http://ameblo.jp/fuyugare/entry-10107169751.html の続き
>『いかなる証言もその証言が確立しようと努める事実以上にその証言の虚偽性の方が一層奇跡的であるような性質でない限り奇跡を樹立するのに十分ではない。』
デイヴィッド・ヒューム「奇跡論・迷信論・自殺論」
第七回 バーチャル社会の弊害から子どもを守る研究会議事要旨(上)~プロクルステスの寝台~
の続き、ここからは前回
の延長戦の記録。
【座長】
>もう全体まとめてでよろしいかと思いますけれども、ご質問、それからご意見を。今まで児童に対しての性行為の問題議論をしてまいりましたので、それを踏まえてどなたからでもいかがでしょうか。
この委員会も終わりに近づいたということでしょうね…。
【C委員】(=坂元委員)
>子どもに対する性行為等を表現した画像等に接した者が、現実世界において子どもを性行為等の対象として意識するといった影響を受けることが懸念されることとございますが、私の立場から申しますと、子どもに対する性行為等を表現した画像等、これを扱った研究というのはほとんどないわけでございます。1つにはメディアの研究というのはアメリカなどが中心であるのですが、そちらの方ではこういう二次元ポルノの問題が余りなかったということによるものと思います。ですから、こういう影響があるということは、学問からはなかなか言いにくいところはございます。
>ただ、前回も申しましたけれども、実写のポルノの研究で、表現の仕方によっては、すなわち性暴力というのが肯定的にとらえられるような仕方であれば影響があるという指摘がございまして、それを敷衍して考えるということができることかと思います。その場合にも、こういう画像だから即影響があるというよりも、やはり描き方の問題が関わるというふうに思うわけでございます。ですから、報告書では、何かそういうようなニュアンスとか中身が入ってくるような形をご配慮いただければと思っております。
>それから、子どもに対する性行為等を社会的に黙認する風潮が蔓延し、子どもを性行為等の対象として認識するといった傾向がさらに助長される、さらにそれ以下も文章が続いておりますが、こちらの方は、私自身の知る限りは余り根拠を持ってくるのは難しいのかというふうに思っております。ほかの領域でこういうことが議論されているのかもしれないのですが、私の領域ではこういうことは余り話題になっていないように感じております。
ここは竹花が譲れない部分と分かっているからか、「それから」で間髪いれずに繋いでとりあえず批判点を羅列化していますね。
>それから取組強化の方向性ということですが、実在しない児童に対する性行為等を表現した画像等をさらに検挙するために考えられる対応というのは、これはあくまで考えられるということで検討の対象であるという理解でよろしいでしょうか。そうしますと、児童ポルノの単純所持を禁止することというのは、これは何かそういう取組の方向性をすでに実質的に打ち出しているように読めるかと思います。単純所持というのはすごく怖い話であるとも思うのです。現在のインターネットの状況では、自分が意図していなくてもそういう画像が自分のコンピュータの中に保存されていたというようなこと、何かのサイトにアクセスすると自動的にワームが来るなどのことがありますので、これはかなり怖い話にもなると思うのです。
反語的に聞いているのかもしれないんですけれども、それは事実ですよ坂元先生!先生には信じがたいことかもしれませんが竹花―前田は本気でそのような怖い社会を実現したいと願っているのですよ。
>実際に、単純所持の禁止を行っている国は、かなり規制の厳しい国でも少ないというふうに私は伺っております。確認はしておりませんけれども。ですから、これも現段階では検討の対象で、実質的な方向性として打ち出すのは難しいのかというふうに思います。前回の会議でも、まず自主規制というのが手順であって、それが難しいようならそこで法律を考えるという話もございましたが、そのような考え方が望ましいのではないかと思っております。
ゲームと同じくアニメその他のメディアもなにがあってもまずは自主規制を本義とすべきでしょうね…それでも規制か…という忸怩たる想いはありますが。
>それから、同様のことなのですが、業界団体、地方公共団体等による青少年への販売防止に向けた取組ということに関しても、インターネット上の書籍、ゲーム等の販売サイトや一般書店等に対して遵守を求めるということで、子どもに対する性行為等を表現したコミック、アニメ、ゲーム等を取り扱わないとか、これらのコミック等を仮に取り扱うとしても極めて限定された方法で販売することを基本とするとありまして、それから次に、プロバイダ等に対し子どもに対する性行為等を表現したコミック、ゲーム等の販売サイトを取り扱わないよう求めることというのもございますが、このあたりも、これを国が求めていくということになるか、それとも、自主的なものとするかというのは1つ問題になると思うのですけれども、まずはやはり自主的な取組ということを優先して、そこで難しいということならば国の取り組みを検討するという手順なのかというふうに思っています。
以上でございます。
前回分、全否定です!
【座長】
>ありがとうございました。今のご指摘の中で事務局の方ですぐにお答えしておいた方がいいというところがあれば。
【事務局】
>今先生がご指摘のようなところ、児童ポルノ単純所持につきましてはこの法律の改正の際に必ず論点に挙がるところではあるんですけれども、今の段階でもうすぐやるというような話ではなく、やはり検討の対象という形で整理をしていきたいと思いますので、そのあたりはご指摘を踏まえて丁寧にこの辺はやりたいというふうに思います。
単純所持というか二次と三次を分けてという意見だったと思うのですが…。
【座長】
>よろしいでしょうか。もう児童ポルノはご指摘のとおりで、非常に議論があるところですので。では、子どもに対する性行為等を表現した画像等に接した者が、現実の社会において子どもを性行為等の対象として認識するというような影響があるんじゃないかという懸念と、もう1つは、子どもに対する性行為等を社会的に黙認する風潮が蔓延することになるのではないか。それぞれについてご意見が出されたわけですが。ほかの委員の方、いかがでしょうか。
この分割が(上)の部分で述べたように前田の狡猾な部分であります。影響論については坂元先生の目の黒いうちは否定されるのは分かりきっているので後者のあらまほしき(竹花―前田にとってね)社会像という部分を根拠とせんと。
【G委員】(=姉崎委員?)
>私も社会的に黙認する風潮が蔓延するというよりも、認識した人が要は社会的に黙認されているんじゃないかなと勘違いするような状況が、実際的には問題なんじゃないかなというふうに感じます。
これが驚いたコメント。まさに治安悪化がメディアの無責任な垂れ流し等によってもたらされた「体感治安」の悪化に過ぎないという部分に重なる問題意識です。
【座長】
>いずれにせよ、だから、これが黙認されているとより勘違いが助長されるというか、押さえられないというご趣旨で。
慌てて誤読しましたね、こいつw
>要するにこれはむしろC委員(=坂元委員)に確認なんですが、特に社会的に黙認する風潮が蔓延するということについてそういうご懸念があるわけですね。
しかも前者の専門部分についてでなく後者の床屋談義のような部分を専門家たる坂元先生に振り返すという悪質さ('A`)
【C委員】(=坂元委員)
>あるのかもしれないし、ないのかもしれない。要するにはっきりとこれが言えそうだなという根拠を私自身は持っていないということでございます。
あまりにも誠実すぎて。・゚・(つД`)・゚・ 。
【F委員】(=江川委員)
>私も今のG委員(=姉崎委員?)やC委員(=坂元委員)の意見に非常に同感するところがあります。子どもに対
する性行為を社会的に黙認する風潮は私はそんなに蔓延していないと思うんですね。というのは、ああいうラブコミックみたいなのがあったらこれはひどいよねということになって、むしろそれは知らないだけの話であって。ですから、蔓延しているというのはやはりちょっと言い過ぎのような気がします。
江川氏の認識するコミックに絡む問題というのが次第に絞られてきました。
>やはり風潮というのは非常に難しい問題なので、むしろあいまいなものを中に入れるよりも、誰もが納得する部分でいく方が、それだけを前面に出して次の論点にもっていくという方が説得力があるのではないかなと思います。
【座長】
>私なんかの立場というか法律というのは規範を扱っていまして、なぜ賭博がいけないかとか、なぜ性行為、13歳以下を処罰するかというと、それは何となくもやもやとした風潮的なものといいますか、それが法律という形で固まってはいるわけですけれどもね。13歳以下は強姦になるわけで、それを漫画ででもかなり大っぴらに流れていくとそういう風潮が広がってしまうのではないかという懸念が出るというのは分からないことはないんですね。
すり替えもいいところだ…。
【F委員】(=江川委員)
>ですからね、こういった問題があるものの普及に対して非常に寛容になり過ぎているといいますかね、そういうことを指摘した方がいいんじゃないかなと。むしろ具体的にですね。例えばあともう1つG委員(=姉崎委員?)がおっしゃったように、やはりそういうのが流布することに関して寛容であるがために、ある種の同意があればいいのではないかみたいな、性行為の低年齢化も相まってですね、そういう当事者がとんでもない勘違いをする可能性があるというそういうことであれば、非常に納得できるんじゃないかなと思います。
江川氏は性行為の低年齢化を問題視していてその一端が漫画表現(流通)にあるということですね…一歩間違えば(間違えなくても)前田と大差ないよ…。
【D委員】(=相原委員)
>子どもに対してそういうことをさせる感覚についてのいわゆるブレーキですよね、それをやはり一般論のところでどこかでやってほしいなというのがあります。特に画像とかはやはり受け入れている風潮というか、黙認する風潮の問題のところでのご指摘をぜひ特に心理学的な発想でしていただきたい。ああいうことを子どもがやらなくちゃいけない、もしくは親がやっているみたいなところが受け入れられるというその感覚自体が私には非常に問題と思います。それが普通にテレビで放映されたりとかということ自体もです。それの延長線上に想像の領域でどんどん具体化していくというところがありますので。そこら辺のブレーキの問題というのを、整理できればしていただきたいというのが意見としてあります。
風潮…。言い換えれば「空気」というやつですね、これを持ち出されると誰も否定できないんですねorz
>2点目になるんですけれども、表現の自由との関係が問題になると思いますが、やはり子どもの問題に関してはそれはかなり大きく制限してもいいのではないかと私は基本的に思っております。そこら辺のところできちっと書いていただくべきと。ただ児童ポルノの単純所持にはまた違う配慮が必要だというのはそれはよく分かります。
【C委員】(=坂元委員)
>性行為の低年齢化の問題を含めたいということで、風潮の議論というのが起こっているかと存じますが、ここで扱っているのがあくまで2次元ポルノになっており、その存在が一般にそれほど意識されているとは思われないので、ポルノが存在しているということを性行為の低年齢化に結び付けているのが少し苦しいかというふうに思っているのです。
その種の刑務所に勤務していた相原委員も含めてその種のポルノが蔓延していた半径3mの世界の一般化に対する批判ですね。これを人はセカイ系というw
>ポルノというよりも、子どもが見るメディアにある性情報がメディアの性行為の低年齢化に及ぼす影響というのはかなり有力というふうには私も思っておりますし、それを示す研究結果もございますけれども、実際に、例えば雑誌とか漫画とか見ますと、子どもの性行為をあおりたてるようなものは従来から激しいわけでございます。これにはポルノの存在が問題にならないような影響力があるだろうと思います。
私が団塊世代をその犯罪の多さでもって揶揄するようなもの、昔から(の方が)ありました…というやつですね。
【E委員】(=竹花委員)
>D委員(=相原委員)のおっしゃっていることをうまく組み込みながら、低年齢化の問題はちょっと後回しにして、児童ポルノの問題、子どもに対する性行為等を社会的に黙認する風潮が蔓延するという問題、この「蔓延する」というのは黙認するとかそういう言葉はちょっと考えてさせていただきますけれども、やはりやや販売が公然となされるような状況が広がって、現にあるわけですから。そういう状況をさらに広げてしまいかねない状況とか、それは子どもにとってよくないとか、何かそういうふうな言い方で少し工夫をさせていただくということでよろしいでしょうか。
>私どもがまだ納得していない、事務局としてしっくりこないことがあるわけなんです。それは、こうした画像の製造等を禁止することも検討することが必要かなというふうなことを申しているわけですけれども。本当に刑法に触れる行為を助長するような製作、ものを作るということを本当に禁止できないんだろうかという。そこがそんなに問題ならば、それは大人社会としても何をしてもいい話じゃないのかということについて、この委員会としてやはりスタンスをはっきりさせなければいけないのではないか。
竹花のこの表現・創作内容そのものへの規制を通じて社会をあるべき社会へという欲望は何度も語られているのでもはや驚きません…なわけねーだろヽ(`Д´)ノウワァァン!!
>それは表現の自由があるから現状でそういう方向で検討するのは妥当じゃない、まずその前にやるべき努力があって、それがだめならそのことも検討してしかるべきだという立場なのか、そこはもう製造そのものを考えるのはとても無理だから、何とか販売面でそうした方向で別の方法をまた、まず自主的にやってみて、それがだめなら打つ手を考えるべきではないか、そこら辺の問題についてこの研究会としてはスタンスを明確にしなくてもいいのだろうか。
一応選択肢は用意しているけれど「風潮」「風潮」って連呼しておけば答えは一択orz
【F委員】(=江川委員)
>今のご趣旨は、例えば先ほどC委員(=坂元委員)がおっしゃった、まずは業界の自主規制を促し、そしてそれがだめであれば何かしらの法的な対応を考えるというのではやはり生ぬるいというそういうご趣旨でおっしゃったんでしょうか。
ここは竹花の意見を引き出すべきところですから(*^ー゚)b グッジョブ!!
【E委員】(=竹花委員)
>現状から見ますと、販売する側の、例えば書籍販売サイトですとか販売する側の努力というのが、そこそこまだ自主的な努力は促し得るのではないだろうか。しかし、同人誌に見られるように、作る方も販売する側の一部もまず自主的な取組が全く効果が期待できない人たちが一部分あると思うんですね。そういう人たちはいかに我々が自主的な取組をと言っても無理なことは明白だというふうに思うんですね。恐らくこういう報告書、今日の議論もそうですけれども、オープンになれば、そんなもの俺たちで売るしかないよというのが山ほど出てくる、何を寝ぼけたことを言ってるんだということなんだろうと思うんですね。そこが分かりながら、それでいいのかというのもちょっとあって。
同人誌(おそらくネット頒布のゲームも)ターゲットとの発言来ました(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル しかし、この種の議論がオープンになって、竹花―前田の社会改造論が怖いって意見は山ほど見ましたがそんな開き直った意見ありましたか?
>そうすると、そこまではしょうがないんですね、それ通の方々がマニア的に行われる分については、そのこと自体がえらく犯罪ではないわけだからそれはしょうがないんじゃないかということを認めた上で、彼らも、いや、そうではあるけれども、できるだけあなたたちマニアの中だけで話が完結するようにしっかりやれよと。それから、そうは言ってもあなた方の中にも間違うやつが出てくる可能性があるから、それが出てこないような努力をしようよと。
この自主的な啓蒙活動については個人的に同意しますよ…ロリコン犯罪が行われるたびに真のオタならそんなことはしない!みたいなね。
【F委員】(=江川委員)
>この間のゲームのことでかなり業界の取組が出てきたと。そして、その中で流通がいろいろな自主的な取組で流通に乗せられないと非常に普及がしにくい、普及がしにくいから余り売れないでしょうから、そんなにたくさんの業者が参入してこないという形になっているのかなと思うんですね。例えばインターネットでの書籍の大手って幾つかありますよね、アマゾンとか楽天だとか。だから、そういうところで仮に売られなくなれば、こういうところで簡単に買えちゃうから業者がいっぱい群がってくるということも言えるのではないかなというふうにも思うので。まずこういう流通関係のところの書店も含めて、かなり強い自主的な取組を促していくということで。そういう2段構えというのが、私はそれがいいのではないかなと。
そうでしょうね…コミックや雑誌でコンビニや大手どころが置かなくなれば市場は縮小せざるをえないでしょうから(そこまで労力を費やしてまでその種のものを手に入れようとする人だけのものになる)。
【E委員】(=竹花委員)
>そうだとすると、この間ソフ倫の方おっしゃっておられた全国にある同人誌を扱う専門拠点ですね、それはしょうがないと。そこはもうどうせ何を言ってもどうしようもありませんから、そこはしょうがないということなんでしょうか。
同人をネタに規制を訴えるのはどうにかしてよ…こういうときに利害団体がないというのは弱いよね。せいぜいコミケぐらいだもんなorz
【D委員】(=相原委員)
>私も同様な感じを持ちます。というのは、とにかく今は本当に敷居が低くて、本当にアクセスしやすく情報を得やすいというところを、とにかく何とかすべきです。それと逆に、全部をだめにしたら結局闇の世界といいますか裏の世界というのか、コアな人たちの逆に隠れたところにいってしまう。そこまでの壊滅というのをやるという、実質的にそこまでができるのかどうかという現実的なハウツーの問題という点が1点あります。
竹花の極論は退けられていますが、江川氏が提案した規制法はかなり効果大だと思いますよ…その流通から排除される基準を明確化しないと大変なことになりそう。とりあえず虎の穴とかは危機感持てよヽ(`Д´)ノウワァァン!!
【座長】
>私も敷居はある程度以下に抑えられればいいと思うんですね。要するにインフルエンザだって根絶やしにはできないので、ある程度の人がやって確率が落ちればそれで効果は上がる。インフルエンザ菌を根絶やしにはできないんですね。ただ、それが自主規制と法で根絶というのの中間のどこで線を引くかで今の段階でどの程度のことをやっていくかという政策なんだと思うんですね。
>ゲームはかなりあれで大手のところに流れない、大丈夫じゃないですか。ただ先ほどE委員(=竹花委員)がご指摘になったような児童ポルノのそのグループの人たちがどのくらいの広がりがあって、またそれがどう広がっていくかということだと思いますね。自主規制だけでやれない部分について、ではその次にこれを一切、作った行為を処罰するというので法律までもってくるのはなかなか大変だし。その中間、今回の提言では具体的な策までいかないんですが。ただ、日本はどうもその意味では意外とポルノとか何とかに関しては、日本はポルノは解禁していないといってずっと戦後やってきたんだけれども、外国では子どもも誰でも見られるような形で大っぴらに売ってるというのはないので、その意味ではズルズルなんですよね。だから、そこの見直しはやはりきちっとしないといけない。
前田はこの点、竹花よりもリアリストであることが分かります。無毒無臭みたいな実現不可能なユートピアは夢見ていないんです。とりあえずゲームに関しては坂元先生の頑張りもあり放免かな?
>ただ、それを権力的に法律が押さえ込むというだけではうまくいかないというのはおっしゃるとおりで、それを具体的にどういう提言にしていったらいいか。特に、児童ポルノの漫画のグループである程度量のあるものにどう対応していくかなんだと思いますね。ただ、F委員(=江川委員)がおっしゃるように、第一は自主規制だし、その後それについて漫画団体でもメジャーなところで書けなくなるので売れないんで困ったというので怒りがものすごく私のところにきたこともあるんですよね。ですから、自主規制でもそれなりに効くと思いますし。ただ、もうちょっと締めなきゃいけないというときに次の手段としてどういうことを考えるか。本当に本音のところでは難しいという思いですけれども。
>日本は強姦に関しての画像に対して非常に緩いじゃないですか。外国はもう強姦的なことですとアメリカはものすごくきついじゃないですか。それでもやはり法的効果がどうかというより、規範の問題、国民がどう考えてどこを強く禁じるか。やはりその意味では、私は児童に対してのこういうわいせつなものは一歩厳しくやるんだという姿勢をこの委員会で出したい。ただ、そこのところを法的にまでいっちゃうとなかなか、確かにおっしゃるとおり。具体的には、これまでの議論をまとめて、今後の法的な検討に委ねるみたいな書き方なんですけれども、やはりある程度そういうふうな言い方をせざるを得ないのかな。今回はこの段階でのまとめ案としてはこの程度のものを出していくことが重要であるというふうに考えるんですけれどもね。
最近、この手の「姿勢を」というものを聞きすぎてなんだか慣れちゃいましたね…気力殺がれるわorz そんなもん家庭せいぜい学校レベルの話じゃないの?権力側が姿勢を求めるということは全く別問題になるんじゃないの?だからこそ姿勢を見せるわけでしょうが…。
【座長】
>ですから、ゲームの団体はかなりきっちりやってくださっている感じでしたよね。ただ、あれと同列に書籍関係がいくかどうかはちょっと違うのかもしれないですね。でもやはりまず第一義的には自主規制をお願いしてきっちりやってくださいというのが筋というのは、私もそうだと思うんです。
ゲームの団体というより坂元先生がきっちり反論なされたということに過ぎないということはここまで読んでいればよく分かります。漫画・同人に関してはそのような専門家がおられないということに尽きています…。
【E委員】(=竹花委員)
>例えば子どもを性行為等の対象としたアダルトコミックの制作・販売状況ということですが、サンプル抽出した100件中、子どもを扱っていると分かるものが少なくとも30件あるわけですね。サイト上である程度こんな中身の本だと宣伝しているわけですから。それが100件のうち30件というと、現在8,500件以上のアダルトコミックの登録があるというんですから、これは85倍すればなんぼですか、二千四、五百件。それで小学生以下が5件あるというわけですから、これ相当な数ですよね。これはちょっとやはり本当かねという感じが非常に強くしていまして。
・・・・私はこの手の同人に関しては無知に等しいので反論できる言説は探しようも、編み出しようもないです∩( ・ω・)∩ バンジャーイ ただひとつだけ言えるのはコミケのような各種同人即売会は死滅するでしょうね…カタコンベのように地下にもぐらない限り。
>そういう状況を今度の報告書の中にも、前の携帯電話と同じようにこういう状況だということをずっと説明をして、その後には現状の我々の対応がこうだと、そこの問題点はこうだと、それからどうしたらいいかというふうにいくわけですけれども。ちょっとそういう状況からして、この程度の中身でいいのかという疑問を最後まで感じたものですから問題提起いたしました。全体として少し強めに現状の危機感を書きながら、対応のところでは少し関係者の自粛を強く促すような形で言葉にさせていただいてとりあえずまとめさせていただいて、原案を今度また。
竹花がこの議論の流れに若干イラついたということはよくわかりました、誰も竹花までの危機感を抱いていないのはどういうことだ!生ぬるすぎるというね…。
【C委員】(=坂元委員)
>前半の話になりますが、ゲームが子どもにもたらす弊害についてございます。報告書の段階で何か本文の記述などでご配慮いただければと思うことがございます。まず、ゲームに熱中しすぎることにより子どもの健全な成長に資する活動や体験の機会が損なわれるということですが、特にこれはオンラインゲームで問題になってくると考えているということでございます。
ゲームに関する悪影響を認めるような議論はオンラインゲーであることは岡田批判で纏めて置きました。…しかし、坂元先生もいや坂元先生なればこそ分からないことについては批判しないんですよね。同人オワタ\(^o^)/
>他者との対面でのコミュニケーションの機会が著しく損なわれ、社会性が低下することが懸念されるとございます。先ほどB委員(=岡田委員)とのやりとりがございまして、ここで学会みたいな話をするのもどうかと思って止めたのですけれども、やはり私の認識としてはゲームの利用によって社会性が低下するというのは、現在までの研究では支持されているとは思わないのです。今のところ子どもについてということでございますが。ただ、それも著しくゲームばっかりして本当に対人コミュニケーションするというのが全くなくなった場合、あくまで懸念ということであれば、これでもよいかと存じます。
いや、もう十分すぎるほどに岡田を論破していますよ。それが証拠に岡田も研究に基づいているかのような言説はすぐ撤退して半径3mの会話にひきこもったじゃないですか。
>それから、視力の問題はかなり合意されると思います。
合意も何も問われていないよw
>最後ですが、基本的な生活の維持に支障が生じたり極度の緊張や疲労がもたらされ、心身に深刻な問題を引き起こす場合があり得るということですが、これは韓国とか香港でオンラインゲームを何十時間もして死亡したという事例がございます。極度の緊張や疲労によってとされますが。オンラインゲームには、そこまで至る中毒性というのはありうるわけでございます。ただ、世界で数件のことで極めてまれなことではありますので、非常に大変な過剰使用の話であるというそのあたりも踏まえていただければと思っております。
【B委員】(=岡田委員)
>もちろん長時間使用ということでですね。
反論なし、この一言だけw 専門家としての格の違いを思い知ったであろう岡田はもう無視して良さそう。しかしゲーム・アニメは救われましたが同人に関してはちょっとやばそうな感じですね。
【座長】
>社会性が低下するということについてなんですが、これもだから、学問的レベルの言葉としてお考えいただかないで、俗に我々レベルの、私のような人間から見ても分かるということでは、やはりコミュニケーションの、ここにも長時間使用というのを入れていただいて。そうすればやはり親と話す機会とか友達と話す機会が少なくなれば社会性が低下することが、これも因果的に起こるというんじゃなくて懸念されるということなので。ここのところは残していただくと。ただし、長時間使用という言葉を留保して。それから、最後のやつもちょっとそういう特殊な例というご指摘あったので直していただくということで。
前田にとって社会にとってというのが譲れない一線であるのでその定義はともかく文言としては絶対にいれたいということですね。学問的レベルで岡田に戦わせることは放棄しましたw
>いずれにせよ次回までに本日の委員のご意見を伺って文章をまとめますので、今日のところはこういうことで、一応前に進むことのお許しを得たということで進めさせていただきたいと思います。また修正の余地を残して。今のお話を踏まえたものを直して今度出していただくということでお願いしたいと思います。(了)
今回のものを受けた纏めが非常に怖いんですが…ゲームが主題であったはずなのに同人規制と言うカタチで仕上がっていそうな悪寒(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル