なんて面白くない点数だ、そんなに計算が得意なら電卓にでもなればいい | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

日本のマイケル・ムーアお笑いみのもんた劇場さま「■子供の犯罪被害が増えているというマスコミの嘘と煽り」 に大感動!!!チョイスしている映像、そして編集、演出(皆様のコメント含む)の力が炸裂しています。お世辞ではなく、日本に初めてビデオジャーナリズムが誕生した瞬間ではないかと思います。超、ディーモルト、スペシャル必見でございます。

山形浩生さま 「最近の噂」2007/10
>ほほう。イギリスで判決、ゴア『不都合な真実』は、学校で見せるときにはその内容が一方的で間違っている部分についてちゃんと説明すべし、とのこと。シロクマが死んでるという(ナショナルジオグラフィックや谷山浩子が最近便乗している話)はまったくのウソ、海面上昇のCGもあまりに誇張がすぎるし、キリマンジャロは温暖化のせいではない等々。こういうきちんとした判断を司法が下すというだけですばらしい。(2007/10/12, id)

先日 は巨星墜つのショックで見逃すと書いたけれど、やっぱりメモしておくことにしますw ただ、山形氏がリンクを貼られていたのが英文の記事なので翻訳苦手だしどうしようかなと思っていたら今週の週刊新潮にまんまの記事があったので文字起こし♪

(22)ノーベル賞 ゴア氏に英裁判所が突きつけた「9つの間違い」(週刊新潮07,10.25) 
>ケント州の学校で父兄会長を務める男性が、同映画(=『不都合な真実』)が”教育のため”という名目で生徒らに上映されることに反発。学校での政治宣伝は違法だと訴えていた裁判で、英高等法院は「映画には偏向が認められ、部分的に誤りがある」との判決を下したのである。一体、どこが間違いだと断じられたのか。裁判所は9つもの箇所について、それぞれ誤りを正している。

映画
・両極の氷河が溶け出し、「近い将来」に海面が最高20フィート(約6メートル)上昇する。
裁判所
・これはとんだ人騒がせだ。その現象は数千年後以降に起きることである。

まあ、上昇したとしても堤防築けばいいだけじゃないとあっさり渡辺先生は仰られていますがw

映画
・太平洋のサンゴで出来た島々では、海面の上昇により住民が避難している。
裁判所
・住民らが避難した証拠はどこにもない。

映画
・大西洋の暖流・メキシコ湾流はいずれ止まる。
裁判所
・将来的にその流れが遅くなることはあっても、止まる可能性は極めて低い。

映画
・CO2の増加と過去65万年の気温上昇のグラフは「完全に一致する」。
裁判所
・両者に関連性は認められるが、2つのグラフはゴア氏の断定を証拠づけるものではない。

映画
・キリマンジャロ山の雪は温暖化のため消失した。
裁判所
・その現象は、必ずしも人為的な気候変動が原因とは証明できない。

映画
・アフリカ・チャド湖の枯渇は、温暖化の悲惨な結果の最たる例である。
裁判所
・そうとは断定できない。

映画
・北米に惨禍をもたらしたハリケーン・カトリーナの原因は温暖化だ。
裁判所
・それを立証するには証拠が不十分である。

現時点ではまさにフリーズ(笑)しておく姿勢こそが冷静な態度だと思うのですが、どんどん話が大きくなっていて'`,、('∀`) '`,、

映画
・氷を求めて海を泳ぎ、溺死したホッキョクグマがいる。
裁判所
・溺死体で見つかったクマは4頭だけで、原因はすべて嵐だった

湾岸戦争の正当化の為の油塗れの水鳥映像捏造を思い出しました。ゴアもブッシュと大差ないじゃんwww

映画
・温暖化その他の原因でサンゴ礁が色あせた。
裁判所
・魚の乱獲や水質汚染が原因とも考えうる。

裁判所は以上のような見解や議論があることを教師が踏まえたうえで、『不都合な真実』の上映にあたるよう求めたのだった。

こんなことを述べてくれる裁判所…羨ましい。また上記9つの訂正箇所については安井至教授「環境問題のウソと正解の距離2」 に詳しいです。

参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/358854/ (ゴアの不都合な真実)

中西準子教授「アル・ゴアさんの受賞(ノーベル賞の2)」
温暖化問題が、ますます政治的な臭いが強くなった感じがして、環境問題が大きく取りあげられたことは嬉しいし、仕事も進めやすくなると思うのだが、やや戸惑う。これで、温暖化問題は、これまで以上に大きくとりあげられることになるだろうが、私個人は以下の点に注意して、自分の関心領域を温暖化問題にも広げていきたい。

1) 科学的には、いろいろ問題が残っているので、今主流ではない考え(人為的な二酸化炭素排出が主たる原因ではないという考え)にも十分注意を払う。少なくとも、自然の温暖化現象と人間活動に伴う二酸化炭素排出に起因する温暖化を区別して議論したい

世論的にも、マスコミや学術誌でも圧倒的に、二酸化炭素温暖化説が強いので、反論的な報告はかき消されてしまうのではないかと、私は常に気にしているのだが、温暖化研究をしている友人に会うと、反論をしている少数の“温暖化懐疑論者”に対する苛立ちが強いことに驚く。ここまで圧倒していて、尚問題だろうか?何か、不思議な気がする。

温暖化対策が進まないのは、懐疑論のためではなく、その対策の難しさ、いや、その副作用の大きさにあるのだが、どうも勘違いしていて、懐疑論者のせいだと思っているようだ。こういう傾向危険

2)温暖化対策が引き起こす他の環境影響や経済影響をきちんと評価していきたい。つまり、温暖化対策そのものの評価を行えるだけの力量をつけたい。そのためには、自分の研究領域を相当広げなければならない。化学物質の影響に関することにはかなり自信があるが、これだけではダメだ。どういう広げ方があるか、今、考え中。

例えば、バイオ燃料にしても、植物の耕作そのものによる生態系へのリスクが問題になるし、また、二酸化炭素の海中または地中注入でも、生態系へのリスクが問題になる。もちろん、大がかりなことだから、多くの分野の研究者が参加してということになるのだろうが、やはり、そうではない何かの筋道の付け方があるに違いないと思う。当然、globalでないとダメだが、globalだけでもダメだ。すでに、そういうものはある。

中西先生の言葉に何か付け加えるなど恐れ多いです。もう、本当に中西先生による温暖化リスク評価を首を長~くして待っています。

新日鉄・ポスコ:製鉄リサイクル技術で合弁-排出権も取得へ
>新日本製鉄と韓国ポスコは22日、製鉄所で排出されるダストと呼ばれる粉塵を再利用する技術を、新日鉄からポスコに供与するため合弁会社を設立すると正式発表した。両社は2006年に株式持ち合いなど戦略的な提携を発表しているが、具体的提携事業としては第1弾。

ポスコは同技術の導入で温暖化ガスの排出量を年間約5万トン削減できるため、新日鉄は排出権を獲得するため国連のクリーン開発メカニズム(CDM)事業として今回の共同事業を登録する方針。両社は2008年1月に合弁会社を設立し、09年9月からポスコの浦項製鉄所、光陽製鉄所に順次「乾式ダストリサイクル設備」と呼ばれる製鉄ダストの再利用施設を設置する。合弁会社の資本金は50億円で、出資比率はポスコ70%、新日鉄 30%。総投資額は160億円。(ブルームバーグ 10.22)

排出権取引はともかく、普通に技術革新はいいことだと思っていますからね為念(あと本日、シャープが増収減益決算出していてその要因の一つが、太陽光発電事業の原材料価格の上昇を上げていましたけれど具体的な数字が知りたい)。

ベネトンジャパン、持ち運び便利な「マイはし」発売
>イタリアの大手アパレル企業、ベネトン・グループのベネトン ジャパン(東京都渋谷区)は、地球環境問題への取り組みとして、割りばしを使わないようにするために持ち運びが容易な「MY HASHI」を発売した。円筒形のケースが付いているため持ち運びに便利。カラーは10色を用意している。価格は1000円(税込み)。日本の割りばし使用量は、年間は約250億ぜんに上るといわれる。ほとんどが輸入品で、森林伐採の要因の一つになっている。ベネトンは2006年にエコバッグを発売し、1年で約100万個を販売した。(産経新聞 10.22)

そもそも割り箸が森林伐採の要因かどうかは→minumablogさま「割り箸はもったいない?」 を参照ください。

そのうえで、森林も熱帯はともかく全世界でみると別に減っていないとも言われているし、また一般に問題にされるアマゾンなど未開の奥地の森林伐採は成熟林なので酸素・二酸化炭素の排出量は均衡していて地球温暖化とは少なくとも直接的には関係ない。

以前は坂本教授のLOHASの一環としての銀製のMy箸とかバカにしていたのですが、むしろこれぐらいの金持ちの道楽程度の自然愛護が害なくていいんじゃないかと思えてきました…宮崎監督が漫画版ナウシカで示したような環境>王蟲>>>(超えられない壁)>人類(滅亡しても構わない)位の覚悟がある環境保護論はそれはそれで面白いと思いますが…シナリオとしてw


以下 中国の留保なしの環境問題+おまけとしてのスイスの素敵なニュース、アニメ感想

中国で環境汚染による奇形児急増=揚子晩報
>中国では環境汚染で知的障害児や奇形児の出生、がん発症の頻度が高まっていることが分かった、と南京で発行される夕刊紙・揚子晩報が13日、世界銀行の統計を引用し報じた。

中国は奇形児の出生率が世界で最も高い国の一つだ。中国では毎年平均約20万-30万人の奇形児が生まれている。出生時には肉眼で確認できないが、数年後に判明する潜在的奇形児を含めると、毎年80万-120万人の奇形児が生まれていると推定される。1時間に3人の奇形児が生まれている計算で、世界で生まれる奇形児の20%を占める。このうち多数は出生から数時間で死亡する。

出生「数」なら当たり前の話なんですが「率」となっているので某かの要因はあるのでしょうね(←白々しいコメント)。一人っ子政策に転換した結果、現在占める人口数と出生数に乖離が生じてきているということなのかな?

世界銀行は、毎年出生する奇形児がもたらしている経済損失が10億元(約153億円)に達すると分析した。中国は毎年46万人の子供が奇形で死亡しているほか、30万人が環境汚染で亡くなっている。中国当局は社会不安を引き起こすという理由で、世界銀行にデータを公開しないよう要求したという。(朝鮮日報 9.14)

中国さまがどのように統治されようがご自由でございますです、はい。グラスノスチに学べば野放図な情報公開は必ずしも良い結果をもたらすとは限りませんからね。

19 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 投稿日:2007/09/14(金) 08:22:17 ID:x/+A4THL
先進国もやって来たこと、奇形発生数も人口から見ると妥当

104 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 投稿日:2007/09/14(金) 10:55:52 ID:fYdfLFeF
そろそろ環境保護優先に方向転換しそうな気配はある。中国は水が少ない以外は割としっかりした土地なんで、今なら50年もすれば復活するんじゃないかな?汚染はともかく脆弱性で言えばオーストラリアの方がよっぽどヤベー

127 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 投稿日:2007/09/14(金) 11:32:43 ID:QHEn0C2I
>>104
別に水も少なくないんだよ。日本が異常に多すぎるだけで、中国だって普通に雨も降るし、かつては雨後も土地に水が残っていたし、だから黄河文明なんてのも発展した。それを山の森を伐採して、降った雨も留まらなくして、治水も行わず、川も細い支流などは水が絶えてしまい、あげく本流さえ汚染で使えなくした。考えなしに自然を切り開いて農地にして、周辺から砂漠化。

雨でさえ降雨技術と称して、自然では降らない場所に降らせる、結果降るべき場所に降らない。汚れた水一滴を浄化するのに海の水が何百リットル必要か、一年間破壊された自然が元に戻るのに何百年が必要か。中国が発展の妨げになるとして全く対策を行わずきた近代半世紀で失われたものが50年で戻るわけないだろ。

まあ、なにはともあれ経済成長してしまって、そのあとで百年河清を待つ感じでやろうという腹なんでは?

179 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 投稿日:2007/09/14(金) 13:49:17 ID:gUQ5wDFv
中国人は人類とは違う進化の道を歩きはじめたようだな。

181 名前:瀬戸内漁業協同組合☆支援機構@任侠 ◆2ChOkEpIcI 投稿日:2007/09/14(金) 13:51:05 ID:bFM33Qqs ?2BP(345)
>>179
まもなく王蟲や牛虻が跳梁跋扈始めるんだろうな。

清浄なる空気ではむしろ棲めなくなってしまうん?www


スイス:人種差別的ポスターで波紋 右派政党が作製
>スイス国旗の上に立つ3匹の白羊が黒羊を後ろ足で外にけり出す--。21日のスイス総選挙へ向けてスイスの右派政党・国民党の作製したポスターが、「人種差別的だ」と大きな波紋を呼んでいる。

>スイス国際放送によると、第二次世界大戦後、スイスに流入した移民、難民は子孫を含め、現在200万人と人口の2割を占める。90年代以後は、内戦が続いた旧ユーゴスラビアからの難民、移民が急増した。

綺麗ごとが通用するのは精々移民が超少数派に留まる限りにおいてということですね。

国民党は90年代前半までは、総選挙での得票率が10%余りの第4党だった。だが、反移民感情の高まりを背景に10年ほど前から勢力を伸ばし、03年の前回総選挙では27.5%の得票率で第1党に躍り出た。最新の世論調査でも他党を大きく引き離しており、第1党の座を維持することが確実視される。スイスでは、国民党や社会民主党を含む主要4政党すべてが参加する大連立政権が50年代末から続いている。今回も政権の枠組みに変化はないと見られているが、国民党の挑発的な選挙キャンペーンは、深刻な後遺症を残しかねないと心配する声が強くなっている。(毎日新聞 2007年10月18日)

スイスといいオーストリアといい風光明媚、歴史ある国々なんですが実に麗しい光景ですね♪




3 名前:七つの海の名無しさん 投稿日:2007/10/18(木) 18:53:20 ID:ydEm4LuQ
左翼のユートピアであるスイスもフタをあけてみりゃこんなもの

18 名前:七つの海の名無しさん 投稿日:2007/10/18(木) 19:32:43 ID:icaoo5pP
>>3
左翼のユートピアはスウェーデンじゃないか?

19 名前:七つの海の名無しさん 投稿日:2007/10/18(木) 19:48:45 ID:+aPPP+O5
>>18
サヨク的お花畑ユートピアの変遷の経緯。

スイス→コスタリカ→リヒテンシュタイン→スウェーデン→デンマーク
こんな感じになってますw

なお、これらの国がDQNと言うわけではありません。

14 名前:七つの海の名無しさん 投稿日:2007/10/18(木) 19:20:03 ID:O3mo9f4V
スイスは平和な国とか。ニュージーランドには人種差別はないとか。アメリカは自由の国とか。オーストラリアはマルチカルチャーとか。

http://jp.youtube.com/watch?v=QSheie_J3nI

いい加減、嘘ばっか言うのはやめようぜ

47 名前:七つの海の名無しさん 投稿日:2007/10/20(土) 19:45:36 ID:K9aQikFY
緑の党が地味に勢力を伸ばしそう

貴公が正解!

52 名前:七つの海の名無しさん 投稿日:2007/10/21(日) 18:54:12 ID:F3gkcc9B
永世中立国家スイスに差別なんてありません><;


右派と緑の党が躍進 スイス上下院選
>4年に一度のスイス上下両院選挙が21日実施され、即日開票された。午後9時(日本時間22日午前4時)現在でスイスの報道各社がまとめた得票予想によると、外国人犯罪者の国外追放などを訴えた右派の国民党が、下院(定数200)の現有議席を7議席上積みする62議席を獲得、第1党としての立場を一段と強める見通しとなった。

もはや4党連立は必要なさそうです><

2位の中道左派、社会民主党は大きく後退。中道右派の急進民主党も議席を減らす見込みで、国民党以外の主要政党は退潮が鮮明になった。一方で、少数政党である環境保護派の緑の党は躍進する見通しだ。

ただ日本だけが保守・右傾化の流れに抗しているかというとイギリスは普通に労働党が政権維持できそうですし、オーストラリアは久々に政権交代するといわれていますからって全部島国www

>発表によると、国民党の得票率は28・8%と過去最高に達する見込み。社民党は9議席減の43議席、急進民主党は9議席減の31議席、キリスト教民主党は3議席増の31議席、緑の党は5議席増の19議席となる見込み。(共同通信 2007.10.22)

投票率によりますが、国民の4人に1人ぐらいは移民排斥に賛成と。

参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/330033/ (スイス難民規制強化)


「もっけ」第3話

初めてちょっと面白いかなと思いました。祓うことについてもただ何でも祓えばいいというものではない、匙加減みたいなものがあるというのは面白い。そうはいいつつも結局は頼みを聞いてあげる爺キャラがまた良いです。


「みなみけ」第3話

けいこは次回予告まで真面目すぎて人間味に乏しいな^もう国営放送にでもいけばいいよ

に爆笑♪こういう何かわけのわからないやりとりってツボに嵌ると素晴らしい。作画は動かさなくなった代わりに普通に一枚単位のクオリティがあがった感じ(漫画原作にもあるアップのシリアス版顔の作画も忠実といっていいほど濃ゆい感じで表現していたし)。