折々の言の葉 -27ページ目
重陽乃節句 着せ綿菓子の愛らしさに
心惹かれて作りますが〜
気温が高く練切り餡が柔らか過ぎ
刻みが上手く出来ずよろけ気味
都心のビルの屋上庭園からも秋日暮れ
各種の草木が植えられ虫の音がー
野原に佇むような気分でした
日差しがは真夏ですが秋の気配です
題名に惹かれて出かけた展覧会
草木に蠢めく虫に吉祥を表す草虫図は
中国伝来ですが日本で育くまれた
変遷がよくわかる展示
虫聴きや蛍狩りなど江戸時代には
庶民の遊びになり流行っていた
今より自然が豊かだったとは言え
市井の風雅な風流心に感心します
伊藤若冲〜菜蟲譜〜 蟲たちの生態を
力強く描き見飽きません
〜鈴虫蒔絵銚子〜江戸時代
あらゆる工芸に見出されます
すだく蟲の音色が聴かれそう
花鳥風月は受け継がれてきた意匠
とても細かな観察の医師描く蟲図
美人画の衣紋様や櫛かんざし工芸など
様々なものに見られます
身近にもないか探してみました
切子の蜘蛛の巣紋様は子孫繁栄とか
蝸牛図はデンデン蟲ムシで好みの小皿
鳥や草木に広げればな沢山あり
イギリスのティーセットにも蟲たち
自然にある意匠は心和みますね
小さな秋を探して散歩しましょう
スーパブルームーン
月齢は難しいけれど月の出を待つのは
古今の風流人の嗜みだった
確かにワクワクして趣きを感じますね
今年は又とない最大の月でした
日本語は月に寄せる言葉が多いし
月明かりに心情を映す文言に惹かれ〜
でもこれも飲んでみたかった!!
先日の観能から
『清経』 一門の前途や自分の運命に
見切りをつけ入水する心情
横笛すみやかに吹き鳴らし
西に傾く月に向かいて
憂き身の果てぞ哀しき〜
まさに情緒連綿とした情景です
清経は横笛の名手でした
音取の小書は笛方の一子相伝で
幕に向って一管だけで奏します
橋掛りを歩む清経と能管の間合いが
絶妙で筒音にいつも魅了されます
シテの出端が緊張感と哀歓に満ち
美しいのは恋の音取に極まっています
若き公達の夫婦愛や戰の有様を
語る所作は鋭くハッとする美しさ
昭世師の薫陶を感じました
哀しいけれど清経らの心の秋
もののあはれは秋ぞまされると言う
先人想いに満ちていました
年齢的にも力が溢れた雄人師を
又拝見したいと思いました
八尾の風の盆を中継を見ました
かなり前に一晩中町角に佇み
町流しを堪能し始発列車で帰った
懐かしい想い出
町中で酔芙蓉をはじめて見かけ
朝方は白く夕方には紅花に惹かれ
何か艶めかしげで毎夏近くの公園に
見に行きます
風の盆恋唄の影響かも〜苦笑
月を仰ぐ所作だそうで美しい
若い踊り手がいいですね
薔薇の実も色づいて小さな秋を
見つけに出かけましょう
PS 海辺散策で立ち寄ったバーに
ブルームーンがありました‼️
スーパー🌕に呑みたかったわ
オレンジの香りがしました
夏の果てなのに高温警報の毎日
松山の旅の暑さが続いている感覚
道後温泉はアートフェス
街中モダンアートが溢れていました
改修中の道後温泉本館もアート囲い
〜熱景〜大竹伸朗の大作で迫力あり
別館中庭インスタレーションは
蜷川実花の桃源郷の世界
小噴水に子供たちが戯れて涼一味
温泉番台も華やかなでした
歴史ある本館温泉で朝温泉しました
長い商店街はフランスのムホーの作品
建築家らしく日本の仕切りを活かした
空間デザインでした
色で空間を仕切る〜色切 しきり〜
グラデーションが美しく見応えあり
色波のトンネル抜けて松山絡繰人形
観光スポットでした
蜜柑ジュースが出る蛇口など
久しぶりのブラブラ歩きを満喫
坊ちゃん団子で一服
初めての旅でしたが松山から高速バス
しまなみ海道で福山駅へ向かい
在来線で倉敷へ着きましたが
何処も暑さが尋常ではなかった
チャリダーの聖地と言われる海道
車窓からよく撮れないけど〜
島々が大橋で繋がり流石の道路網
余りの日差しと湿気で半世紀ぶりの
倉敷街歩きは不向き
大原美術館でゆっくり過ごしました
川沿いは柳が涼しげですが〜
地元の人は毎夏こんな風だと
言っていましたが〜驚き感心!!
季節のよい時期に又訪れたいものです

