先日、コメント欄では軽く眩暈がしたことは報告したけれど、NHKブログに当該回があがったので・・。
・サンタからプレゼントをもらった中高生(13歳~18歳)
1999年度 2004年度
2.6% → 47.8%
(ADK「フツウの家族の実態調査(クリスマス・お正月編)」より)
この表を見た瞬間にすごい勢いで脱力せざるをえませんでした。だめ親とだめ子の共犯関係が家族を歪ませているといいたいのでしょうが怪しすぎるなり。
視点・論点 「クリスマスに見る家族の変容」 広告会社アサツー・ディ・ケイ研究員 岩村暢子
>語られる言葉だけを聞くと「クリスマスには、やっぱり鶏料理とクリスマスケーキが欠かせない」ということであったり、「サンタからのプレゼントを喜ぶ子供たちの顔が見たい」ということであったり、従来の常識を裏切らない、ごくフツウの家族を想像させます。しかし、一見同じ言葉で表現されていることも、その中身を調べてみると、かつてのそれとは、随分変わってきているようです。
広告会社にこんなこと言われたくはないわな。シックスポケッツだとかあれやこれやで消費を煽るのが商売の癖に。だいたいクリスマスにケンタッキーバーレル買うののどこがいけないんだ!クリスマスに祝う習慣自体がそんなに歴史あるものですか?
>今日多発している家族をめぐる事件や、あるいは若い家族に見られる理解しにくい現象なども、もしかしたらそんなところに端を発しているのかも知れません。10年にわたる家族の調査を通して、私は最近、そんなことがとても気になり始めているのです。
10年調査して、しかも数字読むのが仕事の癖に未だにこんあことほざけるってどんだけゆとりリサーチャーなんだ?岩村暢子とやらに仕事を頼もうとしている人間は考え直したほうがいいお。
教育再生会議 提言を教育の充実に生かせ(12月26日付・読売社説)
>やはり道徳教育の充実は欠かせない。首相直属の教育再生会議が第3次報告をまとめた。
なにが「やはり」なんだよ。ただ、昨今の大人がさんざんぱら道徳の低さを曝け出しているという意味で彼らが受けた教育を否定すると主張されると実はあまり反論できないw
>凶悪犯罪の低年齢化、モラルの低下を見れば、誰も道徳教育の拡充に異論はないはずである。政府内で意見調整を図る必要がある。
はいはーいヾ(゚∀゚)ノ ハイハイ!異論だらけ猫灰だらけでございまする。
>来年度予算案では、教員定数の1000人純増や非常勤講師7000人の採用が認められている。行政改革推進法で、教職員の定数は児童・生徒の減少に応じ、削減することが定められている中での異例の措置である。国の将来を考えれば、教育への投資は怠れないという判断だろう。その一部を理科教員に充てることを検討してもよいのではないか。(2007年12月26日 読売新聞)
本当だよ、こんな統計も歴史も知らない恥さらし社説を書かないように理科教育は充実したほうがいい!この教員増員の部分を書けばいいだけなのになんという低脳社説。私ならば「非常勤」7000人という部分が非常に気になりますが。
教員増、1200人程度に=給与改善、非常勤など含め100億円-政府
>政府は18日、2008年度予算編成の焦点の一つとなっている公立小中学校の教職員定数について、約1200人増員する方針を固めた。「社会総がかりでの教育再生」の柱として、定数増、非常勤講師の活用、教員給与の改善、地域の人材を活用する「学校支援地域本部」(仮称)の4項目で、おおむね100億円を確保する方向で調整している。
教育にお金を使うことには大賛成でございます。
>定数増は▽管理職を補佐する「主幹教諭」の配置1000人▽特別支援教育の充実171人▽栄養教諭の配置24人-の計1195人で国負担分は23億円。非常勤講師は、およそ7000人分の29億円とし、少人数指導の充実や社会人の活用に充てる方針。部活動や学校行事などに地域のボランティアらを活用する学校支援地域本部には40億円を配分。1350市町村に設置する方向だ。(12月18日 時事通信)
実態はこれから明らかになっていくのでしょうが、教職まで単に非正規雇用化しないことを祈ります。ただ順番で言うとこれからは政府関係の雇用にメスが入ると思いますが(役人バッシングが吹き荒れていますし)。
子育て費の割合「エンゼル係数」が過去最低に
>家計支出に占める子育て費の割合「エンゼル係数」が2007年に26・2%にとどまったことが、野村証券の調査で分かった。1991年に現在の形で調査を始めて以来の最低水準で、同証券は「少子化に加え、年収の二極化で低所得者層が子育て費を引き締めたため」と分析している。
家庭が教育にお金を使えなくなったときにこそ、公的部門がお金を使わずして何が教育か!?
>子育て費には、学校や塾・習い事にかかる教育費、食費、衣料費、こづかい、子供のための預貯金や保険などが含まれる。07年の1か月あたりの家計支出約27万4000円に対し、子育て費は約7万2000円だった。エンゼル係数は、景気低迷の影響で93年の33・4%をピークに下落が続いている。ただ、教育費の実額は1世帯あたり月2万8000円で03年の調査から横ばいで、子育て費に占める割合は高まっている。調査は2年に1度行い、今回は7月に首都圏と京阪神に住む高校生以下の子供がいる700世帯にアンケートを行った。(読売新聞 12.2)
日本国民涙ぐましすぎますがな。教育費の実学だけはほかを切り詰めて維持しているんですね。
精神性疾患で休職の教員:過去最悪4675人、10年前の3.3倍に急増・200人に1人以上…文科省
>うつ病などの精神性疾患で昨年度中に休職した全国の公立小中高校などの教員は、前年度比497人増の4675人に上り、過去最悪を記録したことが、文部科学省のまとめでわかった。10年前の1996年度(1385人)に比べると3・3倍という急増ぶりで、今回初めて、病気休職者全体の6割を超えた。文科省は原因として、教師が多忙になっていることに加え、保護者の理不尽な要求で、ストレスを抱える教員が多いことなどをあげている。
モンスターペアレンツのおかげで教師に同情が集まり始めたがゆえのニュースでしょうか。ただ…
>昨年度1年間に病気で休職したのは、全教員の0・83%にあたる7655人。精神性疾患による休職者も全教員の0・51%で、200人に1人以上が心の病で学校を離れた計算になる。
冷静に割合として見てしまうとあまり多くないか…。
>一方、昨年度にわいせつ行為やセクハラで懲戒処分を受けた教員は、前年度比46人増の170人だった。全国の高校で相次いで発覚した「世界史」など必修科目の未履修問題を巡って、昨年度中、懲戒も含め何らかの処分を受けた教員も全国で490人に上った。(2007年12月28日 読売新聞)
微妙なのは、モンスターペアレンツとか学力低下という宣伝文句に関しては、GDP比であまりにも使われなさ杉の教育に予算が回るあるいは批判されるばかりだった教師が救われるという意味で・・難しい。
以下 最高の苅谷教授最終回+史上最低の寺脇研の自己擁護+アニメ感想
最終回 PISAの結果と全国学力調査から見えてくるもの 苅谷剛彦教授
>新聞各紙には、「低下」や「続落」といった見出しが並んだ。たしかに、3回の調査での日本の順位の変化をみると、科学的活用力(2位→2位→6位)、数学(1位→6位→10位)、読解力(8位→14位→15位)と順位を下げている。ランキングについては、調査に参加した国の数が増えたこともあり、数字が大きくなった分だけ学力が低下したという見方はできない。ところが、平均点をみても、科学的活用力(550→548→531)、数学応用力(557→534→523)、読解力(522→498→498)と、日本の15歳の成績は回を追うごとに低下の兆しが見られた(調査参加国全体で平均点が500になるように換算されている)。
「科学的応用力」に関して、日本より順位が上の国。1位フィンランド、2位香港、3位カナダ、4位台湾、5位エストニア。
「読解力」に関して、1位韓国、2位フィンランド、3位香港、4位カナダ、5位ニュージーランド、6位アイルランド、7位オーストラリア、8位リヒテンシュタイン、9位ポーランド、10位スウェーデン、11位オランダ、12位ベルギー、13位エストニア、14位スイス。
「数学的応用力」に関して、1位台湾、2位フィンランド、3位香港、4位韓国、5位オランダ、6位スイス、7位カナダ、8位マカオ、9位リヒテンシュタイン。
と英米仏独露の姿が見当たりません><
>OECDでは、英語のレポートとして、PISA2006 Volume2:DATAという冊子を発表している(この冊子のPDF版は こちら
で入手可能)。この冊子には、各国別のさまざまなデータ分析の基礎表が掲載されている。それをもとに、ここでは、生徒の家庭環境の影響の変化を追った。
素敵♪
<科学的応用力>
2003年 科学的応用力の得点=546+25×親の学歴 (説明率5%)
2006年 科学的応用力の得点=533+28×親の学歴 (説明率8%)
<読解力>
2003年 読解力の得点=499+23×親の学歴 (説明率5%)
2006年 読解力の得点=500+27×親の学歴 (説明率7%)
<数学応用力>
2003年 数学応用力の得点=535+24×親の学歴 (説明率6%)
2006年 数学応用力の得点=525+28×親の学歴 (説明率10%)
苅谷先生の定量的説明に関しては当該記事を直接読んでいただくとして。エッセンスは・・
>03年に比べ06年の方が親の学歴の影響が強まっているといえる。また、式の後ろにつけた「説明率」というのは、親の学歴によって、得点の散らばりの何%が説明できるかを示す数値である。数値が大きくなるほど、親の学歴によって各教科の得点の散らばりの説明力が大きくなることを意味する。
>回帰係数の値が大きくなっていくことから、直線の傾きがわずかながらも急になっているということである。ここには、親の学歴の影響力の増加と、全体としての得点の低下とが同時に生じていることが示されている。
>親の学歴と職業というのは、社会学者が個人の出身階層を調べるときに注目する基本的な属性である。ここでの分析結果は、それぞれ単回帰の結果だが、親の学歴については03年から06年にかけてその影響力が強まる傾向があり、親の職業については、2000年と比べるとその影響が強まっている傾向が見られた。
以上でございます(キッパリ)。基本的な属性を見ることができない社会学者は何と言うのでしょうね(笑)
>続報として、昭和37年(1962年)の調査と、2007年の調査との比較分析の結果をここでは報告しておく。今回分析を行ったのは小学校6年生の結果である。各県の平均得点を説明するための重回帰分析を行った。
これぞ真の社会学者!偽はいらん!
>生活保護を受けている人びとの割合が高まることは、小学生の学力にマイナスの影響を及ぼしており、国語ではその影響が強まっている。応用力については過去との比較はできないが、先に見たOECDのPISA調査の経年比較と重ねると、近年、国語の応用力の格差が拡大しているといえるのかもしれない。
教育で親学とかユートピアなこと言う暇があったら国が教育に金を家庭の経済力に影響されないだけの使えということに尽きてしまうと。
>この1年間、この連載を通じて、そのときどきの教育問題を中心に、新聞報道などでは触れられない論点や情報を、私の考えを交えて紹介してきた。教育再生会議の改革論議に始まり、教育基本法改正という戦後教育史にとっても重要な出来事を間に挟み、PISAの結果報告で終わった1年間だった。
>ポジティブリストの発想に縛られた教育界で、それが学校現場にどのような影響を及ぼすのか。心配の種は尽きない。
しかし、どういう経路を辿った結果かわからないのですが、ようやく教師を(非正規というのがまた不安だけど)増やそうという方向に行き始めたのは希望といえば希望。
>ここで示したような分析結果や再分析の結果は、政策論議において一体どれだけ議論のテーブルにのるのだろうか。エビデンス・ベースの政策論議をすると一度は宣言した文部科学省も、どこまで現実に迫るエビデンスを収集し、分析し、政策論議に役立てうるのか。また、文科省を超えて、政府全体の政策となるだけの(とくに財政当局に対する)説得力を持ちうるエビデンスの提供ができるのか。まだまだ、注視し続けなければいけない問題だらけである。
エビデンスベースの政策論議なんて、文科省You、苅谷教授を政府委員に選ぶだけでできちゃうYo!
>これまでご愛読頂いたことに謝意を示し、筆をおくことにする。
この1年間、まさに教育にとっては激動の1年間で定期的に苅谷教授の指針を参照できたのはとても有意義かつスリリングな経験でした。
で、対照的な売国奴の醜悪な弁明集をメモすることにします。本当はきちんと文章として批判しようと思ったのですが、あちこちで破綻しすぎていて体系的に批判することは私の力量では到底無理でした。支離滅裂な文章をどうかそのままご笑覧あれ!!!
「それでも、ゆとり教育は間違っていない」寺脇 研 (著)
より。
>近頃流行の「戦後レジームからの脱却」という言葉だってそうです。戦後体制の何が悪く、そして何が必要かという議論が重要なのではないでしょうか。ゆとり教育もそうでした。メディアと反対派がレッテル張りをし、「ゆとり教育はけしからん」というキャンペーンが成功したに過ぎません。(p16)
寺脇が否定した教育の何が悪く何が必要かという議論も重要でした(ノ∀`) アチャー そして「ゆとり」教育は不当なレッテル貼りだとさんざん否定しておきながら、あとがきで衝撃の結末が!(大爆笑)
>1980年代当時「濡れ落ち葉」という言葉が流行語になりました。定年退職後に生きがいをなくした男性が、家でごろごろしているだけでなく、妻に頼ってまとわりつく状態を、「乾いた落ち葉なら掃けば片付くが、濡れていると箒に貼り付いてきて厄介だ」と揶揄したものです。こうした状態や、一方で病院の待合室にお年寄りが暇つぶしに集まっていたりする状態を変えていく必要がありました。(p17)
なんという現場を知らない人間のレッテル貼り。本書で自ら書かれている通り、現場を知らない人間が不当に医療崩壊を推進する言説を吐き散らかしてからに・・。
>PISAで言うのは漢字や言葉をたくさん知っているなどという意味の読解力ではなく、つまりはコミュニケーション能力などの生きる力を指しているわけです。この力は、日本の教育においてもこれから全力を傾けて伸ばしていかなければなりません。'02年からの教育では、もちろんこれを重視しています。(p25)
( ゚д゚) ポカーン
(つд⊂) ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂) ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …マジ?!
PISAを馬鹿にすんな!コミュニケーションだとか生きる力ってなんだよwww普通にリテラシー能力を測っているんですが。
>教育論議の迷走が子供たちに与える悪影響も小さくはありません。堂々巡りの議論が続く中で、子供が起こす衝撃的事件が跡を絶ちません。そもそも、'97年に起こった神戸の連続児童殺傷事件の衝撃が、学校週5日制や総合的な学習の必要性を認識させ、ゆとり教育を後押しする世論を形成したのではなかったのでしょうか。それをすっかり忘れてしまったかのような昨今です。(p28)
)、._人_人__,.イ.、._人_人_人
<´ 天狗じゃ、天狗の仕業じゃ! >
⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;ヽ //
///// /:::: (y○')`ヽ) ( ´(y○') ;;| /
// //,|::: ( ( / ヽ) )+ ;| /
/ // |::: + ) )|~ ̄ ̄~.|( ( ;;;|// ////
/// :|:: ( (||||! i: |||! !| |) ) ;;;|// ///
////|:::: + U | |||| !! !!||| :U ;;; ;;;| ///
////|::::: | |!!||l ll|| !! !!| | ;;;;;;| ////
// / ヽ::::: | ! || | ||!!| ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: : | `ー-----' |__////
教育論議の迷走が子供たちに悪影響を及ぼしているのかという部分をまず実証してください。とりあえず、何度でも言いますが、少年犯罪は別段続発していないし、酒鬼薔薇事件は魔法の呪文じゃないのですからなんでも正当化するのに使うな!
>グローバル化が進み、終身雇用も約束されない時代になっているのだから、多様な価値観と働き方を学び、社会と関わる中で人間力を高めていかなければならない。つまり予期する能力を養成しないと生きていけない社会になっているのに、未だに多くの大人にとっては予定調和の社会通念に従うことがエリートだということになっているから、子供も混乱してしまうのではないでしょうか。(p32)
宮台や寺脇のように「予期」なんて言葉をえらそうに使う人間ほど「予期」能力が低いんですから噴飯ものです。そんな連中だって立派に生きていけてるのはひとえに学歴によるものなんじゃないの?
>バブルの反省から企業も学校名だけで採用を決めることはなく、成果主義が謳われ、終身雇用や年功序列といった基盤も揺らぎつつあります。そうした時代の変化をよそに、まだ現在の学生がそんな考え(=いい大学に入れば、いい生活が送れる)を引きずっているのか―――私は驚きを隠せませんでした。(p36)
だそうです。ここ2~3年の一流大学の就職課もしくは就職活動覗いてごらん(現場第一主義を唱えているんですから)
>「いい大学に入れば、いい生活が送れる」先の現役東大生の言葉には、私は驚きとともに大きな不安を感じました。私は現在、人材派遣会社の「パソナ」が運営する「仕事大学校」というプロジェクトに参加しています。(p38)
そりゃあ、社会の流動性とか非正規雇用に甘んじる、あるいは正当化する意味で人材派遣会社とは相性いいでしょうねぇ~納得…できるかヽ(`Д´)ノウワァァン!!
>一般の会社のことはわかりませんが、文部科学省で見る限り、ノンキャリアの職員の場合は「学歴が低くても、いや、低いほど使える」と思えるほど、高卒や専門学校卒の職員に、大卒以上に優秀な人がたくさんいました。(p64)
「使える」ってそれはそれは立派な上からの目線でございますこと。
>当時私は、ゆとり教育の説明だけをしていたわけじゃなくて、一方で「おやじの会を作ると面白いですよ」とか言ってたわけです。すると実際に乗せられてやる人たちが出てくる。あの「おやじ日本」というのは、元々「PTAに参加するのが苦行だと思わないようにするにはどうしたらいいか」という話から、「子供たちを帰した後に親父だけで酒を飲もう」って話から生まれた会なんですね。(p128)
で、お前はいったい何をしているの?今ではおやじの会を率いて地道な活動を継続させているのは竹花豊なんですが。地域共同体の復活とかお前がおもいつきで述べているようなこととは180℃近い方向向いてます(゚⊿゚)イラネ
>「三丁目の夕日」みたいな映画観て泣くんじゃなく、「三丁目の夕日」の時代にやっていたことを、子供と一緒にやればいいわけですよ。子供に「こんな遊びがあるんだぜ」とか言って、プレーパークで童心に帰って一緒に遊べばいいだけのこと。それで「一日遊ばせてもらってありがとう」って1万円とは言わずとも、千円も置いていけば、プレーパークの運営費なんかすぐ出ちゃいますよ。(p129)
(´・ω・`)
(´・ω:;.:...
(´:;....::;.:. :::;.. .....
三丁目の夕日の時代にやっていたことって何だよw しかもすぐ運営費がでちゃうってどんだけ脳内お花畑を咲き誇らせているの?キッザニアとか100遍通え!
>子供たちを学校の前の川に連れていってみるといい。そしたら空き缶が浮いていて、「どうすんだ?」って、みんなで考えるわけです。そうすると、「ゴミを捨てないようにすればいい」「じゃあゴミを捨てないようにするにはどうすればいいのか?」という風に、考えは進んでいきます。こうやって学べば目の前にあるものを具体的に考えることができます。教室で、どんな分厚い教科書を使って学んでも、それはバーチャルな社会に過ぎません。
//\⌒ヽペペペタタン
// /⌒)ノ ペペタタタン
∧∧_∧∧ \ ((∧∧_∧∧
((; ´ДД`)))' ))((・∀∀・ ;)) <みみみんなももちつつけけ
// ⌒ノノ ( ⌒ヽ⊂⊂⌒ヽ
.((OO ノ )) ̄ ̄ ̄()__ )))
))_)_)) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(((_((
>ただ、こうした学習方法は時間もかかるし、手間もかかります。それでも必要だから従来の教科学習の時間を減らしてまで実施しようというのです。計算ドリルをするのもいいですが、子供の頃から地球環境や平和を考えるほうがはるかに大事なことだと思います。(p136)
ルソー、ルソー連呼しているし、理想は学校なんかない原住民の社会なんでしょうね。
>教育社会学の人が、教育に対して発言権を強めていることが混迷を招いているわけですよ。私だって'70年代の現場を知ってるけど、字の読めない人、書けない人がいたわけですよ。じゃあ、どうするかって?何か言うんじゃなく、そのなかに飛び込んでいくって話じゃないですか。格差問題だって、学者連中が「格差がある」って言い出してから3年も4年も経ってるけど、じゃあ、それをカバーするために何をするんだって話は全然出てこない。「こんなのいたらどうするんですか?」って言われたら引いちゃうから、混乱しちゃって。
まず事実誤認の訂正から、苅谷教授や、佐藤俊樹準教授が格差がある、このままでは格差が再生産されると言い出してから10年以上経っています。それらの提言がようやく汲み上げられ始めたというだけの話です。
>だからね、文部科学省の教育政策にしても、現場にしても、実践をやっている人がオピニオンリーダーになるのはわかるけど、やってない人が発言権を持つことには問題がある。やってないだけならまだしも、そこに理屈付けされると、もう同じところをぐるぐる回っているだけなんですね。(p157)
スパパパパパパーン!!!!!!
+ ,, * +
" +※" + ∴ * ※ *
* * +※ ゙* ※ * +
+ "※ ∴ * + * ∴ +
* ※"+* ∵ ※ *"
( Д ) Д)Д))
お前が教育改革の旗振り役を務めていた行為は一体なんだったんだ?発言権ないと自覚しているなら黙っていろよwwwだいたい教育社会学者の理屈付けというか、数値や歴史に基づいた提言を足蹴にしたのが現在の惨状だろうに何を責任転嫁しているの、こいつ。1度くらい教育社会学者にそれこそ教育改革の旗振り役を務めるチャンスをあげてください!
>大久保小学校があらゆる面でダメだと言うなら、初めて「総合はいかん」って話になる。教育社会学者とか何とか名乗るんだったら、それが学者のやるべき仕事ですよ。(p161)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 次でボケて!!! |
|________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
えーっとまず「一将攻成りて万骨枯る」ならぬ「一校功なりて万校枯る」は「総合教育」を擁護しません。そんなの国家レベルの政策なんだから常識的に考えて!まあ、1人の東大生の発言や、酒鬼薔薇の1事件で社会を語ってしまう程度の知性の持ち主ですから、そう考えるとこういう弁解が成り立つと考えてしまうのも、寺脇にとっては自然なことなのでしょう。
>例えば3交代8時間勤務なんかで働いている工場労働者の場合は、生産ラインに沿った流れ作業だから、楽しく仕事をするのは難しいでしょう。だけど学校の教師で面白い仕事ができないってことはあり得ない。やらないだけ。面白くしようとしてないだけ。(p163)
現場の教師キレテいいところですよ?
>近頃また、いじめや不登校の問題が世間を騒がせています。文部科学省の調べによれば、小中学校の不登校が5年ぶりに増加に転じたそうです。まだまだ学校がすべてという価値観が子供のストレスを生んでいるのか?と心配になってしまいます。(p176)
※不登校の定義は、病気や経済的な理由なしに、年間で30日以上欠席すること。'06年度に不登校だった全国の小学生は、前年度より約1000人増の2万3824人で、全児童の0.3%。中学生は約3400人増の10万2940人で、全生徒の2.86%となり、過去最高の割合となった。
相変わらず、日本の児童は真面目だね~としか思えないんですが(苦笑)。
>渡邉美樹さんが全力投球して、郁文館学園を立ち直らせたという話もあるけど、和民の学校を日本中に作ると言ったら、また次の問題が出てくる。渡邉さんが週に1回行って、自分の目の行き届く範囲でやるなら、一つの学校を立ち直らせることは当然できると思いますよ。(p188)
教育再生会議の中心メンバーなのに擁護しちゃうの?さんざん再生会議を批判していたのは何なの???
>私に言わせれば教育再生会議が言ってるバウチャーっていうのは、教育界におけるコムスンを作っちゃおうみたいなことなんですね。バウチャー制度で何でも上手くいってるかと言えば、全然そんなわけじゃない。コムスンみたいなところが入ってくる場合も考えられるんだから。(p189)
既に「和民」やそしてお前が一枚噛んでいる「パソナ」とかね♥
>「それでも、地球は回っている」と呟いたガリレオみたいに自分の説に固執するつもりはありません。あるべき教育の形については、いろいろな議論があっていい。この本は、ゆとり教育は正しいと真っ向から主張するのではなく、「ゆとり教育も捨てたもんじゃないとは思いませんか?」と問いかけるくらいの気持ちで作ってみました。(p246)
教育社会学者黙れと八つ当たりしていたのは既に忘却の彼方のようです。
>私はへっちゃらなんです。国賊呼ばわりされても吊るし上げられても平気だから、(p247)
これで心置きなく国賊、売国奴呼ばわりできますね♪
>感謝といえば、この本を作っている最中の7月19日に亡くなられた河合隼雄先生への思いが強くあります。中央教育審議会副会長として「ゆとり」という言葉で新しい教育を提案する議論をリードしたのは、河合先生です。その深いお考えをお聞きしていたので、批判されてもひるむことなく'02年からの新しい教育の旗振り役を務めることができました。「テストの学力なんかちょっとぐらい下がってもいいんや」と、いつも励ましていただきました。
ちょっwww「ゆとり教育」が不当なレッテル貼りだとか言っていたくせに、最後の最後に河合先生に責任を押し付けやがったこいつwwwww死人に口なしとしても酷すぎる。
>'02年8月に生涯学習政策担当の文部大臣官房審議官の任を解かれ、文化庁文化部長に異動してからの4年間、河合先生が長官、私が部長という関係でご一緒に仕事をさせていただきました。(中略)文部科学省全体の中では不要だと思われるようになり退職を勧奨されるに至るまでの私の心を、名カウンセラーとして癒してくださったことには、感謝し足りるものではありません。(p253)
本当に勧奨されていたんだ、笑える♪女子リベさま「ミスター文部省 寺脇氏の降格に思う」
の推測が証明されちゃいました(教育社会学者に対する当書で展開された恨み辛みをみるとまさにここで推測されておられる通りなのでしょう)!
というか、時代は河合隼雄から河合幹雄の時代に移った、ただそれだけのことです。ココロの時代からエビデンスの時代にね。
【参考】
http://newmoon1.bblog.jp/entry/400235/
(寺脇ゆとり全否定w)
http://newmoon1.bblog.jp/entry/403901/
(寺脇×中島岳志対談)
http://newmoon1.bblog.jp/entry/408754/
(破壊魔寺脇、広島での実績)
あとおまけとして芳ばしい発言を一つだけ拾っておきます。
宮澤保夫(星槎グループ会長)
>吉田松陰も福沢諭吉も大隈重信も、哲学、つまり思想を伝えるために私塾を作った。学校というのは、教えるところじゃなくて、思想を伝えるところなんですよ。(p205)
吉田松陰や福沢諭吉や大隈重信ほどの偉人がそんなに世の中にごろごろいると思っているのでしょうか?幸せですね~。
「ふしぎ遊戯」第22話
原画;楠本佑子・宮崎なぎさ
私の中ではふしぎ遊戯最高値がこの辺りです(星宿の報われなさ加減に泣いた)。特にラストいったん総てが解決したと見せかけて単なる嵐の前の静けさにすぎなかったことを笛の音を響かせながら、ぴたっとEDに繋ぐ音響演出がたまらなく好きでございます。
- 後藤さん、本日は御疲れ様でした。そしてどうか良い御年を!
>相変わらず、「統計なんて無意味だ、非人間的だ」みたいなことをいう人が今でも論壇でもブログでもはびこっているというのがまだ現状
そうですか?でももう自身のブログでごちょごちょと言っているレベルまでは来たじゃないですか。少なくともチーム体感治安悪化批判派のブログに直接物申すといった感じで、まとわりついてこなくはなったじゃないですか。総本山たる宮台も陥落したし、鈴木謙介は正面から問いかけてみればあの程度だったし(chikiさんに関しては赤木さんも同様の批判されているみたいですが、あの程度とは本当に残念でした)。
>ここ数年は、政治や政策の実権を俗流若者論者が握ることの危うさを痛いほど感じました。
来年もまた、この終わらない俗流若者論批判坂を登っていくんですよ(笑) - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/12/31 23:10
- 寺脇の本は数週間前にbk1で届いていたので、明日の高速バスの中で腰を据えて読んでみようと思います(吹いて隣に座っている人に迷惑をかけるかも知れませんが)。
>というか、時代は河合隼雄から河合幹雄の時代に移った、ただそれだけのことです。ココロの時代からエビデンスの時代にね。
言い得て妙ですね。でも、相変わらず、「統計なんて無意味だ、非人間的だ」みたいなことをいう人が今でも論壇でもブログでもはびこっているというのがまだ現状のようです(はてなダイアリーのキーワード「後藤和智」を探してみてください)。
ただ、書き手の自己満足であればそれでいいのかも知れませんが、仮にも政策などを構築する場合であれば、個々人の思いこみを政策に反映させてしまうなど、有害でしかないような気もするのですが。
文科省には寺脇、東京には宮台と前田雅英と竹花豊、神奈川には松沢成文、埼玉には上田清司などといった具合に、ここ数年は、政治や政策の実権を俗流若者論者が握ることの危うさを痛いほど感じました。さらに、この最悪の布陣に、今度は大阪に橋下徹が入るかも知れません。いったい日本はどうなってしまうのでしょうか(苦笑。私のいう言葉ではないですね)。 - commented by 後藤和智
- posted at 2007/12/29 17:06
- nobさん、当該エントリーあげるの案外時間かかっちゃった(笑)あまりにも寺脇が酷すぎて私の国語読解力が低下したのかと起こすにあたって何度も本書読み直したりしたので _| ̄|○
>実際に派遣料金の3-4割が差し引かれている現状
まあ、もう厚労省のシビリアンコントロールに期待するしかありませぬな。私は斡旋することで、あるいは契約更新時にたとえば礼金のように企業「から」頂くのはともかくとして、永遠と差っ引くのがおかしすぎると思うのですよ。
>西室泰三会長
こいつの名前もよ~く覚えておきます。東証のシステムトラブルでみずほ証券に300億近い損害を負わせたことから考えれば生き金だと思うのですが。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2007/12/29 16:49
- 遊鬱さん、こんにちは。
派遣労働者、昨年度は過去最高321万人
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071229it03.htm
>派遣労働者でつくる労働組合などでは、派遣労働のマージンの高さを問題視しているが、今回のまとめで、実際に派遣料金の3-4割が差し引かれている現状が明らかになった格好だ。
■あと、教師増加に反対な人もいるようで
教師の多忙解消できるか
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07122808.cfm
>財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の西室泰三会長は27日、会議後に記者会見し、政府の08年度予算案で公立小中学校の教職員を1000人増やすことや診療報酬の0.38%引き上げが盛り込まれたことについて、「きわめて残念だ」と述べた。
■少子化だから教師の負担が減っていくと言いたいのでしょうが、学力低下だの道徳教育が必要だの食育だの、親どころか社会全体からの要求(圧力?)が増えてきているのだから予算や人員は拡充するべきですよ。
- commented by nob
- posted at 2007/12/29 13:48