【長所】総合的な都市計画・行政研究50年の経験 【短所】夢を見る。完璧を求めること。 | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

『偉大な人間は、冷たく頑固でためらわず「人の意見」を恐れない。彼には尊敬したり、されたりする徳「畜生の群の徳」総てが欠けている。誰もついてこなければ一人で進む。自分が人付き合いの悪いことを自覚し、人と親しむのはつまらないことだと思っており、自分自身と話していないときは仮面を被っている。彼の心の中には誉めることもとがめることもできない孤独が住みついている。』

                   ニーチェ「権力への意思」

実は当初黒川閣下のことを、

【都知事選】「北朝鮮のミサイルをUターンさせる発明で都を守る」…ドクター・中松氏 、マニフェストを発表
468 名前:名無しさん@七周年[] 投稿日:2007/03/22(木) 20:11:31 ID:91m/JXG80
おい、マニフェストもっと読んでみろ。すげえぞwww

①ハリウッド映画で東京を世界にパブリシティします(撮影快調)
発明により「世界の東京製品」を世界に出し、東京の産業を活気づかせます。
③都税を下げます。法人税を下げる政策をします。お金の使い方を節約し、企業活動を活性化します。
④スーパートランスペアレンシイ(超透明)都政を発明する。超透明の情報公開で都民が納得するようにします。しがらみが完全にないので出来るのです。
⑤エコロジー東京を発明する
⑥愉快な愛のある東京を発明します

8-2. 世界一安全な東京を発明します
・泥棒が入らないドクター中松ハウス
北朝鮮のテポドンUターン
東京防衛隊結成し青少年団体訓練としつけをします

の「発明」部分を「建築」に置き換えただけのような色物・お笑い系と勝手に想像して軽く見ていたのですが…

黒川さんを応援します…本気♪本気♪
黒川さん、かなり戦闘能力高い♪
長所も短所も「まったく空気読めない」(笑)

といった女子リベさまの黒川応援三部作や、実際に各候補者参加の討論会を見て考えが変わりました。私はお笑いやネタとしてではなく、本気で東京都知事に黒川閣下がふさわしいと思っています。石原に関する批判はさんざんものしてきたので省略しますが、浅野氏に関しても私にとって絶対に譲れない表現の自由に絡み…でとっても忸怩たる気持ちだったのですが、黒川氏の言論という名のプレゼンテーションを聞いてすっきりと靄が晴れました。

その理由は簡単、黒川閣下こそがまさに超人、不世出の大政治家だと思ったから(後で恥を掻いても別にいいです)。 つまり、私なんかがちまちまと拘るような数字(コスト感覚や費用対効果)、あるいは他者への粘着的、執拗な批判(過去言説や、主張内容への数字的裏づけを伴ったつっこみ)だけならば、おそらくここまでは思いませんでした。

石原も浅野も「ほりえもん」ばり(←こういうところをさらっと混ぜるプレゼン能力の高さも素敵)の粉飾決算をしていると第三セクターへのとばし、破綻を鋭く指摘(之に対して、3000億も数年で引き当てがおわる都議会の承認を得ているとか、25%以上連結しているところは情報公開しているとか回答になっていません!)、石原はかつて運輸大臣であったときは首都機能移転に賛同していたことを指摘し続け(リニアが実用化されれば距離的感覚は関係なくなるということだったという弁解は意味不明)、浅野さんのフリーズという単なる判断保留という逃げに対して私は廃止と挑発、浅野さんが石原は五輪費用を隠しているといったときに4000億と書かれていますよとすかさず訂正(これは石原にとっても声を大にしたくない部分なだけにダブルパンチ♪)したりといった部分は実は枝葉だということです。

むしろ最大の輝きは閣下の示すありうべき将来を見据えた、都市設計・構想の部分にあります。それもちまちまとした悲観的なあるいは不安駆動型の未来に対する絆創膏的なものではなく、あたりまえのこととさらっと述べる中に具体的なそして雄大な夢や希望が語られています。

つまり、若者の貧困が深刻化していく中、あるいは人口減少・高齢化が進んでいく中(中教審だけでなく、都の予算報告も読んでいたのは驚嘆!)で、「福祉」とは「住」と「環境」を含むとはっきりと指摘し、首都機能移転であく霞ヶ関に低所得者向けの住宅をまとまった形で提供しようというのは、貧困による都市のスラム化(南米、フィリピンのような)を防ぐために必要な施策といえます。また、区を市にして分権化し医療福祉を地元で対応できるようにしていき、東京「都」は都内の格差、都外の格差といった分野について考えていこうといった視野!結局、東京都が一人勝ちしている現状で、道州制なりなんなりで地方ごとに巨大都市を作り早めに受け皿を作らないと、東京に向けての流民が漸増し地方が全滅するという危機感を籠めているのでしょう。

相場予想(笑) をそのアラブ人やロシア人や中国人やイギリス人を手玉に取るプレゼン能力でひっくり返してもらいたい。

3月22日の黒川紀章氏
>黒川紀章氏は都庁第2庁舎前で第一声をあげた。まずは、建築家・丹下健三氏が設計した都庁舎に関して、第1庁舎は文化財として保存し、新たに自分が設計したガラス張りの知事室を作りたいと意欲を燃やした。また第2庁舎は民間に売却する考えを示した。

あー先日テレビ討論会で言っていた通り、浅野氏から聴衆を奪うべく本当に実行に移されたのですか…。

>黒川氏は「オリンピックを中止した金で福祉中心施策を。どこにいても仕事のできるオシャレな知事と呼ばれたい」と話した。また自分で設計した選挙カーも紹介、午後は自分でクルーザーを運転し、選挙運動を行うとした。現場に駆けつけた支援者は数名程度。周辺を囲んだのはほとんどがマスコミの取材陣だった。

現在、どこで演説をされるのか、自分が行ける時間と場所を調査中!

黒川氏1000万円特注選挙カー公開
>某銀行が移動ATMとして使用していた米国車シボレーの中古ワゴンを約600万円で急きょ購入し、約400万円投入して改造中だ。両側面と後部に水族館の水槽に使用する直径1・3メートルのアクリルガラス3枚をはめ込んだ。「本当は後部全面ガラスにしたかったんだが、どうやら車検が降りないようなんだ。でも、かっこいいよ、これ。スピーカーで話はするけど、名前は連呼しない。その代わりに気持ちのよくなるジャズでも流そうや」と黒川氏はニヤリ。

↑の選挙カーの詳細がこの記事です。自称落ちると思われているとか言っているのに惜しみなくお金かけて…カッコイイ!

>全面真っ白に塗装されていて何も文字はない。都選管によると、今回の車は「選挙活動用自動車」として2トン以下という条件は満たしていたが4輪駆動車でないため公選法の規格外。15日に黒川氏を党首として登録した共生新党の「政治活動用自動車」にするしかなく、その場合、車体に候補者名は書き込めない。しかし、黒川氏は「僕の名前は入れないよ。大きな窓から僕が見えるという意外性、それがいいんだよ 」とどこ吹く風。1時間ほど車内外を細かくチェックした後、2泊のマレーシア出張に行くため、成田空港に向かった。[日刊スポーツ 3月20日]

共生新党の党員応募があれば駆けつけそうです><

超プッツン発言連発 失笑かう黒川紀章氏
>黒川紀章氏は「社会主義的な思想を広めたい」「投票日はパリにいる」と言った浮世離れした発言を続けており、スポーツ紙や夕刊紙に格好の「ネタ」を提供している。

始めは失笑していた人もふと立ち止まって真剣に聞いてみればいい!

>2月22日の出馬表明の会見では「都庁を民間に売却する」などのユニークな公約を発表しつつ、こんなエキセントリックとも取れる発言が続いた。

「ボクは政治家にはならない」
「ホクは、いまだに社会主義に対する幻影がある。具体的に支援しているのは、中国。ロシアは本気で亡命しようとしたこともあったけど、ちょっと良くないな」

> 2月24日付けの「日刊ゲンダイ」によると、会見に参加した報道陣からは「世界的建築家なのに支離滅裂」と、失笑が絶えなかったという。 3月3日に行われた建築や都市計画に関するシンポジウムでは「私は都知事はいらないと思うんです」と発言、周囲を驚かせた。3月15日に開かれた公開討論会でも、まちづくりについて話を振られると、「霞が関を首都移転で空洞にし、議員宿舎並みの(低)価格で入れる庶民住宅を造る」というアイディアを披露、それに対して石原氏は「言うことが理解できず、トンチンカン」

石原氏は高層化が渋滞を酷くすると吉田氏に突っ込まれた際に同じくトンチンカンと逃げ答弁に終始し、しまいには専門家であるとふって黒川閣下に助けを求めました。…えっ?そこで黒川氏がご機嫌とりに気をよくして石原に救いの手を差し伸べるのかと思いきや「専門家の出番ですね♪高層化はもちろん渋滞を酷くします」と一蹴♪

>3月18日朝に放送されたフジテレビ系の報道番組「報道2001」では、ガラス張りの知事室を設置したり、国旗の再デザインを目指すことまで明らかにした。さらに、都庁舎の売却を目指していることについて、売却先とすでに交渉中であることを明かした。交渉相手については「それは知事になってからじゃなきゃ言えません」とかわした。

黒川閣下なら外資からもふんだくれます!

> さらに同日、「黒川紀章展」会場にも姿を見せ、赤字の第3セクター「東京国際フォーラム」を民間に売却したい考えを明らかにし、

「1階の巨大なフロアは温泉を掘って足湯にしたい」

などと、丸の内に天然温泉を掘りたい、と主張した。ちなみにこの日は、

「私は東京の知事選に出て落ちると思われている黒川です」

と、都知事選に向けてのやる気があるのかないのか不明な「自虐ネタ」をまじえて挨拶をしている。

お茶目すぎる!!!


以下 今週の週刊文春 「4候補TV局「巡業」の裏舞台 変人黒川が軍人石原、凡人浅野をブッタ斬る!」

>石原さんも浅野さんも、公開討論が終わって、次にテレビ出演した時には、前に僕が言った批判を聞いているわけだから、普通はその間に準備して反論したりしますよね。でも前に僕が突っ込んだ時に言葉を失ったようにまた言葉を失うんですよ。特に浅野さんが。僕が突っ込むとムスッとして黙るだけ。大体ね、データを持ってないんですよ。いくら借金あるんですかと聞いても、データがないから答えられないとしか言わない。

反浅野票を奪う作戦順調に発動中w

>石原さんも、財務状態の情報公開について、議会には説明していると言うけれども、そういう返事じゃなくて、まさにその時に公開して欲しいんですよ。

そんな都庁に週3日も通えば御の字の御仁にそんなことを期待するのが酷です><

>都知事選というリングに上がるためには、まずグローブをつけていないといけないし、パンツもはいていないといけない。パンツとはマニフェストのことなんです。石原さんは、パンツがあったと思ったらそれが自分のじゃない、何と「女の子のパンツ」だった。テレビで石原さんが、「誰だ、このマニフェストを書いたのは。『四選禁止』だなんて俺は言っていない」などと言って、浅野さんに「石原さん、部下に書かせるのはいいけどね、あなたはちゃんと自分で内容を指示して書かせなければだめでしょ」って言われていましたよね。そしたら、「マニフェストなんか要らんのだ。俺は今までの実績で闘っているんだ」なんて言い出すんです。

ロラン=バルドに続き、栗本慎一郎が元ネタですか?素敵過ぎる!

>一方の浅野さんはちゃんとパンツをはいているのかというと、マニフェストを「私は持ってる」と言うけど、何にも書いていない。全部考えますと書いてあるだけ。築地の市場の移転はこれから考えます。オリンピックについては考えます、情報公開についてもどこまでできるか考えます。それが本当にパンツなのか。もう一回宮城に帰って、ちゃんと自分のパンツがあるのか引き出しを探して、それをはいてから東京にいらっしゃい。そう本人に言ったら、ぶつぶつ言っているだけ。まさに「フリーズ」ですよ。

>もちろん子供のケンカじゃありませんから、楽屋にまで引っ張るようなことはしないつもりだったんです。でもあるとき浅野さんが楽屋に入るなり、額に青筋を立てて「黒川くん」と近寄ってきたんです。「私のことをフリーズだとか言うけど、失礼だ」と、「じゃあ何か解決したんですか」と聞いたら、「フリーズの何が悪いんだ」と言うんですよ。「だからフリーズなんじゃないですか」って言ったら、「フリーズ、フリーズってテレビで言うな」ってくる。

そうやって挑発されたおかげでオリンピック招致はフリーズから廃止に変われたんですから黒川閣下に感謝すべきでしょう。

>そういうやり取りを続けていたらしまいに浅野さんは「表に出ろ」って言うんですよ。「え、表ってテレビの画面でしょ」って言ったら、「いや、テレビの画面では言うな。これは二人の問題だから、表に出ろ」って言うんですよ。この人やくざじゃないか、と思いましたよ。控え室にいた石原さんも吉田さんも目を丸くしていました。

(浅野氏の随行秘書は、「CM中のことなので確認できない」と回答。本人にも確認を求めたが、〆切までに返答はなかった)。

否定しないのかよ、浅野。CM中のことなのでという弁明自体その場にいた人は知っている事実だからと透けて読めるのですがw

>石原さんとは彼の一回目の選挙で僕が選対本部長をつとめたほどの仲なのに、今になって、「お前のことなんかあまり知らないよ。友人とも呼べないよな」なんて言うんですよ。「一回目の選対本部長は苦労したよ」って言っても「そうだったかなあ」なんて言って、「あなたが運輸大臣の時、首都機能移転のことについて二人でよく議論したよね」と言っても「嘘つけ」と言う。それで僕は、「あーやっぱり相当認知症が進んでるね」って言ったら「そんなことはあるか」と怒っていました。

「やっぱり」認知症とか言えばそれは誰でも怒りますよ、黒川閣下!

>ある時、僕は下町の目線で考える都を考える、身長が百六十センチでナポレオンと同じだから「下町のナポレオン」だと言ったら、すぐに僕の手をつかんで、「いや、ね、私は下町のドラえもんだ」と言ったんですよ。収録が終わってから、「党からこれを言えと言われていたけどなかなかタイミングがなかったんだよね。黒川さんが下町のナポレオンって言ったから言えた。助けてくれてありがとう」と言われました。何かいいおっさんという感じでしたね。

身長の低さがコンプレックスな人は多い中、それを普通にナポレオンと結び付けてしまえる閣下!しかし、テレビで観た感じそんなことはまったく感じませんでした。ふんぞり返って堂々と席につかれていることもありますが、やっぱりカリスマ、オーラがありますからね♪というか、吉田さんのほうが共産党の組織票で黒川さんよりとるだろうに…なんでナチュラルに下に見下しているんだw

>本来、知事を選ぶことは政党選挙じゃないはずですから、僕の立場が普通なはずなのですが、今回はメディアも無理やり、石原VS浅野の保革対決にしたがっている気がします。これまでの政党政治というものがいかに首長選挙を歪めているか。それを思い知る一般の方々から同上を集めている面もあるかもしれません。しかしやっぱり今回はマニフェスト選挙です。メディアに出る以上は公平に扱っていただきたいと思います。

(;´Д`)l \ァ l \ァなにこの超正論!しかし閣下が仰るとそれだけで笑いがこみ上げてくるのはどうしてでしょう?というか、公平以上に扱われていますよ!こんなロングインタビューがナンバーワン週刊誌にただ一人掲載されていますし、テレビ朝日でキャスターが黒川さんが喋りすぎていると冒頭で釘を刺しにきたぐらいじゃないですか!(…いつも共産党や社民党まで対談番組でいっぱしの扱いを受けているのがむしろディベートを拡散させ、つまらなくしていると思っていたのですが閣下に限り転向しますw)

と週刊文春をなにをとち狂ったのか黒川閣下を大プッシュしています、さすが保守本流を自負する週刊誌(←いきなり評価激甘w)です。見る目がありすぎ!!!で、全候補についていろいろと批判記事を載せていくわけですが、閣下もとりあげてもらえています(インタビューも載せているのに)。


「上戸彩、浅井慎平らを困惑させた黒川166通の手紙」

>都知事選の候補者も大方出揃った三月中旬、著名人たちのもとに届き始めた、謎の手紙。差出人は既に都知事選に立候補を表明していた黒川紀章氏だった…。

謎の手紙ってw

>その手紙は、「緑と和」なる任意団体発足のお知らせとその発起人の依頼。黒川氏の書面によれば、「緑と和は」は「共生の思想に基づき、地球上の自然を保存・創造し、サステイナブルな地球環境に変えること」などを目的とし、TV番組や映画の製作、講演会などを国内外で行うという。

自然保護団体は数あれど、保存と「創造」という相反する外延を「共生w」させる方はおられません>< さすがは森林も建築、建設すればいいと豪語されているだけあります!

>手紙は以下のように続く。「特定のスポンサーはありませんし、今後NGOにするつもりもありません。すべて私個人の資産を活動資金に当てます。今回東京都知事選に立候補していますが『緑と和』はこれと全く関係ありません」

>しかも、この手紙はこう続く。「失礼かと存じますが事務の都合上、ご連絡なき場合はお引き受け頂いたものとして、お名前を記載させていただきます」つまり、返事が黒川氏のもとに届かなければ自動的に発起人になぅってしまうのである。

>黒川氏に事情を聞いた。
―――なぜこのタイミングで団体を発足させたのか?

「まったくの偶然です。数年前から準備はしていて、たまたまこのタイミングになったのです」

元祖共生、30年前以上から主張内容は一貫しています><

―――突然もらった人たちはみな困惑しているようだが。

「私も困るくらい、毎日、あらゆる種類のこういう依頼を年中もらいますから」


さすがは超人!こういうのが当たり前と思っておられたようです、そこに痺れる、憧れる~ぅ!

これは私の勝手読みですが、文春ははじめこの批判記事で閣下に取材したところ、回答が保留もしくは木で鼻をくくったようなものであるどころかあまりにも面白くて別にトップ記事としてページを割いたということじゃないでしょうか?