>『疑わしき、つまり灰色というのは疑惑印象がありますが、非常に重要なものです。なぜならグレーゾーンがあるから世の中は動き、社会は成り立っており、グレーゾーンを否定してはならないのです。』
織原城二(最終陳述書)
報道が一色で激しく食傷気味の政局については↓で十分ですね。
813 名前:山師さん@トレード中 投稿日:2007/11/06(火) 02:23:08 ID:1u9I7a/Q0
ふくだ「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを おざわに やろう。 どうじゃ? わしの みかたに なるか?」
おざわ「マジ どうしよう みんな どうおもう?」
みんす「なんで そくざに『いいえ』って いわないんだよ ヴォケ」
おざわ「なんだよう もうやってらんねえよう いいよもう メガンテで」
みんす「ちょwww まってwww ゲームつづけるには おまえの ゴールドと そうびが ひつようなの」←いまここ
無罪判決を勝ち取ったら報酬2倍 法務省、国選弁護人の報酬を引き上げ
>法務省は1日、刑事裁判で被告が無罪となった国選弁護人に対する報酬を最大2倍にするなど、国選弁護人の報酬を一部引き上げた。富山県氷見市の冤罪(えんざい)事件などでは、国選弁護人の消極的な対応が批判されており、日本弁護士連合会(日弁連)は報酬増額を求めていた。
ここで日弁連焼け太りと批判するのは容易いけれど、民事(最近の花形は訴訟ですらなさそうですが…)に優秀な弁護士が集まり、刑事は…という弁護士格差の問題ですからね。
>報酬引き上げは、「国選弁護人の事務に関する契約約款」の変更によるもので、無罪の場合は通常報酬の2倍(上限50万円)、一部無罪の場合は1・5倍(同30万円)、殺人罪で起訴された事件を判決で傷害致死罪と認定させるなど、罪を軽減させた場合は1・3倍(同20万円)が支払われる。そのほか、<1>現場検証や事件関係者との打ち合わせで往復50キロ以上の遠距離移動をした場合、4000円の手当<2>訴訟に必要な診断書の作成の手数料など、上限3万円の訴訟準備費用―などを新たに認めた。
無罪を勝ち取った場合の報酬が低すぎるでしょ、冤罪という国家権力にとって最高の罪を防止したのですから1000万ぐらい払っても安くないと思うのですが(無罪がなければ国は一銭も払わなくていいのですから、国民にとっても保険と考え負担することに社会的合意は得られるかと)。
>日弁連の調査では、刑事裁判の約56%を占める2回で終結する公判では、国選弁護人の報酬は7万3000円。裁判に費やされる平均時間12・1時間で割ると、時給6033円で、弁護士の平均時給1万5020円の半額以下となっている。(2007年11月1日 読売新聞)
2回で終結が56%って…日本の起訴便宜主義が恐ろしく機能しているのか、裁判が名ばかりのベルトコンベヤー(笑)なのか、よほど被告人が反省しているのか…。
23 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/01(木) 22:18:57 ID:LTF2azL00
冤罪に荷担しておいて焼け太りを引き出すとはさすが日弁連。
バカな医者どももちょっとは見習えばいいのに。
231 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/06(火) 17:29:40 ID:pbPAoGdGO
すいませんが病気を治したら診療報酬二倍いただきます
治らない場合はいつも通りで結構です、後弁護士がミスしても訴えられないのに医者がミスしたら訴えられるのは憲法の平等の原則に反しますので訴訟は受付ません
by 医者一同
爆笑致しました♪
26 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/01(木) 22:28:23 ID:RCjXeLhY0
2倍とかなめてるわ。ほぼ100%有罪なんだから、適切なオッズを設定しないとダメだろ。
99.99%なんですから5億円ぐらいですか?w
51 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/01(木) 23:27:42 ID:QRxHnSbf0
下っ端弁護士の漏れが来ましたが…
国選事件の報酬は普通の事件で6万~8万、複雑な事件、長期化した事件でも大体20万円程度。これに比べて、自己破産代理は20万円~30万円、扶助制度使えば12~15万円程度。自己破産は基本的に書類を揃えるお仕事なので慣れればラク。事務員に慣れた人がいればさらにラク。
刑事事件は無罪の率自体がすさまじく低い上に散々時間かけて無罪とっても普通は15万円、凄い複雑な事件でも40万円とか。しかもその間ずーっと被告人と接見したり検察や裁判所と戦わないといけない。
結論→2倍でモチベーションが上がる奴はいない。普通の弁護士にとってご褒美とすら言えない金額。ただ、2倍規定がないと無罪判決取るのにかかる労力が反映されなさすぎなのでそういう規定にしただけだと思う。
そこで弁護士量産した甲斐がでてくるというものです、食えなくなれば自然と低きにも流れてくる(←誤用)のではないかと。
153 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/03(土) 06:56:17 ID:WCW5FYfA0
国選付くような裁判が無罪で終わるわけないじゃね~か。さじを投げられた人用なんだから。
111 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/02(金) 03:14:16 ID:WjCXEEmK0
司法修習生修了後数年間は国選弁護人専門弁護士として国費で修行させたら?既存の弁護士にとっても国選引き受けなくて済むし、新人弁護士でも就職先事務所を選ぶ時間と、自身の修行の場になるんじゃないかな?国選弁護士の給与は一般公務員待遇としても、予算は変わらないのじゃないかな?
156 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/03(土) 07:55:41 ID:gWPoi07M0
>>111
その発想に近いものが「法テラス」。新人弁護士を採用して10年間刑事専門で育てる。すでに機能中。
「法テラス」この名前初耳の方は心の片隅に留めておくといざというとき助かるかもなのですよ。
210 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/11/06(火) 01:50:10 ID:VbSXieln0
裁判に費やされる時間で時給を計算するってアホかよ。裁判に費やされる時間よりも接見したり山ほどある訴訟資料を検討したり、証人を手配して打ち合わせをしたりする時間の方が遥かに長いっての。
常考そうだよね…。
以下 どう見ても冤罪な『ルーシー事件の真実』+アニメ感想
Wiki
に書かれているように
>2007年4月24日、東京地裁から無期懲役の判決が言い渡されたが、裁判官は被告人とルーシーさんとの関係が見いだせないとして、この事件に関しては無罪となった。そのほかのオーストラリア人女性に対する準強姦致死、2人への準強姦致傷、6人への準強姦の起訴事実については有罪となった。なお、弁護側、検察側の双方が控訴したため、審議は東京高等裁判所で行われることになった。
として、現在控訴中の当該事件当時あれだけマスゴミは大騒ぎしたくせに、肝心要のルーシー殺害事件について織原城二が無罪でたことにして完黙って…三浦ロス事件にこいつら何も学んでいない(゚⊿゚)イラネ
『ルーシー事件の真実―ドキュメンタリー 近年この事件ほど事実と報道が違う事件はない。』ルーシー事件真実究明班 (編纂)
から抜粋いたします。ちなみに当著は歴史的史料価値はあるかと思いますが、書籍としては非常に読みづらく万人にはお勧めいたしませんw(時間がなかったせいでしょうが、資料が整理・解説つかないままそのままごそっと収録されているため)
・「本事件における捜査側が行った証拠隠滅、改ざん、隠蔽について」
1.ルーシー・ブラックマンの死因が判明できた可能性が極めて高い遺体口の中からあふれ出ていたタールのような真っ黒い物質および頭部全体を覆っていたコンクリートに広範囲びっしり付着していた真っ黒い物質を処分した証拠隠滅。
織原氏自身そして弁護側が再三、鑑定結果に従いたいので出してくれと言っても梨のつぶて。死体の鑑定結果しか提出しないことが許されるこの国の司法…。
2.ルーシーの遺体が発見された洞窟内で遺体とともに埋めてあったテントのポール袋は、織原が買ったものとは色がまったく違い、容易に違うことが判断できるのにもかかわらず虚偽公文書を作成し、平成13年7月4日のルーシー事件検察官冒頭陳述において、そのテントポール袋は、織原が平成12年7月4日にLLbean新宿店で購入したものだと法廷において虚偽事実を述べ、平成18年10月3日、検察官論告まで5年3ヶ月の長きにわたり虚偽事実を訂正せず、10月3日の論告においても、まったく異質なものにもかかわらず、同種のものなどと法律家としてあるまじき言い訳をした。
虚偽公文書を作成した上に開き直る…って。例えばの話ヘンケルスの包丁で殺人事件が起きたときに、関の包丁しかもっていなかった人間にお前は「包丁」を持っていたことには変わりないと言っていると置き換えてみましょう、包丁持っている人はみ~んなアウト!
3.ルーシー・ブラックマンの日記原本の改ざん。第47回公判で指摘したが、重要証拠原本に書き入れ、また、日にちを改ざんした。改ざん理由は被告人質問でも行ったが、当時、ルーシーは1週間前のことを思い出して日記をつけており、日記原本のままであると、7月3日ないし4日の日記をつけていたことになり、検察のストーリーは7月1日の夜から2日未明にかけてルーシーは死亡していなければならず、それを憂慮し、27日の2に一本線を入れ、17日に改ざんなどを行った。
逆転の発想キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!検察のストーリー>>>現実って、もしこれが罷り通るならミステリーにおけるアリバイトリックとか無用の長物に成り果てます><
4.織原を起訴したO・Iと織原との会話の録音テープをの改ざん。O・Iが逗子の織原の部屋で新宿のホストと電話でけんかをしている際、織原がそのけんかをソファの下に小型カセットテープレコーダーを置き、録音したテープレコーダーの中、O・Iが、そのホストからホストクラブの借金を早く払うようにとしつこく催促され、怒ったO・Iが「いま、体で稼いでいるわよ!」と怒鳴り売春を行っていることを発言していることが明らかに分かる部分数箇所を消し、そして、援交と言っているのにもかかわらず、援交を銀行と虚偽反訳記載を行った。
「援交」と「銀行」を聞き間違えるってあるあるwwwねーよww 文脈があるんだから間違いようがないじゃん。そしてこれが売春なら強姦で無期懲役という一審判決の理解ができなくなります><
「捜査側のマスコミ誘導について」
>(織原氏が語るには)当時、取調官は健全な国家はマスコミをコントロールしなければならないし、マスコミをコントロールできなければ健全な国家ではないという考えを話しておられました。世論操作を行うため、新聞に特集記事を書かせるということなどを言われ、読売新聞に一番よく行わせていると言っておられました。「マスコミは第4番目の権力である」とはっきり言われる方もおられ、例えば、難しい事件の場合、捜査側の主張に沿った記事や特集を組んで、検察側の主張に沿うように世論を盛り立て、それが裁判所へのプレッシャー、圧力となるわけです。
>当然、癒着ができるわけであり、私(=織原氏)は2000年10月12日午前7時頃逮捕されるわけですが、すでに当日の読売新聞朝刊にそのことが大きく記載されており、さすがに当時の弘光朗捜査1課長がそれに怒って、私の逮捕時の警視庁の記者会見は中止したことを当時の捜査官から聞かされました。
「終わりに」
>Nシステムによる科学捜査データがあるわけである。逗子から油壷間134号海岸線で油壷のもっとも近くに設置されている場所は、(中略)ルーシーの遺体の再捜索を行った際、初声から油壷方向の範囲で行った訳であり、車で葉山、茅ヶ崎などそれ以外の場所へ行けるにもかかわらず、この範囲で行ったのは、つまりNシステムで織原の車の動きを全て把握している、ということがこのことからもわかる。(中略)設置されてあったNシステムは、現在は取り外されているが調査会社の写真撮影記録を弁護人が所持している。
Nシステムは警察・検察に都合のいい証拠がでなければ、弁護側には使わせません>< なんでも膨大なデータがありすぎて当時の織原氏の車に関するNシステムのデータは出せないそうですw
>裁判所はこの最終陳述書で私(=織原氏)が不満を述べ立てている姿勢をご覧になられ、被告人は反省していない、と思われるかもしれませんが私の立場でだまっていると大変なことになってしまうわけです。私はカリタ、ルーシー事件にしても起訴されるとは思っていませんでした。そして、科学的、医学的データが出れば解放される、と思っていました。しかしながら捜査側は、事実を出すどころか処分という名の湮滅をしてしまったり、明らかに分かるものを平気で変え、手を加えたりしているわけです。
反論したら反省していないって要は自分でやっていようがやっていまいが関係なくとりあえず認めて反省しなければいけないということになるんですもんね(号泣)
>『我々は、やろうと思えば唾を吐いても逮捕する。暴力団が、入れ墨を見せただけでも逮捕する。』
織原城二氏を取り調べた取調官の発言
「D.Gray-man」第56話
作画監督;南伸一郎
うんうん、打ちひしがれているリナリーが美しかったので満足。しかも豊口キャラも髪切って満を持して再登場とちょっと私のテンションがあがってきました。
あと、おまけDグレ劇場のデフォルメキャラの可愛さにいまさらながら気づかされました。楽しみ増えたかも♪
「カイジ」第6話
いいかげん、このじゃんけんオンリーの展開に厭きてきました('A`)
- nanaさん、はじめましてコメントありがとうございます。
>私も、これを見て多少認識が変わりました。
そう言っていただける人がいるということを知るだけでこのページを作られている人にとって本望だと思います(もちろん、私も嬉しいです)。
>このことは、もっと広めるべきと思います。
例えばnanaさんの身の回りで、未だに「無期懲役はすぐでてくるから~」みたいなことをおっしゃられる方がいたら、ちょっと勇気をもって、でもね「実際調べたところによると、本当は~」と説明してみるといったようなことから始めてみるというのはいかがでしょう。案外、一人の情報発信力というのはバカにならないらしいというのが私が3年近くブログをやってきて感じたことです。
私は呪詛粘着行為と自嘲的に表現していますが、正しい情報に基づいた解釈というのは少しずつでも世界はともかく、日本のような国なら変えていけるみたいです。
>認識の誤りが、「日本は温すぎるから殺人者は原則死刑」みたいな極論につながっていくのだと思います。
そう思います。価値観・イデオロギー部分の善悪というある種の宗教論争ではなく、情報の正誤からいきましょう! - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/11/09 13:05
- はじめまして。
私も、これを見て多少認識が変わりました。
これを読むまで、無期刑というのは、いずれ必ず、しかもすごく短期間で出てきてしまうものだと思っていました。
実際はそういうわけでもないと。
また、同サイト内の、http://www.geocities.jp/y_20_06/wagakunino.html 等を読んではじめて知りましたが、一生出れる可能性のない刑罰を置いている国は比較的少ないんですね。
このことは、もっと広めるべきと思います。
こういうところでの認識の誤りが、「日本は温すぎるから殺人者は原則死刑」みたいな極論につながっていくのだと思います。 - commented by nana
- posted at 2007/11/08 19:29
- e-takeuchiさん、こんにちわー。
>今後いっさい証人なんか呼ぶなよ、徹底的に物証だけで裁判やれよ、って感じですね。もっとも、物証もねつ造しちゃうわけですから。本当、ひどすぎ。
もう本当におっしゃるとおりです!というわけで、物証捏造しまくりのルーシー事件を改めてメモしておきました。e-takeuchiさんのように、細かい話・情報も興味がおありの方ならこの書籍も結構お勧めです(P796の大部でありながら1700円というお値打ち感もありますので、もしお厚いのがお好きならぜひ)。
>こんな検察や裁判官がいる中で、裁判員制度が始まろうとしているわけです。
検察側が都合のいい証拠しか提示せず、当然もっているものの開示を弁護側が開示を求めても拒否できてしまう。あまつことさえ、それを裁判官も追認という現状だけでも変わらないと…どんな制度を導入しようがこの異様な有罪率は変わりませんよ。私は現状肯定で日本万歳とさんざん書いてはいますが、さすがに99.99%の有罪率を日本の検察の優秀さの証明とは書けません。
>勉強になりました。
私も当該ホームページすごい勉強になりました。こういうページを作る人がいるということに、日本の希望はあるのだと思います。人権思想がうんたらかんたらとぐだぐだ論じるより、こういうデータをきちんと示すこと、それもマスコミではなく一市井の人間がやれてしまうあたり日本の学力は低下していません!(笑) - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/11/08 15:04
- 勉強になりました。20年も刑務所にいたら、社会復帰なんていたって困難。40年ともなると、もうどうしようもないでしょうね。仮釈放されても居場所がないでしょうね。いっそ死ぬまで刑務所に置いてくれたほうがましって思うかも。そうじゃないと再犯しちゃうかもしれないし。
- commented by e-takeuchi
- posted at 2007/11/08 13:42