自分がマイノリティーだと気付いた!!!いまー!!! | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

『平均気温のちょっとした変化が氷河期をもたらしうるのと同じように、あるいは選挙の結果が僅かな票差で決まることもあるように、相対的に小さくとも社会全般に行き渡るものであれば、その影響が決定的な違いを生むことがある。』

           ジョージ・ガーブナー「氷河期アナロジー」


2007/02/19 、一人暮らしの知恵というかオタ(趣味)って基本的に地球環境に優しい気がします(苦笑) あとはロンドンの渋滞税と、小谷野氏も言われているように車こそ交通事故というリスクからも、環境問題としても逃げられない諸悪の根源なんですけれどね。

Transitionさま「明治時代、昭和32年頃の大阪・北海道などの気象など(冷害、干ばつ、バッタ大発生など)」 で数々の記事を起こされた上で以下のように述べられている。

>明治時代といえば、温暖化が、まだ進んでなく、現在より、寒かったといわれている時代である。それなのに、北海道 十勝地方で、干ばつ、マラリアなどのため、開拓からの撤退を余儀なくされているのである。

>北海道 十勝地方では、今より、寒冷だったといわれている明治時代に、バッタの大発生なども起こっていたのである。以上より、温暖化しても、日本国内では、干ばつ・害虫が 増加するとは 限らないのではないかという気がしてくる


(・∀・)人(・∀・)ナカーマまったくもって同感です…が「気がしてくる」という留保をつけざるをえないのが辛い処です。温暖期も(小)氷河期も人類の歴史でCO2関係なく経験しているんですがね。モシモR25(2.18特別号)より、進化生物学の第一人者東京大学生命環境化学系教授長谷川寿一教授のコメントをメモします。

かつて人類は、北海道と九州の気温が1年ごとにやってくるような気候変動を生き抜いています。だから100年後に東京がグアムほどの気温になっても基本的には大丈夫。ただ今の消費社会が続けば、迫りくる予測不可能な気候変動などについていけず、いずれ絶滅するでしょう。


ええ、ええもちろん私が下線を引いていない(私には一応の留保発言にしか見えなかったので)部分をこそ目くじら立て読めば立派なチームマイナス6%の一員ですが…。


鳥類の30%絶滅か 温暖化の脅威 今世紀末には
>地球温暖化や開発による生息地の破壊で、今世紀末には地上にすむ鳥の30%が絶滅する可能性が高いとの解析結果を、米スタンフォード大とデューク大の研究チームがまとめた。

>絶滅種には、日本のライチョウなど高山帯に生息する鳥や、熱帯周辺にすみ大きなくちばしが特徴のオオハシ、ハチドリの仲間といった観光客らに人気の鳥も含まれているという。

ライチョウなんか温暖化なんか取り沙汰される前から絶滅危惧種なんじゃw

今世紀末に気温が六・四度上昇、開発も大規模に進む最悪のシナリオの場合、約30%に当たる二千四百九十八種が絶滅、二千六百五十種に新たに絶滅の危機が生じるとの結果が出た。グループのケーガン・シケルシオグル博士は「生息地破壊が深刻だと、温度上昇が二・八度でも、四百-五百五十種の鳥が絶滅することになるなど、温暖化の影響は大きい」と話している。

鶏だとかアヒルだとか絶滅したら大変ですけれど、きっともともと環境破壊なりで弱っている種が淘汰されるんじゃないの?まあ、新しい環境へ適応した偶然の新種の誕生を待たずとも、遺伝子弄れば進化の速度は大分節約できるんじゃまいか?

<温暖化と生物絶滅> 地球温暖化が進むと、生息環境の変動に適応して、生物の分布域も変化する。だが、温度上昇の速度が生物の適応能力を超えていたり、新たな生息地が得られなかったりすると、生物の絶滅の可能性が高まるとされる。温暖化による生物絶滅の危険性は、高山帯や極域の動植物で高い。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、20世紀末以降の温度上昇が2度を上回ると地球上の30%の生物で絶滅の危険性が高まると予測している。(東京新聞 2.18)

そもそも生物種といったときに大半占めるのは蟲でしょ?いや蟲を差別する気はさらさらないけれどさ。


地球温暖化でサメが南極へ移動、多くの動物が危機に
>米ロードアイランド(Rhode Island)大学の生物学教授シェリル・ウィルガ(Cheryl Wilga)博士によると、この低い海水温が捕食者を防いだ結果、南極付近の海域に生息する生物は、体が比較的軟らかく、動きがゆっくりとした軟体動物が多いという

クリオネがおやつになるということですか?w

>しかし、過去半世紀ですでに地球の気温は1-2度上昇しており、これからの100年で海水温も上昇、南極付近の海域もサメなどが生息できるようになると指摘。同教授は、一度でも捕食者がこの海域に入ってくれば、南極周辺の海洋生態は完全に変わってしまうだろうと話している。【2月16日 AFP】

単純にサメが絶滅の危機(それも欧米人の乱獲が原因でしたっけ?)から救われるんじゃないの?

9 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/16(土) 21:46:40 ID:BSdfvr8z0
   γヽ、   
    l:::::::::ヽ、        
   lヽ、_::o\ノヽ 
   WWw>::::::ヽノ  
   ヽ  ̄::::ヽノ::\\ 丶 ペンギン食っちまうぞ!ゴルァ!!
    \(゚Д゚,,)::::::::ヽ \
 丶\ ,ゝ、:と)::::::::::::`、.__ 
       ̄ `ヽ-、_   `'__`、
     \丶   `( .r'  ソ \
            `'

以下 ニュース続き+アニメ感想

12 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/16(土) 21:50:23 ID:PW+bjWXa0
古生代デボン紀からの生命体は人間の危惧など意に介さず
ただ生きるために喰らうのみ。

シンプルでいいなぁとちょっと思う。

なんか雄大なコメントですね。

44 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/17(日) 00:35:57 ID:YGVBa7EVO
そしてメガロドン復活

メガロドンが絶滅していないという説はどうなんだろwktk

15 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/16(土) 21:51:35 ID:bPki/nwv0
生態系が崩れる?それが新しい生態系になるのです。

ナウシカ(漫画版)みたいだw


天然クロマグロの「蓄養」、日本水産が大手初の事業化
>クロマグロは国際的に漁獲規制が強化されており、自ら育てて高品質のマグロを安定的に確保する。子会社の中谷水産が、京都府北部の伊根湾(京都府伊根町)に大型いけす3基を設置し、クロマグロを育てている。2007年夏に長崎県沖の壱岐海域で取った平均80キロ程度の成魚を100キロ前後まで太らせ、出荷している。ブランド名を「伊根まぐろ」と名付け、08年3月末までに80トン(800匹前後)の出荷を見込む。

本格的な蓄養ですね。

>伊根湾は年間を通して水温が低温で安定しているため、「脂の乗りや身の色が抜群によくなる」(高橋誠治・日本水産飼料養殖事業部長)という。

>青森・大間産の最高級品に次ぐ1キロ5000~6000円台の価格で取引されている。

「蓄養」は、海外では地中海を中心に行われている。 しかし、大型いけすなどに大きな投資が必要なうえ、いけすを設置する際の漁業権の制約などもあり、国内では事業化が難しかった。(2008年2月18日 読売新聞)

瀬戸内海…。

51 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/18(月) 05:34:38 ID:JbdPHqFE0
近畿大で初めて養殖に成功したのが2002年。事業になるのが2008年。一般に出回るのが3年後くらいか?やっぱ発明が社会に浸透するまでは10年近くかかるんだな。

近畿大のは完全なる養殖ですから、蓄養とは違うんですよね。

67 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/18(月) 21:35:09 ID:2OzpK1pE0
次は鯨の養殖だな。
絶滅危惧種も食べ放題、文句は言わせねえw

何という食い意地w

80 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2008/02/19(火) 17:31:48 ID:30jnWrNO0
牛1頭育てるのに、どんだけ飼料が必要かって議論がある。
マグロの餌となる鰯や鯖や鯵なんかを食うほうがいいだろ。
美味い料理の仕方を知らないだけなんじゃね。

まあ、生態連鎖上位の種を大量に食べるために環境負荷をかけるのはあまり好ましくない罠(これだけ人類増えちゃうと)。

【資料】
肉は何から?
>肉1kgを作るのに必要な飼料の量(トウモロコシ換算)は、 牛肉1kg=11kgのトウモロコシ、 豚肉1kg= 7kg、鶏肉1kg= 3kg


「俗・さよなら絶望先生」第7話
演出;高橋正典
絵コンテ・原画・作画監督;サムシング吉松

もう本当に毎話毎話、実験してくるから目が離せない!それも脚本だけでなく、声優だったり、作画だったり、演出だったりと実験アニメになってる!!!原作者自体そういう諧謔も介してくれそうですし、絶望先生は最良の素材ですね。


「true tears」第7話
脚本;岡田麿里

キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!

いきなりずるずる、どろどろとした関係が弾けた!!!いきなり三角関係炸裂♪最後の暴力的なキスシーンには思わず雄叫びもの。途中の辛気臭さにきらずにシムーンスタッフを信用していて良かったお!


「破天荒遊戯」第7話
脚本協力;遠藤海成

原作どおり、ふつーの出来。


「きみある」第7話

一番魅力的なキャラが脇役のはずの関羽というのはこの作品的には正しいんだろうな。


Comments
Transitionさん、こんばんわー。

おかげさまでマラリア、ハマダラカについての一般教養(笑)を身に着けることができましたm(_ _)m

>土着地方(←1934年~1938年には、日本の富山県・石川県・福井県・滋賀県・静岡県で、日本全国のマラリア患者(年2万人程度)の約83%が発生していた。これらの地方のことである)

しかも、こんな言葉自体とか本当に初耳でわくわくします。そして温故知新というか、昔を知れば知るほどに現在に対する信頼というか安心感をもてると思うのですが、、、ね。こういう情報って本当に貴重だと思います。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2008/02/26 19:43
安原さま

虱対策で、米兵が、DDTを家の室内にまいたのでしたら、それが壁に付着して、1年間程度とまではいかなくても、それなりの期間は、殺虫効果が持続するから、夜間、室内に侵入するハマダラカを壁にとまった時点で殺し、マラリア激減に役に立ったという可能性があるなと思いました。そうこうしている間に、家の構造がよくなったというのでしたら、日本でもDDTは役に立ったのでしょう。それに禁止されるまでは、DDTは普通に家の周囲で使っていたようです。家庭菜園などに。カタツムリが、家庭菜園の、ある植物について困るが、DDTを使っても、駆除できなかった。誰か対処方法を教えてくださいという読者からの対処方法募集が昭和32年の新聞に載っているのを見た記憶がありますので。
 ところで、マラリア対策で、ハマダラカが絶滅することは普通はないのですが、そういう珍しい事例を思い出したので、紹介します。なお、An. gambiaeは、ハマダラカの一種ですが、日本にはいません。『日本熱帯医学会雑誌 第29巻 第3号 平成13年9月』の『論考 マラリア原虫とそのベクターの生態学論からみたマラリア流行の疫学と対策』(池本 孝哉・高井 憲治)
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/society/jstm/29-3.pdf
『蚊が自ら長距離飛行しなくても、飛行機など人為的な要因により運ばれた新天地に定着して、分布拡大する可能性はないのだろうか。あるとすれば』
『1930年頃、アフリカからブラジルへ定期便によって運ばれたAn. gambiaeは、10万人の熱帯熱マラリア患者を発生させ、それにより1万4千人が死んだと伝えられる。このAn. gambiaeは、当時 Aedes aegyptiの防除法として採用されていた、パリスグリーンの発生水域への散布と、屋内へのピレスロイド剤の散布により、1940年にはほぼ根絶され、1944年以降はまったく発見されていないということである。根絶へと立ち向かった関係者の努力と、すばらしい結果を決して否定するものではないが、アフリカ地域では、そう易々と成功しない現状を考えるとき、ブラジルにおける生態的ハードルは、An. gambiaeにとっても、やはり高いものであったに違いないと推測してはならないだろうか』
 ついでに、この論文に書かれているハマダラカとマラリア原虫の歴史を下記にまとめます。

・約1億5千万年前(←人類なんて、いない大昔)の大陸移動に伴って、ハマダラカは分化し、生息域を世界へ向けて拡大した。
・熱帯熱マラリア原虫は、現生人類とともにアフリカで進化した。
・紀元前6000年頃の新石器時代:盛んになった人類の移動に伴い、熱帯熱マラリア原虫に感染したヒトとともに、熱帯熱マラリア原虫が移動し、新天地に、たまたま、いた、ハマダラカ(ただし、熱帯熱マラリア原虫を媒介する能力のあるハマダラカであることが必要です)に媒介され、新天地で、熱帯熱マラリアが流行する。
・紀元前の終わり頃:上記の繰り返しで、南欧、西アジア、インド、東南アジアに、熱帯熱マラリアが、到達する。
・15世紀以前(おそらく A.D.1000年頃)上記の繰り返しで、太平洋に、熱帯熱マラリアが、到達する。
・15世紀以降(アフリカ人奴隷の輸送時期より後。もちろん、飛行機が発明される前です):上記の繰り返しで、中米カリブ諸島に、熱帯熱マラリアが、到達する。

三日熱マラリア原虫については、ここまで詳しいことは書かれていませんでしたが、種分化は、東南アジアか、中南アジアで起こったそうです。
この論文を読んで思ったのですが、明治時代以前に、マラリアが世界中に存在していたのは、ハマダラカの分布が拡大したからというよりは、マラリア感染者の移動が、新石器時代以降に盛んになったからというのが主な要因です。
commented by Transition
posted at 2008/02/25 18:06
Transition さま

宮沢賢治の「石油撒いてた」というのは最初読んだとき、民間伝承みたいなものかと思ってました。勉強なります。蚊について、そういえばと思ったので、本棚から引っ張り出してきました。吉村昭「東京の戦争」ちくま文庫 79ページから「蚊、虱・・・・」という章があります。そこから引用しますね。
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 どの地であったか忘れたが、和風旅館で昼食を取った。
 談笑していた氏(遠藤周作のこと)が、突然、顔色を変えて立ち上がった。
 「蚊がいる」
 と言って、氏は掌で蚊をたたこうとしたが、蚊は逃れて天井の隅にとまるのが見えた。 私も立ち上がり、蚊があそこにいますよ、と言うと、氏は長い箒を持ってこさせて勢いよくその個所を何度も突いた。蚊は死んだらしく、飛び去る姿は見えなかった。
 私は、氏が大の蚊嫌いで、私と同じであるのを知って親近感を覚えた。(略)

 そのような大の蚊嫌いの私が、突然戦争末期から終戦後までの環境の中に投げ出されたとしたら、恐らく発狂するにちがいない。当時は、悪環境になれきっていたので気が狂うこともなく、むしろ平然と生きていたが、現在の私には到底耐えられない生活だった。
 空襲で家が焼け、日暮里町から移り住んだ足立区梅田町は、池沼が多く、水田もあって、梅雨のころから蚊が大量発生した。
 夕方になると、蚊と所々に群れをなして、柱のようにみえる。蚊柱というやつだ。その近くを歩いてゆくと、柱がたちまちくずれて蚊が一斉に襲いかかってくる。歩いてゆく人の頭に雲が沸いているように見え、人とともに移動してゆく。
 暑いのでガラス戸は開け放しにしていて、網戸などないので、容赦なく蚊が家の中に入り込んでくる。戦争がはじまるまでは、金鳥印、鐘き印、月虎印などという商標の蚊取り線香が売られていたが、戦局の悪化につれて、それらはまったく姿を消した。
 むろん殺虫剤など出現していず、やむなく蚊取線香の代わりに七輪でオガ屑をもやす。濛々と煙が立ち込めて家の中に充満し、激しく咳き込んだりしたが、果たして蚊の駆除に効果があったのかどうか。(略)

 終戦の翌年になると恐るべき病が猛威をふるいはじめた。発疹チフスで、高熱を発し、頭痛、腰痛、四肢痛がはげしく、全身に赤い発疹があらわれる。重症の折には昏睡状態になり、肺炎を併発し、循環機能も悪化して死にいたる。この恐るべき伝染病が、虱の媒介によるものであることがあきらかになった。
 当時の記録によれば、3万2366名が短期間のうちに発疹チフスとなり、3351名が死亡している。爪でつぶせばよいと思っていた虱が、人を死におとしいれる恐るべき存在だということに、一種のパニック状態が起こった。人々は、衣類をすべて煮沸して根絶をはかったが、虱は消えず、猛烈な繁殖を続けていた。
 この伝染病に対して積極的に動いたのは、当時、日本を占領していた米軍だった。
 (略)
 吏員が大きな筒状の散布器を畳の上におき、金属製の細い管を一人一人の衣服の襟からさし込んでDDTを放射する。寝具、座布団をはじめ、家の隅々までDDTを撒き、米兵は立ってそれをながめていた。(略)
 効果はてきめんで、この散布によって虱はまったく姿を消した。さらに念を入れてのことらしく、軽飛行機が超低空で液状の殺虫剤を霧のように撒いて何度も飛んだ。
 この効果もいちじるしく、蚊柱は消え、蚊に刺されることも一時期ではあったがなくなった。
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 この後述に南京虫のことも書いてあったんですが、虫嫌いになりました(笑)
commented by 安原
posted at 2008/02/24 21:03
『<span style=color:#00c>ー医学の動向 第22集ー 地方病研究の動向</span>』(<span style=color:#090>発行所:金原出版。昭和33年11月20日発行</span>)から、せっかくだから、DDTや農薬関連だけ、今まで引用しなかった箇所を引用しておきます。ネットでは、見たことのない箇所であるし、何かの参考になるかもしれないので。

『また各地(←日本の話です)における水田の石灰散布、農薬の使用、特に終戦後使われ始めた有機燐製剤ホリドールは蚊幼虫に対しても絶大な毒作用を持っており、その殺滅に大きな役割を持つことになった。』
『ここで注目しておきたいことは、土着地方(←1934年~1938年には、日本の富山県・石川県・福井県・滋賀県・静岡県で、日本全国のマラリア患者(年2万人程度)の約83%が発生していた。これらの地方のことである)においても特にマラリア予防のための服薬や環境の改善、戦後広く各国で行われているDDT残留噴霧の如き特別な対策は極く一部を除いて殆んど行われていなかったことで、かかる減少の傾向が知らず知らずの間にかなり強力に進められつつあったことを知っておかねばならない。』
『また敗戦後も、国内(←北海道~九州のこと)の食糧生産はゆるがせに出来ない事情にあり、水田地帯の土地改良事業は持続され、むしろ推進された感があり、他方農薬の普及は蚊の発生に大きな打撃を与えることになった。』
『米国のマラリアは1875年を境として減少し始めたという。しかし第一次世界大戦までは減少の傾向がゆるやかで、1912~1915年の南部諸州の平均マラリア罹患率は凡そ4%で、ミシシッピ・デルタには40.9%の原虫保有率を示す地域が知られていた。第一次世界大戦後マラリアは急速に減少していったが、1930年代にはまだ小児の原虫保有率50%という濃厚な土着地が残存していた。第二次大戦後には減少の速度を増し、南部の13州で1948年の患者数9317名が1950年には1819名(新感染者僅かに7名)と急減し、米国では現在マラリアは地方病としての立場を失いつつあるとみてよい。
 米国におけるマラリア消退の原因の第一も伝播者減少の事実が取り上げられており、その契機としては1875年から開始された大規模な農業のための土地改良、次いで1915年以降の対蚊工作を目的とした排水工事が注目され、しかもこれらの事業は両大戦中も強力におし進められたのである。かかる積極的なマラリア対策の外にマラリア減少の理由としては、南部諸州の生活水準の向上による家屋の改善、マラリア治療、予防薬および殺蚊剤の使用、家畜の増産により蚊の吸血源が人から家畜へくらがえされたこと、その他一般的な教育の普及や衛生の向上が指摘されている。』
『しかし南欧、特に地中海に面する諸国ではマラリア減少はかなり遅れており、1930年代、特に第二次大戦後になって劇的な後退をみたのである。例えば、イタリーでは人口10万に対し1905年974.0, 1945年900.6であったのが、1950年には7.5に大減少した。戦後のDDTの残留噴霧が、この欧州の古典的な流行地に分布するA.sacharoviやA.labranchiaeの伝播の能力を奪ったのである。その他ギリシャ、キプロス、ポルトガル、ユーゴスラビアなども今次大戦後のDDTの残留噴霧が大規模に採用されて飛躍的な減少をみることになった。』
↑p 125~129の『わが国において第二次世界大戦による輸入マラリアが土着性とならなかった理由について』(新潟大学医学部医動物学教室 大鶴 正満 教授)

『大阪大学微生物病研究所 教授 森下 薫の発言
 農薬を使ったという事もあるかもしれないが、それは目的外でね。ただ厚生省としては、こういう方法で蚊を退治するという指示は与えている。だから、これはマラリア・コントロールという仕事でないが、一般的な仕事をしている中になくなったんですね。結局、一般の生活が向上し文化が向上したという事がそういう影響を与えたことはほぼ間違いないと思いますね。ただマラリア対策としては、当時帰還した患者の治療を国立病院などで協力にやりましたね。』(←北海道~九州の話です)
↑一番、最後の『討議』
commented by Transition
posted at 2008/02/24 14:28
日本の場合、マラリア対策も目的とした排水工事をやったところは北海道以外では、結構、ありました(名古屋市の下水道工事、新潟県の大河津分水工事、三重県の下水道改修、福井県・富山県の排水溝新設など)。もっとも、農業開発や一般的な公衆衛生を兼ねたマラリア対策のようですが。それと、北海道以外では、石油を水田に入れることは、官の助成で普通に行っていたようです(新潟県、三重県、滋賀県、福井県など)。あと、北海道以外では、官の助成で、キニーネを安価に配布したり、啓蒙したりということもしていたようです(群馬県、福井県、富山県など。沖縄県の場合はキニーネの無料配布)。あと、マラリアを媒介するのはハマダラカだけです。ただ、網戸をつけると、ハマダラカ以外の蚊、ハエの侵入も阻止するので、マラリア撲滅どころか、一般的な衛生状態も改善でき、高度経済成長期に網戸が普及したのは素晴らしいということです(←昭和32年のサンケイ 大阪版に、網戸の取り付け方の記事がありました。逆にいえば、そのころはまだ、普及していませんでした)。以上、細かい箇所の訂正でした。

出典:内務省衛生局保健衛生調査室編『各地方ニ於ケル「マラリア」二関スル概況』1919年(大正8年)発行(国立国会図書館『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能)

DDTに関しては、少なくとも、昭和33年頃は、かなりの効果があった地域が海外には、あったようです。『ー医学の動向第22集ー地方病研究の動向』金原出版。昭和33年11月20日発行の一番、最後の『討議』には 『大鶴正満の発言:熱帯地方にはまだかなりマラリアがありますね。 森下薫の発言:コントロールをやらない所はね。それに反してコントロールをやった所は非常な成果をおさめております。 宮川米次の発言:それではどうか? 森下薫の発言:いたる所ですね。台湾もタイもフィリッピンもセイロンも、熱帯地方のマラリア問題はどんどん解決されて行きまして、今はWHOのマラリア関係の仕事の目標は、マラリア・コントロールではなしにマラリア・エラジケーションです。』 と書かれていました。
eradication:根絶。撲滅
commented by Transition
posted at 2008/02/24 13:24
安原さん、こんにちわー。

DDTも環境原理主義の招いた大いなる災厄のひとつですものね。

その辺りは、中西先生の雑感388-2007.6.5「こんなに悲しいグラフがあるんだ-DDTについて考える-」に詳しいですよね。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak386_390.html#388-A

それとは別にダイオキシン絡みもあるのでややこしくなるのですが、端的に言うと人の命がまさにゴミのようだ(怒)

1947 アメリカでDDT販売開始
1948 日本でDDTが使われ始める
1969 日本でDDTの製造中止
1973 新農薬取締法の施行
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2008/02/23 10:36
Transitionさん、こんにちわー。

『鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。声あるものは幸いなり。』を地でいく( ;∀;) イイハナシダナー

>結局、日本の土着マラリアは、ごく一部の地域を除いて、何も対策をしていないのに、いつのまにか、なくなったというのが実情です。

いつのまにか、、、なるほど、結局住環境だったり食環境だったりと豊かになったのがでかいのかな。

「GHQサムス准将の改革―戦後日本の医療福祉政策の原点」(著)C.F.サムスでは、DDTの導入を何度も自画自賛していました。それこそ、日本国内で生産し、必要量を自給できるようになったばかりか、朝鮮戦争の折にはその必要量も賄えたと。

>大体、高校生向けなのに、今の日本にハマダラカが生息していることさえ、書かれていない。余白はたっぷり、あるし、ハマダラカの説明に、『今の日本にも生息している。』と書くだけですむのに。

こういう説明を加えていただくだけであっというまに生きた知識になるんですね。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2008/02/23 10:27
Transition さま

保険体育の教科書はわかったようなわからんようなってかんじですね(笑)
 同じ本からですが、蚊帳と網戸についてはこのようにかかれてます。
--------------
 蚊帳の使用状況ですが、「昭和23年には都民の93%が蚊帳を使っていたが、昭和37年には38%まで減少してきいる」という報告がありました。1994年の8月23日付けの日本経済新聞によると、寝具を扱う西川産業(日本橋本店)では昭和初期に毎日500張りは売れていたものだが、今では年に30張り程度になっており、そのほとんどが別荘用だそうです。

 蚊帳は今、マラリア対策として寄付されています。蚊帳の糸に防虫剤が練りこんであるため、蚊帳に触れた蚊が死ぬのです。有名なのが住友化学社製「オリセットネット」です。同社が現地のメーカーに技術を無償提供してマラリア対策だけでなく、雇用の機会を作ってます。世界保健機構が「オリセットネット」はその効果が長期間にわたる防虫処理蚊帳と認定しています。
 
 現在、蚊帳に替わって普及しているのが「網戸」です。長い間使われてきた蚊帳は1970年以降、住生活の近代化に伴いアルミサッシの普及とともに網戸になってゆき、次第に姿を消しました。そのころは鉄筋コンクリート製のアパートなどの集合住宅ができはじめた時期で、この建物には蚊帳を釣る鉤を取り付ける場所はありませんでした。網戸を利用することで毎晩蚊帳をつるす手間もなくなりました。
--------------
 DDTについてはこう記述されています。
--------------
 WHOは今でもマラリア対策を行っています。2010年までにマラリアによる死亡率を現在の50%に半減させようと計画しています。DDTの使用も地域を限って行うと計画しています。DDTですが、最近の研究ではヒトへの発ガン性はないことがわかっており、残存性も土壌では2週間で海洋中では1カ月で90%以上が分解されることが明らかになりました。現在、世界で100万人以上の人がマラリアで亡くなっており、その多くがいたいけな子供であることを考えると、その撲滅は人類の悲願です。海外青年協力隊として南米に渡った知人は「現地の店先で見た子供用の棺おけの多さに悲しくなります」といいます。
commented by 安原
posted at 2008/02/22 15:03
安原さま

 子供向けの科学の本は、マラリアや日本脳炎に関してわかりやすく説明しているんですね。子供向けなのに、こんなに詳しく説明しているなんて、すばらしい。中学校の保健体育の教科書(ゆとり教育前の教科書ですから、ゆとり教育には責任ありません)なんか、マラリアや日本脳炎に関して、抽象的なことしか、書いてないし。

『ただし、病原体が侵入しても感染するとは限らないし、感染しても発病するとは限らない。それは、感染・発病には、環境要因としての病原体の量や強さと、主体要因としてのからだの抵抗力の強さが関係するからである。例えば、生活環境が衛生的であれば、病原体やそれを運ぶネズミや昆虫などが繁殖しにくいため、感染症は起こりにくい。』
↑『新・中学保健体育』(平成10年発行。197学研/保体706)p 108より

 高校の保健体育の教科書(ゆとり教育前の教科書です)で、ようやっと、マラリアの話が出てくるけれども、日本脳炎に関しては、一切、記述がありません。それに、予防接種のないマラリアで、最も、効果的な(←少なくとも、今の日本国内では、大多数の人々が実行している)方法は、窓に、網戸をつけて、家の中に蚊やハエが入ってこないようにすることなのに、そんなことさえ、書かれていない。(or 冷房を導入して、窓を閉めたままにするでもよいです)。大体、高校生向けなのに、今の日本にハマダラカが生息していることさえ、書かれていない。余白はたっぷり、あるし、ハマダラカの説明に、『今の日本にも生息している。』と書くだけですむのに。

『ハマダラカ マラリアの病原体(マラリア原虫)を媒介する蚊』(←ハマダラカの絵が載っている)
『感染経路対策:上・下水道を整備したり、病原体を媒介する蚊やハエを駆除したりして、感染経路をしゃ断する。』
『たとえば、マラリアでは病原体を媒介する蚊の駆除(感染源・感染経路対策)が、また、急性灰白髄炎では予防接種(感受性者対策)が重点となります。』
↑『現代高等保健体育』(平成11年発行。50大修館 保体503)p 90-91
commented by Transition
posted at 2008/02/22 13:00
遊鬱さま

 DDTについて、補足します。
 DDTは、日本の場合、マラリア対策で使われたのは、八重山諸島だけというのが実情です(←沖縄以外でもごく一部では、やっていたようですが、本当にごく一部だけのようです)(←イタリア、ギリシア、キプロス、ポルトガル、ユーゴスラビア、セイロン、タイ、フィリピン、台湾でも、DDTがマラリア対策として使われました)。彦根の排水などの工事と、巨椋池の干拓は、マラリア対策も目的にして行われました。そのほかの地域では、マラリア対策は特にやっていません(←国立病院では、戦後、マラリア患者の治療をやっていましたし、抗マラリア薬は、戦後でも、豊富だったようです)。結局、日本の土着マラリアは、ごく一部の地域を除いて、何も対策をしていないのに、いつのまにか、なくなったというのが実情です。
実際、『ー医学の動向 第22集ー 地方病研究の動向』(金原出版。昭和33年11月20日発行)の一番、後ろの『討議』に

『森下 薫 氏(大阪大学 微生物病 研究所)の 発言
 とにかく 土地の 改良 或いは 排水工事とか いろんな 目的で 行われたのであって、マラリアを なくすために やった 仕事というのは 日本では 彦根あたりを 除いて あまり ないですね。ところが それが はからずも マラリア・コントロールに なったんです。それで、WHOが 日本の マラリアの コントロールは どうしているか、特に シナハマダラカの コントロールの 方は どうだというのですが、それは はっきり いえないんですよ。しかし 今 いわれたような 事が 間接に 影響したと いう 事は 考えられる。』
(←このころは、沖縄は、日本でなかったので、沖縄以外の日本の話です)
と記載されています。
 それに、今の石垣島にも、熱帯熱マラリアを媒介するコガタハマダラカが生息しています。ですから、住居の改善が、今の日本に、土着マラリアが流行していない主な要因でしょう。
commented by Transition
posted at 2008/02/22 12:59
Transition さま
遊鬱さま

蚊の話が出てたので、「蚊の科学」という子供向けの科学の本からです。子供向けの科学の本って「まじめにちゃんと伝えよう」って意識あるので、へんな新聞を読むよりは、けっこうお勉強になることも多々あります。なんか子供のほうがわかってくれるんじゃないかと思う昨今です(泣)
「それでは温暖化が進み、感染症を媒介する蚊が北上してくると、日本で感染症が増えるのでしょうか?かつて、北海道でもマラリアは流行しました。現在でも養豚のほとんどが日本脳炎ウイルスへの抗体を持っています。すなわり日本脳炎ウイルスは今でも日本にあるのです。しかしながら、日本にはどちらもその患者はほとんどいない状態です。なぜ患者が出ないかというと、昔に比べ公衆衛生が進み、また栄養状態もよくなっているためだと推測されています。ですから、温暖化になっても、現在の最低限度の文化的生活レベルが保持されていれば、昆虫が媒介する感染症が必ず流行するとは考えられませんが、もちろんその危険性がゼロであるというわけでもありません。
蚊を研究することは、感染症対策ばかりではありません。刺されても痛いと感じないほど細い蚊の口針の構造を調べることも研究です。そしてそれを応用した「痛くない注射針」が市販され、2005年のグッドデザイン大賞を受けています。」→糖尿病者向けのインシュリン針でシェア100%だそうで、日本の企業です。えらいねえ。
commented by 安原
posted at 2008/02/21 20:17
>「遺伝子組み替えが歴史浅いから信じられない」という話をされて、「米だって今食べてる品種は浅いですけどね」といったらキレられた

爆笑、そのときの安原さんの困惑振りが透けて見えます(笑)きっと同じ遺伝子組み換えでも自然のものと人工のものとは違うんだ!とか信じているんでしょうね。本当に治安悪化論争のときと被ります。治安悪化について量が増えていないことを説明すると、質が変わったんだ(笑)みたいな。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2008/02/21 18:37
Transitionさん、こんばんわー。

いつも貴重かつ希少な面白い情報を楽しませていただいておりますm(_ _)m 

>『南西諸島で、ネッタイシマカが絶滅した。生物多様性が失われた~。大変だ~』

爆笑いたしました。結局、温暖化の脅威としてマラリアだとか病原菌関連について言われることもありますが、日本なんか戦後の混乱期にその手の伝染病経験済みなのは忘却の彼方みたいなんですよね、不思議なことに。

結局、公衆衛生(上下水道だとかDDTの散布だとか)さえ、きちんと手をうっていればそんなに問題じゃないんじゃないとか、それこそ人類の歴史なんて品種改良でさまざまな気候で食物取れるようにしてきたんですしとか、水位上昇には常考、堤防築くでしょ(ヴェネチアもその方向みたいだし)とか、とかとかたとえ気象学に基づいたシミュレーションまわさなくても思っちゃいますよね。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2008/02/21 18:32
みる姉さん、こんばんわー。

>言ってませんでした?

Cパートで言ってました、言ってました!まあ、いくら情報強者たる久米田康治先生とはいえまだ義家のことは知らないでしょ、きっと知っていたら教員資格もって「ない」のに教育のことを語っている人がいるとなったんじゃwww
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2008/02/21 18:21
1959年 ジベレリン処理で種なしブドウを作出
1960年 農林省 放射線育種場設置
1963年 水稲「ササニシキ」(農林150号)育成
1971年 有機農業研究会が設立総会
1973年 遺伝子組み換え実験にはじめて成功
1980年 奄美群島でミカンコミバエ根絶
1981年 超多収稲育成研究プロジェクト「逆7.5.3計画」開始
1984年 水稲「あきたこまち」育成
1986年 筑波大学、世界初、稲の遺伝子組み替えに成功
1989年 農水省有機農業対策室を設置
1994年 いもち病耐性品種「ササニシキB」登場

「農と食の光芒」---農林統計協会 より

「遺伝子組み替えが歴史浅いから信じられない」という話をされて、「米だって今食べてる品種は浅いですけどね」といったら
キレられたことがある安原です(泣)→一応実家米屋なんですが。何を「気持ち悪い」と思ってるかよくわからんですね。ジベレリンとかはいいんですかね。食育するなら、ダーウィン読んだほうがいいんじゃないかと思うんですが。
commented by 安原
posted at 2008/02/21 12:27
 鳥が絶滅してもかまわないというのは、全くその通りです。南西諸島のネッタイシマカは絶滅したけれども、『南西諸島で、ネッタイシマカが絶滅した。生物多様性が失われた~。大変だ~』と大騒ぎしている人なんて見たことがありませんから。生物多様性が失われるという点では、鳥が絶滅しようが、蚊が絶滅しようが、同じでしょうに。結局、人間に有益でないもの(or 有害なもの)は絶滅してもかまわないと、大多数の人々は思っているのです。
参考までに、『国立感染症研究所 昆虫医科学部』(平成19年11月20日)
http://www.nih.go.jp/niid/entomology/
を下記に引用します。
『ネッタイシマカ(Aedes aegypti)
黄熱、デング熱、チクングニヤ熱の媒介蚊として知られる。かつての日本でも南西諸島で生息していたが、現在は確認されていない。』
commented by Transition
posted at 2008/02/21 10:30
今週の絶望先生、糸色先生は「教員資格は問題ありません」
「生きる資格がないのに教員資格を持っている人はいっぱい
いますから」みたいなことを言ってませんでした?
commented by みる姉さん
posted at 2008/02/21 03:12