではなく、インターネットの影の部分について理解をしていただくことが重要であります。もちろん、影の部分というのは違法・有害情報だけではなく、先ほど申し上げたような迷惑メール、ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺や、最近中高生で問題となっている不幸の手紙のようなチェーンメールなどもございます。このような影の部分について、きちんとご理解をいただくことが非常に重要と考えております。
携帯の所持を規制しても意味がないですよという竹花に対する嫌味以外に受け止められません><
>フィルタリングをかけても有害情報が抜けてしまうことがありますし、また逆に、有害ではない情報までフィルタリングされるオーバーフィルタリングの問題もありますので、フィルタリングの限界についてもきちんと理解していただく必要があります。インターネットについては、受け身になりがちであるとは思いますが、主体的かつ積極的に理解をして取り組んでいただくことが重要でありますので、このような姿勢を醸成していただくためにも、様々な周知啓発活動や環境整備に取り組んでいかなければならいと考えているところでございます。
痛烈すぎて爆笑ものなんですが、ようは「フィルタリング」以外対策はありません!これは他の委員会で結論でています!ただその「フィルタリング」も憲法違反やら限界やらいろいろと難しい問題があるんです…だから通信は総務省の管轄なんだから埒外の警察が首つっこむなということですな。
以下、総務省がいかに「フィルタリング」について承知しているかの薀蓄自慢きます…要は素人は引っ込めということですけれどw
>フィルタリングに関係する業界が共同で一つになってフィルタリングの普及、啓発に取り組んでいくという動きが出まして、今年の3月にフィルタリング普及・啓発アクションプランというものが策定、公表されたところでございます。
>このアクションプラン総論には、例えばフィルタリングの認知率を2007年3月までに70%に高めるといった具体的な数値目標を立て
素直に( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーと頷くしかないなw
【F委員】(=多分、玄田氏)
>非常に根本的な問題になると思うんですけれども、せっかくそういうフィルタリングの技術がどんどん研究されて確立されてきても、それが結局使われないと何の役にも立たないということだと思うんですね。もちろん認知を高めていくということも非常に重要ですけれども、しかしそこからは漏れていく人が必ず出てくるわけですね。
>今は携帯電話でも低年齢の使用がどんどん広まっています。しかもインターネットへの乗り入れという、これは諸外国ではあまり例がないそうですね。ですから、非常に危険な状況が生まれつつあると思うんですけれども、使用する年齢によって、フィルタリングの使用を義務づけるとか、そういう方向のそういう法制度の確立というようなものは、総務省の方では検討されてないのでしょうか。
ABCゲームの続きになってしまうけれど、階級社会に近いことや欧米社会との比較を述べている辺り玄田氏っぽいのですよね…。しかし、争点が携帯全面禁止からフィルタリングの義務化って随分小さなお話になりましたねw
【古市氏】
>大変重要なご指摘をいただいたと思っておりますけれども、先ほど冒頭にも申し上げましたが、一口に有害情報と言いますけれども、これは先ほど申し上げた総務省の研究会でも非常にいろいろなご議論をしていただいたところでございます。
こんな委員会の関知するところではないそうですw
【E委員】(=坂元氏)
>古市課長から、事業者がフィルタリングサービスを携帯電話にあらかじめ入れておくことは、通信の自由と対立する点で問題があるだろうということが総務省のほうで指摘されていることを伺いました。現在の携帯電話は、フィルタリングサービスがない状態がデフォルトであって、フィルタリングサービスを入れていくことがオプションになっている状況ではないかと思うのですが、これを、フィルタリングサービスを入れておく方をデフォルトとして、希望すればそれを外すことができるというように逆転させることもできるように思われます。
【古市氏】
>一律に最初からフィルタリングを入れてしまうという議論というのは、非常にわかりやすいとは思いますが、他方、どこまでのフィルタリングを誰に対して入れていくかということを誰が決めるのかという問題もございます。そういった意味ではデフォルトでというのは一見わかりやすいアプローチかとは思いますが、よくよくいろいろな議論をしていきますと、なかなか乗り越えていかなくてはいけない課題や条件というのが、多々あるのではないかと考えているところでございます。
坂元先生がこの落としどころとしての「フィルタリング」に関する議論を後で蒸し返します♪
で、ここからは各携帯会社の職員来るんですが、古市氏の物言いにかちんときたのか竹花さんが爆発します(直接古市氏を批判すればいいのにね~)、いや、ここは正確を期して爆発しているようにしか見えないとしておきますか?w
【C委員】(=竹花)
>今の子どもが直接来られる場合の同意書というのは、その様式での同意書を子どもが持ってこないと販売しない、というふうになっているんですか。そうすると、一度子どもたちは店頭にやってきて、それを持って帰ってということになりますけれども、そういう手続を経ているんですか。
【NTTドコモ】
>少々説明が足りなかったのですが、これはホームページ上に載っている同
意書でございます。あと同意書にはいくつかありますが、例えばパンフレットがございまして、これは店頭で配られているものですが、ここにも同様の内容の同意書をつけております。こちらの総合パンフレットに同意書をつけてございまして、これを持ってきていただいても結構でございます。
【C委員】(=竹花)
>その中には、iモードにかかわるここの記載が同じように書かれているわけですか。
【NTTドコモ】
>内容は全く同じでございます。
【C委員】(=竹花)
>その様式のものを持ってこないと売らないということになっているわけですね。
【NTTドコモ】
>そうですね。同意が必ず必要でございますので、同意書の提出というのは、これは必須でございます。それで、C委員(=竹花)がご指摘になった点はこの様式じゃないと受け付けないかどうかということでございますね。
【C委員】(=竹花)
>要はiモードというものがあるのだということをいろいろ販売の段階で知らしめるように努力していますというお話ですから、そういう同意書が必ずおやりになって書かれるような形になっているのですかということをお聞きしているんです。
これは完全な恫喝です!ようは形式的にやっているだけで実質野放しに青少年に販売しているだろということです(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
以下、吊るし上げ、どうみてもイジメです!
【事務局】
>恐縮ですが、ほかの先生からのご質問があったので代表してお聞きしますけれども、現場での徹底状況について、御社として確認されているか、検証されているかということについて、どうでしょうか。
【NTTドコモ】
>実際、どういう応対がされているかということでございますけれども、そこまでは確認してこなかったものですから。ただ基本的にはどういう応対がされているのかということは、行って確認をするですとか、そういった調査はしているということでございますが、何か数値的にあるのかとか、実際どうやっているか、すみません、今日は持ち合わせていないものですからわかりません。
見かねたのか事務局が間に入ってとりあえずドコモさん退場。しかし、この気色悪い流れがまだまだ続きます。
【A委員】(=義家氏)
>今までさまざまな若者たちと向き合ってきて特に感じるのは、auさんは一つ踏み込んだことをやったなと自分自身はずっと感じてきていまして、それが学割の登場ですね。学割というものを出したことによって、青少年が結構私の知り得る限りでも、学生証とか出すんですよね。そうすると、すごい割引が受けられるということで、一気にauさんに若年層の利用者が傾いた。実数は私は正確につかんでいませんけれども、傾いた事実はあると思うんですけれども、その現実学生たちに携帯電話を持たせることに対して一歩踏み込んだ具体的な対応をした割には、この携帯電話の利用に対しての対策というのが具体的じゃなくて、他社と同じレベルだなと、そんなふうに実は感じているんですよね。学割に踏み込んだ限りは、青少年に対してどのような対応をするのかということをより明確に打ち出す責任があったと思うんですよ。しかし、今現実に説明を聞いても、基本的にはドコモとあまり変わらない。
場の空気を読んだのか糾弾に参加!思うとか、感じるとか皮膚感覚に基づいてイジメに参加!
【KDDI】
>学割を始めさせて頂いたのは事実ですので、フィルタリングの普及、発展に更に努めていかなければならないと感じています。なお、ネットアクセス等が定額となるWINについては、学割という割引はありません。
【C委員】(=竹花)
>青少年に携帯電話を販売した場合に、フィルタリング機能がつけてあるのかどうかということについて調査をされておられますか、それともされてないとすれば、今後調査をされるというふうにお思いですかというのが1点。既にフィルタリングつきでない携帯電話を青少年に売られている場合、そうした顧客に対してフィルタリングを無料でつけることはできますから、最寄りの販売店にいらしていただきたいという、そうした連絡をするというおつもりがあるのかどうか、その点についてお聞かせください。
完全に嫌がらせ、ようはお前らが金を出して対応しろということ以外のなにものでもないw
これまた吊るし上げを事務局が質問を引き取って収めています。しかし、まだ糾弾は続きますw
【C委員】(=竹花)
>先ほどの説明で、例えば13歳未満の方々にお売りするときには、こういうパンフレットを保護者の方にお渡しをするというふうに言っておられますけれども、その際にお子さんですから、このフィルタリング機能をおつけになったものを持たせた方がよろしいですよという形でご勧奨されているんですか、されていないんですか。
>僕は非常に残念なんですけれども、東京都の条例ではちゃんと勧奨しろと書いていますよね。それは義務化されているんですよ。それはご存じありませんか。条例だから無視しているわけですか。
>現場のボーダフォンの販売店において、そういうことがきちんと行われているかどうかについては、把握するのが僕は少なくとも東京都の条例で課された義務だと思いますけれども、そういうことについてはいかがお考えですか。
【ボーダフォン】
>条例の話は存じ上げていますし、それに基づいた販売店さんの指導という
のをやらせていただいているというふうに理解しております。
怖いですねー私なら泣いちゃいます(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
でここからようやく自由討議、さんざん吊るし上げたことで多分、場の空気は異様な高揚感が漂っているのではないかと想像します。
【座長】(=前田)
>今日のゲストスピーカーのご説明でも学校現場の側が中心でしたけれども、携帯電話の利用に関して非常に問題があるというご指摘があったと思います。その意味で、前回配られました対応策の中で幾つか項目順に並んでいるわけですけれども、現状追認という選択肢、これを選べというご趣旨で書かれたわけではないと思いますが、これはちょっとあり得ない。
>子どもが利用するにふさわしい携帯電話しか持たせない仕組みへの構築。
>子どもに見せたくない情報を携帯電話に流さないようにする仕組みの構築と、発信者側の問題
>子どもに携帯電話を持たせない仕組み
( ゚д゚)ポカーン なんなんですか、この議題設定は?古市課長を呼び戻せ!!!と思ったらここぞというところで坂元先生登場(さすが吊るし上げには一切参加されておりません)。