2006/12/18
がちょうど当該カテゴリーに該当するネタが集まっていますね。
ダメリカですらこれだけ冤罪(それも人質司法紛いの)が明らかになっているのに、99%有罪、かつ人質司法本家本元の日本でないと考えるほうが不自然かと(いくら私でもそこまで日本を肯定できません)。あと私は当該ニュースをもって暴力団関係は治安問題の主たるテーマから落ちていくと早合点していたんですね(中村さんに窘められた通り、現在「銃」というテーマから非常にホットになっています)。
【荻上チキ氏インタビュー】ネットにおける「炎上」や「デマ」の構造を考える―『ウェブ炎上』の著者の視点
>僕は、人間はそんなに変わらないと思うんですよ。アーキテクチャーであるとかメディアであるとか、文脈の違いによって表出の仕方は大きく変わるんですけど、百年やそこらで内面とか脳とか(笑)がガラリと変わることはまずないだろうと思う。でも、人々の予期というか、観察はガラリと変わる部分がある。むしろそっちのほう、つまり「観察する側の言葉」のほうに注意をしたいと思っています。
同じ台詞を宮台を目の前にして言ってやれよwwwインタビューとかもしてるくせに薄情ですねぇ~。観察ががらりと変わるという話はまさに「犯罪不安社会」第二章の芹沢氏の仕事です。
【参考】宮台の弁解(になっていないどころか自爆したけどね)
http://newmoon1.bblog.jp/entry/318873/
http://newmoon1.bblog.jp/entry/319452/
>たとえば少年犯罪の問題について、メディア上で「少年犯罪の凶悪化」ということが繰り返し主張される一方、統計的に減っているという反論がよく言われますね。もちろん、統計的に良くなっているんなんだ、という議論も絶対必要です。同時に、リスクが可視化されやすい社会で、「体感不安」という言葉にリアリティをもっている状態では、ただ統計データを示したり、メディアを批判するだけではどうしても弱い。
実はこんなくだりがあるということをメールで教えていただいたのが、当該書籍について無関心だった私が、今メモしている「動機付け」。1年前ならいざ知らず、犯罪白書や報道を始めとして、現在進行形で着々とひっくり返りつつあるところなんですが…ネット言説の大家からすると弱いそうです。しかし、統計的な事実「だけ」とはいったいどこを見ておっしゃっているのでしょうね?一応、私もチーム「体感治安」批判(笑)の端くれとして、そんな言説「だけ」を主張しているつもりはないのですが。メディア批判という言説分析は、何が体感治安の悪化をもたらしたかという要ですし、わけのわからない社会文学のお題目ではなく普通に「もったいない」という理屈で反論していますよ?
>僕と同世代の論客たちが統計を持ち出して、社会不安みたいなものは気にする必要がないんだと反駁しているのを見ていると、それだけでは実は頼りないなと思っています。そもそも増えたら終わりじゃないですか。そうした場合には、ロジックで負けてしまう。だから、検証とは別の思想の研鑽作業というか、「観察する側の言葉」を磨く作業が必要になるだろうなと思う。
この段落はチキ氏のそれこそ立ち位置として決して忘れません!!!同世代の論客=後藤氏、管賀氏、赤木氏らを指しているはずですが、何が頼りないというのか!?彼らのこつこつとものした蓄積があったればこそ、少なくともネットでこれだけ「治安悪化」が信仰にすぎないことが広まったんじゃないか。そしてその点でいうと、チキ氏が対談しているような宮台や鈴木謙介などの益体もつかない「ココロ」言説がどの程度の役に立ったのか教えてちょーだい(むしろ足を引っ張っただけ)。
【参考】
少年犯罪データベースドアさま「統計とグラフを最新に更新」
>およそ私ほど数字や統計に向いていない人間はいないと思うのですが、しかも、ほんとは専念しないといけない未処理の事件データを大量に抱えているというのに、世間のこの方面の専門家なり学生なりは日々いったいなにをしておられるのでしょうか。どうも、よくわからんことであります。
こういう作業をみて素直に頭を垂れるわけでもなく、しゃーしゃーとメタ視線で上から語れるというのは大したものであります。
<おまけ>
http://newmoon1.bblog.jp/entry/401819/
(鈴木謙介自身にお墨付きをいただいた評価)
米ニュージャージー州で死刑廃止法成立、制度維持36州に
>死刑制度を維持しているのは50州中、36州となった。同州の死刑囚8人は、仮釈放なしの終身刑に減刑された。同州は1963年以来、死刑の執行はなく死刑廃止法は現状追認の要素が大きい。死刑が宣告されても執行されないまま、控訴審で減刑されることが多いためだ。
>同州の特別委員会は裁判長期化に伴う費用や遺族感情も、死刑廃止を求める理由に挙げていた。実際、娘を殺された同州のある遺族が「死刑は(裁判が早期決着せず)遺族の痛みを募らせる有害な政策」との立場から、被告に終身刑を求刑するよう検察に求めた例もある。
先日
メモした際に不思議だったコストの部分についての回答は「裁判長期化」と。ただこれって終身刑ならば裁判が長期化しないという前提があって初めて成り立つと思うのですが・・この部分は判断材料待ちですね。
>もちろん、異論も多い。今回の措置で終身刑に減刑された8人には、性犯罪前歴者の名前や住所を公開する「ミーガン法」制定のきっかけとなった女児殺害事件の犯人も含まれている。女児の父親は死刑廃止の決定に「犠牲者を改めて侮辱するものだ」と語った。
「ミーガン法」のきっかけに対して極刑回避とは、日本では想像もつかないです。
>同州の共和党は、捜査当局者に対する殺人や子供へのレイプ・殺人、テロ犯には死刑制度を維持すべきだと主張。同州の最新世論調査でも、凶悪犯罪者には死刑適用の選択肢を残しておくべきだとの回答が78%に達している。ニュージャージー州の決定がどこまで他州に波及するかは未知数だ。連邦最高裁は今年9月、致死薬注射による死刑執行が残酷な刑罰を禁じた憲法に違反するかどうかを審査することを決め、死刑制度を維持している州も現在執行を停止している。この違憲審査の結果も死刑存廃論議に影響を与えるとみられている。(2007年12月19日 読売新聞)
世論ものともせず、議員にその気さえあれば「死刑廃止」は不可能ではないと。
孤立深める日本 「死刑停止」の国連決議で
>国連が18日、死刑の執行停止を求める総会決議を初めて採択した。「世論の高い支持」を理由に死刑制度を存続している日本は、今年は年間で77年以降最多となる9人の死刑を執行するなど、世界の潮流とは逆行。国際的な孤立を深めている。
米中という両宗主国に同調しているので別段、孤立は深めていないでしょう。
>「世論には死刑制度や死刑執行にかなりの支持がある。国連の決議があっても我が国の死刑制度を拘束するものでは、まったくない」。決議を前にした18日の閣議後の記者会見で、鳩山法相は語気を強めた。「死刑を存続するかしないかは内政の問題だ」という政府の立場を改めて強調するものだ。
世論…ニュージャージー…。但し、刑罰について内政問題と言い切ってしまうと、中国やロシア、その他独裁諸国の人権問題についても口を挟む権利は失います。
>日本は総会に「北朝鮮の人権状況を非難する決議」などを積極的に提案している。神奈川大法科大学院の阿部浩己教授(国際法)は「自国に有利な決議は最大限利用し、不利なら『意味がない』では説得力がない。日本は決議に反対することによってどんな社会を実現したいのかを主体的に示すべきだ」と話す。(朝日新聞 12.19)
そんな拘束力もないものをいそいそと出し続ける日本外務省涙目となりますね。朝日新聞としてこれは会心の出来の皮肉ではないでしょうか?
以下 ニュース続き+アニメ感想
【法廷から】黙秘を続けた被告「留置11号」
>被告は「警視庁葛飾警察署留置11号」こと氏名不詳の男。ロボットのような名前が付けられたのは「捜査段階で全面的に黙秘した」(論告)ためで、初公判までに名前や年齢、職業など人物を特定する情報が得られなかったためだ。裁判官は冒頭、被告が別件で今年夏に東京地裁で受けた裁判でも、黙秘し続けたため身元が判明しなかったことを明らかにした。
カテゴリーが「ロボット」になっていて微笑。
>被告には「自己に不利益な供述を強要されない権利」として、黙秘権が保障されている。が、被告にとっていつまでも「留置11号」と呼ばれるのは、一人の人間として心許ないだろう。やましい気持ちがなければ、名前くらい言ってもいいのではないか。「氏名については黙秘権は及ばない」とする判例もあるのだから。判決は27日、東京地裁で。(西尾美穂子)(産経新聞 12.18)
このニュースをメモしたのは「黙秘権」というものについての雑学としてです。下手に喋って警察の取調べストーリーに乗らされるよりは、司法の場「まで」完全黙秘を貫く方が負担は小さいかもと思ったので。
身元黙秘「留置17号」に有罪判決 東京地裁八王子支部
>職務質問の際に警察官の顔を殴ったとして公務執行妨害罪に問われ、逮捕から約4カ月間にわたり身元を明かさず黙秘を続けている男「警視庁東大和署留置17号」に対し、東京地裁八王子支部(松原里美裁判官)は18日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。男はこれまでに開かれた2回の公判でも質問に一切答えず、検察側は論告で「捜査段階から黙秘を続けるなど反省の様子がない」と指摘。(産経新聞 10.18)
ただ↑のように裁判所でも黙秘を貫くと、反省の色なしと判断されちゃうから気をつけて><(ちなみに無実を主張して争っても反省の色なしとかなるけれどorz)
刑務所から300人脱獄 夕食時に看守を圧倒 インド
>インド東部チャッティスガル州の刑務所で16日、収監されている約300人の囚人が脱獄した。警察関係者が明らかにした。事件があったのは州都ライプール南方350マイルのダンテワダ刑務所。警察関係者が当地のテレビ局に語ったところによると、囚人らは夕食時に看守らを圧倒し、銃撃戦のなかで逃走した。銃撃戦では看守3人と囚人2人が負傷した。
日本もあまりに過剰収容の上に、経費削減とかで食費とか削って、刑務官も非正規雇用に切り替えたりしていると、そのうち囚人の不満が爆発するかも?(まあ、日本の刑務所は福祉施設化して囚人にはそんな元気もないという噂もありますがw)
>脱獄囚は299─377人とみられている。警察は、左翼ゲリラの支持者とみられる脱獄囚らの行方を追っている。インド東部は左翼ゲリラの拠点で、農業労働者や貧困層への土地や働き口の提供を求める武力闘争がここ20年以上続いており、死者は何千人にものぼっている。(CNN 12.17)
ソレスタルビーイングの出番です>< これぐらいならば治安うんぬんしてもさすがに正当と認めざるをえませんね。
「キミキス」第11話
隠れんぼで実験って二見さんの心理の揺れが全くわからないというか、描けていない気がするよ。微妙に修羅場っぽい空気が主人公トライアングルに波及して面白くなってきました。
「バンブーブレード」第12話
新キャラ参入、単なる生真面目な不器用キャラだとキャラが被ってしまいそうなところでもあるのでどうやって色をつけているのか興味あります。
「スケッチブック」第12話
ふつー。
「D.Gray-man」第62話
視聴継続。
「魔人探偵脳噛ネウロ」第12話
謎を解決するというところで前後編突入って言われても、あまりじらされている気がしないのはこの作品のなせるわざでしょうね。
- nobさん、ありがとうございますm(_ _)m
>逆に旧来の知識人層こそが見下され、挑戦を受けるという事態が生じているのである。
▲鈴木は自分自身が思いっきり見下されたことはスルーですかm9(^Д^)プギャー!
>私としては、ネットから出てきた議論に、これまで培われてきた知的蓄積への理解が足りない場合が目立つ
▲自分の擁護してくれた人間に対する批判を思い出します。私からすると知的(情報)蓄積が足りないのは鈴木界隈の与太話そのものなんですが・・ってこれ以上書くと私がよほど感じ悪いみたいに映っちゃいそうですからやめます>< - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/12/22 17:20
- チーム「体感治安」批判首魁の安原さん、こんにちわー。
>ぜひ頼りになる言説をよろしくお願いしたいものです。
チキさんはアンテナサイトとして使っていた時期もあるので、さすがに情報弱者ではないと思っていただけにこんな馬脚の現し方をされて残念でなりません。「治安」に関する新聞報道などのされ方も明らかに変わってきたことをご存知ではないのでしょうかね。
>やり方が悪いですか。
治安が「数値的」に悪化したらどうするのかという仮定というよりいちゃもんづけ自体が失笑ものです。数値的に悪化したらそれは「治安悪化」というのに決まっているじゃないですか、常識的に考えて(笑)。そういった事態に対して、そこで昔と比べて犯罪の質が変わっているから悪化しているわけではないみたいな言説で対抗できるとでも思っているのでしょうかね、オメデタスギマス。せいぜい自分で実名で郵送するというポカした小谷野さんと戯れていればいいんじゃないですか?
>ほんとうに意味のないところにお金をつかっていると思います。
新しいセーフティネットなり社会福祉の充実を訴えるに、「財源はどうするんだ!」といった反論が腐るほどあるからこそ、現実的な批判を紡いでいるというのにね。別段、財源として自衛隊を廃止すればとか言ってるわけではないので、思想中立的に主張・受容されえるだろうと。…しかし、日本の財界トップに足長おじさんはいませんね_| ̄|○
>小林さんのような地道な仕事ですよ。あのさー竹花とかの地道さ知らないのかな。
竹花のその地道な活動(今ならばおやじ日本とか)には敵ながら天晴れとしかいいようがございません。そのような地道な作業を斜め上から見下していちゃもんつけるだけなんて…私でもできますってあれ? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/12/22 17:13
- 春秋子同志、こんにちわー♪
>市民による死刑参加を!!!!
洒落とも皮肉ともつかないって真正共和主義者たる春秋子さんからすると本気であってこそ死刑制度賛成の覚悟ありとようやく認められるくせに(笑)
新聞・マスコミ各社が通信社とは別個に存在する価値があるとすれば、己らのスタンス、価値観について、ニュース報道とは別に、「少数派」であるときに明確に謳うことにあるでしょう。死刑制度について反対であるならば、今こそ明確に謳うべきときと思います(私は別に反対ではないけれど)。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/12/22 16:47
- 遊鬱さん、こんばんは。
またまた、文字起こしを。
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2007年12月19日(水曜日)読売新聞23面
ウイークリー時評 鈴木 謙介
ブログから言論人登場 ■ ネットと紙媒体 薄れゆく境界
インターネットが普及し、生活が変わったと言われて久しいが、こと言論の世界に関しては、ネットと「旧メディア」の溝はいまだに深い。ネットで話題になった事件やブログの記事がマスコミに登場するのは、多くがワイドショー的なゴシップの文脈で、ブログでどれだけ内容のある文章を書き、ネット上での話題を集めたとしても、それが論壇誌や新聞に取り上げられることはほとんどなかった。
2007年になって、そうした状況に変化の兆しが見られるようになった。ブログから登場した力のある書き手が、論壇誌や書籍の世界にも進出する例が相次いだのである。「希望は、戦争」という挑発的なタイトルで、ネットのみならず政治家、知識人までを巻き込んだ論争を喚起した赤木智弘氏は、『若者を見殺しにする国』という書籍を、ネット事件の分析に長けたブロガーとして有名だった荻上チキ氏、『ウェブ炎上』という新書をそれぞれ刊行した。
むろん、書籍として市場に出れば、ネット出身だろうと若手だろうと関係なく、平等に評価に晒される。それぞれの内容に異論も提出されるかもしれない。だが私が注目するべきだと考えるのは、こうした出来事によって、社会評論の分野でもいよいよ、ネットと紙媒体の垣根がなくなっていくだろうということだ。実際、論壇誌などで行われる知識人同士の論争でも、互いのブログの記述を参照するといったケースが目に付く。
もともとインターネットは、その誕生時から、誰もが対等な立場で民主的な議論を行うことのできる場としての役割を期待されていた。だがこれまで、特に日本の知識人層は、ネットは正規雇用からはじかれた若者のうっぷん晴らしの場という程度にしか認知してこなかった。そのためネットの言論は常に「紙媒体の一段下」という扱いを受けてきたのだが、そこに、深い議論の蓄積を蓄えた「ネット論壇人」とでもいうべき人びとが次々に登場してきたことで、逆に旧来の知識人層こそが見下され、挑戦を受けるという事態が生じているのである。
私としては、ネットから出てきた議論に、これまで培われてきた知的蓄積への理解が足りない場合が目立つ一方、逆に知識人の側には、ネットで何が起きているのかについて把握する感性と能力が欠如していると考える。いたずらに「世代交代」などとあおり立てるのではなく、両者が補完的な関係を築けるよう、出版界、そして読者の意識の向上が望まれるところだ。(国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員・理論社会学)
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ネットと旧メディアに溝というか境界があっても別に良いと思いますけど。大事なのは、お互いの良い所を知り、認めることなのでは。
- commented by nob
- posted at 2007/12/20 17:50
- >「体感不安」という言葉にリアリティをもっている状態では、ただ統計データを示したり、メディアを批判するだけではどうしても弱い。
ふっ(苦笑)。
量が減ってるといえば、質が変わったといい、質も変わってないといえば、やり方が悪いですか。そんな「磨かれた批判」なんていらないと思うが(笑)この方は何がやりたいのかよくわかんないけど、ぜひ頼りになる言説をよろしくお願いしたいものです。
犯罪被害者遺児(重傷を受けた人への師弟も含む)たちへの奨学金の制度もありますが、「犯罪被害救援基金」から出されるお金は小学生が月9000円、大学生23000円~29000円という微々たるものです。法人・団体からの寄付が1年間でたったの4975万円です。この基金を運営している役員は理事長はトヨタの張氏、常務理事、元警察庁長官 国松孝司、キヤノン御手洗会長、警備業協会会長、全国防犯協会連合会会長、日本新聞協会会長などもそうそうたるメンバーが入っているにもかかわらず。(ちなみに国からの犯罪被害者給付金は自賠責なみにはやっと引き上げの方向です)。
監視カメラに東京都が10億円使っていますが、ほんとうに意味のないところにお金をつかっていると思います。(で、別に監視カメラを全部が全部なくせとはぜんぜんいっておりません)。
マスコミが「治安良化」ってなぜやらんのかのほうが問題ではないかしらん。
「ワーキングプア」だってNHKがやり、「偽装請負」だって朝日がやったのは大きいのではないの?
そこまでもっていったのは社内で反対もされながら、がんばって追いかけてた小林さんのような地道な仕事ですよ。あのさー竹花とかの地道さ知らないのかな。休日出勤して残業しながら地域ボランティアとか増やしてるんだよ。その地道さなくしてこういうことにはなってないと思うけど。
確率論がわからないこと(ひとつ、ふたつ、いっぱいでは小学生以下です)がまずマスコミの報道姿勢に顕著だし、そこを改めて、多少でもいいからリスク評価の考え方を知るだけで随分不安は解消されると思います。マスコミはせめてそのくらいはやろうよってことなんですけどね。
確率ではない「不安は事実である」というのは、(アメリカでもよく言われていたことで)、そのためにアメリカの司法予算は破綻してます。200万人を刑務所で養う予算のために福祉や教育予算が減らされている研究もあります。
- commented by 安原
- posted at 2007/12/20 12:53
- 森巣博が朝日新聞に寄稿して死刑批判で面白いことを書いていました.原文が落ちていないので、これで代用いたしますが…↓
http://blog.so-net.ne.jp/furuido/2007-10-20
市民による死刑参加を!!!!
シャレとも皮肉とも真面目ともつかない微妙な距離感がいいです!. - commented by 春秋子
- posted at 2007/12/20 10:17